南の島
6年生のおわり。
わたしは南の島に引っ越すことになった。
中学からは南の島の中学生。
お城のある、今の街からは、ちょっと離れている。
わたしは、犬のチャッピーを、ゆうなっちに預けることにした。
「わたしだと思って、チャッピーのこと可愛いがってね」
ゆうなっちは、いつも、わたしの家に遊びに来た時は、チャッピーと遊んでくれていた。
チャッピーも、ゆうなっちを見つけると、ダーッと走って、いつもガバッと抱きつく。
チャッピーも、ゆうなっちのこと大好きみたいだから。
「チャッピーとは相思相愛だから」
って、ゆうなっち。
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