編集済
69四話『焔立つ天文舘を新鮮な偽眼が瞶める』への応援コメント
白夜ちゃんたちの出番、ここでしたか!
ちらっと友情出演!!
義眼を褒める女性二人の関係がざっくばらんで素敵です。
須磨子も嬉しそうな反応が素直で良き。
コンプレックスなんて微塵もなさそうな姿がかっこいい。
「否めかったが、」は「否め『な』かったが、」かも!?
トルコに旅行に行ったとき、朝コーランが大音量でスピーカーから流れていたけれど、あれはコーランそのものではなく、朝のお祈りを告げるものだったってことですか!
しかし7時とか常識的な時間だったはず・・・明け方は早い!!
ヴェネツィアの教会の鐘がうるさいのを思い出しました。
いや、そんな朝早くはないのですが。
あ、でもサンマルコのラピスラズリが美しいあの時計、マジで深夜も鳴ります。
一時なら一回、二時なら二回。
寝つけない夜は「うわ、もう二時か」と分かってしまうんだ、布団の中で・・・(-_-;)
よけいに焦るからやめてほしいやつ笑
作者からの返信
綾森れん様(ポイント↑①🎉)
二組のカップルが銀座でダブルデート……ということではなくw
福助も一緒に、呑気そうに歩いている感じなのです。
遂に耿之介が念願のものを入手しました。気合を入れて特注した精巧な偽眼とあって、須磨子も大満足な模様。お洒落をして繁華街を闊歩してみたり。
あ、そんなところに誤字ラちゃん。うっかりすると軽く上陸されるのです。
ご指摘、有り難う御座ゐ〼。
アザーンはイスラム世界に来たことを実感させる風情があって、割と好きです。おっさんだけど結構な美声で、偉い人しか発声できないようです。
未明の早すぎるアザーンは、ほかの街では耳したことがないような。まあ、四時だから普通、熟睡してるし。内容はシンプルで、アラーアクバル連呼とかですね。モスクのミナレット(尖塔)はその為にあったはず。
教会の鐘が深夜に打ち鳴らされるとは…こちらは寺の鐘撞きと同じで、時計代わりの親切なのだろうけど、寝入りばなだと起こされて、その後、延々3時間くらい眠れないかも。
部屋に時計が何個もある現代人には不必要でも、こうした宗教的な自己主張は大切かと。除夜の鐘にクレームとか、煩悩多過ぎです。
69四話『焔立つ天文舘を新鮮な偽眼が瞶める』への応援コメント
あっ……、ああーーー! 友情出演(涙)
四人とも元気そうで何よりです……!
作者からの返信
月島金魚さま(ポイント②)
ほんのチラ見せですが、道を訊いて来たのは白夜です。あちらのエンディングから五ヶ月くらいが経過。福助も混えて銀ブラを楽しんでいる感じですね。まあ全員、男なんですけどw
68三話『悲愴な金魚鉢に華咲き乱れ、禽が群れ為す』への応援コメント
心の病を背負った美少女が格子の嵌められた地下室で眠っている――映画のようですね。
空色に塗られた空間が現実感を失わせます。
でも少しでも明るい気持ちで、でも落ち着いていられるようにと、空色に塗ったと思うとなんだか泣けます(佐清に命じたのは誰なのか)。
~~~
イスラム教徒の礼拝、時間がぴったり決まっているのかと思ってました!
中東に出向した社員が、現地で雇った社員が仕事中でも礼拝しに行ってしまうと言っていたので。
回数さえ守ればいいのか。
国際空港には礼拝のための部屋があるけど、考えてみたらみんな違う時間に祈るんでなければ満員になってしまいますね。
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
地下牢の暗いイメージを払拭する劇的な、学芸会の舞台のような空間です。せめて偽物の青空の中で過ごして欲しいとの思いですが、塗るのは大変ですよね。佐清、頑張った。
🌙
住宅地では礼拝を呼びかけるアザーンが轟きます。夜明け前でもモスクのスピーカーから大音量。東南アジア某国では、まだ真っ暗な一回目が午前4時に響いていました。早過ぎです。でも騒音迷惑だとか、文句は出ない模様。
主な国際空港には隠れた場所に「プレイ・ルーム」が常備されているらしいです。子供向けの遊び場じゃなく、お祈りのプレイだったし。
バックパッカーが宿代わりにして長居するので、問題になったこともありました。寝てちゃダメです。
67二話『新参の女は苛立ち、語気を荒げて迫った』への応援コメント
言われてみれば時間関係は6と12で出来てるのに、一週間だけ7日ですね。
干支の12年一回りは木星の運行だったはず。
暦は普通、月だったり惑星だったり、昔の人が空を見て決めているけれど、一週間は・・・
まあ何はともあれ現代では週休二日制が実現したのだからよかった!
もう少し経つと彼らの世界は月月火水木金金に・・・?
私は日日火水木土土を所望するっ
~~~
一神教圏のほうが神に祈る時間が決まっていたりして、時間に細かそうなイメージがあるけど、どうなんでしょうね?
イスラム教徒の日に5回礼拝する決まりとか・・・。
でもキリスト教でそこまでこまかいのは修道院くらいで、それを言ったら出家してる坊さんたちは時間通り動くだろって反論が出てきちゃうし。
そうです、サンマルコの時計はラピスラズリなのです!
綺麗ですよね。現代的なデザインに見えるのは、きっと現代人があれを真似して色々作ったからだと勝手に思ってます笑
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
なんと、木星の公転周期と干支が関連しているとは。
肉眼で見えるらしいけど、太古にそこまで詳しく割り出すとは、観察眼恐るべし。東洋の干支は、西洋の黄道十二宮とも重なるから不思議です。
一週間=七日が身体感覚に異常をもたらす……という持論をインドでガチ系のマヤ暦信者から聞いたのだけど、そんな話は見つからなかったし。無理やり、エピソードにぶち込みましたw 地球滅亡しなかったんですけど。
そもそも太陽と月の運行に関わる一年や月の捉え方はあっても、週の認識は浅く、本邦だと「五の日」などを商店の休日にしていたり。基本的に休みは少ない。あと、戦前は土曜が半ドンでしたね。どういう辻褄合わせだったのか。
🌙
イスラム圏は今でも星の運行ベースで、敬虔な国では聖職者が未明に目視して断食月の始まりを宣言するとか。お祈りは見た限り結構アバウトです。一回目は起きた時で良いらしい。寝坊可。でも、絶対に五回礼拝します。
ラピスラズリと金色の組み合わせは、いつ見ても痺れるのです。
成る程、腕時計のほうがデザインが真似ているのか。教会の憧れの大時計を個人的に所有しちゃう感覚ですね。
65七話『狐憑きに違いない、と偽眼の淑女は言った』への応援コメント
やっぱりこちらも一目ぼれでしたか。美しさは罪といいたくなる兄妹ですね。
狐憑きという貴女も同じ穴の貉じゃ。途中までいいひとだったのに(爆)
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント③🎉)
重い病いの少女を気遣う性根の優しい女……では、ないような。
この時点では見た目でしか判断していないので、忠嗣と似たり寄ったりの面喰いですね。狐憑きと断定するあたりは意外と古風な一面も。
編集済
66一話『美少年の砂時計が束の間の時を刻む』への応援コメント
時計、ロマンがありますね✨
香盤時計や、ミュシャ関連でプラハ旧市庁舎の天文時計も思い出したり✨
作者からの返信
鳥兎子さま(ポイント①)
おお、プラハの天文時計、スタイリッシュな。緑と黄色に橙…昼の日照時間を色で現しているのか。月も動くし、凄い仕掛けに人形もゴシックワールドの住人。これを模倣した腕時計があったら、欲しいんですけど。
時計塔はロマンの塊なのです。
香盤時計の説明が、旧服部時計店のサイトにありました。線香版もあったり、燃焼時計という古来のジャンルもあるんですね。奥深い先人の知恵です。
66一話『美少年の砂時計が束の間の時を刻む』への応援コメント
砂時計、二つあるってのがミソですね。
ひとつなら偶然で片付くけど、複数あったらそうは言えなくなる。
ヴェネツィアに歴史的な時計がありましたが、針は一本で、二十四時間時計でした。
江戸時代の数え方と同様、のんびりしていたんだなと感じたり・・・。
ひとつはリアルト近くのサン・ジャコモ教会にあったけど、大雨のあと壊れた笑
もうひとつはサンマルコの時計塔にくっついてる青くて綺麗なやつだけど、両方二十四時間時計。
もちろん18世紀前半なんていう新しさではないけれど。ところで18世紀前半って後期バロック! と興奮しました笑
うーん、脈拍でも測るのに使ったのだろうか?
つまり医療用? とか勝手に予想してみる。
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
おお、サン・ジャコモ教会の大きな時計は主張が強く、デザインも良い。
やっぱり上に三つの鐘が並んで人形も据えられているんですね。ノートルダム寺院のジャックマール時計とかが、起源なのかと思ったら、こっちのほうが古そうな。
で、サン・マルコ広場の時計塔は、デザインが妙に現代的。ローマ数字にゾディアック(黄道十二宮)の組み合わせとは粋で、このまま腕時計にしたいくらい。文字盤の青色はラピスラズリと見た。
機械式の時計は欧州が先進的で、歯車の普及と関連していそう。教会が先導する形で発展したのかな。同時に、特定の時刻になると派手に動くオートマタも発達したようです。
東洋では水時計や日時計の時代が長かったのに……この時間に対する洋の東西の格差は何なのだろうか。
65七話『狐憑きに違いない、と偽眼の淑女は言った』への応援コメント
與重郎くんは悲劇の美青年で、千鶴ちゃんは薄幸の美少女だった――そのことに気付かせてくれた須磨子さん、さすがと思いながら読んでいたけど、途中で気づいた。
ちょっと待て、須磨子も下心ありありでは!?
それが肉欲でないとしても、お近づきになりたいと思ってるだろう!?
十代の少年少女をネタに不良の大人二人が地獄で何の算段かな!?笑
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
與重郎をアンニュイ系美少年の枠から外して普通に喋るタイプにしたのは、恵まれない周辺環境と密接に関係しています。努めて明るい。
それは兎も角、美談風に纏めて説教しているけれど、須磨子も相当に怪しいです。乙女小説で読んだ憧れのエス設定が「ガチで現実に出現」とか思って興奮。後輩の少女に対して早くも「姉役」に成り切っている……
右眼が血走っているので、さすがに忠嗣も察知したりして。一方、彼女がストーカー気質なのは、知らぬ存ぜぬなです。
64六話『肉慾に溺れたる男色紳士、遂に説教を喰らう』への応援コメント
なんだか須磨子がかわいらしく見えてきました。
確かに使用人にごみ処分を依頼すると考えると、処分に困りますね。
「お嬢様、悪い方とのおつきあいが!?」と心配されそうですし・・・
ヴァージニア・ウルフのオーランドーがすでに昭和初期に翻訳されていたとは!
現代でも攻めた内容というか。フェミニズムでは片づけられない本質をついていて面白いのに戦前日本で読めたとは。
そうか、川端康成までが参戦しているということは、乙女小説の人気度がうかがえるというわけですね。
前衛映画の原作も手掛けるし、川端は時流に敏感だった!?
