今度こそ完璧な計画をへの応援コメント
完結お疲れさまでした。
スイーレも冒頭では婚約破棄を気にしていないようでしたが、やはり憎からず思っていたのですね。
それはそれとしてアハティンサル領の政争に前向きなあたり、父親に似て策をめぐらせるのを好むタイプなのでしょうか。
楽しませていただきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
アハティンサル領の経営について前向きなのは未だに「死ななきゃ安い」の精神が息づいているからなんですねwスカルペアを生き延びたことでちょっと特権階級にいるような勘違い状態というべきか。
それと、ある腹案がありまして、さらにクーガーの使い方についても考えがあるんですね。
全然終わりそうな返信ではありませんけど、今回もお付き合いいただきましてありがとうございます。
編集済
左遷とは少し違うへの応援コメント
クーガーは王家の一員とするにはまだ経験不足とした上で、本人を王国に繋ぎ止めるためにスイーレと結婚させるのですね。
クーガー自身はスイーレに好意を抱いていたので、こういう形でまとめたほうが丸く収まりそうではあります。
ちなみに神聖国の方にはクーガーの才覚は、気づかれていなかったのでしょうか。気づいていたら神聖国への婚姻の話を頓挫させたことに異議を申し立ててきそうですが。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
クーガーのやったことは伝わってはいますが、主に力を持っている神聖国の指導層がその報告を真に受けていません。それに、そもそも王国と誼を結ぶことについては否定的な意見が多いわけですね。異教相手ですから。
ただルースティグ領に近い教区の方が「もし本当だったらどうする?」という感じにはなっています。ですがクーガーが何かしら軍事能力があるとしても、見なかったことにできれば、となって結局対応がちぐはぐになっています。
スイーレの一人称ですから説明できてないんですけどねw
ルティスとか現王視点になれば、その辺りの工作も書けるんですけどスイーレ視点では知りすぎの情報になりますから。
流石です。
取材旅行に行かせている作家からまともな報告が入ってくればスイーレの情報量も増えるでしょう。
編集済
クライマックスは近いへの応援コメント
このスイーレへの扱いはもしかして……。
クーガーをこの国につなぎとめるための方策と絡んでいるのでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ええ、お察しの通りですw
アウローラもそれを望んでいる風ではあるんですが。
ただ、それには王家がさらに条件を重ねてきまして……次回の引きをお楽しみ。
本当の戦後処理は内々にへの応援コメント
ルティスはイラッハ伯を始末するより泳がせて利用する方針でしたか。
流石に切れ者ですね。
あとはクーガーの去就ですが……どうなるのでしょうか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この王国はさほど王権が強くない設定ですので、こんな感じが収めどころになります。
では、クーガーをどうするのか?
残りは全部その処置についてだけといっても過言では無いですw
王太子フォルティスコルデへの応援コメント
ルティスは王の資質を備えているようですね。
それにしても、たった二人でイラッハ伯を捕まえたという信憑性の低い事実より、クーガーの強引な行動の方が注目を集めてしまいましたか。
それもルティスの判断でお咎めなしで済みそうですが。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。あまりに規格外なことが起こったので、無意識に目をそらしていたのでしょう。
王太子は戦場では活躍するのは厳しいですが、それだけに努力の人です。
その理由は最後に納得していただければ、と思っています。
混乱を順番に整理するへの応援コメント
ああ。傍から見れば、スイーレの助言に「素直」に従ったクーガーが戦場を勝手に離脱したように見えるのですね。
そしてイラッハ伯という後ろ盾を当てにしていたからこそ、おとなしく捕まったクンシランが、噂を聞いて逃げ出したと。
これはクーガーとクンシランの直接対決でしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
クーガーは戦術家としては恐らく大成はしないでしょう。
一人で勝てますから。ですから報連相も出来ませんw
クンシランは残念ながらここでほぼ退場です。
戦後処理で名前が挙がることはあるでしょうが。
対決は……たぶん無いでしょう。轡を並べる可能性はありませが。
「……何言ってるんだ?」への応援コメント
