それは聖なるクリスマスの夜の事だった
春風秋雄
クリスマスだからローストチキンが食べたい
雪がちらついて来た。ホワイトクリスマスか。街はイルミネーションに飾られ、カップルであふれている。俺が社会人になった頃は、クリスマスイブと言えば、ケーキの箱を持って家路に急ぐお父さんの姿をよく見かけたが、そんな人はほとんどいない。ケーキは家の近所でお母さんが買う家がほとんどだ。時代は変わった。そんなことを悠長に思っている暇はない。俺はまだ会社に戻って仕事を終わらせなければいけない。明日は休みなので、今日中にやっておかなければならないことが山積していた。
先に見えるおもちゃ屋の角を曲がると、俺が働いている会社だ。ケーキを買って帰るお父さんは見かけないが、子供にプレゼントを買って帰る人は多い。おもちゃ屋からプレゼントを購入しただろうお父さん達が袋を下げて出て行く。俺も10年くらい前までは子供にプレゼントを買って帰っていた。しかし、息子も娘も、今では彼氏彼女と過ごしているだろう。そもそも、二人とも今は俺とは暮らしていない。下の子が高校を卒業したのを機に、妻から離婚を言い渡された。かなり前から冷めきった夫婦だったので、驚きはなかった。俺は素直に離婚に同意した。子供たちは妻について行った。だから現在の俺は独り暮らしを満喫している。
おもちゃ屋の前を通り過ぎようとしたとき、ショーウィンドウの前にしゃがんで、ジッと着せ替え人形を見つめる女性が目に入った。何十年も前から定番となっている人気商品だ。俺も娘が小さい頃にクリスマスプレゼントで買ってあげた記憶がある。あの女性もクリスマスプレゼントに買ってあげるのだろうか。しかし、横顔を見る限り年は40歳前後と見える。そんな小さい子供がいるのだろうか。そして、プレゼントを買うにしては何故か悲しそうな顔をしていた。俺は少し気になったが、仕事が待っているので、会社への道を急いだ。
やっと会社を出たのはもうすぐ10時になろうとしていた頃だった。夕食は会社に戻るときに買った菓子パンをかじっただけだった。クリスマスなので、せめて鶏肉でも食べたいと思った俺は、会社の近くにあるダイニングバーへ行った。結構混んでいて、カウンターに座らされた。カウンターは6席あり、左隅に二人連れの客と、右隅に女性が一人座っているだけだった。俺はそれぞれの客から席を離し、真ん中に座った。とりあえず、ビールとグリルチキンを注文すると、グリルチキンは売り切れたと言う。じゃあ、他のチキン料理は?と聞くと、鶏肉そのものが今日はもうないということだった。クリスマスだから、来る客は、みんな鶏肉料理を注文したのだろう。俺はクリスマスだというのに、この時間まで仕事をして、挙句の果てに鶏肉も食えないのかと、情けなくなった。仕方なく、他の料理を注文して先にビールだけもらった。すると、右側の隅に座っていた女性客が声をかけてきた。
「これ、まだ手を付けていないので、良かったら一つ召し上がりますか?」
そちらを向くと、先ほど俺が注文したグリルチキンが女性の前に置かれていた。チキンは中ぶりの物が2枚盛られている。
「そんな、申し訳ないです」
「いいんですよ。注文したけど、思ったよりボリュームがあったので、どうしようかと思っていたところなんです」
確かに皿に盛られているチキンは、ディナーとしても十分なボリュームで、お酒のつまみとしては1枚で充分かもしれない。
「じゃあ、そのグリルチキンは私の支払いにしますので、1枚分けてもらえますか?」
「お代なんかいいですよ。それより取り皿をもらいましょうか」
店員に言って、取り皿とナイフとフォークをもらった。女性が取り皿に鶏肉と、付け合わせの野菜を盛ってくれた。
「ありがとうございます。じゃあ、代わりにワインをご馳走させてください」
俺はそう言ってボトルワインを注文した。
ボトルがきて、グラスにワインを注ごうとするが、空席をひとつ挟んでいるので、注ぎづらい。
「良かったら、隣に移って来ませんか?」
女性がそう言うので、俺は席を移動した。席を移る際に、女性は空席の椅子に置いていたバッグとコートをどかしてくれた。そのコートの柄を見て思い出した。この女性はさっき着せ替え人形を見ていた女性だ。
グラスを合わせて乾杯をしたあと、俺は名刺を出して自己紹介しようとしたが、女性がそれを手で制した。
「今日はたまたま、ここで会っただけのことですから、お互い相手が誰なのかなんて知る必要はないですよ」
「じゃあ、せめてお名前だけでも教えてくれませんか」
女性は少し間をおいて、
「だったら、サチと呼んでください」
サチというのは、そのままの名前ではなさそうだった。本当はサチエなのか、サチコなのか。あらためて見ると、綺麗な女性だ。年は俺より少し下といったところか。
