第八節 第八話 帰還
――トミサの恩情……。
なぜミズのような子供がナガレにいるのか。クイの問いに対する答えでもある。
トミサからナガレへと使いを寄越すための鳩。その後継者がミズなのだろう。
トミサとしては、「可能性は与えた。後は勝手に帰巣本能を目覚めさせろ」とでも言いたいのだろうか。
アサの提案から察するに、ミズはまだ鳩たる資格を持っていない。
その儀式を行えとクイに要求しているのだ。
「……ご自身で鳩にしようとは思わないのですか?」
クイとしては早くヤミをウラヤに連れて帰りたい。こんなところで足止めを食っている場合ではない。
「もちろん、ゆくゆくはそのつもりだった。だが、あんたにその役目を買ってもらえると、こちらとしては都合が良い」
なんとも身勝手な要求であるが、その理由は容易に想像がつく。
ウラヤの生まれであるユミの試験監督は、同じくウラヤ生まれのクイが担うこととなった。
たとえユミが帰巣本能に目覚めなかったとしても、孵卵に不合格となるだけでクイがウラヤに連れて帰ることができるからだ。
一方、ミズの場合はどうだろう。
ナガレに住む烏でナガレに帰巣本能を持つ者などいない。ミズが帰巣本能に目覚めない限り、試験監督を務める烏共々、ナガレに帰り着くことなどできないのだ。試験監督の持つ帰巣本能に従いトミサへ辿り着いたとしても、入村は叶わず森でさまよう未来しかない。
鳩はともかく、ミズが10日も森でさまよえば、恐怖で発狂するか廃人となる未来が待ち受けているだろう。
ここでクイが監督を担えばどうなるか。
ミズが帰巣本能に目覚めなければ、孵卵を始めて10日を経過する前に、ウラヤへ連れて帰ることができる。
少なくともミズの安全は保障されることになるのだ。
「……いいんですか? この子がナガレに帰ってこなくても」
「その時は……、分かってるよな?」
アサはヤミの方をちらりと見る。
「そういうことじゃない!」
全くだ。ミズの帰巣本能が目覚めるかどうかなどクイの意志など関係ない。
ヤミの身が危ういと言うのならこの身を捧げる覚悟ぐらいあるが、むしろ胆力を求められるのはミズの方だ。
孵卵の合格率は100人に1人程度。一応、再受験は認められてはいる。幾度も失敗を繰り返せばそのうち能力が発現するかもしれない。
しかし、再び森に挑もうと思う者などめったにいなかった。森に及んでいる千鳥は、受験者にとってそれほどまでに大きな心の傷となり得るのだ。
何が何でもナガレに戻って来いというのなら、ミズを何度でも森へと送り出すしかない。
それを承知の上でこの男は言っているのだろうか?
「一体何日かかると思っているんですか?」
一応、ミズを気遣っての発言であったが、アサもクイを気遣う。
「安心しろ。腹の子は俺が責任を持って取り上げてやる。ミズが生まれるときは俺も立ち会った」
「ひっ……」
ヤミは身を縮める。
「なんてこと言うんですか!」
クイは抗議する。アサがしでかそうとしている、おぞましい光景を想像してしまったからだ。
「バカバカしい! 行きますよヤミさん。さっさとウラヤへ帰りましょう!」
クイは立ち上がり、ヤミの手を取ろうとした。
「ケン」
アサがぼそっと呟く。
「おらぁ!」
咆哮とともにケンの拳がクイの顔面に迫り、眼鏡の前で、ぴたりと止まる。
「抵抗はやめてくれ。手加減ができなくなる」
「ぐっ……」
全く考える隙を与えられなかった。
クイはその場で動けなくなり、目玉を白黒させる。
――力で押さえつけるとはこういうことか……。
このケンを抑えているのだから、アサの力は計り知れない。
不思議だとも思っていた。クイはナガレなどという烏の巣窟の存在を知った時、もっと荒れ果てた無法地帯だとばかり考えていた。
確かにヤミは手籠めにされそうにはなったが、実際に足を踏み入れてみると思いの外規律が整っている印象を受けた。
恐らくアサがこの地を御しているのだろう。
クイは観念してその場で座り、このような男達に期待した自分がバカだったと項垂れた。
それを見たケンは鼻を鳴らし、部屋の引き戸へと踵を返す。
「すぐ戻る」
それだけ言うと、アサの自宅を後にした。
「すまない」
アサは座ったまま頭を下げる。
「謝らないでください! ……気持ちの悪い」
クイは嫌悪感を隠そうともしない。少しでもこの男に気を許すまいと思い始めていた。
「ミズ、あそこのお兄さんにしばらく世話になる。仲良くしろ」
