第4話 現代ファンタジーについて思う事

 カクヨムの現代ファンタジー作品を見て思った事。ズバリ「ダンジョンもの多すぎるだろ」です。


 これ何でかなと考えたんですが、現代にファンタジー要素加えるのが楽だからではないかなと思ってます。


 なぜなら自分で一から設定や世界観作らなくとも、ゲームの世界観をそのまま持ち込めるからです。


 確かなその方が世界観の説明とかしないで済むし、小難しい用語とか覚えてもらう必要もないから有効的な手法なのかなと思います。読者もわかりやすいでしょうし。


 ただやっぱり同じジャンルが多すぎると、一読者としては不満を感じてしまうんですよね。多様性がないというか。


 しかも設定ガバガバだったりするんですよね。なんで魔物が出る危険なダンジョンに一般人が入れるんだ、管理どうなってんだみたいな。


 そういうのしっかり書けてる作品ならいいんですが、いかんせんその辺りが適当な作品が多く見受けられる気がします。非常に残念です。


 流行りのものを書くのもいいんですが、整合性も取れないのに安易に流行りものに飛び付かないで欲しいなというのが個人的な意見です。


 現代ファンタジーを書いてる身としては、やっぱりモヤモヤしてしまうんですよね。レストラン入ったらメニューが二、三品しかなかったらやっぱりガッカリしちゃうじゃないですか? そこを味で黙らせる店ならいいんですが、残念ながら現在のダンジョンもので面白いと思える作品に出会えてないんですよね。


 現代ファンタジー限った話ではないんですが、もっと自分のオリジナリティを出した作品を作ってもらいたいと常々思っていて、つい吐き出したくなってしまいました。

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なんか創作論的なあれこれ KOUJIRO @tsurunosato

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