飛行機
空港まで、ゆうなっちとしおりんは見送りに来てくれた。
「中学生になっても、なんとか、ゆうなっちといっしょに走る方法をわたしは見つけるよっ」
って、わたしは言った。
「なんかの大会かな?中学生の」
って、ゆうなっち。
「ってことは、あやなは中学生になったら、南の島の他の男子とはいっしょに走れないね」
って、しおりん。
「それな...まあ、ゆうなっちじゃない子とは走らないよ...うん...走らないようにする」
☆
「バイバイあやな、また会おう!」
「ゆうなっちも、しおりんも、中学生でも仲良くね」
ふたりは本当は相思相愛なんだから...って言おうと思って、やめた。
「「わかってるよ」」
って、ゆうなっちとしおりんは顔を見合わせて笑ってる。
☆
「「「じゃあね!またね」」」
飛行機は南の島に向かって飛んで行った。
トライアングル・キャッスル・ラブ・小学生~お城のある街 ヤッキムン @yakkimn
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