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
小さなゴミならそこら辺のドブに捨てれば済むような気もするけど、お嬢さんなので全く見当が付かない模様。
これとは関係なく、戦前のゴミ捨てルールが調べても全然分からなかった…屑屋さんがリヤカーで回ってたのか。そもそも現代と違ってゴミの量が極端に少なかったのか。
『伝奇小説オーランド』は重そうな単行本ですが、全訳ではなく、妙訳っぽい感じも。検閲を前提に、どの辺りを削ったのか。原書や現行版と比較したら、面白い考察ができるかも知れません。
川端参戦は、多分、出版社側の依頼だと思います。少女雑誌の売り上げが良かったので、大御所系に支払う原稿料も用意できたのかと。他にも男性作家が挑んだようですが、今ひとつだったらしい。
吉屋信子の後継者も現れず、乙女小説のスピリットは戦後の少女コミックに引き継がれた、と寺山修司が論じています。
63五話『禁書庫の閑人が乙女小説を精読する』への応援コメント
躊躇なく切り取りおった! さすが地獄の番人😂
「エス」ってこの時代なのか。勝手に大正浪漫のイメージを持っていましたが昭和初期にも人気の概念だったんですね。
なんとなくヴァージニア・ウルフを思い出したのですが、海外小説の影響やフェミニズムの流れとは関係ないのかな。
映画で見たのですが『オーランドー』って作品が好きでして・・・(男装の麗人が好きなんですみませんw)
肉欲が強い男の同性愛とは別物という忠嗣の感想が興味深いです。
性欲弱めの兄弟っぽい男性同性愛にはブロマンスというジャンルがあったはずだけど、
ブロマンスを好んで読んだり書いたりする層は女性だったはず。
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
愛蔵する模様w 少し前に須磨子が雑誌『エロ』の写真を勝手に切り抜いて憤慨してたのだけども。
「エス」は大正時代からの流行とされる一方、この物語当時(昭和十年代)、乙女小説は川端まで参戦して最盛期に入っていた感じです。
レズビアンは愚か、女性の「同性愛」という記述も見当たらず、表現を「女性同士の愛」「同性の愛」に変えました。男色は江戸時代から庶民文化になっているのに、女性側はまだまだ発展途上のご様子です。
ブロマンス系は文豪の短編にあったような。忘れました…ちなみに男x男は即検閲の対象だったので、意外と禁書の例が少ない模様です。
なんと、調べたらヴァージニア・ウルフは早い時期に翻訳出版されていました。老舗出版社から出た『伝奇小説オーランド』で、昭和六年。古本で二万円くらいします。
これ、戦前のイスタンブールも舞台になってるのか…男装以外にも関心が重なるし。本格的な乙女小説論は読んでいませんが、海外作品からの影響は少なからずありそうですね。
62四話『地下牢に隠伏せし笑い娘と眠れる姫』への応援コメント
突然の発症とは、お気の毒に。
コメント欄に名のある北杜夫のどくとるマンボウシリーズ、実家にあったので愛読していました。あの人も躁鬱で、それを時々ネタにしてました。テンションに任せて株の売買してしまうという話を未だに覚えています(怖)
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント③🎉)
北杜夫も躁鬱症状の永患いで苦労した口ですね。
ジャンルも多彩な著作のうち代表作の『楡家の人びと』がスバリ青山脳病院を主な舞台にした大河ドラマだったかと。
結構硬い純文学で手を出しにくいんですが、当時の病名とか参考なりそうな。本人もドクトルだし、描写も正確なはず。
編集済
62四話『地下牢に隠伏せし笑い娘と眠れる姫』への応援コメント
かわいそうだなあ。
現代だって治らないに等しいと言うか。。。一時的に収まっても、ストレスがかかったらまた発病するというか。
『17歳のカルテ』っていう邦題で映画化もされた私小説を思い出しました。
原作は映画よりエッセイ寄りで、心を病んだ少女たちがリアルに描き出されていました。
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉) 1月29日(月)達成
『17歳のカルテ』、興味深いです。自伝的ノンフィクションなんですね。辛そうな内容ですが、後に少女が作家として大成しているということは、絶望ばかりじゃないのかな。
当方は執筆に際し、藤元登四郎著『祇園「よし屋」の女医者』という時代小説を参考にし、話の展開を変えました。何かの拍子で簡単に治るような病いではないことを学びとったのです。
62四話『地下牢に隠伏せし笑い娘と眠れる姫』への応援コメント
御転婆。真におてんばやおきゃんであれば……と思ってしまいます。斎藤茂吉先生がいらっしゃるのならば、と期待をしてしまいました。
収まっていなが、とございました。
作者からの返信
豆ははこ様(ポイント↑③🎉)
茂吉先生も芥川の「ぼんやりした不安」を解消できなかった……特効薬もなく、処方箋もない難しい病気なので、誰のせいでもないのですが。
青山脳病院の敷地は、北杜夫の生家にも当たります。
とか他人事のように語っている場合ではなく、
ご指摘、有り難う御座ゐ〼。
今回も、意外なところにおったな、誤字ラちゃんw
61三話『破瓜病の薄幸な妹君がゴヲレムを倒す』への応援コメント
躁鬱病を破瓜病というのは知りませんでした。
統合失調症だとばかり思っていたので、躁鬱病でややホッとしたというか。
ホッとするのもおかしいのですが、統合失調症の治りにくさと比べたら。
薬で抑えても感情のない人みたいになるし、そのままだと「スパイが私を監視してる」とか言い出すし。
過去にうつ病と診断されたけど、通院をやめたと言っていた人が、非常に躁鬱っぽかったのですが、
躁状態のときの行動力には目を見張るものがありました。
(一番下までスクロールするとカラフルなタグがネオンのようで華やかな気持ちになります笑)
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
躁鬱状態なので、破瓜病は斎藤茂吉の診断結果とは違う模様。あくまでも少佐の見立てなのです。病名で勘違いするシーンを入れたいので、ぶっ込んでみました。あ、サブタイにもあるな…見なかったことにするのです。
被害妄想系はなく、スキゾフレニーではないようですが、元の人格が行方不明とあって、やや深刻で特効薬も見当たりません。発症と経過については、少々長いので分割しました。
やっと超絶美少女が登場して鍵を握ったりするけれど、セリフが少ないなあ。
タグに狂気を滲ませましたw このままにして、過去作に収納する段になって書き換えます。本当は「カクヨムオンリー」とかあった方が良いんだろうけど、まあ、いいや。
61三話『破瓜病の薄幸な妹君がゴヲレムを倒す』への応援コメント
破瓜病とは初耳でした。現代の感覚だとあり得ないネーミングありますよね。
須磨子女史はこちらも一目惚れか。なんだか、横溝正史を彷彿とさせる回でした。
美初年←美少年かな?
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント↑③🎉)
ドキッ。まあ、須磨子はんもガン見してはったし、病いの心配をしとるんやろなあ…
ちょっとメンタル系の患いなので気を遣う方もいてはるかと思いますけども、勘違いを誘発する病名を使いたかったり。命名はドイツの偉い先生やし。
とか言ってる場合ではなく、それ致命的な誤字ラちゃんでは…
カクコン読者選考期間が終わっても「今ならポイント1倍キャンペーン」は継続なのです!
61三話『破瓜病の薄幸な妹君がゴヲレムを倒す』への応援コメント
破瓜病って読んですぐに須磨子と忠嗣と同じことを思ってしまいました。ちょっと検索してみましたけど、統合失調症の型の1つに破瓜型ってあるんですね。戦前は統合失調症を破瓜病と呼ぶこともあったんでしょうか。
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
ドイツ語の「Die Hebephrenie」を明治時代に「破瓜病」と訳して輸入した概念と見られます。
原語に「破瓜」的な意味があるのか不明ですが、手元の新書によると、必ずしも躁鬱症状ではなく、思春期に端を発する「早発痴呆」を対象に命名されたようです。
少女に限定した病名でもないようで、男の子まで破瓜とは、これ如何に。
編集済
37九話『蒙昧なる斬撃が丁稚の至宝を奪い去った』への応援コメント
>花婿となった六腑五臓君は、何処いずこかの屋敷で新たな暮らしを始め、慎ましく淑やかに今宵も突っ立っているに違いない。
突っ立ってる、ですか。
モノがあるのは知ってましたが、そんな機能まで付いていたかな? などと戯けたことを思い、頭から順繰り見直してきました。
はい、私の下衆の勘ぐりでした。
いえ、てっきりそういう隠語かと……。
変な期待を寄せてしまい、ごめんない六腑五臓君。新天地でもお元気で。
作者からの返信
濱丸さま
六腑五臓君にそんな隠し機能(正に拡張機能)があったら、面白いというかスグレモノ。性教育に使えるような、若干の問題があるような。
リアルだと、島津製作所ではなく、オリエント工業の守備範囲になってしまう。(男児バージョンなんてないはず)
この人体解剖模型って値段はお幾らぐらいなのか…調べると、現行品は新品で4万円(全長50センチ&足なし)と意外に安い?! いや、買わないけどw 見た目はどこか中性的で、やっぱりオマケは付いていないのです。
編集済
60二話『雷鳴を連れて座敷稚子は顕れり』への応援コメント
幕末以前の日本では、裸体はそれほど性的な意味をなしていなかったようで、湯屋は混浴でしたし、夏に人目をあまり気にせずに庶民の女性が行水を使うなどということも、普通にあったようですね。
特に、女性の上半身に性的な意味はほとんどなかったようで、海女が腰巻のみの上半身裸で漁をしたり、やんごとなき辺りでも、夏は、胸が透けて見えるような紗の装束が用いられていますね。
女力士の姿にも、そのような時代的な価値観が反映されているのでしょう。
今では考えられませんが、僕の子供の頃、すなわち四、五十年前までは、女性が人前で平気で胸を出して赤ん坊に授乳するような光景が、当たり前にありました。
さらにもう少し前の時代には、田舎に行くと、田畑の脇での農婦の立小便なども、それほど珍しくなかったようです。
また、少し話は変わりますが、ヨーロッパでは女性の腋毛に性的な意味はずいぶん最近まで無かったようで、歌手のネーナ(Nena)などは腋の処理をしていませんでしたね。しかし、当時の日本やアメリカなどでは女性の腋毛処理が当然視されていたため、彼女の未処理の腋は話題になりました。
現代ではヨーロッパの女性もきちんと腋の処理をするようになったようですね。
社会的、あるいは時代的な価値観の違いによって、何が性的意味合いを持つのかとか、何がはしたないとされるのかなどの観念は、ころころ変わりますね。
作者からの返信
すらかき飄乎さま
海女さんの漁…成る程、旧幕時代は上半身に卑猥な意味を見出さなかったのか。禁止されて性的な対象になるといった逆転の構造があるようにも。
電車で若い母親が授乳するシーンを名作映画で観た記憶があります。制作は昭和三十年代から四十年代。現在だと、公然猥褻に該当したりするのかな。哺乳類として基本的な行為のはずだけども。少子化が進むわけです。
近代化(西洋化)の過程で捉えると面白い考察が出来るかもしれません。
欧米では普通にビーチでトップレスになる女性が居て驚いたりしますが、本邦の西洋化で乳房を隠すようになったこととは矛盾するような感じも。欧米のそれにはもっと先の世代のウーマンリブ的な要素があるのか。
今だと混浴は先進的な印象もあったりして複雑です。
明治の為政者は「遅れた蛮族」と捉えるられることを極端に恐れて、陰間茶屋も一気に撲滅されてしました。西洋では「最悪のソドミー」と指摘されて驚いたとか。向こうの実態とは違うけれど、偏った情報を精査することは出来なかった。
極東方面の大陸サイドにも女性が脇毛の処理をしない地域があったはずです。今は恥ずかしいとされて剃る習慣に変わったとか。厳格なイスラム国家では、未婚の女性は体毛を一切剃ってはいけない戒律を守っているので、ぼうぼうです(多分)。
逆に脇毛を処理している男性アイドルが「変態」呼ばわりされたりも…まあ、たかが毛です。そして乳房も性器ではなく、法律で縛るほどの代物ではないはずです。
編集済
60二話『雷鳴を連れて座敷稚子は顕れり』への応援コメント
奉納相撲で少年(の褌姿)を見てただけで平河町事案の容疑が深まるとは、忠嗣の視線が端から見てもよっぽど煩悩まみれで怪しかったんですね😂
美少年にべったりの童女が最後に登場!これが実の妹じゃなきゃ、忠嗣は嫉妬に狂っちゃう?!
銀髪紳士が須磨子の義眼が欲しいってゾッとする嗜好ですね。外すところを想像するだけで怖くなります。
『變態資料』ってすごい名の雑誌ですね。現代なら、企画段階で速攻ボツになるはずですが、まだそんな雑誌の発行が許されるご時世で、割が合うほど売れたんですね。国会図書館に行けば実物は閲覧できるんでしょうか。
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
砂かぶりで鑑賞して報知新聞に載ってしまいましたw
いくら何でもそんな変態さんは希少と思いきや、少年相撲の隠し撮り映像は、今でも某界隈で人気があったりするそうです。普通のお相撲さんじゃダメなのか。
実の妹ちゃんです。顔がそっくりなため直ぐに判別できる感じで、疑う余地なしかな。
耿之介は「美女の義眼」を直に入手することが大きな目標のようで、おっさんの物ではダメなようです。オカルト指向ではなく、偽の身体器官的な要素で、屍体愛と一脈通じています。
大正期に「変態」のワードが学術書に登場して、一種のブームになったとか。「變態資料」は合本も製作されているので、国会図書館にありそうな。薄っぺらい古雑誌は千円未満で買えますが、哲学論考を含む小難しい内容らしいのです。
【特記:関係各位】
「變態資料」の発行版では当時だと珍しい「・(中黒)」が使われていることが判明しました。「變態・資料」に改めます。
60二話『雷鳴を連れて座敷稚子は顕れり』への応援コメント
最後に登場した少女が実の妹ならよいのですが笑
神に捧げると言うと能楽が思い浮かんだけど、平安貴族の遊戯「蹴鞠」も木の上で神様が見ていることになっていたんでしたっけ。
自分たちが見て楽しいものは皆、神様も楽しいはず、という考え方があったのかな。
まあ天岩戸を開けさせるのに、歌え踊れの大騒ぎを演じた神話があるくらいですから。。。
西洋でカトリック教会が度々オペラを禁ずるのとはちょっと違う雰囲気の日本。
しかし日本の場合、幕府がけしからんと騒いで女優も少年俳優も禁止になったんだっけ。
話がそれました。
女相撲はそそると思います。
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
実体のある妹ちゃんです。すっかり忘れていたウェブ小説必須の「美少女要素」が、遅れて登場w 60話目とか、有り得ないし。
蹴鞠の由来も、神楽に近いんですか。典雅な感じがします。
娯楽を捧げるというのは優れた傾向で、生贄を捧げる部族もあったりして…いや、一部の地方では生贄系もあったな。
女を舞台から排除したら、瞬く間に若衆が席巻。どっちも幕が降りた後のお付き合いが目当てだったようですね。若衆追放は女性排斥の約二十年後とか。江戸人って少年受け入れ過ぎで、びっくりします。
物語当時、女相撲は盛んだったようです。服はちゃんとしているし、どこら辺に需要があったのやら。個人的には男装の麗人っぽい扱いかな、とも思うのです。
26八話『階段の先で新参者を待つ骸骨の足指』への応援コメント
え!?事件の香り?
