いきなりのアイから手紙にビックリ!うう…狂気を感じてしまいます。こんなのもらったらゾッとしてしまうでしょうね。
はやくキリを助けてあげたいところですが、アイをどうにかしなくては。ケンはアイのことどう思っているのでしょう??引き取ってくれないかなー。
ユミとソラの関係が明確に提示されたわけですが、このことにアイが気づくことはあるのでしょうか。気づかれても怖い……。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
アイちゃんからの渾身のラブレターですね。
愛を感じて頂けたようで何よりです。
既にお気づきのようですが、ケンを使ってアイをおびき出そうと言う作戦を遂行することになりますね。
アイにとってユミとソラの関係はどうでも良いんですよね。
ただケンと同じパーツをもっていさえいれば良いのです。
アイさんは、ソラちゃんを本質的に求めていない。つまり、ケンさんと同じ「眼」に執着しているのですね。なので、ユミちゃんでも大興奮すると……
真実が明かされるほど、彼女が恐ろしいなと思います。さすが、ラスボスは風格がちがいますね(すっとぼけ)
やはり、ユミちゃんとソラちゃんは姉妹でしたか。キリくんとソラちゃんも、姉弟でしたね。
結果的に、ユミちゃんとキリくんは血が繋がってないので、近親○姦にはならんということですか。セーフだセーフ!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
母親に本質的に求められないことは悲しいことではありますが、アイからは愛されない方が幸せかもしれないですよね。
その気になれば力でねじ伏せることはできるのでしょうけど、こういうパターンのラスボスもありではないでしょうか。
他にもユミとキリの血がつながっているのではないかと心配される声がありましたね。まあ、たとえ血がつながっていたとしてもユミにとっては些末な問題だと思います。
何かが持っていかれそうになる手紙ですね。
恐ろしい……
掘り下げられれば掘り下げられるほど、今のアイとの共存はほぼ不可能なんだな、と思い知らされます。
本当に分かり合えるイメージができないです。
しかし、血縁がハッキリとして改めて、ケンは悪いよなぁと思いました。
ちょっと責任を取ってもらわないと困りますね……
作者からの返信
コメントありがとうございます。
手紙は割と好評いただいてますね。
切な想いなのです。
本作は救えない人は無慈悲に切るという方針ですね。
なのでアイとの共存というよりいかに排除するかという物語になっていきます。
ケンは悪い奴です。ユミもうんざりしてるんですよね。
どのような形で責任を取るか、ユミは許すことができるのかというところですね。
ユミやソラが欲しいと言いながらも、アイさんの一番はケンなんでしょうね。その狂気はどこに向かうのか…。
中央のトミサと他の村ではそもそもが立場が違いますし、人口も豊かさも物や情報の量も違うので常識もまた違ってくるのですよね。
サイは人が好くて素直だから、ある程度何でもそのまんまを受け入れられるのかな、なんて思いました。だから逆に良いところついてくるんだろうなぁ。
ユミがケンを父親として呼べる日は来るのか…。
そして、一刻も早くキリが救われる瞬間を見たい気がします。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
アイの言動の通り、ソラというよりケンのパーツが欲しいという感じですね。その本人はナガレにいるという。
アイがもしトミサで生まれていたのならもっと広い視野も得られたかもしれません。そしたら妙な気も起こさなかったかも?起こしたとしても周りが止めてくれたでしょうし。閉鎖的な暮らしを強いることになる鳩の縛めの弊害と言えるでしょう。
サイの思考は実に単純です。
のちのサイのセリフでもありますが、結局のところ「単純な思考の方が物事の真理に近づける」ものと考えています。
おかしなことでも複雑な捉え方をすれば正しい気がしてくるんですが、単純に考えればやっぱりおかしいんです。
マルチ商法にはまった知り合いがいるんですが、屁理屈こねて正当化してこようとするんですよね。「これは誰もが得する仕組みなんだ」とか言ってくるんですけど、そんなはずない訳で。だれかの損の上で誰かが得するという実に単純な真理があるのですよ。
というような経験をもとに、「単純な思考の方が物事の真理に近づける」という考えを私は持つようになりました。蛇足でしたが、サイの行動原理についての説明でした。
キリを助けるためにはケンの協力が必要です。
パパに助けを求めるためにパパだと認める必要があります。
それが四章の大筋ですね。
指定のフォントで、狂気を表現するのって難しいですね。
他の方も言ってますが、アイの文章は上手くできるなと思いました。
ここの世界では魔法のような特別な『力』がないので、恐怖の対象には、乱暴者的な物理的な力より、常識がない狂気の方が近づきがたいのかもしれませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
血文字でも使えたらよかったんですけどね。
見た目狂った人でもコミュニケーションが取れると案外怖くなくなったりするのではないかと思ってます。
一方的に畳みかけるような文章なら狂気を表現できるんじゃないかと思いました。
魔法がない以上、倫理観は現実世界とそう変わらないだろうと思いますね。
意思疎通が図れないものは怖いと思います。
狂っていることに理由はない。狂ってる人はそういうものだと教えていただいたのですが、どうしてもアイさんのこの狂気に理由を見つけ出したくなってしまう今日この頃です……。実は安易な解決法があるんじゃないかなって、つい希望を見出したくなっているのかもしれません。これは褒め言葉として受け取っていただきたいんですが、読んでいると不安に支配されてしまって……。
話は変わって、ユミさん、お姉ちゃんの扱いがうますぎますね(笑) サイさんが純粋だからもあるのかな?
