小説本編では書けない備忘録

フクロウ

1話 【振り返り】第2回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト

 みなさん、今日もまたお疲れ様です。(←誰も読んでいないと思いつつ、一応)


 初めまして。フクロウと言います。



 この「小説本編では書けない備忘録」は、執筆した小説をしっかりと振り返ったり、設定をまとめておいて後で見返すことで、スキルアップを目指そうという主旨の下に書いている「超個人的な」雑記帳です。


 時の流れは常に早く、毎日執筆に終われ、コンテストに終われ、★やPVに踊らされ、レビューやコメントに狂喜乱舞する日々を送っていれば、せっかく書いた小説も書きっぱなしで終わってしまう。次に活かすためには、振り返らなければ──という思いで始めてみました。


 本当に個人的な話で分析もなんのその、という感じではありますが、もし「参考になるかも…」という方がいましたら、遠慮なく読み流していっていただければと思います。


 コメントもよければどうぞ。



◇◇◇◆◆◆

https://kakuyomu.jp/works/16817330662210654769

第2回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト

『美人看護師(幽霊)が一目惚れ〜入院したら退院まで取り憑かれてしまった話〜』



 こちらは、久しぶりにカクヨムさんに戻ってきて(登録したものの放置状態でした)初めて応募したコンテストでした。


 結果としては、もう一つの作品と合わせて当然のように最終選考には残れず。無理だろうなという気持ちもありつつ、お気に入りキャラだったので残念な気持ちになったりしました。


 思いつくままに少し振り返っていきます。あっ、応募したのはASMRです。



◇コンセプト


 ASMRということで、看護師さん(女性)にささやかれたら嬉しいな~という安直な理由。

 直近で長く入院している期間があったのですが、検査や手術の前はやっぱり緊張&不安になるもの。

 もちろん看護師さんは優しく丁寧に接してくれますが、マジで・・・忙し過ぎるのでじっくり患者さん一人ひとりに向き合っている余裕はない。

 なのできっとずっと側にいて悩みや不安に寄り添ってくれる看護師さんがいれば癒やされるはず! そして、求められているはず!(特に初めての入院は)

 でも現実にそんな看護師さんはいない! なら幽霊ならいけるんじゃないか──。


 結果→夜だけ訪問し、しかも主人公=聞き手にしか見えないという都合のいい美人幽霊看護師さんになりました。


 ※しかし幽霊にしたことで、接触度(密着度)が低くなってしまった。



◇個性度


 コンテストはキャラの個性が求められました。


 看護師×幽霊の組合わせはなかなかないのでは、と思っていましたが、他の方のキャラクターの中にも幽霊属性は割と多くいました。

 また、性格付けまではあまり考えておらず、とても真面目で看護に一生懸命な、(たぶん)看護師というイメージ通りの看護師さんになってしまいました。


 ※もっと個性を練った上でそれを活かしたシナリオを組むとよかったかも?



◇シナリオ



 シナリオは6日間の入院生活(夜だけ)を一緒に過ごし、不安や悩みを共有し、癒やしの時間を過ごすというもの。

 たぶん難点が2つありました。


①毎日がルーティン化されて起伏が少ない。


 〈美人幽霊看護師が病室を訪れる→ベッドに座り、話を聞く→(聞き手が)寝落ち〉がほぼ毎日くり返されるのですが、ASMRは「音」を楽しむのでバリエーションに富んだ音がつくれなかった。


 他作品を見ていると効果音の使い方が凄まじくて、読んでいるだけで実際に音を聴いているような臨場感がありました。


②美人幽霊看護師の暗い過去が出てくる


 これは良し悪しかもしれません。癒やしを求める作品だとしても、ちょっと、暗い過去を入れてもキャラの魅力にプラスに働くかも。

 ですが、ちょっと入れ過ぎた感がありました。「なんで幽霊やってんの」の部分を深堀りしすぎたかもな~と思っています。

 個人的には、好きなんですが笑



◇投稿戦略


 読者選考のあるコンテストだったので、当然立ち回りが求められたのですが、全然練られていませんでした!


 書いたらすぐに上げていくような感じ。最初は上の方の順位にいましたが、みるみる落ちていってしまいました。


 結果論として、しっかり立ち回ってもどうだったの? とも思いますが、作戦を練らないよりは練った方がいいだろうなと思います。



◆まとめ◆


・ASMRを活かすようなキャラの練り込み!

・「音を聴いている」と思えるほどの臨場感あるシナリオ作り!

・立ち回りしっかり!


 とは言え、普段の小説と違ってキャラの一人語りで進む、というか、基本一人語りしかない・・・・・・・・形式なので、あれこれ考えて生まれたキャラはものすごく愛着がわきました。それは、もう一つの作品にも言えること。


 美人幽霊看護師は、なかなか別の作品に登場させるのは難しいかもしれないですが、機会があればぜひ登場させたいキャラになりました。



◇◇◇◆◆◆


 1900字──思ったより長い。


 ですが、しっかり文章にまとめることで良いところも悪いところもはっきり見えた気がします。


 そして、なぜかスッキリもしていたり笑 落選はもちろん残念ですが、「素敵なキャラをつくろう」「楽しいシナリオをつくろう」と取り組めたのは楽しかったのかもしれません。

 お気に入りのキャラも生まれたし。



 こんな感じで不定期に雑文を載せていければと思っています。


 ここまで読んでいただいた方がいましたら、ありがとうございます。






〜もしよろしければの宣伝〜


https://kakuyomu.jp/works/16817330661987060225

◇聖戦協奏曲〜才能ゼロで記憶喪失の僕が音楽で魔法を奏でる異世界で王女の専属執事をしながら一流指揮者になるまで〜◇


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◆僕はハーモニーを知らない◆


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◇餓鬼憑きあるいはヒダル神による一怪異◇

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小説本編では書けない備忘録 フクロウ @hukurou0223

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