応援コメント

第61話 政(まつりごと)の始まり(前編)」への応援コメント

  • 小生はいつも10万字を過ぎてからレヴューをお書きしているのですが、
    今回はランキングが表示されてからお書きしようと思います。
    もちろん、レヴューを書いた後も拝読させていただきます。

    作者からの返信

    あらまあ、レビューを書くことを前もってお知らせくださるとは、御丁寧にありがとうございます(^_^)
    これからも愛読して頂くなんて、有難い限りです<m(__)m>

  • そう言えば、この時代は男女の格差はそれほど大きくなかったんでしたっけ?

    女性でも男性に負けずに活躍しているのを見ると、爽快な気分になりますね。

    あと奪われた財物も忘れられずにきっちり返還されることになったので良かったです。

    作者からの返信

    天皇家の荘園が内親王に譲られることもあったし、これは少し後になりますが、鎌倉時代の武士の家では女性の相続権も認められていたそうです。
    ですから、例えば室町や江戸期よりは女性の権利も大きかったでしょう。

    でも、平安期には女性の天皇は出ていないし、摂政、関白、大臣などの役職に就くのはやはり男性だけですから、政治レベルでの女性の社会進出は皆無です。
    権力を持ったとしても、愛妾として裏から操るとか、家庭内のことを仕切るとか、そんなものです。
    大身の武家も似たようなもので、女性が大きな発言力を持ったという例はあまり聞きませんね(もう少し後の時代になると、巴御前のような女武者は登場しますが)

    でも、商家や庶民の家ではそんなことは言っておられません。
    この時代も、それから後の時代もずっと、女性は夫の貴重な協力者であり、重要な労働力だったでしょう。

    財物の返還については、八郎は戦に夢中で忘れていましたけど (笑)

    編集済
  • 八郎に対する、民の支持率は何れ爆上がりでしょう。
    これが政治、これがまつりごとですよね。
    「斬罪」きびしいですが、抑止になります。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    私自身は「管理」って、するのもされるのも好きじゃないんですけど、「人を傷つけるな」「略奪するな」「婦女を弄ぶな」の3つだけは厳しく徹底しないとねぇ。
    特に戦の後ですし、治安の悪い平安時代ですから (^_^)

  • 拝読致しました。
    やあ、八郎さんもうろたえることがあるんだなぁ、と思ってしまいました(^^;)
    風紀が上に立つ者の一存というのも困ったものですが、だからこそ公正にして峻厳な規律というのは貴重なんですよね。
    民が信じられないのも無理はない、と思ってしまいます。
    これで財産を返還して、逆に自発的に軍資金を献金してくれれば良いのですが。
    為朝さん陣営で、商人勢を除いて経理に明るいのはどなたであろうか...

    作者からの返信

    うっ!
    八郎だけじゃなくて、作者もうろたえたりして (^^;)
    軍資金の献金とか、経理に明るい人物とか、鋭いところを突きますねえ。
    それは次話以降のお楽しみということで……

    八郎はですね、幼い頃にあまり褒められたことがないから、褒められるとうろたえますよ。
    ちなみに私もそうです (笑)

    規律の件ですが、難しいですよね。
    あの「義将」と言われる上杉謙信でさえ、関東出陣の際の兵たちの略奪は黙認していたそうですし。
    木曽義仲が急速に没落したのも兵の狼藉を抑えられず、京の民の信頼を失ったのが一因だとか。

    逆に織田信長の近畿経営は比較的上手くいきましたが、それは織田軍の軍規が思いのほか厳しく、乱暴狼藉、押し買い等を禁じ、違反した者は容赦なく処罰したのも寄与してのことだという話もあります。

    ですから本作では「斬罪」という最も厳しい罰を課すことにしました。
    漢の高祖・劉邦が秦の首都・咸陽に入城した際に布告したとされる有名な法三条よりも厳しいですよね。
    あちらは「罪の重さに応じて罰す」ですから (^_^)

    編集済