最終話『最新の英雄譚』
「やった……のか?」
誰ともなく、そうつぶやく。
首魁たるドレイクは死に、配下の魔物たちも全滅している。
「お、俺たち……勝ったのか?」
カランカランと、皆が武器を取り落とし、じょじょに込み上げてきた実感に身を委ねる。
覚醒したセリカでさえ及ばなかった十二神将は、今や灰燼に帰した。
この戦場で喪われた数多の人命は、例外なく蘇った。
さらわれた人質も、一人残らず救出に成功した。
まさに、完全勝利だ。
そして、その立役者となったのは、つい数ヶ月前にギルドへやってきたばかりのルフレオだった。
『よっしゃああああああ――――!!』
湧き上がった歓喜は喝采となり、地鳴りのごとく轟いた。
冒険者たちは肩を抱き合い、勝利の喜びと、生の実感を噛みしめる。
「やった! やった! 勝った! 生き残った!」
「ルフレオおおお! お前最高だああああ!」
「エルフだったのかよ! 道理でつえーと思ったぜ!」
「普段からその顔でいろよ! 絶対モテるぞ!」
大勢に囲まれ、称賛を受けるルフレオ。
しかし、当の本人は控えめに首を振った。
「私一人の力ではありません。私が来るまで時間を稼いでくれた、皆さん一人一人のおかげです」
「謙虚すぎんだろ!」
「お前がいなきゃ全滅確定だったわ!」
そこへ、すっかり傷の癒えたヘクトールが現れ、ルフレオに深々と頭を垂れた。
「ルフレオ。ドルアダンギルドの長として、心からの感謝と、謝罪を告げたい。お前には、大局を見据える確かな目がある。私などよりも、遥かに人の上に立つにふさわしい男だ」
「
「……フ。一本取られたな」
ヘクトールは頬を緩め、ルフレオと固く握手を交わしあった。
「これからも、我がギルドにいてくれ……と言いたいところだが、お前とセリカほどの実力者を、こんな田舎ギルドに押し込めておくのも気が引ける。もっと戦いの激しい最前線でその力を発揮するべきだ
ドルアダンは我々が守る。お前たちは、冒険者としての本懐――魔王討伐のために尽力してくれ」
「心苦しいですが、そうさせてもらいます。それが、セリカさんの夢ですから」
「ああ。きっと、お前たちならやり遂げるだろう。期待しているぞ」
そう言って、ヘクトールは冒険者たちの方を向き直った。
「皆の者! よく頑張ってくれた! こたび、この街が守られたのは、ルフレオを始めとする、お前たち全員の、命をかけた働きがあってのことだ! 深く感謝する!
今夜はギルドで宴だ! 思う存分、労をねぎらわせてくれ!」
◆
その夜。
祝勝ムードに湧くギルドにて、セリカは冒険者たちの輪の中心にいるルフレオを、こっそり遠くから見ていた。
戦いの最中はそれどころではなく、戦いが終わってからは二人きりになる時間が作れず。
結局、昨日の一件について話す機会を逃し続けていたのだ。
「――で、もうダメだーって思ったとき、急に空からルフレオが現れて、ドカーン! って一発ぶっ放しやがったんだよ!」
その場に居合わせなかった、ギルドの受付嬢たちに、冒険者たちが興奮気味にルフレオの武勇伝を語る。
「だってのに、俺たち全員無傷! 十二神将は瀕死! 概念結界? ってヤツのおかげらしいぜ!」
「しかも、死んだヤツまで蘇らせちまったんだ! まさしく神の御業ってもんよ!」
「カフカたちのことは残念だったな。まさか、とっくに
「そんでもって、パワーアップして復活した十二神将を、今度は猛吹雪で凍らせて終いよ。太陽みてーに熱くなる魔族をだぜ?」
「ルフレオさんすごーい! そんなに強かったんですね!」
目をキラキラさせる受付嬢に見つめられ、苦笑するルフレオ。
(ふん。今さらね。そんなこと、あたしはずっと前から知ってたわ)
木製ジョッキの果実ジュースをすすりながら、セリカは遠くからじーっとルフレオたちの様子を観察し続ける。
受付嬢は意味ありげに微笑むと、ずいっとルフレオのそばにすり寄った。
「あの、ルフレオさんって、恋人とか、いらっしゃるんですか?」
(は? いるわけないでしょ。なに言ってんのあのバカ女は)
「まさか。私は今、セリカさん一筋ですよ」
おおーという声が上がり、冒険者たちは一斉にセリカのほうへニヤニヤした顔を向ける。
「セリカー! 愛されてんなお前!」
「ルフレオもすごかったけど、お前もすごかったぞ! ドレイクの野郎と、真っ向に戦えたのはお前だけだったからな!」
「ふ、ふん! 当然よ。あたしを誰だと思ってんの?」
照れ隠しに言って、セリカはジョッキを飲み干すフリをして顔を隠す。
ウェイトレスにおかわりを頼もうとした、そのときだった。
「恋人、いらっしゃらないなら、私、立候補してもいいですか?」
「あ、ズルい! 私も!」
「いやあ、ははは……」
(――――――は?)
