第381話 償う者たち




「はい、お疲れさん!」


「お疲れっしたー!」


 アネゴな笹見ささみさんの音頭で、みんながコップを掲げて喝采を上げた。


 宴会に続いて本日二度目の乾杯になるのだけれど、場所を移してここは談話室でみんなは絨毯に座っている。つまりはいつもの状態だ。


 メンバーは『緑山』のフルメンバー。宴会には参加していなかったアヴェステラさんとヒルロッドさんだけど、宴会の後片付けが終わったあたりで離宮に登場してくれた。

 なんだかヒルロッドさんの表情が固いのが、ちょっと気になるのだけど。



八津やづが元気っぽくなってよかったよ」


 野球小僧の海藤かいとうが俺の肩に手を回し笑顔を見せる。


 さも今気づいたような空気を出しているが、今日一日、あちこちからそれとない言葉や視線を俺は受け止めていた。


「なんかドタバタで気にしてられなかったからかな。考え込むどころじゃなくて、そうしてたら抜け落ちたかも」


「ならいいんだけど、気になったら声掛けろよ?」


「ああ、そうするよ」


 努めて明るく返事をすれば、海藤はニカリと笑い、宴会料理の残り物を乗せた皿を突き出してくる。


 ホスト側だったからとはいえ、俺たちは高校生なわけでどこぞの社交貴族なんかではなく、遠慮の範囲が違う。宴会中でもキッチリとローテーションで食事はしていたし、なんなら残った料理をメインで食べているのは、むしろアヴェステラさんとヒルロッドさんだったりする。


