いよいよ大きな山場がやってきますね。ラシノとナガレ……私的には早くキリと再開するユミを見たいですが、喜びの再会はまだ先かなぁ。
ギンはまだ引っ叩かれちゃうのですね。すぐ仲直りするから七班のみんなは好きですよー。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
キリに再会と言うのがユミの積年の目標ですからね。
いよいよ出発です。
ギンへのビンタも昔とは意味合いが変わってますね。
ユミも加減できているはず。
縛めを解きたいという話は全てのみんなが自由を手に入れることになる気はしますが、縛めを作った人には作った理由があったりするんでしょうか。
それが正義なのか単なる制限なのか。
皆のためになることが、私のためになるからって言葉は詭弁だと言われてますが、言葉ではなく感覚的に誰かが救われたことで他のどこかに作用して犠牲になるか救済になるかみたいなことは現実でもある気がします。
明かされてもまだ分からないことは多い鳩の縛めですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
縛めを作った理由、クイの考察では平等に人々の行動を制限することで安全を守るということになっています。
実際にこの考察の通りという位置づけで、具体例を示したいんですがうまく表現できていません。現在それを書かねばと苦戦しているところです。
誰かが救われたことで他のどこかに作用して救済になることは私も同意です。トキの認識としては、その「どこか」とは何で、責任をもってその救済を見届けることができるのならOKだと考えているようですね。どこかには作用するだろうけど、それが具体的にわからないのならNGという感じですね。
規律を破るって勇気がいりますね。
どうやって、キリと会えるのか。
しかし、みんな規律を守っているのに、ちょっとしたことで今いる場所から移動させられ、離れ離れになったりと規律という枠によって、みんなが苦しめられている感じですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
勇気というか蛮勇というべきかもしれませんね。
現実でいうと悪いことをしようというときに勇気という言葉を使って自らを正当化してみたり、という人はいるのかなと思ってます。
一応ちょっとしたことだったらナガレに行くことはないはずです。
ユミの場合、規律を破る以外に能力がばれてしまうという危険があるんですよね。それこそ致命的な問題をおこすポテンシャルがあるような。
なのでナガレに行くような人はよっぽどのことを起こした人であるという設定です。
この辺を描けてないんですよね。裁判シーンみたいなのがあればいいんでしょうけど、本作では趣旨から外れるので書かないです。
裁判をメインにしたお話にもできた気がしますね。
愛着あるキャラ同士が仲良くなるっていいですよね。ユミさんとギンさんの関係性の変化に、こっちまでくすぐったくばりました!
読めば読むほどクイさんに同意したくなりますね……。見えない手というか、黒幕がみんなを縛めて自由を奪ってるんじゃないかって考えてしまいます。
でも、それはみんなの平和のためと言われたら納得してしまう自分もいて……やっぱり難しいです。
ユミさんの愛の大きさを知っているだけに、会えたらキリくんがどんな目に遭うか少し心配でもあります(笑)
……それと思ったんですが、ユミさんたちは鴛鴦になれたとしても、平穏に暮らしていける場所はあるのかなって。縛めがあるから二人でいるのもままならないんじゃって、これも心配なんです……。
p.s.
