第2話 苦手なこと 😱

 みんなーー元気~!


 あたしは、ベル。ベルフィールのベルよ!

 本当は、ベルちゃんってよばれたいなあ~。


 えっと、今回は、あたしの苦手なことを発表しま~す。って、みんなはもう知ってるよね。


■□■□

まだ知らない人は、「守れ僕らと学び舎を!出向エルフの期限付きヒーロー?」の3話4話を読むといいよ!

https://kakuyomu.jp/works/16817330664275807405/episodes/16817330664278433095

(とりあえず3話ね)





 そう、「料理と洗濯とお片付け」でーす!


 料理は、ソージがやってくれるから大丈夫!

 洗濯は、ソージがやってくれるから大丈夫!

 お片付けは、ソージがやってくれるから大丈夫!


 だから、あたしは、ソージがいれば大丈夫!!なのよね~!



 どうしてできないのか?ですって。

 そんなの簡単よ!だってあたしは、まだ子どもですも~ん!


 年齢?…………たぶんあたしは、225歳なの。え?おばあさんじゃん、ですって?

 失礼ね!こう見えても、子どもなんで~す!


 だって、あたしはエルフだも~んね~。

 エルフの寿命って知ってる?………………そう、1000歳なんて余裕で超えるのよ!

 見てご覧なさい、金曜夜のエルフなんか1000年以上生きていて、まだ、あんなに若いのよ!


 それに比べたら、あたしなんかまだまだ赤ちゃんみたいなものよ!


 だから、あたしは、料理も洗濯もお片付けも、しなくていいのよ!わかった?


 それに、料理も洗濯もお片付けもしないでいると、ソージが面倒を見てくれるの!


「何やってんだよベル………仕方ないなあ~」って、言うけど、本当はあたしにかまえて、嬉しいのよ、きっと。

 だって、いもつソージは片付けをしながら、鼻歌を歌ってるもん。楽しそうなんだよ。


あたしだって、嬉しいもんね!


 この間も、シャワーを浴びる時、リビングで服をぜーんぶ脱いだの!そしたら、ソージがきれいに集めて洗濯してくれたわ!

 

 ソージが洗濯したやつを着るのは、気持ちいいのよね~。

 きれいになってるし、手触りも良くなってるの!いい匂いもするのよ。最高じゃん!


 だからあたしは、時々お礼するのよ。ソージの体をマッサージしてあげるの。


 こう見えてもあたしは、力持ちなの。人間なら平気で4人ぐらい持ち上げることができるわ。石ころだって、指で粉々にできるもん!


 あ、大丈夫よ。ソージをマッサージする時は、手加減するからね。



 でもね、すぐソージは「もういいよ」って、言うの。なんだか、顔も赤くなってきて、汗もかいたりしてるんだよね。変だよね、ソージは。



 今度は、ソージが寝てる時にでもマッサージしよっかなあー!




▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽


次回は「友達のジョンちゃん」です。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る