 ふた月以上のあいだ過ごしてきた離宮でするべきことは、もう少ない。


 明日は戴冠式で、それが終われば午後からはほぼフリーだが、その翌日の朝に、俺たちはここを去ることになっている。

 いちおうお世話になった人たちにも挨拶はできた。ヘピーニム隊のみなさんに渡すための色紙は明日の午後でいいだろう。それを書き終えれば、それで本当に。



「みなさんお疲れのところ、大変申し訳ないのですが」


 ちょっとの雑談を挟んでから、アヴェステラさんが申し訳なさそうに明日の式次第について説明を始めた。


 式典では黙って立っているだけのつもりだったのだけど、どうやらそうでもないらしい。女王様の治世のため、最後の念押しに一芝居が必要なのだとか。

 げんなりだな。俺たちは一年一組という名の通り高校一年生なわけで、そういう式典など面倒くさい以外の言葉なんて出てこないのに。


 本当、容赦がない人たちだなあ。女王様とベルサリア様、それとアヴェステラさんあたりが結託した結果のような気がする。ヘタをしたらシシルノさんまで絡んでいるかも。

 証拠とばかりに悪い笑顔をこちらに向けているシシルノさんがそこにいるんだよ。


 とはいえ最後のご奉公か。他ならぬアヴェステラさんの頼みなわけだし。


「できる限り短めに、セリフも少なくしてありますので」


 俺たちの気性を良く知るアヴェステラさんは、気遣ったコトを言いながらも滝沢たきざわ先生をチラ見した。


「わたし、ですか……。お手柔らかにお願いします」


 みんなの輝く瞳に気圧され、ため息をひとつ吐いた先生は、諦めて……、喜んで役目を担ってくれるようだ。


 さすがは俺たちの先生にして騎士団長。とはいえ団長という肩書ももう少しで外れてしまうんだよな。

 いっそのこと、ペルメッダに行ってからも団長を名乗ったままでいいんじゃないだろうか。


『一年一組団長、滝沢昇子たきざわしょうこである!』


 うん。悪くない。



「楽しそうね、八津くん」


「まあね」


「妄想が捗るくらいには元気になれたのかしら」


 横に座る綿原わたはらさんが、モチャっと笑いながら話しかけてきた。もちろん白いサメを浮かばせたまま。

 妄想とは酷い言いぐさだけど、本当に心配してくれていたのは知っているつもりだ。


「先生は団長のままでもいいかなって」


「それだと八津くんは隊長のままってことになるけど」


「それは……、マズいな」


「どうせペルマ迷宮でも迷宮委員だし、どっちでもいいんじゃないかしら」


 素直に思ったことを口に出したら、綿原さんから戻ってきたのはからかい混じりの言葉だ。

 だけど、ちょっと探るような含みがあるようで。


 迷宮が原因で落ち込んだ俺だけど、誰一人として地上に残そうとは言いださない。

 むしろ綿原さんや親友の夏樹なつきなどは、引きずってでも俺を連れ込む気でいると表明したくらいだ。


 俺の状態を見計らっているのか、綿原さんはあえて迷宮を絡めた会話を振ってきたのかもしれない。

 笑いながらもどこか俺を観察しているような雰囲気を感じるけれど、もう大丈夫だよ。なんとなくそんな確信があるから。


「だな、ペルメッダでもよろしく」


「そ」


 そんな意味合いを込めて笑い返してみれば、綿原さんは顔を赤くしてサメと一緒にそっぽを向いた。



 ◇◇◇



「ここからはみなさんにとって楽しくない話になるのですが、知っておいていただいた方が──」


「一連の事件における損害や、犯罪者、反抗者に対する処遇だよ」


 式典の話がひと段落したところで、アヴェステラさんが言い難そうに口を開いたところで、シシルノさんがズバリと切り込んだ。


「一部は式典でも公表されることになるし、その場で君たちに衝撃を受けてもらっては、ね」


「そうですね。ですが……」


 シシルノさんの説明に、藍城あいしろ委員長が半ば諦めたように返事をする。


 聞いておかないと当日ショックを受けるかもってコトか。それってまさかとは思うけど。


「安心してほしいとまでは言わないが、直接的な死罪はない」


「女王陛下の戴冠式です。恩赦という形ですね。実態としては人手不足に尽きますが」


 俺たちの様子を窺うようにシシルノさんが結論を先に言い、そこにアヴェステラさんが補足を入れた。


 それを聞いた一年一組一同は、当たり前だけどホッとした表情になる。

 考えようによってはざまぁパートの大切な部分だけど、総長の一件もあってか極刑的な何かを望む気にはとてもなれないのだ。



「みなさん、まずは【平静】をお願いします。では……、現時点で判明している今回の騒乱での死者は三十二名、行方不明者は二十八名です」


「そう、ですか」


 技能を使うことを要求したアヴェステラさんは一拍間を置き、そこから彼女に伝えられた情報は、やはり重かった。


 対する委員長の歯切れも悪いし、みんなの顔色もよろしくない。泣きそうになっているクラスメイトもいるくらいだ。

 直接的ではないとしても、やはり自分たちが関与した事件で死人が出たというのはキツいな。


 事前にこうなる可能性を何度もお互いに確認し合っていたとはいえ、そう簡単に割り切れるようなものではない。


「みなさんが面識を持つ方々ですと、カリハ隊、イトル隊、ヘルベット隊などから……、合計で七名です」


 俺たちの様子を見て、苦しそうにアヴェステラさんは続ける。彼女だってこんなことは言いたくないのだろう。それでも知っておくべきということだ。


 受け止めなければいけないのかな、こんなのを。


 あちこちで女子が手を握り合っていたり、野郎どもが肩を叩いていたりもする。

 ふと気付けば、絨毯の上にあった俺の手の甲に白い砂が舞い落ちていた。そちらを見やれば、悲しそうな顔をした綿原さんがいる。俺は今、どんな顔をしているのだろう。



「その……、行方不明っていうのは」


 そんな暗い雰囲気の中でも、委員長は絞り出すように質問をした。

 俺もそうだし、何人かは行方不明者が妙に多いことに気付いていたんだろう。委員長の言葉に瞳を揺らすのが見える。


「混乱に乗じ脱出を図ろうとして、失敗した者がほとんどになります」


 覚悟を決めたのだろう、アヴェステラさんはハッキリとした声で答えてくれた。行方不明だからといって無事という意味ではない、と。


 ここはアラウド湖の離島にある城だ。つまり、逃げようとした連中は湖に沈んだまま。


「はっきりと申し上げましょう。その中には陛下が今後の治世において障害となると判断された者も、含まれています」


「暗殺……」


 あんまりなアヴェステラさんの言葉に、小さく呟いたのはメガネ忍者の草間くさまだ。


 事前の計画を聞かされた時、たしかに暗殺という手段を混ぜるなんていう話もあった。こういうやり方で敵を削ったということか。


 これにはさすがにみんなも黙り込んでしまう。


 クーデターを成功させただけでは足りない。大切なのはこれからなのだということは、わかっている。

 なにも正々堂々戦うことが目的ではないし、むしろ俺たちの知らないところで良い方向でコトが進めばいいと思うくらいだ。

 それでもアヴェステラさんは、あえて俺たちに伝えた。共犯者意識を持てとかそういうことではないだろう。これがアヴェステラさん、ひいては女王様の誠意なんだろう。そういう人たちだというのは知っている。けどなあ。