おおおおお!
「よかったじゃねえかルフレオ! モテモテだな!」
「嘘だ、俺のマーシーちゃんが……!」
「お前のじゃねーだろ」
ミシミシミシミシ!
セリカが万力のごとく握りしめたジョッキが軋み始める。
両サイドから、若い受付嬢にぴったりと張り付かれたルフレオは、柄にもなくあたふたしているようだった。
(は? は? は? なにその反応。困るところじゃないでしょ? あたし一筋じゃないの? 断りなさいよ、きっぱり)
「すいません。今は、あまりそういったことは考えていなくて……セリカさんの指導に専念したいんです」
(そうそう。分かってるじゃない。初めからそう言えばいいのよ)
ジョッキを圧壊の危機から解放したセリカは、満足げに鼻を鳴らす。
しかし、諦めきれなかったのか、受付嬢はなおもルフレオに言い寄る。
「じゃあ、今夜だけ……っていうのは、どうですか?」
「お試しで、あたしたちと一晩だけ
バキャッ!
セリカのジョッキが、瞬間的な握力によってタガが外れ、バラバラになった。
その音で、ぎょっとしたように皆がセリカを振り返る。
しかし、そんな視線には一切目もくれず、セリカはつかつかとルフレオ目掛けて突き進んだ。
「ルフレオ。ちょっと、上」
据わった目つきでルフレオを見据え、セリカはくいっと顎で階段の方向を指し示す。
その剣幕に気圧されたのか、さすがのルフレオも冷や汗をかきながら、立ち上がった。
「じ、じゃあ、皆さん、私はこのへんで……」
「お、おう……」
「気をつけてな……」
「死ぬなよ……」
引き気味の冒険者たちに見送られ、セリカはルフレオを連れて階段を上がっていった。
◆
ギルド2階は、周辺の宿屋よりもグレードの高い客室となっている。
今日は特別な日ということで、ルフレオとセリカは個別にそこに部屋をとっていた。
セリカは自分用に割り当てられた部屋へルフレオを連れ込むと、椅子に座らせる。
「あ、あの、セリカさん。どうされましたか……? もしかして、怒ってらっしゃる?」
「怒ってない。ただ、あの場から連れ出したかっただけ。あたしはアンタの弟子だから。師匠に変な虫がつかないように見張る義務もあるのよ」
言いながら、セリカはどっかりとルフレオの対面にあるダブルベッドへと腰を下ろした。
「それは、どちらかというと逆では……」
「うっさい。とにかく! あたしが言いたいのは――」
セリカは言葉を探すように、空中で手をさまよわせ、やがて言った。
「――昨日は、その、ひどいこと言って、ごめんなさい」
「ひどいこと?」
「アンタにも、守れなかったことがあるとかって言ったでしょ?」
「ああ。……いいんですよ。山賊の村さらいを防げなかった件でしょう? 私のほうこそ、あなたを置き去りにして申し訳ない。きっと、深く傷ついたことでしょう。どう謝ればいいか――」
「そんなことはどうでもよくて! ……あれ、アンタの地雷だったんでしょ。昔、なんかあって、それで……」
(ああもう! 何が言いたいのよあたしは! はっきりしなさいよ!)
