第5話 執筆1日目で挫折した5月5日
私は、執筆1日目にして筆を折りました。 しかし、コレといった趣味もない私は、GWが暇で暇で……
そんな時、登録している小説サイトから、コンテストの大賞が決まったとの通知が届き、大賞以下受賞作品の編集者さんの評論を何気なく読んでいました。
すると、何だかイイなぁ〜という思いが立ち込めてきて、こういう評論をもらえる作品とは、どういう物なのかを確かめたくなり、まずは大賞作品から読み始めました。
続いて、興味を惹かれる評論がされている他の受賞作品を読みました。
ダメだ、物語に入っていけない!
賞をもらっているのだから、面白いのだろうけど、私にとっては、どれもイマイチ!
なぜ、そう思ったのか?
これを書いている今は、理由を分かっていますが、当時は感覚的に受け付けませんでした。
その理由を申しますと、私がWEB小説を最初に読んだのが転スラです。
アニメを見て面白いと思って観たのですが、アニメで観られる部分は限られています。
それで、ネットで調べると、あるじゃないですか、無料で読める小説家になろうの中に!
私は最終話まで一気に読みました。
えっ、何が言いたいのかって?
ダラダラとすみません。
私は映像から物語に入り、途中から小説に入って行ったが故に、小説の入口で映像が浮かび上がる書き方でないと、物語に入っていけない体質になっていた様です。
2話目、3話目まで読めば、映像が浮かび上がるのかもしれませんが、私はダメでした。
書出しが回りくどいのか、説明し過ぎなのか、必要な事が書かれていないのか、それとも書き過ぎているのか……
しかし暇なので、賞に入った作品を5つほど10話まで読んでみました。
すると、新しい発見が訪れました。
腐っても2000文字を書いた私、物語を読むというよりも教科書を読んでいる様な感覚で各10話まで読んで気付きました。
どの作品も文章が上手なのです。
また、私の中の悪魔が囁きました。
私は2000文字の歴史年表を見て、最初の2行だけでも、大賞作品の書き方を真似て書いてみようと思いました。
いわゆる序章というヤツです。
すると……書けました。
なんと、2行が2000文字に生まれ変わったではありませんか!
実際は2030文字。それ以上は絞っても出てこなかったのですが……
これが、小説を書くためのコツを掴んだ瞬間でした。
コツと格好良く言いましたが、情景や動作や感情を細かく書く事です。
悪く言えばダラダラと何でも書き加える事です。
私は、このダラダラ書きのスキルを手に入れた事によって、安定して2000文字を書ける様になったのでした。
めでたし、めでたしって、まだ終わってませんよ!
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