第21話 異世界へようこそ

よぉ、おはよう。ん?俺は誰だって?俺はアル、ただの魔法使いさ。

名の有る魔法使いなのかって?大袈裟だな、魔法なんてそこら中に溢れてるぜ。

この世界じゃ魔法陣ってのが発明されて、誰でも簡単に魔法を発動できるようになって、もう生活には欠かせないものになったんだぜ。

でも知らないかもしれないが、魔法って適正の有る人間にしか使えなかった時があったんだ。信じられないだろ。今あたりまえになっていることが過去には考えられなかったんだ。

それこそ、おとぎ話の主人公のように想像上の産物だったんだぜ。ほんとに人間の想像力って無限大だよな。

おっと、そろそろ時間だ。長話もこれまでだ。次の物語へと行ってくるよ。

さあはじめよう。俺たちの物語はこれからだ。

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