「あなたの名前も教えて下さいます?愛称でいいですよ」
そう言われて俺は少し考えた。
「じゃあ、カズと呼んでください」
「サッカー選手みたいですね」
俺が注文した料理が次々と運ばれてきた。女性に一緒に食べましょうと薦めた。
「さっき、着せ替え人形を見ていましたよね。プレゼントはもう渡されたのですか?」
プレゼントを買って、今の時間にここにいるということは、自分の子供へのプレゼントではなく、親戚か誰かの子供へのプレゼントだったのだろうと思った。
「見ていたのですか」
「偶然通りかかって。昔私も娘に買ってやったものですから、懐かしくて」
「もうお子さんは大きいのでしょ?大きくなってもプレゼントをねだられますか?」
「一緒に住んでいれば高いものをねだられたかもしれませんが、離婚して子供たちは妻の方へ行きましたから、あまり会っていないのです」
「そうだったんですね。それは寂しいですね」
「プレゼントは親戚のお子さんへですか?」
「まあ、そんなところです」
「お勤め先はこのあたりですか?」
「今日は、そういうのは聞かないことにしましょう」
「だったら、これだけ聞かせて下さい。結婚はされているのですか?」
「独り身なら口説いて下さるのですか?」
「これだけの美人ですから、当然口説きたくなりますよ」
「あら、うれしい。バツイチで今は独身ですよ」
「そうですか。離婚されて長いのですか?」
「そうですね。もう10年くらいになりますね」
「再婚は考えなかったのですか?」
「もう結婚はいいです。ひとりの方が気楽です」
「それは言えていますね。私も離婚してからは自分のやりたいことを自由にやれるので、気が楽になりました」
「じゃあ、今日はお互いに帰りが何時になっても怒る人はいないし、せっかくのクリスマスなので、とことん飲みましょうか」
「うれしいですね。クリスマスなのに、独りで寂しく飲むのかと思っていました。明日は休みなので、何時まででも付き合いますよ」
お互いに、名前も知らない、何をやっている人かも知らない、今日限りの飲み相手という設定は、気を使うこともなく、言いたいことが言えるので、意外に楽しかった。
「カズさんは、どうして離婚したのですか?」
「下の子供が高校を卒業した途端に離婚を切り出されました」
「それまでに、そういう兆候はなかったのですか?」
「もうずっと前から冷え切っていましたからね。下の子が産まれてすぐにレスになったし」
「下のお子さんが産まれたのって、20年近く前でしょ?それからずっとレスだったのですか?」
「そうですよ。求めても応じてくれませんでした」
「じゃあ、欲求はどうやって処理していたのですか?」
「風俗が中心ですね。そういう彼女ができたこともありましたが、長続きはしませんでした」
「私、結婚する前に先輩から言われたことがあったんです。夫婦円満の秘訣は夜の営みだって。それがあれば、多少喧嘩しても、気まずいことがあっても、すぐに仲直りできるって。何より、旦那さんの浮気防止にもつながると言われました」
「じゃあサチさんは、ちゃんと定期的に営んでいたのですね?」
「そうですね。でもあることがきっかけで、まったくなくなりました。そして結局離婚」
「あることって、何ですか?」
「まあ、それは色々です。でも先輩が言っていたのとちょっと違うかなと思ったのは、夫婦の営みがなくなったから円満でなくなったのではなく、円満でなくなったから夫婦の営みがなくなったんだなと思います。お互いがギクシャクしていては、そういう気持ちにならないですからね」
「夫婦にとって、夜の営みは、夫婦円満の秘訣ではなくて、夫婦が円満であるかどうかのバロメーターなのかもしれませんね」
初対面の人に、これだけきわどい話ができるのも、これから二度と会うことがない人だからなのかもしれない。
店員がラストオーダーだと告げにきた。時計を見るといつのまにか日付が変わっていた。
「サチさんは、帰りは大丈夫ですか?」
「もう終電はないですね。今日は朝まで飲みましょう」
「明日はお休みですか?」
「私は毎日休みみたいなものです」
「じゃあ、店を変えますか?」
俺たちは店を出て、遅くまでやっている店を探した。このあたりは会社の近くなので、同僚や部下を連れてよく飲んでいる場所だが、朝までやっている店は知らない。何軒か覗いて「何時まで?」と聞くと、もうすぐ閉店という店ばかりだった。
「このあたりは遅くまでやっている店はないかもしれませんね。タクシーで繁華街まで出ますか?」
「だったら、コンビニでお酒を買ってホテルの部屋で飲みましょう」
「今からシティーホテルやビジネスホテルは取れないと思いますよ」
