☆あとがき(ネタバレあり)☆
アルカーナ王国3~宵闇の狼と暁の狼~をご愛読下さり誠に有難うございます!東雲 晴加と申します。
本編3はイルの父と母の人物像を多少なりとも書いてないと話が浅いなと思ったのと、いい加減主人公二人をくっつけないと、この人達、永遠に進展しない気がした為、有りがちな記憶喪失ネタを王道的に入れました。
あと、とにかく魔法使い達を活躍させたかった(笑)魔法使いのおじさんズ大好きなんです。よろず屋のドムはもちろんですが、女顔の物腰柔らかな王家専属魔法使いさんも大好き。ちなみにマーガは見た目は二十代ですが二十代ではありません(十年前にドムの後輩だったという所から年齢をお察し下さい・笑)
プラス戦闘シーンを文字でちゃんと表現できるか、相棒から生涯のパートナーへ変わる様を自然に上手く表現できるか。自分の文章力との戦いのお話でした。
私はイルと同じでとっても食いしん坊なので、作中のみんなはやたらとお茶の時間をとるし、美味しそうに食べ物を食べています。
お茶+薔薇園+イングリッシュガーデン的な物が大好き。あ、でも和物も大好きです。ガヴィとレンの屋敷の雰囲気はアリ○ッティ風をご想像ください。
アルカーナ王国シリーズの登場人物達はわりかし皆過去に辛い思いをした人達なので本編上ではあまりしんどい思いをさせたくないなと言う気持ちもあり、事件がありつつも、ほのぼのとした空気を出せたらなと思って書いておりました。
そして、一番はじめにカクヨムに投稿した時にも書いておりますが元々は娘個人用に書き始めた作品でした。
娘の小学校生活の殆どはコロナ禍で、長期の休み、学校に行っても友達と喋れない、顔もマスクで見られない。友達と遊ぶことや揉めることすらはばかられ、急にマスク解除になった所で上手く友人関係など築けるはずもなく、何故かはわからないけれど学校が楽しくない。揉める事もないけど、距離の詰め方もわからない。友達と上手くいかない気がする。と鬱々とした学校生活。
そんな娘に、辛いことがあったとしても、一生懸命あなたらしく生きていけば、そんなあなたが好きだよと言ってくれる人が必ずいるよ。皆今は気持ちの表し方が解らなくてギスギスしているかもしれないけれど、母は娘の優しい性格が好きなので、変わらずにくさらずに成長していってくれたらなと思いながら書いておりました。
一応本編はこれにて終了となりますが、後日談や短いエピソードなど、まだまだチラホラと続きますので、お時間ある方は今後ともお付き合い下さい。
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