またまた風変わりなカクヨムコン9な日常🧸

蜜柑桜

12/10 ご挨拶

 こんばんは、皆さん。僕は美冬ちゃんの一番の友達のしろくま、ティート・チェーザレ・アレクサンドル・コリオラヌス・ヴィットーリオ=マクシミリアン・リチャード・ルイ・フィリップ八世です。

 え? 長い? そんなそんな。かのポーランド王国ルイス・フェリペ・マリア・フェルナンド・ペドロ・デ・アルカンタラ・アントニオ・ミゲル・ラファエル・ガブリエル・ゴンザガ・シャヴィエル・フランシスコ・デ・アシス・ジョアン・アウグスト・ジュリオ・ヴァルファンド陛下に比べたら僕なんて。

 スペインやポルトガルの王女や王妃になると途端に名前が短いのですよ。ううむ、なぜでしょうね。

 それはさておき、また始まりました。「カクヨムWeb小説コンテスト」と呼ばれるコンテストの季節です。皆さん、こぞって「カクヨムコン」とか「カクコン」と省略しますが、やはり名前は正式に申し上げるのが筋でしょう。

 しかしながらこの僕ももうこのコンテストは何回か経験しております。親しみを込めて「カクヨムコン」と呼ばせていただくことと致しましょう。ええ、運営様が自称していらっしゃいますから、お許しになっていただけると思うわけです。


 この体験記は、またしようもない作者がコンテスト期間にネガティヴ思考へ陥りまくっているところを僕に代弁よろしくとか押し付けたわけです。いつものことですが、ひっそり静かに読まれていくのを見ながら「あああ面白くないのかも」病に陥っているそうです。

 だからと言って仕方がないというか、見果てた根性です。この! 忙しい! 僕に! 任せるなんて。冬なので美冬ちゃんがもこもこの僕をそばにおいていたがるというのに。

 ただ昨年と違うところと申しますと、今回はさらに緩やかに綴るエッセイになるそうです。しかも僕だけではなく色々と乱入すると思うから、だそうです。要するに気分です。困った人間です。

 全くもって申し訳ないことですが、作者に代わりまして代弁者の務めとして、初めにお断りしておきましょう。お付き合いいただければ幸いです。

 それでは早速、参加作のご挨拶でございます。


 長編は次の二作になります。すでに近況ノートでもお知らせ致しました。大体同じ。コピペを修正ですか。全く怠惰ですねえ。


 ☆月色の瞳の乙女

 リンク:https://kakuyomu.jp/works/16817330667049844136

 毎日7時7分更新。

 シリアスファンタジー、ライト文芸部門参加。


(あらすじ)

 四つの海の神に守られたとされるアンスル大陸では、勢力間争いと天災が長年激化していた。信仰の頂点に立つ教会もその渦中にある。

 中でも大陸一の大国カタピエ公国は、公女を娶り覇権を狙うが、その公女が昨今、輿入れの直後に連れ去られていく。

 月下、輝く瞳を闇に光らせ公女たちを救うのは、身元不明の娘、セレン。

 彼女と幼馴染のクルサートルは、大陸の安寧のために神の恩寵を試そうとするが……?


 信仰と平和とは。

 恋愛風味の戦うヒロインはこちらです。戦うヒロイン、セレンが主役。メリーノ公のダメリーノっぷりと幼馴染の貶されっぷりもお楽しみください。コンテスト内に終わるかどうか、ちょっとわかりませんですって。

 ☆☆☆


 ☆「天空の標」

 自然と人間の理を主題にしたハイ・ファンタジー。

 バディもの。言わずと知れた(?)シレア国安定の主従。

 二〇二三年、散々に楽しんだ改稿を経て、キャラ文芸のリベンジ参加。王女も出るようになりました。

 シリアスファンタジー、ライト文芸部門参加。


(あらすじ)

 森に囲まれた平和な国、シレア国は、先ごろより先帝の崩御と母后の逝去が続いた。その王位継承者の一人、第一子第一王子、カエルムは、正式に即位し妹王女との共同統治を開始するにあたり、側近のロスを連れて近隣諸国へ表敬訪問のため外遊の最中である。

 シレアの南方に位置するのは海に面した強国テハイザ。絶対中立を誓うシレアと、陸の豊かな資源を欲するテハイザの二国は、かねてより緊張関係にある。此度、カエルムは強固な友好条約を結ぼうと、外遊の最終訪問国としてテハイザを訪れる。

 しかしテハイザ国の宝であり、止まることなく天体の動きを示す「天球儀」が、カエルムたちの訪問と時を同じくして停止した。隣国の王子は災禍の種として、王との謁見を阻まれる。

 一方、その頃のシレア本国では、国で「時間」を知らせ、けしてその刻みを止めない唯一の「時計台」が止まった。さらに連綿と流れるシレア城地下の水までが流れを止めてしまう。

 一刻も早くの帰国が要される。

 頭脳派王子とその奔放についていく従者、果たしてこの危機を乗り切れるか?


 人智を越える不思議な力を軸に、天の理と人間心理をテーマにした本格ファンタジー。


 リンク:https://kakuyomu.jp/works/1177354054891239087

 18時8分更新。


 他に短編も書いておりますよ。短編、さくっと読んでいただけると嬉しいのです。


 ☆サンタクロースとの秘密

 この僕が、僭越ながら主役を務めさせていただいておりますが、第一話以降は一文字も書いておりません。全く怠惰な。クリスマスまでの完結を目指しております。

 美冬ちゃんにもサンタクロースさんはいらしてくださるでしょうかねぇ。うーん。サンタクロースさん「の」秘密、ではないですよ。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330668027036875


 ☆とある王子と従者の在り方

「天空の標」の主従の短編。何気に長編常連さんにも目立たずに来ましたが、作者は気に入っているお話です。

 単独でも読んでいただけるかと。二人の性格と関係が(おそらく)よくわかる、出張先での一件。主従、悪を制する、でしょうか。

 完結済みです。

 https://kakuyomu.jp/works/16816452221444809835


 いらしていただければ幸いです。コレクション化はまた後ですって。ぬいぐるみの僕でさえ、整理整頓は大事とわかっておりますのに。

 それでは次回は、僕がお送りするかわかりませんが、ここまで読んでいただきありがとうございます(ぺこり)。


 ティート・チェーザレ・アレクサンドル・コリオラヌス・ヴィットーリオ=マクシミリアン・リチャード・ルイ・フィリップ八世拝🧸

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