第27話 ありがとうございました(最終回)
わああぁぁ~~い!~~~///(^v^)\\\~~~ベルちゃんデース!
最終回です。最後なので、ため息じゃなく、大歓声にしてみました!どう?
あたしの楽しい人生もこれで終わりかと思っちゃった!
でも、ほんと良かったわー
あの社長さん、はじめからあたし達のこと、応援してくれていたのね。気が付かなったわ!
だから、あたしが首になったのに、まだ“召喚手帳”が使えたんだわ!
社長さん、あたしに結婚祝いを渡してないとか言っていたけど、はじめっから大きなプレゼント貰っていたのね、あたし。
今度、社長さんにも何かお礼をしなきゃいけないわね!
『お!本当に何かしてくれのかい?ベルフィール君?』
「え?え?……社長さん?……ほんと?」
『ん、まあ、そうなんだけど、深くは考えるな。……ところで、プレゼントくれるんだろ?』
「ええ、もちろんよ!何か送ります?……と、言っても送り方分からないけど」
『物はいらない。……一度、君達夫婦がやっている露天風呂付温泉旅館に招待してくれないだろうか?』
「え?そんなことでいいの?……いいわよね、あなた!」
「もちろんだとも、僕達のキューピットみたいな方だからね……でも、僕達どうすれば招待できるんですか?」
『簡単さ!あの“召喚手帳”に私の名前を書いて、召喚してくれればいんだよ。
3日で帰れるように、こっちで“召喚手帳”をアップデートして、セキュリティーを解除しておくから、今度の日曜日に召喚してくれるか?』
「はい、わかりました社長!あたしの女将ぶりをご覧に入れますわよ……それに、うちの人の凄腕料理もお楽しみにね」
『うーーん、楽しみだなあ。それじゃあ、よろしくな!』
「なんか、また忙しくなりそうよ、あなた💛」
「大丈夫だよ、今や銀河の果てからでもお客さんが来るようなった、この“エルフの里旅館~異次元の狭間めぐり旅~”は、君の女将の腕で大繁盛なんだから」
「そうね、それに5人の子ども達も旅館の各部署のチーフとして頑張ってくれているわ」
「それじゃあ、来週の日曜日を楽しみにしようか」
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みなさま、本当にありがとうございました。この回をもちまして、『ベルちゃんのため息』は、終了といたします。
最後までお付き合いいただけて、大変嬉しく思います。
ベルフィールも初めての一人語りで、調子にのったところもありますが、とても満足しているようです。本当にありがとうございました。
ベルちゃんのため息😮💨 根⛵九里尾 @kurione200
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