イラストも拝見しました! いつもいつも素敵です! 見ていたら、何だかサイさんに母性のようなものを感じました。これをされてはテコくんひとたまりもないですよね!
そして……姉妹!? ギンさんどう思うんでしょう?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
狂っていることは潜在的なものだとしてもそれが行動に伴うようになったことについてはきっかけはあると言えますね。
他の読者の方でアイは親から愛を受けていなかったのではないかと考察するコメントをいただきましたが、その可能性もあると思っています。
しかしながら親からネグレクトを受けた人が必ずしも虐待に走るわけではないんですよね。やはり生まれ持った物に起因するものと思います。
一方で生まれつき狂った価値観を持った人でも正しく教育を受ければ悪い行動も起こさなかったり。
サイコパスでありながら人を傷つけず優秀な能力を発揮する人もいるんですよね。
アイは幼少の頃よりわがまま三昧のお嬢様気質だったというイメージです。
欲しいものが手に入らないと手に負えなくなるような子供でした。
一時はキリの父親との鴛鴦文の交流を通しておとなしくなってはいたのですが、ケンに出会うことで止まらなくなってしまいました。
問題点を挙げるとすればケンが優柔不断な性格だったことですね。
アイも美人なので誘われるがままに体が動いていたようで。
現時点でアイが狂っているのはケンがナガレにいて会えないことが原因ですね。ケンがアイに会えばおとなしくはなりそうですが、果たしてそれでいいのかという問題もあります。
というところがこれからユミが向き合っていくことですね。
ユミはナチュラルサイコをイメージして書いています。
人の喜ぶこと、嫌なことを熟知しておりうまく相手を転がそうとするんですよね。
本来はテコの場所にソラを置いたというイラストですね。
本当にテコを描いてしまうといかがわしさが出ちゃうと思います。
もうショタではないはずなんですが、いつまでも変わらない二人のようです。
ギンはどう思うでしょうね。
落ち着いたはずですが、たまにユミで味変したくなるかも?
編集済
アイさんの手紙素晴らしいですね。
この世界には読点と句点はないのか、それともアイさんは点やら丸やらで区切りたくないほどのスピード感をもった思いで溢れかえっていたのか、見事なヤンデレです。
お風呂に入れてあげたり、一緒に寝たりとまるで赤子に向けてですが、赤子にお茶は飲ませないですし、つまり伊藤はアイさんと赤ちゃんプレイをしていたという解釈で問題ありませんでしょうか。
凄く関係ないんですが、最近始めたゲームで百人の親族を集めるサブイベントがあり、その中の一人が「知らなかったとは言え、親戚と結婚していたのか」と絶望していて、伊藤を思い出しました。
かわいそうですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
アイちゃんのラブレターをお褒め頂き光栄です。
この世界は日本じゃないですが普通に日本語使ってます。
句読点は現実では明治時代から使われるようになったそうですが、江戸時代ぐらいの文化レベルの本作でもすでに使われているようですね。
なのでアイちゃんの想いが留まることを知らなかったのでしょう。
どちらかというと、これから赤ちゃんプレイをしたいということではないでしょうか。
まあこの世のすべてのプレイを楽しみたいと思っているでしょうから、赤ちゃんプレイはその一例ですね。
今回のエピソードを読んだ方の中でユミとキリとの血のつながりがあるのではないかと危惧するコメントがいくつか見受けられました。
幸いにもそうならなくて知らぬ間に親戚、というか姉弟での結婚という事態は回避できました。
いっそ姉弟設定にした方が喜ぶ人もいたかな。
アイの手紙が怖すぎる。
キリの代わりがソラで、ソラの代わりがケンって…
これを子供宛に書く狂気さよ。
ここからアイの異常性が改めて伺えて、乗り越えるべき敵の強大さが窺い知れます。
あとついに血が繋がっていることが明かされた!