けど変わり者の多い中、骨が事件・事故の類いででてくるかと言えば違う気もする。誰かの趣味のマスコット??(*_*)
作者からの返信
弥生ちえ様
屍体遺棄事件の物証にしか見えず、推理(妄想)が捗るのです。
でも、ライトアップされてるし若干、不自然な様子……
おっと、マスコットは的確だったり。少しサイズが大きいけれど、そんな趣味の人も多く、現代では定番と言えたりも。
25七話『人皮装丁の奇書に肖たる小函の来歴』への応援コメント
美少年の書き付けゲット~( *´艸`)♡
直に触れて堪能するのか、額縁に納めるのか……悩みそうですね。
作者からの返信
弥生ちえ様
この手書きメモは暫く匂いを堪能した後、冷静になって小さな額に収める感じかな。自宅に秘蔵するか、調度品の上に飾るか……
しかし、文字面が味気ないとうか、縁起悪そうなw
35七話『男爵令嬢の風説に閑人は思い倦ねる』への応援コメント
少し前からこっそりお邪魔させて頂いております。濱丸と申します。
パッと見の凄く文学的で教養深さを窺わせる文章と、その内容のギャップに惹かれて、こそこそ通うようになりました。
タグの付け方がカクヨムいち上手いのではと、羨ましく思っております。
今回も戯曲集やコーヒーに美少年を感じたり、股間に挟もうとしたりと、圧倒的な文章力から来る重厚な雰囲気を、隙あらば主人公自らぶっ壊していく流れが最高でした。
引き続き、勉強させて頂くつもりで、拝読させて頂きますm(_ _)m。
作者からの返信
濱丸さま
初めまして、🦋蝶番🦋と申す怪しい者です。
身に過ぎる多くの♡マーク、そしてコメント、有り難う御座ゐ〼。
一般教養は乏しいのですが、技法で取り繕うのは得意だったりもw
會の演題はそこそこ真面目ですが、主人公の目線的には常に隣の美少年をちらちら窺っている感じです。知識欲より下心が上回る……
タグは過去作に収納するまで、このスタイルで行こうと覚悟を決めました。悪目立ちしたい性分なのですw
引き続きお読み頂けましたら、幸いです。
編集済
59一話『宵風のヸオロンの節永き啜り泣』への応援コメント
「何だ、こりゃ。でけえ斧だな。あの時、こんなのがあったらなあ」
私もそう思いますよ、柏原さん(笑)
(あの時って、曲藝團のあの時のことですよね?笑)
作者からの返信
月島金魚さま(ポイント②)
大正解なのです。めちゃ嬉しい。
当作の大半の読者さんには意味不明で申し訳ないのですが……
福助が洋館の捜索に出かける『曲藝團〜』八章四話のエピソード関連です。
「斧だな。大きい斧を作造が振り下ろせば一撃だろう」(柏原談)
楽団リーダーは、下男が使う薪割りの斧が屋外にあるはずだと断言して、危険な行動を推進。結局、斧は見つからなかった。
新作に入れ込むのは若干ルール違反だけども、入り口脇の鉞(マサカリ)には意味があるので、ご寛恕願いたかったり。
編集済
59一話『宵風のヸオロンの節永き啜り泣』への応援コメント
忠嗣は櫻子(でしたよね?)にたしなめられたのに、また年増って言ってますね。
銭湯で期待した美少年のお尻ではなく、「親爺の萎びた臀ひとつ」しか見れなかったのはその罰でしょう……なんちゃって(古い)
もし美少年がいたら、忠嗣は、とある生理現象のせいで湯船から出れなくなって湯あたりしちゃいますね。
ところで、素敵なレビューをくださり、ありがとうございました。ヒロインとヒーローの周囲の人間は、下世話なドロドロメロドラマを繰り広げたのに、「ヒロインは何処までも純粋で、ハートフル」と書いていただいて、拙作がまるで崇高なドラマになったかのように感じられてすごく嬉しくなりました。
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
やはり年増に恨みでもあるのやら。あ、こっちは地の文だから作者の言葉だw 番台に座る眼の遠い御婆様ですわ(今更)
この風呂屋のシーンは「立ち小便覗き」の時から気になっていて、それなら銭湯に行けば済むだろ的な矛盾を秘めていたのです。当時は大半が銭湯に通っていたはずですし。そこで身体器官の不具合を差し込んだのです。
☆☆☆
レビュウが〆切ギリギリになってしまいました。文字数が多いと隠れポイント加算になるとか、そんな都市伝説も聞いたりして…
陰謀渦巻く、後味最悪のどろどろ感はないような、と思いつつ、登場人物を美化する基本方針があったりもw 読み専さんが気に留めるレビュウって今でもスタイルが不明で、試行錯誤が続いています。
59一話『宵風のヸオロンの節永き啜り泣』への応援コメント
柏原さん!!
この回で登場でしたか!
久しぶりに本編でお会いできて感無量です。
🐱ラヂオでは時折り見かけるような・・・
いやそれよりも、戦前の時代ですでに藝大のレベルは高かったんですね。
ほら、昔って大学のレベルが今と違うと言うか。
伯父や伯母が上智や青山なんですが、母曰く「昔は塾なんてないし家でちょっと勉強しただけ」だとか。
だから音大も今ほどは・・・と思ったけど全くそんなことはなかった模様。
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
どこかの洋館から奪い取って来たジャズのレコードを質入れしたのですw
蓄音機持っていないので、聴く機会も少なかったし。
東京音楽学校の甲種師範科は一学年で四十人前後だったようです。戦後のデータだと、バイオリン専攻は僅か二名の入学。超エリートで、努力とか才能以前の問題のような。合格者は普通に作曲も出来た感じで、入学以前に何処でどんな教育を受ければ良いのやら。
一方で、選科(聴講生)は大勢受け入れていたようです。こっちは受講料目当ての金儲けの匂いがするぞ。
戦前の私大も狭き門だったはずです。学費もそこそこ高く庶民とは縁遠い。入る中等学校(=高校)のレベルで、最終学歴が見えていたとか。それは今と変わりないか。
58十一話『しろがねの尖端を偽眼に向けて己の愛を語る』への応援コメント
ええっ!?
須磨子さんの告白にちょっとびっくり!
そうだったんだ!
作者からの返信
あきこ様
意外性があったのか、唐突すぎるか…
当初はレズビアンを匂わすセリフがあったのだけど、圧縮時にカットしたのです。
編集済
58十一話『しろがねの尖端を偽眼に向けて己の愛を語る』への応援コメント
須磨子は忠嗣が好きなのかと思ってたんですが、とんだ勘違いしてました。この種明かしはすごく意外でした。お嬢様は結婚を強いられそうな気がするので、私も須磨子と忠嗣が偽装結婚?って思いました。
「撫でることは度々あっても、指を挿入するなど一度とてない」というなら、完全な冤罪とも言えないような……出納手の小遣い坊やは、お尻を男に撫でられて嫌がってないんだろうか?!
「貴方が生粋の男色家で、衆道を歩む御仁と確信した」とか、「包茎さんを買う為やなかったやんやね」って大声で言われてビビる忠嗣がかわいい😂
パワーアップしたタグ、拝見しました!❤️で美少年がますます強調されて素晴らしいです💕
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
須磨子からの猛アタック(死語)っぽく書いているので、勘違いなどではありません。別の意味で、同性愛者として強い関心があったのも確かです。まあ、婚約破棄に絡んだダミーだったんですけどもw
公務員らしく、スキンシップの解釈の幅が非常識に広いようです。スポーツでコーチとかが、選手の尻をぽんぽんと叩く感じかな。指をぐりぐり挿れたりはしていなので、セーフ扱いです。いや、社会人としてセーフなのやら……
タグを手直して変態度をアップさせたのです。真面目に書き直そうとして思い止まったりw 「この作者、ちょっとおかしいだろ」と思って頂けたら幸いです。いや、幸いなのやら……
58十一話『しろがねの尖端を偽眼に向けて己の愛を語る』への応援コメント
私もおかっぱ頭さんと一緒に声をあげて笑ってしまいましたよ🤣
「貴方が生粋の男色家で、衆道を歩む御仁と確信した故だと申し上げましょう!!」このセリフを大きな声で言われるとは笑
人が聞いているか否かに関わらず嫌でしょうね😂
でも須磨子さんの謎がすべて解けました。
うーん、でもお嬢様だし実家から結婚しろと言われないのだろうか?
これは忠嗣と偽装結婚でもするしか!?
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
料理店で多くの客が居る中、大きな声で叫ばれてしまいました。これ、須磨子も男色が外道だと思っていない為でもあるんですが。
冒頭に近い三話くらいから延々と引っ張った痴女の謎w 余り要領の良い女とは言えない感じですね。男の誘い方なんて知らないし。
結婚話に関して状況は改善せず、尚も家と家同士の談合は進んでいて、尾を引くことになります。忠嗣はNTR展開がないことに安心するばかり。
そう言えば当初は「令嬢婚約破棄」をタグに入れて読者の関心を惹こうとしていたんだっけか。忘れてるしw 因みに最近、タグを手直ししたのです。
57十話『もののふの魂は帝都の霊園に眠れり』への応援コメント
車に妖刀村雨の名とは芸が細かい。
墓場撮影ついでにツーショット。金曜会の趣味的には心霊写真かと思ったのですが、まだ写真で遊ぶには時代が早い?
当時の日暮里は、どれくらいの明るさだったんでしょうね。初夏の19時過ぎでしたっけ?
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント②🎉)
村雨と松風と須磨子(須磨の浦)でセットなのです。由来とかは文中で説明しませんが、芳年関連だったりも。まあ、後付けだけど。
んん、梅雨入りの頃だからまだ夕暮れか黄昏の頃かも。夏至も近いような。
禁書庫の撮影は十七時以降で、色々あってもそんな遅い時刻ではないですね。
56九話『誘導尋問に嵌った忠嗣の“無惨絵”』への応援コメント
芳年の美少年絵、素晴らしいですね。端正かつ少年らしい清潔な色気もある。なんで無惨絵ばかり見覚えあったんや、ワシ……。
ウィリアム・ブグローの少女たちも可愛かった。色々堪能できて、一度で二度と美味しい小説ですね。次回、豪華な晩御飯!
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント↑②🎉)2月2日分を加算
芳年は何を描いても一級品ですね。最高傑作は、馬の躍動感が素晴らしい武者の絵だとか。
裸婦の乳首を初めてピンクに塗った日本初の画家という評判もあるけど、初は言い過ぎだとか。伝説も多いです。
ブグローのソフトな色合いも極上。これ、美少女というか幼女絵は、刺さる人に刺さりそう。
57十話『もののふの魂は帝都の霊園に眠れり』への応援コメント
はたからみたら、両手に花だよね(o^^o)
作者からの返信
あきこ様
職場の女性に誘われて夕食…んん、これハーレム要素なんだけど、何故か針の筵だw
57十話『もののふの魂は帝都の霊園に眠れり』への応援コメント
月岡芳年はかなりリアルなので、実物を見ているんだろうなあと思っていました。
西洋画だと「パドヴァ大学の外科の講義で解剖を見学」とかできそうだけど、日本だと・・・戦が起こったら駆けつけるんですね。
しかし心霊写真でも撮れそうでしたね!
わざわざ知ってカメラを向けると「それなら」と親切心で亡霊が出て来てくれそうです笑
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
実物を間近で見たことが大きなポイントだと思うのです。
従来の合戦とは違って、上野戦争では破壊力の高いアームストロング砲が使われました。恐らく戦死者の身体は、斬り合いとは別物の凄惨な感じだったはず……
前話に登場した胴体真っ二つの男『魁題百撰相 冷泉判官隆豊』は明治元年の作品とあって、上野戦争でのスケッチを参考にしたものと考えられるのです。これは個人の考察なので、文中では省きましたが、たぶん正解かと。
あ、何気なく墓場で撮った写真に「写ってはいけないものが写ってる」って面白い! うーん、書いている時にそんな発想は出て来なかった。センス抜群です。
57十話『もののふの魂は帝都の霊園に眠れり』への応援コメント
忠嗣の高尚な趣味がどんどん知れ渡りそうですね。もう開き直るしかないと思うんですが、忠嗣はまだそこまで開き直れないんですね。
忠嗣と須磨子のツーショット!いや、運転手も背景に入ってるのか。須磨子が忠嗣との写真を欲しがったのか、それとも櫻子の気まぐれなんでしょうか。
最後の須磨子の謝罪、とても意味深です。なんで忠嗣に謝罪しなければならないのか。婚約の噂を自分で広めた(と私は思ってるんですが)ことかな?次話が楽しみです。
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
少し芳年で引っ張りましたが、この晩餐の席で須磨子側の事情が概ね明かされます。婚約話の流布から始まって牝犬化の理由。全面自供のついでに個人的な趣味も……
スナップ撮影は櫻子のほんの気紛れですが、場面に強引に挟み込んだ感が否めない。こういう場合はたいてい何かの伏線なのです。
それは兎も角、当時のカメラは露出の調整だけで、夜景などを撮れるのかな……報道関係でストロボ(閃光電球)は見かけるけど、使い捨てタイプで高額だったとか。
56九話『誘導尋問に嵌った忠嗣の“無惨絵”』への応援コメント
忠嗣さん……ぜひ芳年の美少年絵を見てほしい……。美しいから……本当に美でしかないから……。たぶん勃〇しちゃうだろうけど。
芳年でウキウキしてたら女たちのダブルスチールが(笑)
続きが気になるところで今夜まで待て、か……。待ちます。
作者からの返信
月島金魚さま(ポイント②)
点数は多くないけれど、美少年絵もグッと来ます。ほんとセンス抜群というか、現代でも通用する「キャラデザ」なんですよね。
そのひとつ「中納言行平朝臣、須磨の浦に左遷され〜」を裏素材にして須磨子の運転手などを命名していますが、文中では明かしません。
高尚な趣味関連で忠嗣が追い込まれる…その前に次回も芳年絡みで因縁の場所に寄り道するのです。
編集済
55八話『後輩書記の居残り命令に先輩は忍従する』への応援コメント
つっ、つつつ、月岡芳年ぃぃいいい!!!!!!!
