第6話 自分の小説が面白くないと知った5月後半

 ようやく2日で2000文字を書ける様になって半月が経ちました。 ちなみに、私が登録しているサイトへの投稿は10話に達しており、1日の平均PVは2、良くても3。

 上位のPVは1日平均1000。


 何じゃこりゃ〜! 桁が3つも違うじゃないかぁ!


 何で誰も読んでくれないんだぁ!


 自分では結構イケてると思うのにぃ!


 足りなかったんですね、描写が、ストーリーが、キャラクターが……、つまり全部が足りてなかったんです。

 その中でも、特に足りてないのが面白さ。


 第三者になった気持ちで10話までを読み返してみると……クソ面白くない!


 今までは作者の気持ちで書いていた為に、そこに書いていない情景が頭の中で勝手に付加されて、自分では面白いと錯覚してしまうらしいです。

 私は2000文字を書ける様になったと喜んでいたのも束の間、遂に小説の本質とも言える面白さの壁にぶつかったのでした。


 このクソ面白くない小説を、どうすれば面白くする事ができるのだろうか?


 そこで私がやった事は、アンチなろう系やアンチ異世界、アンチラノベについて書かれている記事をネットで調べました。

 中には、凄まじいヘイトもありました。


 でも、異世界物を書きたい、転スラと並ぶ様な何か!


 ネットのなろう系批判をまとめると、以下の通りでした。

1、ご都合主義…目に余る。

2、ツエー…その後の話が続かない。

3、知識チート…薄っぺらい。

他にも努力してないとか、異世界人をバカにしてるとか、ストーリーがないとか、まぁ色々な批判がありました。


 QC活動ではないですが、パレート図の上位3つを潰す。つまり、この批判の上位3つだけでも克服できれば、面白い異世界ファンタジーを作れるのではないだろうか?


 克服する内容は以下の通りです。

1、ご都合主義…目に余る。

→ 突然、取って付けたように現れるのは無し。きちんとした理由を付ける。必要ならバックボーンまで書く。


2、ツエー…その後の話が続かない。

→ 話しが続かなくなるので、ツエーは最後。


3、知識チート…薄っぺらい。

→ ネットの薄っぺらい上辺の知識は書かない。調べた情報は自分の中に落とし込み、理解した上で使う。


 こうすれば、リアリティーのある異世界物語を作れるはず!


 そう思った私は、異世界だけどリアルな話に大きく舵を切りました。

 しかし、異世界だけどリアルって、思いっきり矛盾してますよね〜!

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