雪と

友川創希

降る

しとしと。


しとしと。


周りには楽しそうに雪だるまを作るこどもたち。


新しく降ってきた雪は迷子にならないよう雪だるまの頭に着地する。


そんな姿を眺めながらココアを飲んだ。


こういう日のココアは人の心みたいにあたたかい。


それとは反対に雪は触れると冷たい。


でも、今日の雪はこどもたちを笑顔にし、真っ直ぐと見守ってくれる人の心みたい。


そんな雪だった。


また明日も、この景色が続いていればいいのにな。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

雪と 友川創希 @20060629

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