あやふやな物言いになっていることを自覚したセリカは、頭をガリガリと掻きむしると、強引に言いたいことをまとめた。
「つまり! ……なにがあったのか、あたしにも教えて。あたし、アンタのことが知りたい。なんでアンタが傷ついたのか、知っておきたい」
その後、セリカは慌てて付け足した。
「もちろん、言いたくなかったら、言わなくてもいいけど……」
ルフレオは目を丸くすると、優しげに微笑んだ。
「……以前のあなただったら、『教えないとクビよ!』とでも言い出すところでしたね」
「そ、そんな言い方したことないでしょ!」
「ええ。態度の話です。あなたは、礼儀を覚え、配慮ができるようになった。人の気持ちに寄り添えるようになった。人として成長した。技を覚え、強くなったことよりも、私はそのことが、なによりも嬉しい」
セリカはルフレオと出会ったばかりのことを思い出す。
自分は天才だと公言してはばからず、他人を見下し、思い通りにならなければ剣に訴える。
魔族と戦うどころか、魔族と大差ない精神性の持ち主だった。
セリカは恥ずかしくなり、うつむいてベッドのシーツをいじった。
「あ、あれは……反省、してる」
「いいんですよ。誰にでも、そういう時期はあります。エリカも――私のかつての仲間もそうでした。よく言えば天真爛漫。悪く言えば傲岸不遜。彼女の扱いには、ほとほと手を焼かされたものです」
「うっ……」
暗に、自分の扱いにも苦労したと言われ、セリカはぐさっとくる。
「そして、あなたと同じように天才で、夢があった。魔王を討伐するという、煮えたぎるような
人間の血を引いて生まれ、『人混じり』と疎まれた私はエルフの里を飛び出し、ただ漫然と各地を放浪していました。このまま、なにも成し遂げず、死ぬまで無意味に生き続けるのかと、そう思っていた私の空白を埋めてくれたのが、エリカだったのです。もう、1000年は昔になります」
遠くを見つめながら、噛みしめるように語るルフレオ。
セリカは、その視線の先にいる、見知らぬ少女の姿を想像した。
ルフレオの中で、彼女がどれほど大きな存在なのかも。
セリカは、つい我慢できずに、訊いてしまった。
「アンタ、そのエリカって子のこと、好きだったの?」
「はい。私は、彼女を愛していました」
ズキン、と胸の奥でなにかが痛んだ。
その正体が分からないまま、セリカは問いを重ねる。
彼の返答を、半ば予期しながら。
「今でも?」
「はい」
ルフレオの答えに迷いはなかった。
セリカは強い喪失感に襲われると同時に、己の中にわだかまっていた思いへの答えを得た。
(ああ――辛いなあ)
ルフレオに対して、ルフレオが女性に言い寄られているときに、抱いていた自身の感情。
その正体に気づいた瞬間に、
終わらせるしか、ないことが分かってしまった。
だって、勝てるわけがない。
ルフレオの中の、1000年もの間、空くことがなかった席なんて、奪えるわけがない。
奪ってはいけないとさえ思った。
ルフレオの話は続く。
「エリカとなら、必ず魔王討伐を成し遂げられると信じていました。私には1000年もの積み重ねがあった。彼女には、1000年に1人の剣才があった。……けれど、その夢は半ばで断たれました」
「……どうして?」
「ある十二神将と戦った折、彼女は敵の凶刃に
それで、私は心が折れてしまった。彼女の遺志を継ぐこともせず、以後1000年間、私はまた世界を放浪し続けました。誰とも深く関わらないように。もう二度と、大切な者を亡くす痛みを味わいたくなかったから。
自死を考えたこともありました。でも、できなかった。死を選ぼうとするたびに、私の中のなにかが、私を押し留めた。その『なにか』を探し続けるためだけに歩き続けた」