とりあえず、その事実を知ったギンの顔が見たいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
読みにくい手紙の部分まで読んでいただけたようでありがとうございます。
不器用なアイちゃんなりの愛情表現なんですね。
健気なママです(狂気)
ギンが姉妹である事実を知ったらどうなるでしょう。
せっかく落ち着いてきたのに変な性癖が目覚めるかも?
姉妹丼に興味がない人はいないと思いますので。
この世界に児相はないのかぁ_| ̄|○ il||li
そうですよね、ないですよね。せめてトミサだったら、キリくんが守られたのに……。
なんとかならないものか。
キリくんを守り、かつユミちゃんと幸せになる。それが目標だと思うんです。
どうすればいいのか、難しい問題ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
児童相談所の役割を果たす施設はあるかもしれませんがそれもトミサに限った話ですね。トミサとそれ以外の村の格差はとても激しい……。
ラシノの警備ががばがばであるということはユミ自身が乗り込む余地もあるんですよね。
いかにしてアイに話を聞かせるか。そのためにユミが乗り越えなければならない壁があるのです。
『村に伝わる寓話や童歌などを引用』!
風流かつ相手の感性がわかっていいですね。情報は多いに越したことはありません。
アイさんの手紙の内容が彼女の愛し方と考えると、本当に人それぞれだなあと……。
狂気になってしまうほどケンさんに対する愛情が深いという見方もできるでしょうか。
実在してほしくはないですが、創作物の悪役として個人的にかなり好ましいタイプですね。破綻しているけれど、ある意味でものすごく純粋な気がします。
サイさんとテコさんのイチャつき方がぽろっと明かされましたが……いいですね……!ナイスおねショタです。
シーンイラストがまた……サイさんのお姉ちゃん感と戸惑うソラさんの対比が素晴らしかったです。
ユミさんとソラさんの関係。ようやく明言されましたね。
目は同じでもぱっと見の印象や雰囲気がかなり違うので、よほど注意深く見ていないと気付かないのかもしれないなあと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
寓話や童歌。鴛鴦文に意味をもたらそうと思って付与した設定ですね。
あまり今後活きてこない設定ではありますが、触れて頂けてうれしいです。
本作はユミとキリの物語なので鴛鴦文が主題にはならないのですが、物語の設定を活かして一般の村人同士の恋を紡ぐお話もかけるんだろうなと思ってます。
アイの愛し方はいわゆるヤンデレへの偏見を多分に含んでいますね。
現実にこのレベルの人はいるのだろうとは思っていますが。
悪役の行動原理としてはいたってシンプルと言えますね。
とにかくケンが好き。ケンにまつわるものなら何でも欲しいという感じです。故にユミとソラの眼を欲するのです。
サイとテコのいちゃつき方をそのまま描写してしまうといかがわしさを避けられないでしょうね。ソラを挟むことで緩和し、しかし状況を正確に伝えるという手法なのでした。
イラストもご覧いただきありがとうございます。
きらきらうさぎさんの絵は素晴らしいです。
ソラの手をきゅっと握るのがとてもかわいいと思いました。
ユミとソラについて気づかれている方も少なくなかったようですね。
性格は全然違いますよねこの二人。
それでも女好きのギンは気づけるだけの洞察力を有するのです。
ユミ……もう少し人への接し方考えた方が良いぞぉ。サイがめっちゃ寄り添ってくれてるのに自分本位で酷い扱いしてるぞ!!……なんて考えていたらユミとソラが異母姉妹とは( ゚Д゚)
なるほど、なるほど、そうなるのかぁ~
アイは異常ですが、キリの母には代わりないですし、ソラの母にも代わりない、真実の愛を求めて縛めすら怖そうとしているユミと対比になる人物配置(裏と表とも言える?)……やはり彼女が何故狂ってしまったのか、その理由が知りたい。
幼少時代の愛情不足か、悲恋に遭ったのか……前者の気もするなぁ。だから愛を求めすぎてします。求め過ぎて相手が逃げる、追い掛けるが叶わない、だから歪になる、それでもまた求める………こんな繰り返しで現在のアイが出来上がったと推理します!!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この時点でのユミは確かにサイのことをぞんざいな扱いをしてるんですが、ケンを父親と認めたくないのにサイの察しが悪くていらいらしているせいもあるんですよね。
ユミとソラが異母姉妹であることを考慮するとこれまでの描写の意味が分かるところがありますね。
どちらかというと、アイとユミの母のハコを対照的に描いていたところがあります。
アイは実の子供であるソラは愛するが、キリにはつらく当たる。それはアイが好きなのがケンだから。故にユミのことも欲しくなる。しかし二人とも逃げていく。
