後日談+作者あとがき
高校三年生になり、僕達は、受験を迎える年となった。
それでも僕らはデートをしたが、勉強で前よりは会えない時が多くなった。
会う時も、デートを勉強会として2人で家で勉強をし合う、教え合うことが増えた。
諒花は、英米学科の良い大学に行くために、僕は頭の良い大学、なるべく国公立に行くために勉強に励んだ。
そして、その努力の甲斐あってか、2人とも志望校に合格した。
そして、晴れて大学生になった。
大学生になっても関係は続いた。
諒花が、留学で半年間くらい会えなくなった。そんな時でもSNSなどでのやり取りは続けた。だから会えなくて寂しいことは無かった。
高校時代のあの時、急に離れ離れになったことを思い出した。今思えば、あの時の経験があったからそこまで辛くはなかったのかもしれない。
僕達はいつの間にか大学を卒業して、諒花はアメリカで働くことになった。
そして僕は、
「アメリカ、渡くんも一緒に来ない?」
「うん。行くよ」
この一言で、一緒にアメリカに行くことに決めた。
諒花となら、どこへ行ってもやっていける気がするからだ。
僕達はもう、最強の関係になれたのかもしれない。
僕は、いつまでも、この最強な関係で居られたらいいなと思うのだった。
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陰キャの僕が他校の“最強”ギャルと付き合う話を読んでくださった方、本当にありがとうございました。
カクヨムで書くのも初めてで、初の長編を書くのも初めてで、そんな中でここまで書けたのは本当に応援してくれた皆様のおかげです。
私は、アニメでもなんでもラブコメ作品や恋愛作品は好きです。なぜなら、その人(キャラ)の想いが強く滲み出るからです。そして感情移入して、まるで自分が恋をしているかのように物語の青春を楽しんだり、キャラ恋を応援して展開に揺さぶられたりするのが好きだと言うのもあります。人によりけりかもしれませんが、私は恋愛は人間にとって身近であると考え、感情移入しやすいジャンルだなと思っています。
なのでやはり、書くならラブコメだとおまいました。
この作品は、他校のギャルというなかなかいない立場のヒロインで書けば面白いんじゃないかという簡単な思いつきで始めた物語です。当初は、主人公は虐められていて、それをヒロインが助ける展開、今流行りのざまぁする展開を大々的にやろうかなと思いましたが、ワンヒロインの淡いラブコメを描きたいというコンセプトとズレると思い、やめにしました。
書いてる途中で、やはり、後半にかけてからはなかなか筆が進まないことが多く、やはり、設定不足や実力不足、準備不足を実感しました。後半の展開では、どう距離を縮めるのか、どう展開するのかに悩みました。そこでやはり、まだまだ話の具体性や、面白さに課題が残ると感じました。また、もっと主人公やヒロインの人や人柄を描けたな。描ききれなかったな。リアルにいる人として再現できなかったなという課題も感じております。
このような課題はおそらく、ずっと書いていったり、本を読んだりして身につけないといけないもので、簡単に解決する問題では無いと思っています。
なので、自分の力で頑張って課題をクリアしていきたいです。
そして将来は、多くの人に認められ、そして多くの人に愛されるような作品を作っていけたらなと思っています。
まだまだ、未熟者ではありますが、読者の皆様、今後ともよろしくお願い致します。
最後になりましたが、よければ作者フォローをよろしくお願いします↓↓↓
https://kakuyomu.jp/users/utumi_yushin
こちらもよろしくお願いします。
こちら新作です。
「男の娘の僕がバ美肉でVTuberデビューしたら、いつの間にかハーレム築いてた件」
https://kakuyomu.jp/works/16818093072868349045
二作目です。
「銀髪美少女JKの清楚で無口な昼と変態で囁く夜」
【一万PV感謝!】陰キャの僕が他校の“最強”ギャルと付き合う話 黒兎しろ @utumi_yushin
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