ある意味イラッハ伯は黒幕ではありますが、強引に捕まえては禍根を残すような…。
何というかクーガーは天衣無縫な性格で、一見行き当たりばったりにも見える行動でもって、結果を出してみせる人物なのでしょうか。
無責任艦長タイラーを思い出しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
禍根については、当然生じます。
生じますがクーガーの異能はまだまだです。
……私ちゃんとタグに「チート」って入れてあるのでセーフですね。
タイラーは懐かしいですね。
でも、一巻の物質転送装置で奇襲はあまり好きじゃありませんw
あれ誰も気付かなかったというのは無理があると思うので。続刊はおおむね好きなんですけど。
「化け物」は驚異であるへの応援コメント
盗賊から貴族になったのですね。
まあ、日本の武家や地主も元をただすと、地方の勢力争いに勝利した豪族が多いと思いますが。
驚報。つまりクーガーの行動がスイーレの想定をさらに上回っていたのでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
貴族なんて大体そんなものですw
次回、ようやくクーガーの無茶の一端とキンモルの貧乏くじが描かれます。
それでもキャストは揃わない?への応援コメント
火薬という危険物を運んでいる以上は、山地を避けることになる。
スイーレはそのことでクーガーとクンシランが戦う機会が失われることを憂いているのでしょうか。
クーガーにはそれほどまでに特殊な才能があるのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いえ、敗残兵という状態ならテプラ山地を突破します。
火薬を持っていないので。
テプラ山地迂回コースを選ぶのは火薬が絡んでいた場合と……
クーガーの力は才能では無いんですよ。
もうすぐ明かされることになるでしょう。
編集済
公子クイスクリアゥムへの応援コメント
ちょっとまだ、状況がはっきりしてこないですが、「クンシランへの補給を妨害する爆破」については、スイーレの話を聞かされた兄の手によるものなのか。
それとも他にスイーレと同様の推理にたどり着いてイラッハ伯の邪魔をしている人間がいるのでしょうか。
何にせよ、そのことがリアゥムに行動を起こさせて、前話最後の怪我に繋がったようですが。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
あ、それは兄の差し金です。
シーミア公爵家に通達すると、クンシランに漏れる危険性があるのでは?
と、密偵を派遣してる感じです。兄もクーガーの危険性を感じているので。
火薬は燃やせばいい、という事で仕事は比較的簡単ですし。
リアゥムが動くのはスイーレ達の計算違いというか、計算に入れてませんでした。公爵家ではアハティンサル領割譲で「終わった」ことにするだろうという考えだったわけです。
スイーレは偏っていたへの応援コメント
スイーレも別に完璧ではありませんでしたか。
まあ、名探偵の代名詞ホームズも偏った知識の持ち主でしたから。
なるほど、クンシランの過去の動静から先を予測するつもりだったのですね。
しかし補給なしで動き回る傭兵団。何か裏がありそうです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。
そこにクーガーをぶつけるというのがスイーレの計画です。
それは「映え」と呼ばれる?への応援コメント
ああ、つまりクンシランは自分を名所に登場させることで承認欲求を満たしていると。
ヴォミットの推測が正しければ、ですが。
意外な発想ですが、当たっているのでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
承認欲求はクンシランの中でかなり重要なものではあるようですね。
ただ、それが最優先事項かというと、首をひねってしまうのは無理からぬところです。
編集済
傭兵王クンシランの横顔への応援コメント
南方の名所に現れる。
クンシランの思惑はなんなのか。
ヴォミットの推察が糸口になるのでしょうか。
実は何かのカモフラージュで、「自分の本拠か目的を隠している」と考えると少し外れているアルカス台地が怪しいですが。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
クンシランの狙いは複雑怪奇ですので、どこに狙いがあるかは容易には掴めないでしょう。
ヴォミットはクンシランの行動原理を見抜くことが出来るかどうかは次回にて。
編集済
会話とは取引の繰り返しへの応援コメント
ヴォミットは手玉に取られている様子ですね。
クンシランの思惑と礼拝所、これがクーガーにどう絡んでくるのか、なかなか状況が見えませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
