第24話 夫夫(ふうふ)円満
短い秋が唐突に終わって寒い冬が襲ってきた😭
唐突過ぎるだろ~身体がついていかないじゃん。
あー寒い。手袋、マフラー使っていこう····あっ、帽子も被っていこう。
準備万端! イエーイ👊😆🎵寒さに打ち勝つ俺、最高。
夜に明日の寒さに負けない格好をして準備万端で笑っている矢島を見て恵は吹き出した。
「な~に? 俺、何かおかしい?」
「いや、いや。寒さ対策万全して御満悦の矢島が可愛いと思って吹き出したんだ。他意はない」
矢島は少しふて腐れ恵の頬を両手で包み込んだ。
「手袋取ったらさ、手はめちゃくちゃ冷たいんだぞ! 手袋すごいだろ~あっかいは最強だ! だから吹き出すな」
恵は吹き出さず大笑いした。
「私はずっと素手のままだ。 体温なんてこんなものだろ? 違うか」 言いながら冷たい素手を矢島の首にあてた。
「ぎゃーヽ(;゚;Д;゚;; ) 冷たい! 冷たい」
「な、冷たいだろ。 けれど体温は標準だ。低体温症にもなってない。 これからお互い身体を暖め合おう~」
2人は風呂に浸かって暖まる。
「明日は手袋して行けよ、お前の手は冷たすぎるよ」
「そうかい? 車だから気にならない。 素手が1番~触った感触が直ぐに伝わってくるし矢島を堪能できる」
風呂に入りながらイチャイチャして、このまま寝室に戻らず最後までいきそうだった。
「此処じゃダメだよ~恵! 部屋、行こう」 矢島は恵の手を引きバスタブから出るのを手伝った。
「ヤル気満々だな。欲情したか?」 恵はニヤニヤしながらバスタブから出る介助している矢島を抱きしめた。
「あ~欲情した、した! ヤりたいよ」
「素直で宜しい。たっぷり可愛がってやる」
案外アッサリ行為に以降できた事に御満悦の恵。
「俺、すっかり慣れて変態かな?」
バスタオルで大事な箇所だけ隠して階段を登る矢島はちょっと照れくさそうに呟く。
「私の誘う変態の世界に漸く慣れた矢島君~ ようこそ😏」
恵の肩をバシバシ叩きながらも笑顔が絶えない矢島。
(それでこそお前だ、楽しく行こうじゃないか)
ニヤつく笑い顔でも笑っている恵は幸せそうで矢島も喜ぶが夜の営みはハッスルしすぎは明日の仕事に悪影響が出てしまう😂
ほどほどでお願いします🙏
猫目の河童と赤狐~その後~ みろく @toshiyuki8
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