「私はラブホでかまいませんよ」
サチさんが、ごく普通に言った。
ホテルの部屋に入って、俺は戸惑っていた。サチさんは「先にシャワー浴びるね」と言ってバスルームに消えた。これは、そういう目的でホテルに来たということか?さっきはホテルの部屋で飲もうと言って、コンビニでビールとウィスキーを買った。だから、俺はてっきり、本当にお酒を飲むだけだと思っていた。しばらくしてバスルームから出てきたサチさんは、備え付けのバスローブを着ていた。短めのバスローブから出た脚が艶めかしい。
「カズさんもシャワー浴びたら?」
そう言われると、ますます期待してしまう。俺はいそいそとバスルームへ向かった。
サチさんの真似をしてバスローブを着てバスルームから出ると、サチさんはソファーに座ってビールを飲んでいた。
「カズさんはビールにする?それともウィスキー?」
「僕もビールにします」
俺はそう言いながらサチさんの隣に座った。やっぱり飲むだけなんだ。期待外れという思いと、ホッとする思いが半々だった。
「仕事のこととか聞いちゃあいけないんですよね?」
「聞いても仕方ないでしょ?」
「とりあえず、自分が生活できるだけの稼ぎはあると言うことですよね?」
「まあ、それなりにね」
「結婚は別にして、彼氏とかはつくらないのですか?」
「何度かつくったけど、男の人って、すぐに束縛してくるじゃない。それに、私は結婚はしないって言っているのに、しばらく付き合うと結婚の話をしてくるようになるし、そういうのが面倒で、この何年かは彼氏はつくってない」
「結婚しないのは、さっき言っていたように、ひとりの方が気楽だからですか?」
サチさんはチラッと俺を見て、しばらくビールを飲んだ。
「あの着せ替え人形、あれは見ていただけで買ってないんです」
どうして、いきなりあの着せ替え人形の話になるのだろう。
「昔、娘がクリスマスプレゼントにあれを欲しがっていたなと、懐かしんでいたのです」
「娘さんがいらっしゃったのですね?娘さんは、もう大きくなられたのでしょ?」
「娘は4歳のままです」
俺は意味がわからず、「え?」という顔をサチさんに向けた。
「4歳のクリスマス前に、私が目を離したすきに道路に飛び出して…」
俺は何も言えなかった。
「せめて、あの人形を買ってあげて、あの娘の喜ぶ顔を見たかった・・・」
それで、悲しそうな顔で人形を見ていたのか。
「娘の一周忌が終わった後に、主人が言ったんです。もう一度子供を作ろうって。世間では、そういう夫婦がたくさんいるのは知っています。でも私は、あの子を忘れることは出来ない。新たに子供を作ったら、私たちの愛情はその子だけに向いてしまいます。それではあの子に申し訳ない、可哀そうだと思ってしまったのです。だから私は子供はもう作らないって言ったんです」
「ご主人は何と言っていました?」
「色々と言っていました。とにかく自分の子供をもう一度、この手で抱きたい。決してあの子を忘れることはないって」
「それでも拒んだんですね」
「ええ。すると主人は実力行使に出ました。私が頼んでも避妊しようとしないのです。だから、それ以来、私は夫婦の営みという行為自体を拒みました」
「そして、それが理由で離婚したというわけですか?」
「再婚しないのもそれが理由です。再婚すれば相手の男性は子供を望みます。結婚する前は“俺は子供は好きではないから子供なんかいらない”って言っていても、いつ気持ちが変わるかわからないじゃないですか。そうなったら、また主人の時のようにもめて離婚ということになるかもしれない。そう思うと再婚なんかしなくてもいいって思ったんです」
「でも、独りだと寂しく思う時ってないですか?」
「カズさんは寂しいと思うときあります?」
「たまにありますね。普段は気楽でいいのですが、気持ちが落ち込んでいるときとか、誰か傍にいてくれたらと思うことがあります」
「私だってありますよ。でも、それは仕方ないと思っています」
二人はしばらく黙ってお酒を飲んだ。しばらくしてサチさんが言った。
「そろそろ寝ましょうか」
時計を見ると3時を回っていた。
二人でベッドに入って、電気を消すと、サチさんがこちらを見ながら言った。
「そういえば、私が独身なら口説くって言っていませんでした?」
「これだけの美人と同じ布団に入って、口説かない男はいませんよ」
俺はそう言ってサチさんを抱き寄せた。
翌朝、ホテルを出るときに、俺はサチさんにダメ元で言ってみた。
「サチさん、連絡先を教えてくれませんか」
「そういうのはナシって言ったじゃない」
「僕はすでに大きな子供がいるので、これから子供を作ろうなんて気はまったくありません。だから、サチさんの彼氏になる条件としてはピッタリじゃないですか?」