「……みなさんに関わりが深い者として、行方不明者には元近衛騎士総長、ベリィラント伯も含まれます」


「それってつまり」


「はい。ヤヅさんの【魔力観察】については、信用に値せずと判断しました」


 少し間を置いたアヴェステラさんが行方不明関連として近衛騎士総長の名前を出したことで、今度は俺が反応してしまった。


「なにしろ本人の申告だけで、他者には確認のしようがないんだ。証拠にはなり得ない。秘匿については保証しよう」


「ですよね。俺もそっちの方が助かります」


 続けられたシシルノさんの解説は、むしろ俺にとっては助かるくらいだ。俺は迷宮探偵みたいなマネをする気は無いのだし。


 冗談めかして俺と組もうなどとシシルノさんは言ったが、やはり現状で【魔力観察】を使うのは怖いという気持ちが強い。だけどなあ。

 当面は地上でのみ、迷宮に入ったとして様子を見ながらということで、みんなとは話しがついたけれど、それでも俺は【魔力観察】を使うだろう。


【魔力観察】により、地上戦では相手が技能を使っているかどうかの見極めが可能になるし、迷宮ではこれから誕生する魔獣を先に観察できてしまうのだ。有効な技能であることに間違いはない。


 ただ、もしそこに人影を見てしまったならば……。



「続けます。犯罪者たちの行く先についてですが、バークマット隊とファイベル隊は王都に残し、随時新部隊に組み込むことになるでしょう」


 死者、行方不明者関連で俺たちが落ち込む間を与えたくなかったのか、アヴェステラさんは話題をすぐに切り替えた。

 一連の騒乱で犯罪者となってしまった面々の処遇についてだな。


 まずはヴァフター一味だが、全員の爵位が剥奪された上で一部をガラリエさんが隊長になる新部隊に、残りは分散して王都軍に入れることになるというのは聞いている。

 どうしてもアウローニヤに残りたくない者がいれば、国籍剥奪の上でペルメッダへの出国は認められることになるけれど、それを選ぶ人はいないんじゃないか、というのがアヴェステラさんの見解だ。


 普通に新部隊の待遇が良いからというのが理由だが、ヴァフター以外は平民上がりか貴族崩ればかりなのでガラリエさんの下に付くのに抵抗も少ないだろうというのもあるのだとか。


「わたしが十三階位になれば、文句も出ないでしょうね」


 空気が変わったのを察知したガラリエさんが軽口で野望を語る。さすがは【風術】使いだな。


 四層での戦い方を知った以上、ガラリエさんの十三階位はそう難しい話にはならないはずだ。見届けられないのが残念なくらいだよ。



「同じく勇者拉致に加担したパラスタ隊については、ラハイド侯爵に引き取っていただくことになります。あの方ならば、有効に活用することでしょう」


 有効活用という表現をするアヴェステラさんはなんともいえない表情になっている。


 勇者拉致の実行犯、階段で俺と綿原さん、笹見さんを拐ったパラスタ隊は十三階位揃いという王都軍のエース格にして元々は王女派だった。

 どういう経緯で裏切ったのか、そもそも最初から宰相派だったかは知らないが、ラハイド侯爵に預けられるということは、あのベルサリア様の裁量となるのだろう。部隊レベルならば女王様のお怒りゲージが一番高い犯罪者かもしれない。


 恐ろしすぎてそこから先は想像したくないぞ。

 仲間の何人かが体をブルリと震わせている。


「ご安心ください。あの方は『能力』がある者を使い潰すようなマネはいたしませんから」


 それって人柄は関係なく、階位だけの扱いになるって意味ですよね? とは誰も聞かない。アヴェステラさんは微妙な表情のままだ。


 ラハイド侯爵は北のラハイダラ迷宮の管理者でもある。

 十三階位の一部隊が丸ごと手に入るとなれば、なるほどたしかに有効活用するのだろう。



「勇者のみなさんに対し暴行を働いたハシュテル隊ですが──」


「それの被害者ってアヴェステラさんじゃないですか」


「ありがとうございます。フルニラさんの言うとおり、わたくしも被害者のひとりですね」


 狂乱の『灰羽』元副長、ハシュテルの処遇に絡んで自分を外に置こうとしたアヴェステラさんの言い方に、すかさず食いついたのはムダにイケメンな古韮ふるにらだ。


 皆も同じことを思ったのか、それぞれが頷いている。古韮もよくぞ言ってくれた。


「加えて王兄、元第一王子殿下拉致を企んだレギサー隊については、ハシュテル隊と共に西方フィーマルトに送られます」


「フィーマルトってたしか、ウェラル侯爵じゃ」


「はい。アイシロさんがお考えのとおり、フィーマルト迷宮の管理、並びに西方開拓はウィラル侯爵家の管轄です」


「……宰相派、でしたよね?」


「そうでしたね」


 俺たちを襲ったハシュテルたちと、当時の第一王子を狙ったレギサー一党は西に送られるらしい。


 ここで問題になるのは、西のフィーマルト迷宮を管理しているウェラル侯爵家が宰相派だということだ。

 それを気にした委員長のツッコミにも、アヴェステラさんは涼しい顔で答えてみせた。過去形で。



 これまで俺たちに全く関わりも無いし、名前だけは資料で見ても顔も知らないウェラル侯爵だが、微妙に複雑な経緯を持つ家だったりする。


 現在のアウローニヤ王国はレムト家が王家として君臨しているのだが、百年と少し前までは第二期王朝とも呼ばれるウーウェラ朝という時代があった。ちなみにその前は当然第一期で、シェヒラ王朝だかシェホラ王朝とかいうらしい。三百年以上も前の名称なので、表記があやふやなんだとか。

