※読み合い企画からのレビューです
硬派なヤンキーだった主人公が殺されて目を覚ますと、小さな竜になっていた
傍にいたお姫様は主人公のことを守護竜様と呼ぶが──という導入から始まる本作品は、主人公とお姫様の関係が非常に尊い
最初はつっけんどんにお姫様を拒絶する主人公だが、さまざまな出来事(ネタバレ回避)を経て、やがて彼女に心を開くようになる
二人の関係は、主人公とヒロインと言うより、弟と姉、そうでなければ子供と母親のようだ
そして、このお姫様が非常に魅力的な上に、母性が溢れ出して止まらない人なのである
主人公の精神年齢的におねショタには入らないのだが、すこし近しいものがある
年上の女性の母性にメロメロになりたい方は、是非本作を一度読んでみてほしい