「確かにね。私ね、あと何年かして閉経したら再婚を考えようかなと思っているの。だからその時に縁があったらお付き合いしましょう」
「今おいくつなんですか?」
「43歳ですよ」
「僕より3つ下ですね。閉経まであと10年くらいあるじゃないですか。でも43歳なら子供ができる可能性はかなり低いのではないですか?だったら、今から付き合っても問題ないですよ」
「そうかもしれないけど、私はカズさんとは二度と会わないと思ったから、普段なら人に話さないこともカズさんに話したし、こうやって一緒に泊ったの。もし、縁があって、もう一度会うことがあれば、その時は考えてみる」
「またあの店に行きますか?」
「さあ、どうでしょう」
サチさんはそう言って去っていった。
あれ以来、俺は週に何回かは、あのダイニングバーへ行くようになった。座るのはいつもカウンターだった。マスターにサチさんについて何か知らないかと聞いたが、2~3回来ただけのお客だということだった。
1か月以上通ったが、サチさんは現れない。俺に会いたくないのかもしれない。もう会えないかもしれないと、俺は諦めかけていた。
その日は節分だった。水商売の女の子は“お化け”になって、様々な衣装で仮装し店に向かっていた。最近は週に1回程度しか行っていないダイニングバーへ何となく立ち寄った。カウンターに座るとマスターが、サービスですと言って恵方巻を出してくれた。今年の方角はどっちとマスターに聞くと「東北東ですから、あっちです」と言って、俺の斜め後ろを指さした。俺は恵方巻を持ってそっちへ振り向いた。すると、テーブル席に座っている女性がジッとこちらをみていた。サチさんだ。俺は恵方巻を一気に食べ、サチさんの方へ歩み寄った。
「ここに座ってもいいですか?」
「ワインをご馳走してくれるならいいわよ」
俺はマスターに言ってワインを注文し、席を移動した。
「初めまして、笠原和彦といいます」
俺はこの日のために用意していた名刺を差し出して名乗った。名刺には携帯の番号と、メールアドレス、そしてLINEのIDも明記していた。サチさんが何か言う前に、無理やりでも受け取らせるつもりだった。
俺の名刺を受け取ったサチさんは、バッグから名刺入れを取り出し、俺に渡した。
「初めまして。宇佐美幸恵(ゆきえ)と言います」
名刺には連絡先も書いてあった。そして、肩書に『作家』と書いてある。
「作家さんだったのですか?」
「じゃあ、この名刺も渡しておきますね」
サチさんはそう言って、もう1枚名刺を差し出した。そこには『小説家 宇佐美サチ』と書かれていた。宇佐美サチという名前は俺も知っている。何とかという賞をとったことがある作家だ。基本的に顔出しを拒否していて、謎の作家と呼ばれている。
「宇佐美サチさんだったのですか」
「クリスマスのこと、小説にさせて頂きました。とても良い話になりましたよ。再来月あたり出版されると思います」
「あの時の話は、どこまでが本当だったのですか?」
「すべて本当ですよ。あの日私は、何一つ嘘はついていません」
「ひょっとして、あの日のことは小説のネタをつくるためのものだったのですか?」
「そんなわけないじゃない。私は小説のネタのために体を張ることはしませんよ。あの日の夜の出来事が、私の人生において忘れられない出来事だったので、本にして残しておきたかったの」
俺は、騙されたわけではないようだった。しかし、何故か釈然としないモヤモヤしたものが心の中に残った。
マスターがワインを持ってきてくれた。俺はグラスに注ぎながら、ふと思い出し聞いた。
「そういえば、あの日別れ際に、もし縁があって、もう一度会うことがあれば、その時は僕と付き合うことを考えてみるって言っていましたよね?今日会えたということは、考えてもらえるということですか?」
「そうね。小説を書きながら、そのことも考えていました」
「小説にも、そのくだりを書いたのですか?」
「ええ、当然です」
あの日のことをどこまで書いているのだろう。読むのが怖くなってきた。
「じゃあ、サチさんの中で、もう答えは出ているのですね?」
「その答えは小説の結末に書きました」
「それで、その小説の結末はどうなるのですか?」
「小説を買って読んで頂ければわかりますよ」
「再来月まで待てませんよ。今教えてください」
「聞きたいですか?」
「是非、聞きたいです」
「じゃあ、その話はあとで、ホテルの部屋でお酒を飲みながら、ゆっくりしてあげます」
サチさんは意味ありげに微笑むと、ワイングラスを持ち上げた。
それは聖なるクリスマスの夜の事だった 春風秋雄 @hk76617661
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