 つまりレムト王朝は三代目の王家ということになるな。


 で、今から百年以上前、西の森林にあるフィーマルト迷宮が発見されたことに端を発した王国動乱で、ウーウェラ王家はレムト王家に敗れた。

 今さっき名前の出てきたウェラル侯爵家は、そんなウーウェラ王家の傍流だったりする。そういう経緯を持つウェラル侯爵家が王家没落のきっかけになった新迷宮の管理をやらされているわけだから、レムト王家の初代も意地の悪い人だよな。

 初代様は女王だったらしいけど、リーサリット女王がそうならないことを祈ろう。もう遅いか。


 わりとどうでもいい前置きはさておき、ウェラル侯爵が治めるフィーマルトだけど、以前女王様がグチっていたように開拓は遅れている。

 ウェラル侯爵が宰相派として好き勝手をしていたのが目に見えるようだな。レムト王家に対して面白くない気持ちもあるかもしれないし。


 王国貴族の家系図については当初から調べてはあったが、派閥関係について俺たちが知ったのはつい先日だ。俺がヴァフターに拉致された時に情報開示されたのを、先生や委員長はガッツリ読み込んだらしい。

 だから委員長はすかさず疑問を呈することができたのだ。



「本日ウェラル侯が登城し、陛下への恭順を改めて誓いました。レギサーとハシュテルについては、褒美のようなものですね」


 重い話題の途中ではあるが、ここでやっとアヴェステラさんが薄く微笑んでくれた。ただし黒い。


 女王様から聞かされたアウローニヤ改革プランにおいて、西の開拓は急務だ。

 キーになるのはウェラル侯爵の動向。どうやら女王様は第一歩を見事に成功したらしい。アヴェステラさんも喜ばしく思うわけだ。


「フィーマルトには監視官を送った上で、あえて予算は増額となります。あとは侯爵次第ですね」


 いろいろと歴史に想いを馳せてしまったが、アヴェステラさんの顔はさらに意地が悪くなっている。


 予算を減額するのではなく増額っていうのが、またなんとも。

 今回の騒動で結構な数の貴族が潰され、私財が没収されることになる。さらに女王様はこれまで蓄えられてきた王家資産もフル活用するつもりだ。


 フィーマルトについては第三王女時代の女王様には権限的にも手出ししにくい問題だったのだろう。歯がゆく思っていたのは、あの独白を聞けば誰だってわかる。

 だが、今はもう違うのだ。


 なにしろ女王様は二年で結果を出さなければならないのだから、決めたとなれば徹底的にやるだろう。

 東に向かう俺たちとしては頑張ってくださいとしか言えない。というか怖くてこれ以上首を突っ込みたくない。西の政策に提言とか、あり得ないよな。



「ハシュテル男爵家は陛下に降りました。レギサー宮中伯家については……、私財没収の上、国外追放となります」


「うわぁ」


 さらに続けられたアヴェステラさんのセリフに、クラスの誰かがドン引きの声を上げる。


 このあたりは女王様の指先ひとつな部分があるが、商家からの成り上がりなハシュテル男爵家は取り込み、旧ハウハ王国出身のレギサー伯爵家は要らないという判断なんだろう。

 国外追放される先は……、帝国の旧ハウハ領なんだろうなあ。怖い怖い。


「ハシュテルが手出しをしたのは『王家の客人』で、レギサーがやらかした相手は『王家』そのもの。このあたりが刑の差に繋がったと思ってくれていいよ」


 シシルノさんが付け加えてくれた説明だけど、そんなのは建前なんだろう。

 女王様にとって今後使えるかどうかが判断基準になっているのは間違いない。あの人はそういう考え方ができるタイプだ。

 礼を尽くす相手にはそうするし、そうでない者をすげなく袖にすることもできる。思い知っているぞ、俺たちは。



「最後に近衛騎士総長ベリィラント伯直轄、ベリィラント隊の面々ですが、実験的にみなさんの案を採用しようと陛下はお考えです」


 微妙な雰囲気の中、アヴェステラさんがおかしなことを言い出し、皆が首をひねる。

 俺たちの案って、そんなのあったか?


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る