私、芳年大好きでして……! たった今がに股走りで自室に戻って芳年の浮世絵集を確認してきました! あったー血みどろー!(←喜ぶな)
四月から始まる太田記念美術館の月岡芳年展、もう今から楽しみで……。うふふ。うふふふ。
川端康成といい、私の大好物を突いてくる……なんと恐ろしい作品か! 書籍化はいつですか!!
あと先程一瞬誤字報告しましたが、違いましたね! お恥ずかしい。失礼しました、消しました!
作者からの返信
月島金魚さま(ポイント②)
芳年最高です。この浮世絵を語らずしてグロテスクを論じるべからず的な要素が凝縮されています。
画集を古本で買おうと思ったけど、適切なのがなかったような記憶も。電子書籍は何点があるんですが…
原宿に浮世絵専門の美術館があるんですね。知りませんでした。「芳年展」は結構、各地の美術館で開催されている模様です。一定の観覧者数を見込めるのかな。
誤字ラちゃんは、疑惑でもどんどん指摘して下さい!
56九話『誘導尋問に嵌った忠嗣の“無惨絵”』への応援コメント
包丁を研ぐ老婆が妊婦の実の母だったとは。
そういう「実ハ」の筋書き、浄瑠璃や歌舞伎ではよく出てきますもんね。
この絵は昨日画像検索した中でもすごく印象に残っていました。
血みどろよりも妊婦が吊るされているほうが凄惨な印象。
『英名二十八衆句 直助権兵衛』タイトルを教えていただきありがとうございます。
画像検索したら手ぬぐいにまでなっている笑
さらに背中一面に彫り物してる写真もちらほら。
ある種の界隈では有名で人気の絵柄だったんですね!
忠嗣、高尚な趣味について女二人に冷笑を向けられてるみたいで、肝が冷えますな。
わざわざ美少年ネタを振って来るとか。
美少年絵画でふと思ったんですが、忠嗣はウィリアム・ブグローとか好きじゃないのかな。
洋風すぎてダメだろうか。結構青年と呼べる年齢のほぼほぼ全裸のクピドとか見たら、忠嗣さん勃起しそう・・・笑
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
完コピの手拭いが壮絶…これ、フリマだから流通商品じゃないのかな。広重の手拭いなら風流でもあるけど、無惨絵はやばすぎ。洗濯してベランダに干したら、通報されるかも。
そして刺青もあるんだ。芳年リスペクトにも限度ってものが。これはスジモンじゃなく、アート系の方なのか。肉体を提供するほうも彫り師も凄い。よく見ると、少し違うバージョンの刺青もあって、少なくとも二名が背負っているのか……
鬼婆は構図も絶妙で、絵的には凄惨ではないけど、狂おしい。元になった「安達ヶ原物語」も悲劇と狂気の絡み具合が上出来で割と好きなのです。
ウィリアム・ブグロー良いですね。美少女よりも幼いロリータ系なのか。その中で「難しいレッスン」という作品にグッと来ました。スカート姿だけど少年っぽい端正な顔立ち。妙に、ぞくそくするのです。
そして「ビーナスの誕生」の作者なのか。所蔵するパリの美術館に行ったような気がするけど、詳しく覚えていない。この肌色の美しさたるや!
56九話『誘導尋問に嵌った忠嗣の“無惨絵”』への応援コメント
「美少年を肩車しても、女の口車に乗ってはならぬ」とは、絶妙な言い回し!痺れます!
櫻子は忠嗣の勃起事件を面白がるだけじゃなくて、口も軽いとは!忠嗣は計算違いをしてましたね。でもそれを知った須磨子が意外と冷静なのに驚きました。てっきり彼女は忠嗣に惚れてると思ってたんですが。
それにしても男色をそこまで必死に隠さなければならないご時世だったとは世知辛いです。
ところで平河町事案ってなんだったでしょうか?記憶力が悪くてすみません😢
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
結局、櫻子は秘密を漏らしていました。少々、衆道の世界に興味がある模様で、これを盾に脅すことも、美少年にばらすこともしないのです。
でも、厄介なのがもう独りの女で、ここから忠嗣が一気に攻め込まれますw
男色家は江戸期に比べて不遇の時代かな。まあ、職場でのカミングアウトとなると今でもハードルが高いか。
「平河町事案」は、立ち小便見たさに忠嗣が男児に声かけし、警察に連行された冤罪事件です。まあ、不審者なんですけど。
これ、簡単な説明を付けるの忘れてました。ウェブ連載だと序盤から期間が空くので注意しなきゃいけないんだった。
55八話『後輩書記の居残り命令に先輩は忍従する』への応援コメント
うーん、吊るしてないのに鮟鱇切りとは、違和感あるなと思ってみたり。
描写から直助権兵衛かと思うのですが、いや最近、我が家の猫代さんがお魚捌く動画にはまってて()
若い頃の私、何を漁ってたのやら。無惨絵大体見覚えあった……。
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント①🎉)
直助(本名)権兵衛(渾名)さんです。お坊様じゃなかったし。罪を咎めた元武士を咎めた直助が逆ギレして殺している場面だとか。
芸術新潮によると「鮟鱇切り」の由来は鼠小僧次郎吉関連とのこと。これ、説明になっているのかな。
芳年は戦後になって再評価の声が高まったらしいけど、江戸川乱歩が激賞して、界隈では知られていたようです。
【⚠️追記 関係各位】
改めて確認したところ、鮟鱇切りの説明は、芸術新潮誌の次頁にある『稲田九蔵新助』に向けられたものと思われます。これを受けて、本文を微修正致します。
55八話『後輩書記の居残り命令に先輩は忍従する』への応援コメント
無惨絵ですか。ほうほう(←もれなくググった
画像検索してみるとイメージが伝わってきますね。
作中で出てきた坊主の絵は見つけられなかったのですが、女性が縛られて血みどろになっておりました!
Wikipediaによると、「多くの主題を「東海道四谷怪談」などの幕末の芝居に取材している」とあるから、時期は数十年ずれるけど、ここからグラン・ギニョール座の話と結びつくのだろうか?
幕末~明治の歌舞伎については、ヴェリズモ・オペラとの親和性に着目した論を見かけたことがあるけれど、考えてみたらヴェリズモ・オペラとグラン・ギニョール座って時期がかぶってるのかも???
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
侍が顔面の皮膚を剥いでいる絵は題名が「英名二十八衆句 直助権兵衛」です。これ、検索するとフィルターが掛かってたw 赤い色の割合で判断するのやら。
「直助権兵衛」は処刑された実在の人物で、これが南北の『東海道四谷怪談』にも悪人として登場する模様。
芳年は和風の因果話、能や狂言方面が好みのようで、グラン=ギニョール座の精神的な恐怖とはまた別かな。かなりダイレクトな表現方法です。
ヴェリズモ文学っていうジャンルがあったとは。イタリア文学は戦前、不遇で翻訳者が少なく、殆ど紹介されていなかったような。ダンテで終わりな。いや、翻訳されまくって悉く禁書になったボッカチオの『デカメロン』がある。
ヴェリズモ・オペラの解説には「残酷な暴力」描写とあって、グラン=ギニョールの舞台と繋がりそうな気配も。それは兎も角、二十世紀初頭のオペラのトレンドは意外で、興味深いです。
53六話『古城に棲まう鋼鉄の処女は斯く語りき』への応援コメント
エリザベート・バートリー、鉄の処女もですが、自分は『鳥籠』の印象が強かった記憶が。吊して血のシャワーを浴びるやつです。
そういえばあれも、スイッチを押せば無数の棘が内側に飛び出す仕掛け。システムとしては鉄の処女と同じ発想ですね。
そして加害者も被害者も全員処女というのが、大変浪漫があります。
昔、グロ鬼畜系のアンソロジーや短編集的な漫画本を四冊買ったら、その全部にエリザベート・バートリーの話が載ってて(全部違う漫画家作)、とても笑った記憶があります。みんな好きなんだなあと。
作者からの返信
神宅真言さま(ポイント⑤🎉)
鉄の鳥籠も強烈ですね。ホラー映画を凌ぐ狂気…
時代は絡繰り時計が流行っていた頃で、職人がいたことが不幸だったのか。
講談のラストは作者の主観なんですが、血糊で直ぐに壊れたという逸話に妙なリアリティーを感じました。
バートリは、処刑具のギミックのほかに醜い乳母や女衒の小人など脇役も豊富で、物語的に「役者が揃い過ぎ」という意見もあります。映画も各国で複数制作されましたが、いずれも日本未公開だそうです。B級映画なのかな。
54七話『地獄棚の創設者は白濁液をごくりと呑む』への応援コメント
タイトルの白濁液はカルピスだったとは…別のものを期待しちゃいましたよ😂
天麩羅定食の海老は二本から一本に半減ってひどい😢値段が同じでも実質的に大幅値上げですね。
フランス国立図書館の地獄棚が今でもあったら見てみたいです。
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
忠嗣目線で白濁液と称しています。さて、何のことやら、さっぱり分かりませんのw
ラムネが没落する中、大正から今に至る国民的飲料で、戦前は都内にアンテナショップもあったとか。宣伝も巧みだったようだけど、どろりとした白色に愛される理由があったのでせう。
天麩羅定食のボッタクリ価格にも館長の指導が入るようです。
地獄棚は分類が変わって無くなった後、一九八三年に「再開」されたそうです。形式は不明だけど、禁書コレクションとして脚光を浴び、四年前の時点で二千冊に増加したとか。え、なんで増えてるのか?!
54七話『地獄棚の創設者は白濁液をごくりと呑む』への応援コメント
白濁液ってカルピスか。
いや、知っていたとは申しませんが、何も期待しておりませんことよ! オホホホ・・・
フランス語のアンフェール(enfer)、イタリア語のインフェルノ(inferno)と同じ語源なのだろうか。
アルカナって名称はかっこいいですね。
タロットカードに大アルカナと小アルカナってあったような。
どの名称も中二心をくすぐってわくわくさせられますね。
本は人類の遺産だから安易に焚書にしないのは重要なことだと思います。
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
液体関連は始末に困るのでカルピスに丸投げしたのです。
これ当時からある宣伝文句「初戀の味」って思春期っぽい意味で、全然、どろどろしていないのです。まあ、嘘なんですけどw
インフェルノってイタリア語だったのか。割と最近の米映画タイトルにもあったような。恐らく同じラテン語からの派生でしょう。実際には、これに定冠詞が付く模様です。
タロットカードの中で、レア系が大アルカナだっけかな。メジャー系か。
いずれにしも厨二っぽいネーミングで、欧米は先進的というか、ユーモアやエスプリが利いてるなあ、と感心するのです。
編集済
52五話『美肌の秘訣は生娘の鮮血だと盲信した』への応援コメント
運転手さんも、今回は目こぼしという雰囲気でございましょうか。
雨の音と珈琲はよいですね。
スボンの奥に、 がございました。
作者からの返信
豆ははこ様(ポイント↑②🎉)
お抱え運転手も何やら話に興味を持った模様。雨の降る静かでダークな雰囲気の會合になります。
あれ、ここなんで区切ったのか…
都々逸パートではないので、不自然ですね。
ご指摘、有り難う御座ゐ〼。
編集済
53六話『古城に棲まう鋼鉄の処女は斯く語りき』への応援コメント
エリザベート•バートリは伯爵夫人なのに処女だったんですか?6人も子供がいたということですけど…人違い?!
話は変わりますけど、YouTubeチャンネルあったら私も人気チャンネルになると思います😊
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
生涯生娘だったか、諸説あるようです。寺山は「十五歳で結婚後、夫と一度も同衾せず」とし、澁澤は「夫は初夜の晩に悪魔を抱いたのを知らなかった」と記しています。
詳しい評伝は二つあって、もう一つは十八世紀にイエズス会の神父が記したもので、こちらが長く根拠になっていた模様です。子孫はどうしたのか……今も残る廃城は何とも不気味です。
ゆっくり解説系の動画かな。都市伝説系とは少し違うか。日本語の出版物やWikiにない情報を英文ネット記事から探して紹介する動画制作者も居て、興味深い。動画だと絵や実物の画像を使えるから、理解が捗りそうですね。
53六話『古城に棲まう鋼鉄の処女は斯く語りき』への応援コメント
加害者も被害者もみんな処女!