「うん!」
ミズはとてとてとクイの元へ駆け寄った。そしてクイの顔を覗き込む。ミズとクイの間に束の間の沈黙が訪れた後、ミズはかけていた眼鏡をぶんどった。
「何これー! きらきらしてるー!」
「あ、こら……」
クイの視界がぼやける。だがなんとなくミズが眼鏡を掲げ、はしゃいでいることが分かった。
ミズはクイを真似してその眼鏡を顔に当てがった。ミズの見えている世界が歪んだのか、その場でくらっとよろめく。
「やめろミズ!」
アサが慌ててミズを抱き留め、眼鏡を捕えた。そのままクイへと手渡してやる。
「気を付けて下さい! 高いんですから!」
クイは眼鏡を顔に戻しながら叱責する。
「やっぱりいい……。クイの素顔……」
先ほどまでの緊張感はどうしたものか、ヤミが恍惚とした表情を浮かべた。
図らずもミズの存在は場を和ませるようだった。
ミズは抱き留めるアサの腕から逃れ、今度はユミの元へ駆けていく。
「ねぇ、お姉ちゃんの名前は何て言うのー?」
「ユ、ユミ……」
さすがのユミも戸惑っているようだった。
「ユミー!!」
ミズは嬉しそうに声を上げたかと思うと、今度はキリの方に眼を向けた。
「キミは?」
「僕はキリだよ」
キリは歳も変わらなそうな少年を前に、動揺するまいと努めて冷静を装った。
ミズはユミとキリを交互に見比べたかと思うと、邪悪な笑顔を浮かべた。
「ユミとキリは鴛鴦なんだよねー?」
「!!」
両者があっけに取られていると、ミズはユミに抱き着いた。
そして首を捻り、にやにやとした顔をキリに見せつける。
「は、はなれろー!」
そう言うとキリは、ミズを羽交い絞めにして引きはがそうとする。
ケンがユミに触れた時にも怒りを覚えたが、その時とは異なる感情が沸き上がりキリは顔を真っ赤にさせた。
「やめろと言うんだ」
アサの太い声が飛び、その手刀がミズの側頭部を捕えた。
――――
「すまん。待たせたな」
引き戸が開き、ケンが戻ってきた。騒がしい空気が一瞬で冷める。
「おう、何してた?」
「ああ、ちょっとな」
はぐらかしたケンは、クイの正面に座る。
「お前、ウラヤの鳩だと言ったな」
「そうですが……、あなたはトミサの鳩だったんですよね?」
クイはトミサの男の鳩には苦い思い出を持っている。
クイが業務でトミサへ発つ度に、ウラヤへ一緒に連れて行けと度々せがまれたものだった。理由は単純だ。
「あなた……、マイハに行きたいんですか?」
マイハ、恐らくはクイの母親もいるであろう場所。ウラヤの子供が親のことを気にしないように育てられる所以でもある。
――この男、女に手を出さないとは言ったが、所詮は男か……。まさか母親とも……。
クイは余計な想像をして吐き気を催した。
「なんだとてめぇ! まだ治ってなかったのか!? そんな烙印引っ提げてどうしようってんだ!」
アサがケンの胸倉を掴む。
「違う、聞け!」
アサを一喝して、襟をつかんでいた手を振り払う。その手で懐から文を取り出し、クイの前へと突き出す。
「この文をヤマって医師に渡してほしい」
「ヤマ?」
あまりにも健全な要求を受け、あっけに取られてしまう。文を届けるなど、鳩の業務の基本だ。
「それで、できれば返事をもらってきてほしい」
「……理由を訊いてもいいですか?」
文を受け取りながら、何か裏がありそうだと感じたクイは無粋なことを尋ねる。
「お前も鳩だろう。あまり文の内容を詮索するべきではないぞ」
やはり無粋だったようだ。トミサでも散々学んできたことだった。
ケンは続けて言う。
「だが、文を届ければお前にも良いことがある」
「良いこと?」
「まず、ヤマ先生から返事をもらってくることができれば、ミズを森へ連れ出し、帰巣本能が目覚めさせたことの証明になる」
――何が良いことだ。
クイは心の中で毒づく。クイにとっては謀略を1つ潰された気分だ。
当然、考えていたことであった。ミズとともにギリギリ森に入らないところで隠れて待ち、頃合いを見てこの自宅まで戻ってくる。
そしてミズの帰巣本能により、森から戻ってくることができたと報告するのだ。
ヤマの文を偽るという手もあるが、ケンとヤマは知り合いなのだろうから筆跡と文面でばれてしまうだろう。
「それともう1つ、さっきの約束はなかったことにしてやる」
それもとっくに反故にしたつもりだった。ヤミをナガレで出産させ、生まれた子を差し出す。
ケンは良いことだと言うが、クイにとっては蒸し返されただけだった。