先日いただいた返信コメント、胸に刺さりました。意識を忘れずに、常にアンテナを張って備えておこうと思います!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
七班が揃うのはこれで最後だったりします。
ひとまず仲良い関係で結末をむかえることになりますね。
黒幕の存在を匂わせておきながらあまり大きなスケールで描けないことに力不足を感じます。ユミを中心とした手の届く範囲での物語に留まってしまいます。
ユミがキリに対面したら本当に我慢できなくなると思います。
そのための七班の縛めがあり、2人っきりの逢瀬を許す訳にも行かないんですよね。
ユミとキリがどうやって暮らしていくか、もやっとした終わり方になりそうです。ベストエンドと言うよりも妥協点を探すような感じですね。
アンテナを張ると言うのは自然科学におけるセレンディピティ(偶然の発見)という概念に基づいているつもりです。
ニュートンはリンゴが落ちるのを見て万有引力を発見したという逸話がありますが、これはアンテナを張っていたから当たり前の事象から法則を導き出したという例だと思っています。
案外アイデアというものはその辺に転がっているかも。
ナガレにも寄るんですね。今回のActionで。
てっきり、ラシノだけかと、推測していました。
よく考えれば、浅はかでした。ユミにとって、ケンは・・・。
辿り着くまでに、乗り越えるのか。許すのか。
なかなか深いですね。楽しみにまた読みにきます
作者からの返信
コメントありがとうございます。
本文中ではナガレに行くことは建前ということにはしています。
しかし、このような書き方している訳でナガレに行かない訳もなく…。
ラシノだけという推測は本来正しいんですけどね。ユミに新たな問題が生じることになります。
ナガレに辿り着くまでに、ケンを乗り越えるのか、許すのか。物語のラストまで付きまとうことになりますね。
ありがとうございました。
作品内でけっこう時間経過があることに驚きました。時間経過を描くのは難易度が高いですよね。
ギンの恋模様も物語のエピソードとして重要だと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。最新話まで読み進めて頂いて本当に嬉しく思います。
そうなんです。時のオカリナみたいに空白の時間が多いんですけどね。
なんとなく鳩になってからもこんな思い出があったと語ることで補完してはいるんですが、本来あるべき「鳩の仕事」についてほとんど語られていないのが自身でも気になっていたりします。
ギンを主人公に据えた外伝作品でこの空白の5年間を埋められないかなぁと模索はしてますね。
まだまだ問題が山積みですね。
例えユミちゃんがキリくんに会えても、鴛鴦となっても、鳩の縛めがあるから一緒にいることはできない、ってことですよね?
キリくんを黙ってラシノから連れ出して、他の村で一緒に生活することも難しい……。
そもそも二人が出会ったことがイレギュラーなんですよね。
なんとか二人が幸せになれる道がないものか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。
作中では下ネタ展開でしたが、一緒に暮らすことは出来ないことを示すのが目的でした。それを踏まえてユミはどう行動するのか、というのが次の課題ですね。
私の意図をよく汲み取って頂けてとても嬉しく思います。
とは言え残りの話数でそのアンサーに辿り着けるのか、私自身今現在苦戦しているところです。
ついに『鳩の縛め』に真っ向から挑戦する時がきましたね。これは七班だけの問題ではなく、鳩全体への反乱に繋がる行動なんですよね……。
ユミとキリを応援したい気持ちと、この二人の為に周囲の人達も咎を受けることになるんじゃないかという不安。最近はワクワクハラハラしながら拝読しています。
でもかつてはユミを厄介者として見ていたクイ。ルールに縛られていた彼が(ナガレで生まれた我が子の存在が大きいにしろ)、新しい世界を望むようになった程ですから、少しずつ鳩の間にも変化が起きているのだと信じます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
深堀すると鳩全体の反乱になるし、本来はそうゆう物語にするべきだとも思うんですが、ここは作者の力不足を痛感します。匂わせはしますが、私が描写できるのはもう少しスケールの小さい範囲までですね。プロット作成段階では違和感も感じなかったんですが、書いている内に書くべき事項が見えてきて呆然とすることもあります。
精一杯小さなスケールでユミが足掻く姿を描いていきますので彼女を応援頂けると幸いです。