それは、どれほどの苦しみを背負った旅路だったのだろう。
想い人の後を追うこともできず、さりとて新しい生きがいを見出すこともできず、長命ゆえに老衰で自然死することもできない。
まるで、灼熱の砂漠を、あてどなくさまようような道行きだ。
「けれど、今日ようやく分かったんです」
ルフレオは晴れ晴れとした表情で語った。
「『生きて』と彼女は最期に言った。ずっと、思い出せずにいた言葉です。思い出させてくれたのは、セリカさん。あなたなんです」
「あたし?」
「ええ。あなたが
「そんなこと……」
「これで、もう一度私は立ち上がれる。あなたとなら、必ず魔王を倒せる。あなたが夢を叶えることが、私の夢になったんです。本当に、ありがとうございます」
その真っ直ぐな視線に、セリカは吹っ切れた気持ちで頬を緩めた。
ルフレオの中にある『誰かのための席』は、一つだけではない。
それが理想の席ではなかったとしても、彼にとっての特別であるなら、それでいい。
(こんなの、あたしらしくないわ。変に悲劇のヒロインぶって、慰められるのを期待するなんてごめんだもの。あたしの気持ちの問題は、あたしが解決しないと)
セリカは大きく鼻を鳴らすと、大げさな身振りで腕組みをし、そっぽを向いた。
「……ふん! せいぜい感謝しなさいよね。このあたしの、勇者セリカの英雄譚を、誰よりも近くで見せてあげるんだから。途中で席を立ったりなんかしたら、承知しないからね?」
「はい。ぜひ、最後までお供させてください、セリカさん」
「じゃあ、あたしもう寝るから! ほら、さっさと出てって!」
「分かりました。では、おやすみなさい。また明日」
そう言って、セリカはルフレオと別れた。
バタン、とドアが閉まり、足音が遠ざかっていく。
下の階からの喧騒以外、聞こえなくなってから、セリカはベッドに潜り込み、枕に顔を押し付けると、大声で泣いた。
泣いて、叫んで、喚き散らして――そのまま、泣き疲れて眠った。
◆
半年後。
穏やかな陽気のもと、ドルアダンの馬車の停留所には、多くの冒険者や街の人々が集まっていた。
「では、ヘクトールさん。あとは、よろしくお願いします」
「ああ。お前のおかげで、我がギルドの戦力は、これまでとは比較にならないほど強化された。これでもう、神将の一体や二体に怯えることはない」
ドレイクを倒してから、ルフレオはドルアダンギルドの冒険者たちの教育に尽くしていた。
このギルドの要だった、カフカパーティが全員いなくなってしまった以上、後進の育成は急務だったからだ。
おかげで、今ではAランクに昇格した冒険者も何人か現れていた。
また、十二神将の討伐の噂を聞きつけ、他のギルドからも高ランク冒険者たちが次々に移籍してきたのだ。
その理由はもちろん、ルフレオの教えを受けるためである。
「ルフレオ様……儂は信じておりましたぞ。必ずや、あなたがこの街を救ってくださると……」
「父上。何度同じことを言うのだ。ルフレオが困っているだろう」
先代ギルドマスターのアーサーが、ルフレオの手を取り、うやうやしく頭を下げる。
その様子に、ヘクトールはうんざりしたようにため息をついた。
「本当は、行ってほしくはないのです……守護神として、この街に留まり、民に平和をもたらし続けてほしい……儂はそう思っております……」
「父上」
「ですが、新たな英雄の門出を、阻むような真似はしたくない……」
そう言って、アーサーは曲がった腰を精一杯伸ばし、セリカを見つめた。
「セリカ。そなたが、皆を守るため、命を賭してドレイクと戦ったこと、ヘクトールより聞き及んでおる。齢十六にして、十二神将と張り合うなど、まさに1000年に1人の原石! そんなそなたを、こんな田舎町に縛りつけておくなど、どうしてできよう?