これはよいかも・・・ドラキュラ伯爵の物語よりそそるかも・・・
毎回毎回、本当に面白い話が目白押しですね。
こんな内容ばかりを紹介するゆっくり解説があったら、人気チャンネルになりそう・・・(YouTubeの話です)
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
バートリは、処女でレズビアンだったことが最大の特徴です(と寺山修司は断言)。子供の話が出てこないので、出産経験はなさそうだし。捉えた娘は殺す前に、悉く姦したらしいです。うわぁ。
今だったら、耿之介がユーチューバーになって…二本目の動画でバンされたりw その前に、おっさんだから人気出ないか。ならば、Vチューバーで。
いや、バーチャルじゃなく、與重郎が喋れば良いのか。これは男女問わず、アクセス増えそう。
37九話『蒙昧なる斬撃が丁稚の至宝を奪い去った』への応援コメント
こんにちは。
いつも楽しく読ませてもらっています。
考えてみれば阿部定事件って、この頃の話でしたか。さぞやパニックになったんでしょうねえ。当時の世俗などが想像できて、とても面白いです。
ただ、すいません。
スケキヨと聞くと、どうしても覆面姿しか思い浮かばない……
作者からの返信
久保良文さま
こんばんは。
関連で阿部定事件の色々な情報も寄せられましたが、マスコミが騒ぐ中での捕物になったようです。身の上も深掘りされ、幸薄い美人とあって同情も集まったとか。
佐清は勿論、あのスケキヨです。取って置きのビッグネーム。和製ホラー界では貞子を上回るキャラなんだけど、漢字が意外と知られないので、周知したいのですw
🌠🌠🌠
新規さんを大勢招いてくれそうな嬉しいレビュウ文、有り難う御座ゐ〼。
金曜會の面々に代わって、御礼を申し上げます!
52五話『美肌の秘訣は生娘の鮮血だと盲信した』への応援コメント
「無い」ところへ視点が行ってしまう――須磨子の入れ目に一目ぼれした紳士と重なるのだけど、決して意図したものではないのかなあ。
喪失感を蜜の味と思う御仁も存在しそう・・・
前回からお前はなぜそこに固執するんだという話ですが笑
作者からの返信
綾森れん様(ポイント⑤🎉)
髑髏の黒い眼窩に、熱い眼差しを感じる的なものでしょうか。気になるというレベルではなく、逆に存在を強く主張しているような。
そんな意味合いで、片脚の娼婦の話を書いた覚えもあるのです。趣味も嗜好も理解できるかも…喪失には、悲劇であれ、そこに物語がある。
哲学的に、欠損と過剰が同義だという考え方も成り立つはずです。
編集済
52五話『美肌の秘訣は生娘の鮮血だと盲信した』への応援コメント
web小説では伯爵如きという場面も多く見ますが、現実の貴族の権力の凄まじさよ。
確か、中世は衣食住のうち、自給自足できない衣服が特に高価なんでしたか。服と子どもを引き換えとは、酷い話ですね。
がおー。
叶わなず
あと駄文に星、ありがとうございました!
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント↑①🎉)
どうやって貴族が田舎で富を蓄積できるのか、結構、謎めいています。年貢みたいな上納品があるのやら。
辺鄙な田舎で母親が綺麗な服を欲しがるのか、と思うけど、ある種の間引きなのかも。
領主様に村民が反旗を翻したりはしないようで、制度的に別格の存在。大名や朝廷とは意味合いが根本的に違うように思えます。
あ、ご指摘、有り難う御座ゐ〼。
これ、どうやったら出現する誤字ラなんだろうw
51四話『吸血鬼伝説を凌駕する血染めの伯爵夫人』への応援コメント
入れ目に一目ぼれ・・・もうちょっと勘ぐると、惚れたのは義眼ではなく、あるべき場所に実は目がない、つまりは失われたという喪失感そのものに興奮するのだったりして。
女性の同性愛に関する話題、忠嗣が身を乗り出したいのをこらえて、涼しい顔をしているであろう姿が目に浮かびます笑
「それは素晴らしいかも着眼点かも知れないね」←「かも」がだぶっているかも知れません!
作者からの返信
綾森れん様(ポイント↑⑤🎉)
喪失感も良いですね。喪って存在しない腕を感じ取る「幻肢」的な。
耿之介の場合は、もっとノーマルで、コレクション要素がある模様なのです。
これまで會では性癖関連の話題がなかったので、忠嗣はドキマギしています。褒めるのも野暮だし、墓穴を掘りそうな。オケツは掘っても墓穴は掘るなという教訓…
とか、フォロワーさんを減らすような発言をしている場合ではなく、
ご指摘、有り難う御座ゐ〼。ポイント還元楽団が某所に向かったはず。
かもかも出現!🦆🦆🦆
親鴨の後ろに続く小鴨かな
あ、一句読んでしまったw
50三話『ドラキュラ伯爵の牙は倫敦の夢を見る』への応援コメント
平和な映画鑑賞回。
あれ、珍しくおっきしたはりませんえ。(似非京都弁)
日本は全体的に緩いのかな。吸血鬼といえば、バートリ・エルジェーベトのwiki。凄惨すぎて、やはり生きている人間が一番怖いのです。
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント⑤🎉)
隣の座席に美少年が座っていますが、映画に集中。先日の二の舞は御免被りたい…少し我慢汁の出所かな。間違えました。我慢のしどころです。
あれ、この話でバートリ姐さんに触れたっけかな。おやや、千里眼でしょうか。今回の金曜會は、前半がドラキュラ編で、後半が鉄の処女編になるのでごわす。(短めで分割四話)
編集済
50三話『ドラキュラ伯爵の牙は倫敦の夢を見る』への応援コメント
そのドラキュラ映画を観たことはないのですが、流血シーンは日本の検閲でカットされてオリジナルでは首に噛み付くところが入ってるってことはないんでしょうか?
忠嗣は櫻子への警戒を怠ってないようですね。実際にはただ面白がられてただけのようですが。「想像を超す嗅覚」って、何度もおっ立てて前屈みになって(ですよね?)背嚢を押し付けてりゃ、おかしいと思われるに決まってますね。美少年にも気付かれてキモいおっさんと思われたら再起不能になるでしょうね(忠嗣はまだ若いけど彼のような少年にはおっさんでしょう)。
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
寸止めで終わる箇所の編集を見る限り、ほかのシーンと同じエフェクトだったりするので、オリジナルだと分析しました。ラストのドラキュラ成敗も、伯爵は棺に隠れて全く姿が見えないのです。
これは恐怖映画じゃなく、ホラー系のエンタメ作品かと。古城のセットとか凝っていて、脚本も練られている感じ。ともかく、スピーディーな展開です。
櫻子への警戒は続きます。まあ、杞憂なんですけどw
美少年が男色にどう反応するのか。忠嗣は告白も出来ず、また雰囲気を感じ取ることも難しい。男女と違って「恋人同士じゃなくとも、お友達で」という曖昧な関係は成り立たず、白黒がハッキリしてしまう……
50三話『ドラキュラ伯爵の牙は倫敦の夢を見る』への応援コメント
「彼女は想像を超す嗅覚を備え」って言うてはりますけど、勃起してたら誰でも分かるのとちゃいますのん?
真似してみました、似非京弁!
海外に売り出すことを考えてあらかじめ流血シーンをけずっておくとは、
まるで令和日本のアニメのような・・・ってそんなことしていない?
平成の日本アニメをイタリア語で見たら、流血表現が削ってあったので。
そのシーンはあるんだけど、血は出ない。なんか間延びします。
前話に引き続き自己検閲の話が出ましたが、考えてみたら現代なんて自己検閲だらけかも・・・
作者からの返信
綾森れん様(ポイント④🎉)
隠れたとこの皮膚面積が若干増えてるっちゅうことで、液体の匂いは漂って来んねんな。あれって匂いがあるのかどうか、わたくし、存じ上げないので御座あますが、戦前のカウパー腺液の表現は遂に発見できませんでしたの。
『魔人ドラキュラ』を観た際の率直な感想で、全部、寸止めで直截的な描写はない……輸出を前提にカットしたとの解説は見当たらないけど、そう受け取りました。日本向けの特別編集版ではないようです。
同じ監督が映画『フリークス』を撮っていることから、プロデューサーの判断かな。もし、世界普及を前提にしているのなら、当時から米映画界は先進的だなあ、と思うのです。
自己検閲は、創作者などを萎縮させることから、良くない傾向だと感じます。現在のネット上で氾濫する伏字は戦前よりも多いのではないか、との皮肉を交えたり。差別系は仕方ないにしても、エロ方面は性器の名称とか大した問題ではないはず。魔羅とか雰囲気あるし、ええやん。
26八話『階段の先で新参者を待つ骸骨の足指』への応援コメント
皆さまとのコメント欄も拝読したので、違う感想をば。
御河童女さんは前話の描写も合わさって、私の脳内では麗子像です。
作者からの返信
蜂蜜ひみつ様(ポイント②)
麗子像って「和のモナリザ」とか言われる傑作ですよね。こち亀の麗子が最初に頭に浮かんだw
あの絵は画風がダークで、ホラーな印象もあったりします。お菊人形の影響か。
こっちの御河童頭はボブカット風なのです。大正期のモガスタイルより、少し長めかな。
25七話『人皮装丁の奇書に肖たる小函の来歴』への応援コメント
はいはい、手書きメモゲットして空想がはかどることでしょう(*´Д`*)
れんさんとの書き込みを見て。
ビョルン・アンドレセンさん、当時のひどい搾取被害者時代を公表しましたね……泣ける。
作者からの返信
蜂蜜ひみつ様(ポイント②)
本人が告白しているのか…世界規模の美少年オーディションの末に、被害も広大な感じ。
映画界も相当に闇が深い。元からそんな世界かも知れないけど、ほかの新人女優とかも推して知るべしなんだろうか。
49二話『魔界より来たる魔羅文學こそノオベル賞級』への応援コメント
「私は存在する。なぜか。ただ一本の垂直な魔羅」
もはや「人間は考える葦である」に「人間は垂直に立つ魔羅である」が置き換わりそうだぞ笑
福武文庫ってなつかしいです。
いまやベネッセコーポレーション。
進研ゼミをやっていた子供の頃に名前が変わったので、「ベネッセ=よく生きる」ってどういう意味やねんと思ってたけど、大人になってイタリア語を勉強してようやく意味が分かった。あ、ラテン語らしいですが。
いつも関係ない話、すみません!
1700年代前半は後期バロックで間違いないっす👍
的確で嬉しくなりました。
後期バロック~ギャラント様式~前古典派あたりが好きなんですが、同好の士にあったことがない・・・_| ̄|○
イタリアまで行ってすら会わなかった。。。
作者からの返信
綾森れん様(ポイント④🎉)
このセンテンスは、実存主義を謳う小説のコアで、後半には「我思う故に我あり」の完コピも含まれています。
これまで綴ってきた「勃起」の伏線回収的な意味合いも……純文学なので、許されて良かった。
福武文庫って古本屋さんでも結構、目立つのだけど、文芸路線が大赤字出したそうです。今は教育関係の何だろう。学習支援? まったく縁がなくなってしまった。海外のマニアックな小説を文庫で出してたので残念。
ラテン語の造語って、日本人には難し過ぎるけど、良い雑学ですね。絶対に自慢できるやつだ。意訳すると「より良く生きる」かな。
バロックの扱いは、年代ほか馴染みがなく、ルネッサンス以降の大きなトレンドのような…バロック建築とは時代的にずれているような。
ついでにドイツのイメージがあるのは、輸入の際のや偏り方に由来しているのかも。
ギャラント様式は、解説を読むとミニマル傾向なのかな。
49二話『魔界より来たる魔羅文學こそノオベル賞級』への応援コメント
煩悩の塊が九鬼、もとい茎と。
文学なら許されるのかと言いたくなる連発ぶり。よくこんなの見つけてこられたと感心しきりです。
まあ、日本人も御本尊として崇めてたりするので、卑猥ってなんだっけなと思わないでもありませんが。
妖怪勝手に改行の気配……
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント⑤🎉)
文学だと許されます。粋な表現で、美麗な修辞だとか。だいたい許されるのです。
まあ、サルトルのこの一文(全体で単行本6ページ前後)は、テーマ性を明確に表わしているので、重要と言えるのだけども。
かってに改行さん、あれ、見当たらないかも。消えて再び出現したりして……
21三話『刎ねられし乙女の生首は刑吏を睨んだ』への応援コメント
ギロチンは、切断されてから死に至るまで幾ばくかの間、意識があると聞いたことがあります((((;゚Д゚))))
学者で死刑囚だった人が、お弟子さんに刑の執行時、まばたきの回数を数えさせたとか言う話があったかと……。
ただそこから、赤ちゃん時代の彼にまで想いを馳せてドキドキしちゃうとは( *´艸`)
それはそうと、幼い頃のおしめを変えた親密なライバル登場ですね!どうやるやら♪
作者からの返信
弥生ちえ様
やっぱり脳の機能は即座に停止しないから、ほんの少しだけ意識はあるんでしょうね。激痛が走るけど、ドーパミン噴出でなんとかなるのか……
頃がる生首が最後に垣間見る風景に興味があります。小説なら描写できるかな。
おしめ替えでライバル心を燃やしちゃうのです。それを見たところでお得感があるのか。この辺りは、もう常識が通用するところではないようです。
47十話『逞しき愛の証拠を寫眞家は盗撮した』への応援コメント
あはは、思いっきりバレてるやん
🤣
作者からの返信
あきこ様
時間の問題ではあったけれど…写真まで撮られてしました。でも、脅されたりはしないのです。
48一話『失われた禁書を求めて粋な博士がやって来た』への応援コメント
九鬼教授の名前が出てきた時には、てっきり、九鬼教授は須磨子のお父さんで、本の捜索を言い訳にして娘との縁談をごり押しに来たと思いました。
> 忙しいとは言わせないけれども
館長にはとっくに忠嗣が禁書庫の閑人ってバレてますね。ソファーも見られちゃったし、出前機能もバレてる。ちょっと疑問に思ったんですけど、忠嗣の仕事って一体何でしょう?😂
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
九鬼教授は二話であっさり去ります。実在の人物なので、勝手に動かせないし…須磨子とは絡みませんが、後々、九鬼姓が意味を帯びてきます。
ほぼバレています。館長も「秘密の休憩室を見つけた」という感じなのです。
忠嗣の仕事は一切ありません。それで高い給与を貰っている…実際の帝国図書館も司書の半数が文部省からの兼任官でしたが、セレモニーにしか顔を出さない「幽霊司書」だったそうです。これが閑人のモデルだったりも。
48一話『失われた禁書を求めて粋な博士がやって来た』への応援コメント
九鬼姓、そこそこいた気もしますが、双方名家で高学歴となれば、縁戚関係ありそうですね。
サルトルは若い頃読んだ気がするけれど、あまりはまらなかった記憶。当時の哲学書は読むのに苦労するトンチキ訳も多かったし、理解するには若すぎたのかも。
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント⑤🎉)
新人っぽいプロ野球選手にも居て、びっくりしました。この苗字を印象付ける必要があるのだけど、須磨子とはコンタクトしません。九鬼水軍あたりの祖先が一緒というくらい。
執筆に当たって新訳版を途中(w)まで読みましたが、こっちは文章が軽くって、村上◯樹っぽいとか言ったら、怒られるのかな。
48一話『失われた禁書を求めて粋な博士がやって来た』への応援コメント
九鬼須磨子がこんな有名人の遠縁だったなんて!