クイの考えが鳩の間でももっと一般的なものになれば、彼の望む自由な世界も描けるかもしれません。しかし彼もまだまだ力不足でルールに縛られたままで裏でこそこそと動いていく……。というところでラストまで走り抜ける予定です。
改めて過去を省みるユミ、彼女の決意に耳を傾ける仲間たち……。第三章になり、身なりだけではなく精神的にも揃って大人になった事を示すような描写が各部に見られて、長い人生の旅路を突き合い続けている者として感慨深いものがありました。
成長した皆の前でもしっかりと『教官』として接するトキの問いに対しても、感情的にならずしっかりと考え、自らの答えを出そうとするユミの様子もまさにその1つのように感じました。
だからこそ、皆もユミが敢えて縛めを破り、自らのために動こうとしているのを快く応援する、自分たちもユミと一緒に責任を背負う事に賛同したのかもしれませんね。
いよいよユミの旅立ちが近づく……。今後の動向も楽しみにしています!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
各人の成長を感じ取って頂きありがとうございます。
一章時点のユミは敬語すら使えなかったんですよね。周りのことを考えられるようになったと思います。一方でユミらしい自分らしさも失われしまって至りしますね。
トキは教官からは外れたものの、人生の教官としてユミを導こうとしているところがありますね。ユミにも未だその言葉は刺さるようです。
縛めは誰かの為でなく、自分の為に、自らの責任で破って欲しいと思っていました。他の皆の賛同する動機について私がうまく言語化できない物を形にして頂けたようでありがとうございます。
応援ありがとうございます。
ようやくここまできたのですね。
それぞれの関係性が変わって、知らなかった事実が見えてきて。
久々にユミに、ひっぱたかれたギンですね(笑)。
逆にからかわれるようになったユミ。ソラのお陰ですよね。
ユミのもりすの話が全員に関わることなんですよね。でも、ナガレに行くのは実はユミ自身のためなんでしょうね。ミズの為、ソラの為との言い訳はトキ教官には許してもらえませんでしたね。
でも実際いろんなことでそうですよね。自分の目的の延長線上に他人の為になることがついてくる方が自然なのかもしれませんね。他人のため、というのはある種逃避や自己満足が大半を占めていることもありますよね。
だからユミには脇目もふらずに我が道を行って欲しいな(笑)。
でも危険性の吟味をして欲しい、そこはユミが大人になった部分だなと感じました。
これからますます目が離せませんね(笑)。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今までのまとめ回ですね。
そして今回で出番が終わりになる人もいたりして。
ユミとギンはお互いに軽口を言い合う仲になったようですね。ギンがユミに気があるからちょっかいをかけると言うのとは違うようです。
ソラは周りに良い影響を与える人物なんですよ。
自分の為に行動すると言う点について汲み取って頂いてありがとうございます。日々感じていることをトキ教官に語って頂きました。
仕事でも趣味でも第一の目的は自分の為、結果として誰かの為になる。というスタンスであるべきだと思います。でなければ迷惑の押し売りになっちゃうことがあるんですよね。誰も求めてないことをさも殊勝なことの様に行動に移すともう誰も止めることが出来ないのです。
本来ユミは自分勝手な人間でした。
七班の交流を通してそれが薄れて行ってしまったんですよね。
自分の為に行動することを思い出してくれという願いを込めた描写でした。
今後も見守って頂ければと思います。
果たして本当にユミが姉でソラが妹なのか。
実は逆の可能性もあるのではと思ったりもします。
そしてユミが気付きつつある真実。
というとやはりナガレにいるあの人絡みなのかなと推察してます。ユミのためでもあり、大好きなお母さんのためでもあるのかな、と。
あとギンは先を越されてドンマイ!
清い付き合いいいじゃない。好感度上がります!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
なるほど、逆の可能性ですか。
パパの行動次第ですよね。
ユミ自身の為に行動しろとのトキからの教えなので、ナガレに行くことがどうしてユミの為になるのかと言うところですね。
じっくり読んでくださっている方は気づかれているように思います。
この世界に避妊具的なものがあるのかと言う問題がありますね。
医療は割と発達しているっぽいので薬で何とかするんだろうとは思ってます。
それでも手を出さなかったギンは実はギンギンかもしれません。
七班が集結するのも久々ですね!