――そなたなら、魔王を倒し、勇者となれる。この街の誰もがそう信じておる。そう信じさせるだけの力を、そなたは示した。皆がそなたを認めた。その誇りを、どうか忘れずにいてくれ。それが、この老いぼれのささやかな願いじゃ」
「ふん! アンタに言われなくたって――忘れやしないわよ、そんなこと」
それから、セリカはぷいと踵を返し、ギルドが呼んだ高級馬車に乗り込んだ。
「ルフレオ! さっさと行くわよ。こんな生ぬるいところにずっといたら、腕がなまっちゃう。早く強いヤツがいるところに行きたいわ」
「ああ言っていますが、本当は名残り惜しいんですよ、ヘクトールさん」
「ははは! 分かっているとも。あやつのひねくれぶりは、ここの冒険者なら誰もが知っている」
セリカが、慌てて窓から顔を出して怒鳴った。
「ちょ、なに言ってんのよ! 名残惜しくなんか……!」
「セリカー! 昔は笑ったりしてごめんなー!」
「お前が勇者になったら、ちゃんとドルアダンのこと、宣伝してくれよ!」
「寂しくなったら、帰ってきてもいいからなー! いつでも大歓迎だぞー!」
「っ……!」
セリカはすぐ顔を引っ込めると、涙まじりに叫んだ。
「が、凱旋のときになったら寄ってあげるから……それまで、楽しみに待ってなさいよ、凡人ども!」
ルフレオとヘクトールは顔を見合わせると、互いに笑みをこぼした。
ルフレオは馬車に乗り込み、最後の挨拶をする。
「それでは、皆さん。今までお世話になりました。また、会う日まで」
「じゃあな、ルフレオー! セリカのこと、よろしく頼むぞー!」
「あいつの面倒を見れるのはお前だけだからなー!」
「今まで、ありがとよー!」
「土産話、楽しみにしてるぞー!」
多くの人々に見送られながら、ゆっくりと馬車は走り出した。
「……ぐすん」
外壁の門を出て、街道へ。
隣で鼻をすすっているセリカを、ルフレオはあえて見ないように、窓の外の風景へ目を向けた。
背の低い草が生い茂る平野は、地平線の先まで続いている。
あの先には、きっとまだ見ぬ強敵や悲劇が待ち受けていることだろう。
だが、セリカなら必ず乗り越えていける。
1000年間、停滞し続けた自分とは違う。
彼女は、ごく短い間に大きく変わった。そして、これからも飛躍的に変化していくに違いない。
(ああ。本当に、楽しみだ――)
そんなセリカの将来へと思いを馳せ、ルフレオは微笑した。
◆
数年後。
夜の帳が降りた、ドルアダンのギルドにて。
すっかり酒の入った冒険者たちに、やんやの喝采を受けながら、吟遊詩人が新作の歌を詠い終える。
「――以上になります。ご清聴、ありがとうございました」
「おい、詩人! 次はあれやってくれよ! あれ!」
「せっかく本場に来たんだ! 聞かなきゃ帰れねえよ!」
「かしこまりました。これから語るのは、ここドルアダンより始まった、最新の英雄譚――」
ポロン、と吟遊詩人は手にしたハープを鳴らす。
「――とあるハーフエルフと、その弟子と、彼らが救いし人々の物語」
完。
◆ ◆ ◆
ここまでお読みいただいた全ての読者の方々に、心より御礼申し上げます。
もし少しでも面白いと思っていただけましたら、感想、応援、おすすめレビュー、どれでもよいので、作者にその意志をお伝えしていただけたらと思います。
拙作はカクヨムコンに応募しておりますので、できればおすすめレビューを書いていただけると大変うれしいです。
また、現在、新作の構想を練っておりますので、よければ作者フォローもしていただき、新作投稿の折にはご一読いただけますと幸いです。
では、また次の機会によろしくお願いいたします。
ハーフエルフとその弟子と~伝説のハーフエルフが1000年に1人の天才ツンデレ少女を本気で鍛えた結果~ 石田おきひと @Ishida_oki
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