スイーレの狙いは割と簡単なんですけどね。
一種の戦略構想で、戦術はクーガーにお任せみたいな感じです。
これが一段落着くまで伝わっていないのなら、私に問題ありますね。
どこかで具体的に示すことが出来ていればいいんですけど
かわいそうなヴォミットへの応援コメント
ヴォミットはなかなかに屈折した形でラティオに関わっているようです。
『ケルヴス礼拝所』は三島由紀夫の金閣寺みたいな話だったのですかね。
スイーレは彼に何をさせようとしているのでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい。「金閣寺」ですw
私の純文学嫌いを形にしたようなキャラのはずが……プロットにない暴走をし始めております。
スイーレの狙いについては次回。
「戦争」をするという選択への応援コメント
「戦争」というのはどういう意味合いなのでしょうか。
クーガーが神聖国に行くことの問題性を証明するのが、容易ではないのは確かなようですが。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
その内容については次回で明かされます。
そこでも、あやふやなままなんですけどね。
だから、話がややこしくなっているわけですが……
ヒストリアはお見通し?への応援コメント
これは、ラティオに所属する推理作家たちがそれぞれ考察を披露する流れでしょうか。
個性的な女性の推理作家となれば現実にも著名な方はいますね。
果たしてヒストリアの推理はどんなものか。
先が気になります。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ヒストリアの推理、というよりもこの場合は「知っていた」の方が適切かもしれません。
では続きをお楽しみくださいw
コンピトゥムは及んでいないへの応援コメント
スイーレは人気作家にも手厳しいのですね。
というか、スイーレの眼鏡にかなっていない作品が人気になっているというのが何とも。
私も自分の評価と世間の評価が一致しない作品を見かけることはありますが。
コンピトゥムの作品は派手でウケやすい要素が入ってはいて、ミステリを読み慣れないライトファンには面白いけど、「マニア」のスイーレからすると「そんなに感銘を受けるものはなかった」というところでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
単純に謎の強度が不足してるんですね。
コンピトゥムの思う難しさと、スイーレの思う難しさに差異があるというべきか。
けれど謎の強度が上がらないのは整合性を優先させたせいでもあるので、その点ではスイーレはコンピトゥムを評価しています。
コンピトゥムが受けている要素はマーケティングのうまさがありますね。胡散臭い伯爵が殺された、なんて内容、推理小説に興味が無くても思わず手に取ってしまうものが多くいたわけです。
そのあたりの器用さはあるんですが、如何せん謎の強度が及ばないという。最新の原稿もまたマーケティングにより必要な要素を取り入れてはいるんですけどね。
モデルに思い至ってもどうか内緒でw
趣味と実益のバランスへの応援コメント
スイーレは小説の編集者のようなことをしているのですね。
趣味と実益を兼ねているのでしょうか。
婚約破棄の件とどう絡んでくるのか気になるところです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
次回でわかりますが、スイーレはなかなか乾いていますw
それでもしばらくは趣味のウェイトが高いですね。
婚約破棄でも前向きだへの応援コメント
新作ですね。
いわゆる婚約破棄もの、とは少し違う雰囲気も感じます。
楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
導入はこうなんですけどねぇ。
結局、趣味全開です。あと一人称と三人称が好き勝手に変わりますので、お許しいただければ幸いです。
今度こそ完璧な計画をへの応援コメント
ようやく最終話までたどり着きました。少し遅れましたが完結おめでとうございます。
超人?クーガーがスイーレに入れ込む理由に納得。おもしろかったです。
ただ、クーガーが感激した小説「輪と零」が気になります。読んでみたいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
クーガーについてはニュータイプという事にしておりますw
「輪と零」については変形P様の影響でこうなりました。最初はプロットにありませんw
純文学の芥川賞を獲って、そのあとミステリー作家。これは間違いなく松本清張ですw
ですから基本的には「点と線」ですよ。