本当に遠縁なのか・・・近縁ではないのか!?
サルトルの著書ですか。
さすがに私でも名前を知っている人が出てきました。
検閲、厳しいですね。
言論の自由が今ほどない時代ですもんね。
今は建前上ありますからね。
拙作に心のこもったレビューをしていただき、大変感謝しております!
色々史実と違う部分があり、私の読んだ資料を読破されているであろう蝶番様には申し訳ないなと思いながら執筆しておりました。
テンポが悪くなる、あまりに宗教的すぎて現代日本人に忌避されそう、現代のイタリア国立音楽院古楽科でバロック音楽を学んだ自分の常識で「ちょっとこれは」と思ってしまう、などの理由でちょぼちょぼ変更しております_| ̄|○
どうぞフィクション、ファンタジーということでお許しください!
(まあほら、某映画ではヘンデルのオペラでファリネッリが歌ってたくらいだしね、などとうそぶきながら😅)
作者からの返信
綾森れん様(ポイント④🎉)
遠い祖先が同じだろう、程度の関係で、博士と須磨子が交流することにはならないのです。構想段階で先にあったのは周造博士かな。いかん、余り覚えていないw
サルトルは、この回と次にしか名前が出ませんが、重要な護符の役割を果たすはず。執筆上の核と言ったら、大袈裟か。
🌠
レビュウは予定より遅れてしまいした……後期バロックで合ってるのかなあ、とか思いつつ。
こちらは歌劇の素人なので、史実関連の細かい点は分からず、楽しませて貰ってます。「去勢」は拒否反応を起こす人が居るかも、と考えてカットしました。自分はタグに「去勢」があったら速攻で読み行くけどもw
一方で「世界唯一のファンタジー」という点には自信を持っています。アン・ライスの『天使の歌声』は、その要素がなかったですし、英語版のカスト○ートwikiでもファンタジー作品の紹介はなかった。
史実に拘らず、ガンガンに派手に暴れちゃって下さい。
24六話『薄暗闇にて髑髏を愛でる奇怪な面々』への応援コメント
まだ大日本製糖との合併前だから、明治製糖時代のものですね、おそらく。
幸せな、一方的な、小指の思い出。
これだけで相当だな、良かったね〜。今日もまた股かーい!
作者からの返信
蜂蜜ひみつ様(ポイント↑②)
おお、プロフェッショナルな指摘。有り難う御座ゐ〼。
大日本製糖の沿革に、昭和十五年に明治製糖を合併吸収との記述がありました。物語は昭和十四年なので、仰せの通りで有り〼。
画像検索で出てくる「ドミノ糖」のパッケージが乙女趣味というか大正ロマン満点で、グッとくるのです。大きさは今の角砂糖くらいなのか。
47十話『逞しき愛の証拠を寫眞家は盗撮した』への応援コメント
おったてたブツを何度となく押し付けられた背嚢……それが平気な時点で、理解者というか面白がられているのか。いややわ、変なシミできてへんかな(笑)
しかし、義眼から恋が芽生えていたのか。奥深いですね。
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント⑤🎉)
商売道具のバッグに妙な染みがあっても、匂いを嗅いでおしまいくらいの扱いです。充分に訓練されていて動じません。
須磨子は、會に引き摺り込まれた格好でもあります。耿之介は忠嗣が慌てる程の変わった趣味の持ち主だったのです。どうやら義眼を見て満足するだけではなさそうな気配……
編集済
47十話『逞しき愛の証拠を寫眞家は盗撮した』への応援コメント
ヤバイ 、櫻子に勃起がバレてたんですね!しかも証拠の盗撮写真まで撮られちゃった😱彼女はそれをネタに忠嗣を脅すんでしょうか?
與重郎君にもばれてたかな?バレてたら、忠嗣は変態と思われて嫌われちゃう?そしたら忠嗣は絶望しちゃうでしょうね。
追伸:忠嗣が櫻子に脅されないようでよかった。でも他の方のコメント読んで気づきましたが、いきりたったアレを何度も押し付けられた背嚢は使いたくないなぁ。それも平気な櫻子の心臓には毛が生えてますね。
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
最初に上野を歩いている時から既に素振りが怪しかった……
奏楽堂で寝ている時(!)、更にタクシーの車内でもバレバレだったのです。
櫻子は「ワロタw」ぐらいの感覚で、脅迫もしないし、美少年に告げ口もしません。ついでに恋のキューピッドになろうともしないという。
割と他人事ですが、少々厄介な女がもう一人ばかり居るのです。
47十話『逞しき愛の証拠を寫眞家は盗撮した』への応援コメント
バレてる😱
女の勘こえー! と思ったけど、おっきしてるの見られたなら勘でもなんでもなく、わかるわな・・・
「獰猛な肉食獣の匂いがする」・・・笑
証拠写真撮られちゃったしねっ
作者からの返信
綾森れん様(ポイント④🎉)
遂にと言うか、当然の成り行きと言うか。櫻子の鞄の股間に押し付けていたので、そりゃバレるかと。
電車等で不自然に股間に持ち物を置いている男性の八割ぐらいが同様の生理現象のはずです。
この趣味バレで櫻子が忠嗣を脅す展開にはなりません。面白がっているだけで、多少の理解があるようです。
46九話『奏樂堂、それは美少年に相応しき舞台』への応援コメント
忠嗣、節操ないなぁ(^_^;)
作者からの返信
あきこ様
屋外でも公共の場でも変わらない第一形態になってしまいました。
他人に発見されるのも時間の問題かと…
46九話『奏樂堂、それは美少年に相応しき舞台』への応援コメント
『上野奏楽堂物語』、読んでくださって誠にありがとうございます!!
そうですよね、パイプオルガンの出番ってソロで弾くか、歌の伴奏しかないですもんね。
私が聴いたときはソロでした。
歌の伴奏はほかの教会で聴いたことがあるのと、、、自分がイタリアで歌いました笑
奏楽堂の音響、本当にやわらかくて好きです。
防音じゃないので外の蝉の声とか、聞こえてしまいます。
でもそれが開放感があって良い。まるで野外コンサートのような。
現奏楽堂では何度か学生のオペラとか、卒業演奏とか聞きましたけれど、バロック音楽や室内楽をやるには大きすぎますね💦
グルックなら旧奏楽堂がぴったりだったと思います。
作者からの返信
綾森れん様(ポイント④🎉)
こちらこそ、良書を紹介して頂きまして、感謝しきりなのです。
『上野奏楽堂物語』は、西洋音楽の普及に努めた明治人の熱い心意気も伝わって来て、興味深かったです。「木質ホールの音響」とか、素人には考えが及びません。
日本画vs西洋画で、揺れた東京芸術学校とはまた違うドラマが、音楽学校にもあって、これはドラマになりそうと思ったりも。
夏目漱石が奏楽堂を愛したという史実も、同書で初めて知りました。小説には上野とあるだけで、具体的な場所は明示されていないはず。しかし、漱石は十回以上も足を運び、オペレッタを鑑賞したとも。さすが英国帰りの文化人。クラシックに精通していたようです。
下手の窓に夕陽、という描写も漱石の『野分』にあったもので、実際はどうなのかと思いつつ採用しました。
パイプオルガンは調整が難しいだろうけど、生で聴いてみたいですね。やっぱり礼拝堂っぽい合唱があうのかな。男性ソプラノとか耳したら、昇天してしまいそう。
奏楽堂の公式サイトもブクマしてあるので、いつかチャンスがあれば演奏会に出向こうと思っています。音響の質は解らないけど、座席の具合や天井を眺めて、華やかなりし時代を偲んでみたい!
46九話『奏樂堂、それは美少年に相応しき舞台』への応援コメント
とうとう白昼堂々とおったてましたか。今回は、平和なご褒美回でしたね。
しかし、最前列にケッタイな組み合わせの三人組とは演奏する側もきっと首を傾げていたと推察されるでごわす。
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント⑤🎉)
たぶん数少ない日常回でごわす。下半身の仕様も日常的で、もはや自然体と申せましょう。
いや、白昼の屋外では初めてのケースかな。取り敢えず、周りの眼があったので、鞄で隠しました。公衆マナーは常識的なのです。
46九話『奏樂堂、それは美少年に相応しき舞台』への応援コメント
忠嗣は残念でしたね、デートに櫻子が付いてきちゃって。須磨子だと思ってたので、驚きました。でも美少年の肩で眠れたから結果的にはよかった。涎は垂らしてないですよね?!
「実に色っぽい」ってヤバイですね。忠嗣の趣味嗜好がバレちゃいそう。しかも勃起までしちゃって怪しい行動をとってる。
「大股おっ広げ」って…櫻子には恥じらいというものが…あ、でも話を性器に結びつけたがる人に恥じらいがあるわけないか。
忠嗣は、義眼とか、身体のことをあげつらうのを不躾と考える一方で、年増は櫻子に言われるまで何とも思ってなかったんですね。意外です。
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
電話で誘った時点で、二人きりのデートは幻に。與重郎が何かを警戒してわけではなく、親切心で暇な写真家を招いたようです。
それでも洋装の美少年を堪能できて満足。涎を垂らすぐらいなら、良かったかも。会場などでやらかしてることが仇になります。生理現象だから仕方ないと言え…
櫻子は場所を問わず、下ネタを振ってくるのですw
忠嗣は女性全般に対して若干辛口ですね。特に恨みがあるのでもなく、基本、無関心です。
45八話『遁げる閑人に安樂死の匂いが纏わり附く』への応援コメント
おお、ついに旧奏楽堂のお出ましですね!
パイプオルガンも出るのかな~
万博オルガンだと噂の彼です。
あのオルガンは生で聴くと話しかけてくるのです。この話はここだけの秘密😆
すでに戦前に安楽死協会があるというのは、キリスト教がかえってそれを禁じているからなのか、それともやっぱりある意味進んでいるからなのか?
といっても日本でいつから安楽死という話が議論されたか知らないのですが・・・
安楽死はさせないまでも、行き過ぎた延命治療はあまり賛成したくないかな・・・。
作者からの返信
綾森れん様(ポイント④🎉)
招待券は取ってつけた感じだけど、どうしても美少年を伴って奏楽堂に行きたかったのですw
この話をアップするまで内部に入る機会があるやも、と考えつつ、未だに足を踏み入れていません。外観の写真が素朴な木造校舎風なので、遠景を新たに撮影したかったのだけども。
弦楽奏がメーンの演奏会なので、後方のパイプオルガンは姿を見せるに留まります。どんな曲で使われるのか、素人なのでバイオリンとの合奏は見当がつかなかったという事情もあります。つべ動画でのオルガンはソロ歌唱との組み合わせでした。
イギリスの安楽死協会は少し特殊で、いきなり政治課題として法整備を求めています。英国国教会と対立を避けたのか、宗教色は前面に出ていないような。
この後、日本の話も含めて、金曜會で論じることになります。
45八話『遁げる閑人に安樂死の匂いが纏わり附く』への応援コメント
図書館でこんな自由に遊べる職場に就職したい人生だった。舞台が変わる音楽会編、楽しみです。
に大増殖。
春先にに職場に
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント↑⑤🎉)
最初は須磨子に怯えていたけれど、招待券をゲットして最後は浮かれています。次は、平穏に音楽会を楽しむ娯楽回なのです。
とか言っている場合ではなく、高性能なはずの校正サイトを突破した誤字ラちゃんが…
ご指摘、有り難う御座ゐ〼。そして、ポイント償還なのです。
45八話『遁げる閑人に安樂死の匂いが纏わり附く』への応援コメント
「動機に関しては皆目見当が付かない」って、忠嗣は鈍感ですね😂でも須磨子ニアミスの危機察知の勘は冴えている!
「若干、妙な胸騒ぎがする」っていう勘を信じて音楽会に行かないほうがいいと思うんだけどなぁ。なんか仕組まれた感じがします。須磨子が招待券をばらまいたのでは?次回は忠嗣と美少年のデートじゃなくて、忠嗣と須磨子のデート?!