「お前、クイさんに何か良からぬことさせようとしたのか?」
「お前のやってることも変わらねぇだろ!」
ケンは抗議する。ナガレで生き抜くには、多少手を汚さなければならないのだと。
「ふっ、それもそうだな……」
アサは自虐的に嗤った。
「先生なら、私知ってる!」
ずっと黙って様子を見ていたユミが突然声を上げた。
「先生に文を渡すって言うなら、私も行くから!」
「わぁ! ユミも一緒だぁ!」
ミズは嬉しそうに両手を上げる。
「なら僕だって!」
キリはミズに対抗心を見せた。
アサはしばらく考えていたが、やがて口を開く。
「いいだろう。ユミ君、ミズと一緒に行ってくれ。本来孵卵の試験監督は2人で行うものだ」
次いでキリの方に向く。
「だがキリ君、君は駄目だ。ここで待て」
「え……」
キリは戸惑いを隠せない。
「そもそも君はウラヤの生まれなのか?」
「違うけど……」
「なら駄目だ。本来17にも満たない少年が、孵卵でもないのに森に入ってはいけないのだ。君がウラヤに行くのはおかしい」
キリはがっくりと項垂れた。それを見かねてか、その肩を掴みアサは続ける。
「だが、見方を変えることはできる。君がここにいることで、ユミ君はなんとしてでもここに戻って来ようと思うだろう。君の存在はユミ君の支えになる」
――抜かせ。
クイの暗い部分が膨らんでいく。ただ人質を体よく言っているだけじゃないかと。
これからヤミが囚われようとしているクイには、それが呆れた発言だと感じさせた。
「分かった。ユミ、僕はここで待ってるから行ってきて」
「うん。必ず戻ってくる」
幼い鴛鴦は手を取り見つめ合う。
そばにいたミズはその様子がつまらなさそうだった。無論、クイにとっても面白い光景ではなかった。
「ケン!」
ユミがケンの方を向く。
「キリに余計なことしたら、ただじゃおかないからね!」
「おう、分かってる。だからお前はヤマ先生のこと頼んだぞ。気を付けて行ってこい」
「う、うん……」
思わぬ温かい言葉に動揺してしまうユミだった。
「よし」
アサは立ち上がり、住居の戸を開いて外の様子を伺う。
「奴らはいなくなったな。クイさん、そろそろ行ってくれないか?」
振り返って口を開いたアサに、クイはやれやれと応じる。口調は穏やかだが、アサの眼は早く行けという怒気を孕んでいる。
どうせなら子が生まれてからミズの孵卵に付き合ってやりたいところだが、ケンの暴力を目の当たりにしたばかりだ。
ヤミのことを思えば、出発が早いに越したことはないだろう。
「ミズのことを頼む」
改めて頭を下げるアサに呆れながらも、何故この人はこんなところにいるのだろうという疑問浮かんだ。
「分かりました。命の安全だけはお約束しましょう。そちらもヤミさんのことを頼みますよ」
さすがに頭を下げるのは癪に障った。
代わりにヤミの傍へ寄る。
「ヤミさん……」
「クイ。私は大丈夫だから……。この子も守るから……」
ヤミは自らの腹を撫でる。その姿を愛おしく思ったクイはヤミを抱き寄せた。
「愛しています。ヤミさん」
「私もよ、クイ」
こんな状況でありながら、しばし温かい気持ちに包まれた。それでも、思いを断ち切るように立ち上がる。
「ユミさん、ミズさん、行きますよ!」
「うん!」
「はーい!」
クイ、ユミ、ミズ。3人の何とも奇妙な取り合わせはウラヤを目指し、森へと足を踏み入れて行った。
――――
「ミズ、手を繋いでおこっか」
森に及んでいる脅威――千鳥――のことをまだ理解していないユミは、ミズもキリのように森を怖がるのではないかと思った。
「やった!」
差し出した手に向かってミズは手を伸ばす。そしてキリと散々交わしたつなぎ方――
「それは駄目!」
ユミはミズの手を払いのけ、普通の握手の形を作る。
「ちぇっ……」
ミズは口を尖らせた。
ほほえましいと言えなくもない光景ではあるが、それはクイの眉間のしわを深くさせた。
もう何も言うまいと、ただウラヤを目指して歩くことにする。
本来ならばクイが2人を見失わないように気を遣わなければければならないが、それも面倒だと感じてしまう。
「あなたたちー、私のこと見失わないでくださいよー」
口調も投げやりだ。
「はーい!」
鴛鴦繋ぎは叶わなかったものの、ミズはユミの手を掴んで満足そうだった。
鳩は帰巣本能の機能する場所が近い時、到着までにおおよそどれくらいかかるか当たりを付けられるようになる。