ハコは実の子供であるユミを愛し、ソラのことも等しく愛そうとしている。
ハコもケンのことは好きだが、ユミが居ればそれでいいと割り切っている。
結果的に二人の子供から慕われている。
そんな対比ですね。
アイに関する考察ありがとうございます。
やはり「愛」という人物を描く以上、名前に込めた意味を考えてしまうといったところでしょうか。
本編中ではアイについてそこまで深堀することはありません。なのでビーグルさんの解釈でも全く問題ありません。
一応作者の見解としましては、以下の通りです。
アイはむしろ過保護に育てられており、幼少の頃よりわがまま三昧だった。欲しいものは手に入れないと気が済まないタイプ。思うようにことが進まないと駄々をこねて周りに何とかしてもらっていた。
そのまま大人になるが、キリの父であるカラとの鴛鴦文での交流を通して次第にその狂気も落ち着いていく。
ところが、カラと鴛鴦の契りを結んだタイミングでケンと出会ってしまう。
ケンの姿がアイの琴線に触れ、再び狂気が露になる。
なかなかドロドロした関係性ですね…。
ユミとソラの父親が同じ
ソラとキリの母親が同じ
キリの父親はケンさんではないのでユミとの血の繋がりは無い…。
ユミとソラが似てるのも納得出来ました。
そしてアイさんがユミをソラと呼んだ理由もそこにあったのでしょう…。
アイさんは本能的にユミとソラが姉妹だと分かったのだと思われますね。
ケンさんはユミと会った時に自分の娘だとは気づいていない様子でしたが…。
母親より父親はそうゆうのに鈍い所があるから仕方ないのでしょうが…。
全ての謎が明かされた今後の展開がどうなるか…
ユミとキリが無事に結ばれるのか…気になることが多すぎる(-_-;)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
自ら作った泥沼設定に嫌悪感を覚えることもありますね。
ユミをソラと呼ぶ理由も初めは訳が分からないと思いますが、至ってシンプルなものですね。
ケンはソラ以外に娘の存在を認知していません。確かに鈍さもありますね。お互いに歩み寄れるのかというのが課題となります。
謎は全て明かされたと言って良いでしょう。
知り得たことを使ってどうやってキリを助けるか、というところです。
恐ろしい手紙です…キリさんどころか、ソラさんすら代わりだなんて。
なればソラさんが行けば全て解決かと言われれば違う…ユミさんと二人一緒に見たらどうなるのか、と思ってはいましたが両方ともだとは!
本質的には求めていない、頷ける話です。
そして…彼女たちの眼。それが意味することは…ユミさんとソラさんが姉妹であるということ。
ハッとさせられましたね…
作者からの返信
コメントありがとうございます。
アイの本命は誰なのかということですね。
なので代わりではなく本命をぶつければ良いという方針になります。
眼についてはしつこいぐらいに描写があったと思いますがようやく種明かしです。気付いていた方も結構いるっぽいです。
アイの手紙が『アルジャーノンに花束を』の冒頭文を思い出しました。
偶然の一致だと思うのですが、句読点を省いたりして、主人公の精神と知性がふつうとは違うことを描いていたのですね。
超名作と同じ手法をとるなんて、センスありますね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
手紙については先のコメントでRe:ゼロを例に出して下さった方がいますね。
アルジャーノンに花束をもRe:ゼロもどちらも未修ではありますが、ヤンデレ作品には通じるものがあるのではないでしょうか。
具体的に何という訳ではないですが、既存の作品で狂気の文章は見たことある気がします。
無意識のうちに句読点の省略などの影響は受けていたのではないかと。
なるほどですね。途中でもしかしてと思っていた疑惑が繋がりましたね。二人はやはり姉妹だった。となるとキリはどうなんでしょう?と思ってしまいますが、それは無いと信じています。
アイが狂気的な理由は明かされるのか読み手に委ねられるのかという所が気になりますが、理由なきサイコパス味が増してきてますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
突拍子もないことを明かされても受け入れがたいと思うので、少しずつにおわせるような構成を心掛けました。ここまで読んでからアイの登場シーンを見ると分かることもあるだろうと思っています。
結論から言うとキリはユミの弟ではないです。
ユミはケンとハコの娘。ソラはケンとアイの娘。キリはアイとカラの息子です。まあ、ユミからしたら血のつながりがあってももはや些細な問題かもしれませんが。
アイの狂気の理由は明かされるともいえるのですが、読者様に感じ取って頂かなくてはならないところがありますね。とりあえず四十三話がケンとアイの過去編になるのでそこでどのような印象を受けるかだと思います。