ユミさんのお話を聞いていて、同じ禁を犯すのでも動機と目的によって意味も結果=他者に及ぼす影響も異なってくるのだということを改めて実感しました。
しかし、人はあくまで起こした行動によって裁かれますし、縛めの有無に限らず世界は悪人に優しく出来ていますね……。
そんな中で、みんなのために自身の能力を使用すると宣言したユミさんと、そこに危うさを見たトキさんのシーンがとても印象的でした。
みんなのためと言う方より自分のためだと言い切る方のほうが確かに信頼できますね……。
トキさんは責任とおっしゃっていましたが、おっしゃるとおり軸が自分の中にないと行動もブレてしまいますし、自分で決めたことなのだと覚悟できていなければ土壇場で力が出せない気がします。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
結局のところキリを連れ出したことが鳩の縛めについて考察するのに一番分かりやすい例なのだと思います。
たとえキリを助けるためであってもやってることは誘拐ですからね。
それを黙って見ていたクイはどうなんだと言う問題もあります。
仕事でも趣味でも自分の為の行動であるか考えるようにしています。
この小説を書くにしても言ってしまえば自分の為に書いているのであって、誰かの為と意識しない様にしていますね。例えば賛否のある展開を作った時、否定的な意見に対し、他の人はこの方がいいって言うんだもんと言う様な事を返してしまったらそれはもうひとのせいにしていると言うことですよね。賛成派の為にやったことだという意識が働いていた結果だと思います。飽くまでも自分の意思で作った展開なのだという意識を持って執筆を続けたいと思います。
お邪魔します。
ユミが物事を客観視して、自分の行動を整理し、考えをまとめていることに、とても大切な物語の集束を感じます。
鳩の縛めは、「ひょっとして人と人が無暗に交流するとお互いを傷つける」のを防ぐという解釈も語られていました。この傷つけるって、『戦争』の事なんじゃないんでようか?
誰もが戦いは嫌だって思っていた。だから縛めを作ったのかも。
ただ、ユミが思っているように、人と人の新しい交流が無ければ、文明も文化も衰退してしまうかもしれませんね。ユミは意識革命を起こそうとしているんですね。(本人にその気はないのですが……)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今回でこれまでのまとめのような回ですね。
ユミが7班メンバーにプレゼンすると同時に読者へ経緯と目的を説明するというのが趣旨でした。
仰る通りでして昔戦があってそれを防ぐためのもの、という設定なんですがこれを表に出してしまうとかなり深掘りしないといけないと考えています。ユミとキリの物語から趣旨がずれるしで書ききれないのです。
現実における保守と革新の対立になぞらえて表現もしたかったんですが、やるとすればまた別の主人公を立てて書くべきだと思ってます。
いつの話になるのやら。
時が流れて良い関係になった、と思ったら、いきなりの平手打ちで噴きました。
赤面するのが、サイじゃなくてテコなのもいいですね。(*^^*)
先を越されたギン! つらいだろうな~(心だけでなく)。相変わらず応援したくなります。
最後のトキ教官の言葉に、瞠目しました。
真摯に取り組むためには、自分事として昇華する必要があると。
この部分、ものすごく刺さりました。
楽しい&考えさせられる、すてきな一節でした。(^^
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ユミの平手打ちも昔は嫌悪感からくるものだったのが、今は突っ込みぐらいの感覚でやっていると思います。
サイには時々下ネタ言ってもらいたいという願望があります。
ギンはつらいでしょうね。お店にも行ってないみたいだし。
趣味も仕事もですが、自分のための行動なのか考えるようにしています。それをトキさんに語ってもらったという感じですね。
汲み取って頂けて嬉しいです。
いよいよ七班の縛めを解く時が来たようですね!
行かなければならない理由、どうしても会いたい人…伝えたい言葉、宣言したい誓い。
沢山のものをそれぞれ抱えているけれど今一度縛めそのものについて考えてみたのですね。
人で言う法律のようなもの。制限はあれどそれによって享受できることがある…けれど、どうしても抑えきれないもの。
七班の縛めと鳩の縛め。どちらの重さも理解したユミさんなら、きっと大丈夫でしょう!
皆も太鼓判を押してくれましたしね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今回はまとめ回ですね。
この辺をきっちりしておかないとこれまでの行動の意味がぶれて来ますので。
七班との交流を通してユミは主観と客観の見方ができるようになったと思っています。
ユミにとって後悔のない結末を導くことができるのではないでしょうか。
お節介をば失礼します。
<これまで共に過ごしてきた通り、きっと皆支援してれる。
ここは、支援してくれる。ですかね? くが抜けていました。
そろそろユミとキリが再会する日も近いですね。
六年の歳月を経ても色褪せない想い、再会したら凄いことになりそうな気がします。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
脱字報告助かります。
一通り改稿は終わったんですが、毎話一か所ぐらい誤字脱字が見つかります。なおチェックをすりぬけるものがあるようでなかなか100%の文章にするのは難しいなと感じてます。
サイが指摘していた通り、鴛鴦でやりたいことは決まってるそうですね。
ユミもキリを前にしたら我慢できなくなることでしょう。