クイはこのまま歩けば、日暮れごろにはウラヤに辿り着けるだろうと感知していた。
思えば、クイにとっても久方ぶりの帰還となる。ウラヤに残してきた住居もずっと風を通していない。今頃あばら家になっていないかと不安になる。さすがにナガレの惨状に比べればましだと思いたい。
それでも今日ぐらいは家で休みたい気分である。ヤミには悪いが、ナガレへの復路については明日以降に考えようと思った。
鳩になってから久しいが、それでも森は不気味だと感じる。
ヤミは一人で森を歩くことは嫌がったが、クイが一緒の時は別だった。
初めてヤミと森に入った時、彼女の強さを思い知ったものだった。他の鳩と森を歩くこともあったが、やはり不安な思いは拭い切れなかった。
月並みな感情ではあるが、ヤミの持ち前の明るさにクイは惹かれていったのだった。
むしろヤミはクイのどこを好きになってくれたのだろうか。未だにクイのことを褒めてはくれるが、時に過大評価だと感じてしまう。
ヤミには優しく接してきたつもりではあるが、自身の腹黒さに嫌悪感を抱くこともある。
思えばこの性格が如実に現れだしたのも、鳩になってからだという気がする。何か帰巣本能を得るのと引き換えに、代償のようなものが現れたのかもしれない。
「ねぇ、クイ」
このように――
「クイってば」
眼の前の幼気な少女に苛立ちを覚えてしまうのだ。ほんの些細なことで。我ながら情けない。
この少女は状況を分かっているのだろうか。一体誰のせいでこんな目に合っているのか。いい加減立場をわきまえろと。
――クイさんだろうが!
「はい、何ですかユミさん」
クイは飛びっきりの笑顔を見せて振り返る。鳩として生きていく上で身に着けた処世術だ。これはこれで情けないと感じてしまうのだが。
「どうして鴛鴦の間には赤ちゃんができるの?」
全く、何を言い出すのだろう。自分に訊くんじゃないと。これから帰るのだから親にでも訊いてみろと。
クイはずっとユミのことを見てきたが、ユミにとってはクイなど久し振り存在のはずだ。
何故こうも、ぬけぬけと話しができるのか。
「……ユミさん。
赤子というものは、幸せになりたいと思って生まれてくるのです。
愛し合う鴛鴦の間なら幸せになれると思うのでしょうね。その愛を求めて鴦の腹に命が宿るのです」
よくもまあ、心にもないことを言ってのけたものだと思う。どうせユミは幼い。適当なことを言っておけば納得するだろう。
「じゃあ、キリもアイの下で幸せになれると思ったのかな?」
「なっ……」
この娘、なかなか痛いところを突いてくるなと思った。クイも2人の様子を見ていたから、キリがアイの虐待を受けていただろうことは把握していた。
クイは自身の置かれた状況に辟易としながらも、ヤミの膨らんでいく腹を眺めてはこれから3人、いやもっと大人数で幸せを築いていこうと考えていた。この感情だけは嘘ではないと自ら誇れるものだった。親と言うものは子に無償の愛を注げるものだと実感した。
しかし、何事にも例外は存在するらしい。
ユミの発言にクイはしばらく二の句を継げなくなる。
「ボク、ユミとなら幸せになれると思うな!」
ミズがはやし立てるように叫び、空いた手でユミの腹に触れる。
「……ごめんね。もう先住の子がいるの」
ユミは腹に触れる手をそっと払った。
「……うん。きっとキリは私と幸せになるために生まれてきたんだ。……この子だってきっとそう」
ユミは何かを呟いていた。図らずもクイの言葉が響いてしまったようだ。
――――
道中、クイが森の隙間を見つけては用足しの休みを挟んだ。
それでも予想通り、日が暮れる頃にはウラヤに辿り着くことができた。マイハの煌びやかな灯りが目の前に迫る。
特に事件もなく、いつも通りの業務と何ら変わらない道中だった。ユミとミズが騒がしいことを除いては。
本来鳩の仕事など、帰巣本能に従えば単純なものなのだ。
「ねぇ、クイ」
クイは何も言わずに、ユミに合わせて目線を下げる。
少女の言動に散々振り回されてきたクイは、今度は何だと諦めたような顔になっていた。
「ウラヤに辿り着いたんだから、私はこれで合格だね!」
――ほう、なかなか面白いことを言うじゃないか。
クイは飛びっきりの笑顔を見せた。
「ユミさん。あまり舐めたこと言っていると怒りますよ?」
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