第22話 あとがき
しかし、本当にこれで良かったのだろうか。人間の最大の力は他人とコミュニケーションを取ることで発揮されるのではないか。そもそも、最初の魔王との戦いを仲間と協力していれば簡単に勝てていたかもしない。主人公はたくさんの選択を誤って失敗している。
改めて振り返ってみるとアルはこの作品を書いている作者の自己中な部分がにじみ出ていたので、改稿して意図的に間違え続ける主人公にした。
過去の失敗を悔やみ、他人を頼ることが出来ず最後は自分だけで決着とした。
なんとも浅はかというか、このような主人公を描いてしまった作者自身も発展途上なのだなと思った。いつかは最終話のような気さくなアルの物語を書いてみたい。
無能のアル (0) ぴーつー @pixbithz
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