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
相変わらず、ストーカー行為に気付いていないので、須磨子の出現は謎のままです。直接、尋ねれば良いけれど、やっぱり怖いような、態度が決められないような。
音楽会観賞は都内散策編のひとつで、デートの誘いには成功。「招待券が何枚かある」とのことで、別の女性がお邪魔虫でやって来ます。まあ、上野近辺では、満足のいく楽しい時間になるのだけど……
編集済
44七話『偽眼の女が薄ら嗤う九段の恐怖劇場』への応援コメント
デスマスクは近代において、日本の文人や政治家などの死に際して割とよく行われるようになりましたね。
有名どころでは、夏目漱石、森鷗外、小林多喜二、犬養毅、後藤新平、戦後では川端康成などのデスマスクがとられていますね。
漱石に関しては、デスマスクをとるに際して、口髭が石膏で固められ、かなり抜けたのが痛々しかったというようなことを、內田百閒か誰かが書いていたように思います。
川端は、その作にも「死面」という掌編がありますが、因果を感じます。
古いところでは織田信長のデスマスクもあるやに伺いますが、僕はその詳細について知りません。
本能寺が焼けて遺骸も見つからなかったように伝わりますが妙ですね。奇説ではアフリカ系の家臣、彌助が信長の首を持出して逃れたともありますが…
作者からの返信
すらかき飄乎さま
森鴎外や川端康成のデスマスクもあるとは。西洋文化の流入で明治末から一種のブームになったのでしょうか。
某週刊誌の記事で、現存する日本唯一のデスマスク作成職人が紹介されていました。風土に合わなかったのか、廃れた文化にも思えます。たぶん、一般の葬儀社にデスマスクの作成を頼んだら、面倒になるはず。
信長のデスマスクは、これ小説の題材になりそうですね。彌助だと自由度が高いし。検分したら別人で、信長が実は「生きている」とか面白そうな。
西洋のデスマスクには、法医学的な検証という側面もあったそうです。
編集済
44七話『偽眼の女が薄ら嗤う九段の恐怖劇場』への応援コメント
ここで出てくる挿絵は公演ポスターとは違うのかな?
少年漫画雑誌風の絵柄というのに興味を持って以前にググったとき、ポスターらしきものは結構見られたんです。
古い漫画風の絵に見慣れていないせいか、手塚治虫っぽいと思ってしまったけれど、まあ私が昔の漫画っていうと手塚治虫しか知らないせいだと思います。
(でも手塚作品は結構狂気を感じさせたりエログロ風味を潜ませていたりする)
なんと、『蠟人形館』は誤ってルルー全集に収録されてしまったんですね。
音楽ではよくあることだけど(バッハ作、とか言われていたけれどその後の研究で別の作曲家だと分かるとか)、そんなに古いわけでもない文学作品で取り違いが起こるとは。
やっぱりまじめな文壇とはみなされていないゆえなんでしょうかね・・・
小説じゃなくて台本だしな。。。
作者からの返信
綾森れん様(ポイント④🎉)
そうです。ここで美少年が問い掛けた挿絵が、前述のポスターと思われるものです。日付がないから宣伝じゃないのかな…
絵の下の文句は「パリのグラン=ギニョール座の公式ツアー」で、どうにも意味が分からず。ツアーは「巡回公演」とも読めるけど、別の時代に別の劇団が再演したのか。
しかし、イラストは幼稚でおフランスの当時のセンスを疑ってしまうw
文中の複製本は戯曲ですが、短編小説集も三冊出ていました。想像するに、一座で上映された芝居をロルドが纏めてノベライズしたと見做されたのかも。
実際にルルーの書いたグラン=ギニョール座向けの脚本は、題名も特定されず、行方知れずになっている模様。純文学系の大作家じゃないので、経緯を調べる研究者も居ないようです。
43六話『東洋の書肆に降臨せし伝説の“残酷卿”』への応援コメント
あ、なんか蝋人形館の話おちを読んだことあると思ったら、ガストン・ル・ルーの短編集で読んでいたかもしれません。作者が間違えて紹介されてしまった件は、他にもあった気がしますね。吸血鬼ものだったかな。
私が何より怖いのは、10歳までに読む名作に「オペラ座の怪人」がラブリーな表紙で売られていたことです。なんか違うと思うねん。
須磨子さん、普段は隠している義眼を晒してまで、どうしたいんでしょうね。うーん、最大の謎は女心か。
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント④🎉)
夜中にずっと生首役で待ってた男がド根性あって素敵なのです。
フランス語から英語に翻訳された際に手違いが起きたようです。直訳ではなかったという。著作権料の支払いがないとは言え、かなり杜撰な取り扱い。
古い絵画だと作者の取り違えはあるだろうけど、小説では珍しいかも。文体が似ているのかな。
両者ともサイコ系の源流と位置付けられているとは言え、『オペラ座〜』のような大仕掛けの長編をヒットさせると後世に残って、知名度では大きな格差が出るのですね。
編集済
43六話『東洋の書肆に降臨せし伝説の“残酷卿”』への応援コメント
ああもう、好きです。本棚に並んでいる大好きな本の活版の、良い紙の香りのする美しい言葉を浴びるここちの贅沢をさせてもらっています
耽溺も残酷も淫美も、なんて美しいんだろう。知らないこと、みつけられない知識、たくさん見せてくださり、調べる楽しさもいただけています。幸せです♪
作者からの返信
ゆうつむぎ様
コメント、有り難う御座ゐ〼。
何とも嬉しいお言葉で、急に遣る気が出て来ました。
そうなのです。戦前の犯罪小説っぽいイメージで、時折、古めかしい文体を混ぜ込んでいます。まあ、すっかり忘れて書き進めることが多いんですが…
會の演題は、概ね事実をベースにして論じているものの、一部、作者の独自解釈が入って横道に逸れるのです。
🔮【追記】
大寒の紺碧の空渡る麗しき流星群🌠を堪能致しました。
金曜會の面々に代わりまして御礼を申し上げ〼。
43六話『東洋の書肆に降臨せし伝説の“残酷卿”』への応援コメント
須磨子の存在が気になって忠嗣の動悸が切迫したのは、恋の予感のせいじゃなくて怖がられているからで、須磨子的にはすこぶる残念でしょうね。忠嗣は須磨子に美少年を奪われるのか、それとも自分が奪われるのか😂
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
美少年にちょっかい出されるのも嫌ですが、同時に、前に事案で警察に連行された経緯を知っている疑いもあり、どうにも都合が悪い存在。高尚な趣味を席上でバラされたら致命傷だし…
一方、須磨子は素知らぬ振りで、絡んで来ない。忠嗣は意図が読みきれず、オロオロするばかりなのです。
43六話『東洋の書肆に降臨せし伝説の“残酷卿”』への応援コメント
奪われるのはあんたかもよ~、忠嗣さん、などとからかってみたい。
須磨子と婚約疑惑まで出てたじゃないですか笑
実際にグラン・ギニョール座の演劇を紹介していただきありがとうございます!
面白かったです。
ちょっとした小噺として、普通にカクヨムの掌編にありそう。
以前のコメント返信で、ガストン・ルルーがグラン・ギニョール座と関係あると教えていただき、その後ちょっと調べていました!
「蝋人形館」も創元推理文庫の『ガストン・ルルーの恐怖夜話』の中に入っているみたいですね。
全然知らない世界だと思っていたものが、昔から知っていたつもりのルルーと関わると分かって大変興味深いです。
いつも刺激的な知識を教えていただきありがとうございます!!
作者からの返信
綾森れん様(ポイント④🎉)
職場の同僚が秘密の場所に出現したことよりも、美少年の女性を見る態度が気になって仕方がない…そんな揺れる漢ごころです。櫻子は度外視w
そう、この『蝋人形』がガストン・ルルー作の短編として誤って紹介されたものです。参考にした文庫版の訳者によると、ロルドが一九三二年に発表した自選短編集のタイトルになっているので、間違いないと。
グラン=ギニョール座で上演された戯曲150編のほか、三冊の小説を上梓している模様。これ、仏語版のロルドのWikiにも作品一覧が記されていない…本国でも忘れられた作家なのかな。
短編集は、精神的恐怖がメインというか、メンタル病院物が多く、現代では色々アウトっぽいのです。
ロルドは自作から「超自然現象」を排除したそうで、それを参考に本作からもオカルト要素を極力取り除く方向になりました。
22四話『司書の切り札に銀髪紳士は身悶える』への応援コメント
他人のふんどしで相撲とって(職場の本を勝手に持ち出し気を引く)、見られバレても構わん心意気で己のパンクをロックさせてからに〜!
作者からの返信
蜂蜜ひみつ様(ポイント①)
切り札と言いつつも、お仕事をしたのは新入りの有能相談係で、忠嗣は無断で持ち出しただけだったり。
それでも覚え目出度ければ万事オッケーです。自分の本じゃないし、持ってけ泥棒の心意気。もう恋が始まる予感しかしないでしゅ。
42五話『花柳街の風物詩を愛で、扉を開けて戦慄する』への応援コメント
覗く変態を鑑賞とは、変態げに奥深きものよのう。
ところで御河童頭をカッパあたまと空見してしまいましたでしゅ。はて禁断症状でしょうか。
いよいよ須磨子はん大乱入。果たして恋の行方は(笑)
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント↑④🎉)
カッパ好きなんでしゅ。これ、櫻子の語尾を変えたほうが良いかな。いや、何がなんだか分からなくなるでしゅ。
須磨子はストーカー行為の果てに立ち寄っただけで、會に引き込んだのは銀髪紳士です。忠嗣の素行調査は既に完了といった感じか。
同じ職場で偶然のはずもないけれど、會の面々は特に男女の関係を疑わず、当面、須磨子も大人しくします。でも、本気の恋が始まったりして。
42五話『花柳街の風物詩を愛で、扉を開けて戦慄する』への応援コメント
「空き地の野郎共は筋金入りの変質者」なら、それを覗き見る忠嗣はもっと輪をかけて変態🤣残念でしたね、おっさんしかいなくて。それにしてもそんな変質者軍団が本当にいたとは驚きです。
最初から銭湯で少年待ってたほうがよかった😂でもちょっと犯罪?!
とうとう須磨子が忠嗣の心のオアシスに侵入して来た!忠嗣、大ピンチ!どうするんでしょう?次話が楽しみです。
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
富士見花柳街ではなく、少し北側にある神楽坂での実話です。そこで生まれ育った小説家・野口冨士男さんが自伝で目撃談として明かしているのですが、ほかに資料は見当たりませんでした。
粋な色里と思いきや、実態は下品で、子供の教育には宜しくないようです。美少年ちゃんもそんなエリアで育ち、鍛えられている模様。
実際は、男湯で不都合が生じる生理現象の持ち主ですw 桶でも隠せない?
須磨子は当面、しれっと會に参加する格好で、ほかの面々は下衆な勘繰りもせず、忠嗣一人が慌てまくります。
42五話『花柳街の風物詩を愛で、扉を開けて戦慄する』への応援コメント
キター! という昔懐かしい2ちゃん用語を使いたくなるくらいには、来た、感があります須磨子。
「かき」笑えます。ますをかく、から「かき」なのかとも思ったが、考えてみたら「マス」ってマスターベーションから来てるんだから、当時は存在しない言い回しですよね。
芸者に水を引っかけられるのも笑える。
銭湯の美少年、この時代はもう陰間はいないんですかね?
作者からの返信
綾森れん様(ポイント④🎉)
ストーカー女が目の前に…まあ、忠嗣は尾行については知らず、偶然か奇縁で参加することになったと安直に考えていますが、ビビりまくり。それでも基本、美少年が略奪されなければ良し、という雰囲気です。
「掻く」しか、思い当たらないような。ただ花柳街の道を歩くだけで、半裸の女性が見えたそうで、変質者が現れるのも必然的…なのか?!
