☆設定的な小噺⑦☆ マーガについて

 現在時点の最新話までのネタバレも含みますので、知りたくない方はブラウザバックをお願いいたします。


◆◇◆◇  ◆◇◆◇


 今日はもう一人の魔法使い、マーガについて。


 この人は第一部では影も形もございませんでした。いや、影はあるにはあったのですが、完全な名無し状態(笑)

名前は出てきませんが、割と物語冒頭でガヴィが王子を救出しに行く際に狼煙玉を投げてよこしたのが実はマーガです。


 その後も二部等でもちょこちょこと移動魔法要員として名前は出ないけど登場はしています。


 マーガをちゃんとマーガと言うキャラクターとして出そうと思ったのは割と遅くて、ドムが過去に王家の魔法使いだったなら現在の魔法使いがいるんだよなあ……ドムの代わりなんだから強くないとダメだな……魔法使いは個性強いのが好き! ……と色々妄想した結果、あんな感じに(笑)


 ドムはどちらかと言うと部屋に籠もって自分のやりたいことだけやるタイプですが、マーガは愛想もいいし、勤勉で、趣味も仕事も楽しむ人。

 魔法だけでなく、その勤勉さから膨大な知識を持っているので王子の学術の教育の一部にも関わっています。


 書物は、学術的な物から物語までなんでも読み、ちょっとロマンチシズムを拗らせている所あり。


 物腰は非常に柔らかで愛想もいいのですが、ロマンチストのわりに中身は合理主義。使えるものは使うと割ときっぱりとしています。笑顔で毒を吐くことも。

見た目は柔らかい金髪の長髪で、線も細く女顔。ぱっと見、女性に見えなくもない……くらいの容姿をしております。


 ドムの話から、10年前ドムが城を出奔した時にドムの後釜にマーガを指名しており、見た目はガヴィとあまり変わりませんが、実年齢は30半ばだと思われます。

魔法使いは精霊と共にあり、力の強い魔法使いであればあるほど精霊に近くなる……と言われています。なのでマーガの見た目は20代の頃から余り変わっていないようです。


 五百年前から時を越えてきたガヴィや、獣になれるイルに興味津々。冷たくあしらっても全く動じず、仕事上マーガの力を借りなくては行けない事の多いガヴィは、彼の事が相当苦手な様(笑)名前を聞いただけで鳥肌が立つらしい(笑)


 ガヴィとイルの恋路を気にしたり、イルにアドバイスしたりと、遊び心と茶目っ気があるのも流石はドムの後輩と言ったところでしょうか。アルカーナ王国には魔法使いは少ない様ですが、なかなかに曲者ぞろいです。


 名前のセルヴォは確か『脳』とか『頭脳』的な意味だったかと。マーガはラテン語だったか何かの『魔法使い』の意味からだった気がします(笑)朧げながら。


◆◇◆◇  ◆◇◆◇


名前 セルヴォ・マーガ

年齢 30代半ば

髪色 淡い金髪

家族 独身

身長 170センチくらい

好きなもの 読書・研究・色々な土地の鉱石集め

嫌いなもの 何事にも無関心・無気力な人

特技 音もなくガヴィの後ろに立てる事


────────────────────────────────


☆ここまで読んでくださって有り難うございます!♡や感想等お聞かせ願えると大変喜びます!☆

 


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

【完結】アルカーナ王国物語3〜暁の狼と宵闇の狼〜 🐺東雲 晴加🌞 @shinonome-h

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