第2話 カクコン9に参戦した12月2日

 はやる気持ちを抑え冷静になった私は、カクヨムコンについて調べる事にしました。 まずはネットでカクヨムコンを検索すると、カクヨムのエッセイや評論の中に、いろんな分析や攻略論が書かれており、片っ端から読み漁りました。


 いくつかの攻略論を読んでいくと、本審査の前に読者選考があり、★の数によって足切りされる事が分かりました。

 そして、本審査へ行けるのは各ジャンルで8%、ファンタジーでは150作品位。足切りボーダーラインは★150前後らしく、どんなに良作だろうと、読者選考を通過しなければ、編集者さんに読んですらもらえないというではありませんか!


 再びPVを見るが、相変わらずのゼロ!


 これは非情にマズいです!


 150個の★をゲットする為には、最低150人に読んでもらう必要がありますし、全員が★を下さるとは限りません。

 とりあえず、最低150人に読んでもらう為にはどうすれば良いのだろうか? そう悩んでいる時に、応援ハートが灯り、フォローされ、★が付きました。


 というのは、私が読み漁ったエッセイには、感謝の気持ちを込めてフォローと★を付けていました。

 そのお返しなのでしょう。私の小説を読んで頂き、★まで付けて頂きました。


 本当にありがとう、救われました!


 そして、コレだ!と思い、エントリーされている作品の中から、全2話位の作品のいくつもに★を付けていきました。

 すると、いくつかは反応があり、私の作品を読んで頂き★まで頂きました。

 しかし、その後のエッセイで分かったのですが、これは星爆弾といってカクコンでは禁止されている行為。

 派手にやるとバンされるので注意するようにと書かれており、このあと私は恥ずかしながらバンされてしまいました。本当に、本当に気を付けて下さい!


 読むのであれば、しっかり読んで評価する。そうでないなら、毎日地道に投稿する。同情票ではなく、一般読者からの本当の票でないとダメな様です。

 そうなると、もうこの手は使えません。


 さて、どうしましょうか?



 

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