水を浴びせられるのもご褒美だったりして。
ドキリ……既に陰間は壊滅して、法的にも茶屋を開ける環境ではない、はず。
編集済
41四話『津山三十人殺しのラプソディ』への応援コメント
津山のwikiは既読でしたが、この凶悪事件が杜若文庫の窃盗犯とどう繋がるのか。それともただの死体趣味への脱線で繋がらないのか(笑)
なんか海外ミステリで割と見た記憶があります、そちら系の趣味。死体と人形趣味は危うい境……。
お股の話だけに、お◯こぼしという最低ネタ、置いておきますね。(おくな)
今回の疑惑。
禁書庫に参ってに
本人も捕まるのやつ
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント↑④🎉)
ここは金曜會メンバーの職業紹介がメーンになりますが、津山三十人殺しの新聞記事の内容が、後で少し関連してくるかな。
屍体と人形は成長が止まっている点で同義。フィギュアを並べているだけで実は猟奇趣味…と誰かが言いそうな。
「御目溢し」かな? うちは関東人やさかい全然わかりまへんどす。
おお、意外なところに誤字ラちゃん。軽々と上陸してくるなあ。
ご指摘、有り難う御座ゐ〼。
41四話『津山三十人殺しのラプソディ』への応援コメント
津山三十人殺し、Wikipediaを熟読してしまいました。
YouTubeのゆっくり解説系元ネタになりそうな事件。
猟銃と日本刀で30人殺しはすごいですね。
USAで時々起こる銃乱射事件とは銃の性能が全然違うのに、都井という犯人は腕が立つんですね。
猟銃の腕を磨いていたそうですね。
櫻子さん、現代だったらAV監督かな。
以前、女性AV監督のインタビューを読んだことがあります。
美しいものに対する意識の強い人でした。
作者からの返信
綾森れん様(ポイント④🎉)
千葉の鬼熊とは比較にならない残虐度です。五歳の子供や姉妹、命乞いする老婆も見境なく惨殺。最初に電線を切って村落を停電にするとか、知能が高い点も後味が悪い。
興味深いのは報道量が少なかったことで、横溝正史は昭和二十二年頃、岡山県警の幹部に直接事件の概要を聞き、初めて知ったと語っています。地名も「津山」ではなかったとのことで、戦後暫くして有名になった模様です。
櫻子は裏稼業でボロ儲けしているという設定。しかも女性ならではのセンス溢れる作品ではなく、限りなく下品っぽいw
39二話『本物の猟奇事件が大流行に引導を渡す』への応援コメント
阿部定事件、国会(当時は旧字ですね)が一時休憩。
全員で号外を読んだ、という逸話を本で拝読したことがあります。
蝶番祭様はご存知かも知れないなあ、と思い、書かせて頂きました。
作者からの返信
豆ははこ様(ポイント①🎉)
そうなんですか。関連書には記載がなく、全く知りませんでした。戦後とか最近の事件だと、どれと同じレベルだったのか。
逃走する過程を報じていて、逮捕の瞬間を全国民が注視していたっぽいですね。ある意味、大規模テロより衝撃的。確か定は、逮捕時に「肉片」を所持していたはず。
編集済
20二話『博愛の精神と慈悲心に充ちたる斷頭臺』への応援コメント
指絡ませよかったねえ。
これで何杯白飯が食えるかもとい、妄想で何日も職場で暇を潰せますね。
高校の古典のおじいちゃん先生が居合をやってて。その師匠のそのまた師匠が……的な話ですが。
洗濯物の端を持って、シワをとるようにバサッっとはたくあの音。
介添の首を落とす音にそっくりで、嫁さんに洗濯物は静かに干すようにって言ってたという話を聞いたことがあります。
作者からの返信
蜂蜜ひみつ様(ポイント①)
小指を絡ませてぽっと頬を赤らめる…これ、牧歌的な少年と少女の小さな恋の物語に似てます。清潔感のある純愛の風景なのです。もう、ピュアなラヴの予感。
干す時の音が気に障る、ってリアリティのあるお話。門外漢なので知らなかったけれど、剣術の伝統を引き継いでいるのが、居合道らしいです。
竹の束とかを豪快に斬り落とすやつかな。パフォーマンス重視と思いきや、普通に真剣も所持していたりするとか。逆に剣道は「静と動」の形を重んじる精神系で、昔の剣術奥義とは全然関係ない、と居合の達人は侮っていました。
40三話『呪われし物と聖なる神の眼球譚』への応援コメント
艶々ナザール・ボンジュウ、櫻子さんがつんつんするの可愛らしかったのです(笑) じっと見てると不思議な魅力ありですね🧿……と思ったら、孔雀みたいに紐にも目玉が編まれてるのも出てきて、びっくり(°д° )!!
作者からの返信
鳥兎子さま(ポイント①)
商品サイトで検索すると、結構バラエティに富んだグッズが出て来てビックリ。どれも輸入品で二千円以下だから、現地価格は相当に今も安いかも。
さりげなく「邪視 開運」とかの宣伝文句もあるぞ。
カラフルな組紐に包まれたブレスレットは記憶にあるような。でも、自分が買ったタイプの留め具付きじゃらじゃら系はない。記憶違いか…存在そのものがミステリアスで、いつの間にか消えちゃったんですけど。
編集済
40三話『呪われし物と聖なる神の眼球譚』への応援コメント
うわー、忠嗣包囲網!忠嗣の心のオアシスが須磨子に占領寸前!どんどん外堀を埋めにきてますね😨
『目には目を、歯には歯を』って旧約聖書にもあったんですね。ハムラビ法典しか知りませんでした。
ウジャトの右目がラーで左目がウジャトっていうのも聞いたことありませんでした。。
美少年よ、六腑五臓君を包茎君とは…全然似てないよ😂イメージ崩壊?!櫻子が何の話でも性器に結びつけたがるのは納得ですが😂
作者からの返信
田鶴さま(ポイント①)
まもなく襲来します。まあ、取って食われることはないけど、忠嗣は美少年NTR展開を恐れるのです。
出エジプト記でも語られ、新約では否定的な意味で登場するとか。まあ、どれも出典を読んでいないのだけども。
二つ合わせて「ホルスの眼」ですね。月と太陽の組み合わせは、後付けかも知れません。これもアクセサリーなどグッズが豊富ですね。デザイン性が高い。
文中にはないけれども「包茎さん」は櫻子が名付けて愛称です。見たまんまw 美少年は悪い大人に囲まれています。
編集済
40三話『呪われし物と聖なる神の眼球譚』への応援コメント
なっ、須磨子、ここに来るんですか!
なんというか、秘密のプライベートな空間を荒らされる気分ですね笑
目的はなんなのか、忠嗣氏の下の目玉が縮み上がりそうです笑
私も同じくグランバザールでおみやげとして購入しました!
ブレスレットだけじゃなく、ほかにも目玉グッズ買った覚えがあります。
当時、ロックファッションしてたし目玉はかっこよく見えたのではないかと笑
いやでもなに、この話を読むとまさかブレスレットをバラして売るつもりか!?
なかなかアコギな商売、と思ったけれど、この当時だとトルコ旅行なんてあまりしないからいいのか。
作者からの返信
綾森れん様(ポイント④🎉)
もう追尾完了で、そんなに間を置かずに登場します。今回の眼の話は、その前振りだったりも。忠嗣は袋が縮み上がることになるとは全く気づかず…
そうそう、関連の「目玉商品」が何種類もあったはず。バッジくらいしか覚えていないけど、クッションがあれば欲しいかも。日本人旅行者が「目玉おやじ」と呼んでいたのが印象的で、ナザールなんじゃらの名称は現地で聞いたっけかな。
バラさずにボッタクリ値段で陳列する模様。まあ、売れないだろうけど、黒穂を買う変人もいるので取り敢えず、置いておく感じです。
40三話『呪われし物と聖なる神の眼球譚』への応援コメント
こんばんは。
「ナザール・ボンジュウ=青い縁取りに白眼と黒眼…」
ほう、知りませんでした。沢山集まってジャラジャラしてると、迫力ありそうです。
作者からの返信
加須千花さま(ポイント①)
ボンソワール♪
貰って嬉しいかは兎も角、定番のトルコ土産なのです。
絵文字が存在するくらいだから、一部でマニアが居るのかも。
🧿🧿🧿(←どのブラウザでも見えるかな?)
硝子製とあって、擦れる音が快くないのが玉に瑕です。
40三話『呪われし物と聖なる神の眼球譚』への応援コメント
目玉の説明を見て、それちょいちょい見かけるやつと思いました。雑貨屋などでもみますよね?トルコ由来だったんですか。
九鬼さん包茎くんで忠嗣氏のお楽しみに乱入ですか。ちょっと可哀想に思えてきました。変態だけど。
環境のせいかもですが、下記、特にルビもないのに改行している気がします。
品の一部が書肆
グラン=ギニョヲルの店内に
作者からの返信
沖ノキリ様(ポイント↑②🎉)
アジア系雑貨の専門店とかに並んでいるかも。大きさは色々だけど、素材的に値段は安いはずです。
トルコでは「一般的」とされる割に、ホテルや店などでオリジナル(?)が飾られているのは見掛けなかったような。客商売とは関係ないのか…
ご指摘、有り難う御座いした。
新種の妖怪「勝手に改行ちゃん」が登場した模様です。
18八話『凌遅處死、そして女豹は脹よかな胸許を晒す』への応援コメント
ほぁぁー……、刑罰の図は、実在の写真や書籍として存在するものなんですね!
わたしは見れないかも(-_-;)
美少年は理解できるけど、そっちは無理だぁぁ
作者からの返信
弥生ちえ様
画質がかなり悪いので、現代人にとっては衝撃度が低いです。モノクロだと血が黒色になるので、その影響かな。
しかし、この写真は「凌遅刑」の決定的瞬間を捉えているのに、ネット検索で引っ掛からない…造り物でないことは論文などで判明しているのだけども。
17七話『華の都に毒を撒く戦慄と頽廃の劇場』への応援コメント
美少年との邂逅を思い起こして本の香りを嗅ぐのは、いじらしい気もするけれど、しっかり反応してる下半身に推し当てるのは困ったちゃんですね( ˊᵕˋ ;)
グラン=ギニョヲルは、なにやら精神的にクる上に、癖になる演目が繰り広げられていた模様……怖いもの見たさの、婦女子に密かに人気になつていそうです( *´艸`)
作者からの返信
弥生ちえ様
ぽっと頬に朱が差す程度の慎ましい生理現象だったはずが、もうデフォルト状態に…困ったものです。
巴里グラン=ギニョール座の観客に関しては、なんと専門書に一行も触れられず、どんな客層だったのか全く不明。小劇場だと思うけど、アングラ系でもないような。著名人の観劇記も発見できず、謎は深まるばかりです。
39二話『本物の猟奇事件が大流行に引導を渡す』への応援コメント
凄く衝撃的で、興味深い内容でした。
流行っていて、いきなり流行りが終わったというのも何となく分からなくもなく……
本当に小説より、現実にあった事の方が衝撃的な内容だったりしそうですね(^_^;)
作者からの返信
あきこ様
流行の終わりに合理的な説明を加えるのが、元々無理かと。突然終わることも珍しくないし。
猟奇事件は犯人の半生とかが特徴的で、逸話を聞くと同情しちゃうケースも結構あります。
阿部定事件は意外とグロ色が薄く、当時のメディアが人情話として語ったことが全体像に影響を与えたような感じですね。小説と違って、事件報道で顔写真が氾濫するので、感情移入し易いのかも。
10十話『奪われし書物は都の中枢を指し示す』への応援コメント
鮮やかなタイトル回収と膨らむ謎にわくわくしております。グラン=ギニョヲル、新たな開幕にどきどきです。そして須磨子さんのスマートな活躍素晴らしいです。犯人がどうしてそういった本を盗んだのか気になります……。
作者からの返信
円菜七凪実さま
十話目にして、謎タイトルの単語が登場です。図書館が舞台と思いきや、変人が揃った町の古書店を軸に展開していくのです。
仕事はきっちりすこなす真面目な図書館書記…しかし、性格的には若干の難ありで、物語を掻き回す役割を担っていたり。今のところ、大人しい感じかな。
09九話『指紋押捺に顫えて閑人は自白した』への応援コメント
警察関係が苦手な忠嗣さん、右往左往していますね。大変な思いをしている本人には申し訳ないですが、すぐに発覚する嘘を真面目に吐いている忠嗣さんが面白いです(忠嗣さんごめんね)。盗まれてしまった本は貴重で、物語が展開される上でも重要な物なのでしょうか……とても気になります!
作者からの返信
円菜七凪実さま
尋問がトラウマになっている割には、切羽詰まっている感もなく、場を和ませたり。結構、事態は深刻ですが、本人は無関係とあって気楽かな。
盗まれた書籍はキーアイテムです。しかし、事件化しなかったことから、そのうち誰もが忘れ去ってしまう。直ちに実害はない、といった雰囲気…
18八話『凌遅處死、そして女豹は脹よかな胸許を晒す』への応援コメント
須磨子さん、作者様からの紳士向けサービスであったのね(*´Д`*)
『剥き身であったとしても』この描写で、プリッとしたエビを食べたくなりました。
寒いから明日は海老チリお昼に食べたいなあ
作者からの返信
蜂蜜ひみつ様(ポイント①)
男性向けのお色気描写とか、必須なはずなんだけど、本気で忘れていましたw おパンツ係になれそうなキャラが須磨子独りしか居ないし。途中で考えていたのは、美少年の褌シーンだけだったという…
海老チリ大好物なのです。どんな場末の中華料理屋でもハズレなし。ただ家庭料理だと海老の下処理って面倒なんですよね。冷凍物はイマイチだし。
編集済
39二話『本物の猟奇事件が大流行に引導を渡す』への応援コメント
いつも楽しませて頂いてます♡
牧逸馬の犯罪実録物にハマった過去のある私としては、今回特に好きな回でした
阿部定に関しては、田鶴様のコメント見てなるほどと思いました
世間を騒がせた事件だけにいろんな解釈があるようですが、セイアイの極みで心中して肌身離さずいるために、というのを個人的には推したい
男子にはただただ衝撃だったでしょうが、女子としては非常に気持ちが分かります(わかるのか💦)
作者からの返信
みかぼし様
牧逸馬こそ、ルポルタージュの先駆的な作家かも。『世界怪奇実話』って今世紀になって文庫化されていたり、中身が相当に面白く、史料としての価値もあるのかな。
犯罪実録物は今やノンフィクションより大幅に格下扱いだけど、読み物としては大衆的で優れています。でも、実録調の戦記とか廃刊になったまま、多くが忘れ去られている模様…うーん、勿体ない。
阿部定は供述が新聞で詳細に伝えられ、人気が増して行ったようです。当時の新聞は全面を使って、逃走経路のイラストまで載せていたり。写真では何とも言えないけど、専ら美人との評判も。
切断事件と言えば、今も阿部定が筆頭に上がるくらいで、永遠の犯罪ヒロインっぽい。名前の「あべさだ」って語感が良いようにも思えます。
69四話『焔立つ天文舘を新鮮な偽眼が瞶める』への応援コメント
白夜ちゃん達、お久しゅうな皆様✨ 仲良くお買い物🛍かな✨
作者からの返信
鳥兎子さま(ポイント①)
猛暑の日に帝都でお買い物。でも、銀座は初めてで土地勘はないっぽい。
四人ともインパクトが強すぎるので、セリフなしの通行人役なのです。