ポイズンド・ポップコーンへの応援コメント
昔から洋画が好きで色々見ているのですが、表現や台詞回しが秀逸で、本当にしっくりときて、洋画好きが思い描く本当の古い田舎のアメリカだ!という心地になりました。
この先もゆっくり大切に読ませて頂こうと思います!
作者からの返信
わー!長編の方までのぞいていただき、ありがとうございます!
カクヨムコン9に応募するために、こちらと、そのハミングは7という長編の2本を出しました。
ベトナム戦争が出てくるので、後半なかなかシビアな物語ではありますが、希望のある話です。(と思っています)
「ゆっくり大切に」とてもうれしいお言葉をありがとうございます!
狂気への帰還への応援コメント
この作品は素晴らしいと思います。戦争の闇を語ってる。
でも俺、悲しすぎて、レビュー書けないかも。すみません。
でも最後まで読みたいと思います。
(余談ですが、戦国時代のらんどりを思い出しました。辛い)
作者からの返信
ユウマさん、お時間いただいて本当にありがとうございます。レビューのことは一切考えられなくて大丈夫ですよ。無理はされないでほしいですが、最後には光があると信じているのであとすこしだけベンにつきあってやってください……。時間を置いてでもいいので、短い後日談がありますから、そちらもできれば目をとおしてやっていただければさらに光が感じていただけるのではないかと考えています。
秋実る、僕らのアトリエへの応援コメント
こんにちは、おススメされていたので長編を一つ拝読させていただきました。
この町の人たちにとっては強烈な存在でしょうが、ハンナはとても魅力的な女の子ですね!
会話のやり取りも、とてもユーモアがあって楽しいです✨
私はなかなかこういった背景のある物語が描けないので、とても素敵だなと感じました☺️
取り急ぎ、お星さまを先に付けてしまいました。
(いつもはもう少し読み込んだり、最後まで読んだりしてから付けるのですが。笑)
公開期間中に最後まで読破できるか分かりませんが、少しずつ拝読していきたいと思います。
作者からの返信
ヒニヨルさん、
最後の一時間、たくさんお言葉いただいて、涙が出そうでした。
ありがとうございました。
中間の結果が出るまでひと月はあるのかしら。読んでいただけるのであれば、期日こだわらずにしばらく置いておきますゆえ、ゆっくりお時間ゆるすときに……。
またご感想をいただけたら本当にうれしいです。
内容がないようですので、コンテストそのものはどう評価されるか本当にわからない(難しい)ですが、たくさんのお言葉をいただけた作品になり、背中をおしていただけました。
ありがとうございました。
ハンナは魅力的だとおもいます!
あまりに惹き付けられるがあまり、反発する気持ちってきっとあるのかなあと。嫌悪感と恋慕は紙一重、と思ってます^^
うふふふ
マイギャング・マイヒーロ―への応援コメント
美しい情景が目に浮かぶようです。描写が綺麗でその場の臨場感を楽しむことができましたよ。
ベンとハンナのやり取り、どうなるかと思いましたが、互いに好感を持てる関係になれてよかったです。
作者からの返信
&So Are You、ありがとうございます!
後半厳しい世界になるので、前半はとくにベンたちのキラキラと輝く青春の描写に力をいれました。まだまだ至らない部分が多々あるとは思うのですが、ベンたちの行く末を見守っていただけたら、本当にうれしいです。
よろしくおねがいいたします。
編集済
非道なゲームへの応援コメント
こういう過酷で悲惨な環境だと、サイコパスにならないと心が壊れてしまうかもしれないですね。
自ら進んで人間性を失う。失いたいから失う。一時的にはそれで楽になれるかもしれないけど、後からとてつもない反動がやってくると思います。罪悪感で潰されそう。
でも彼らが悪いというより、そういう風に彼らを変えてしまった環境に責任があると思います(まあ、生まれつき他人を踏みにじるのが好きな人の場合は別ですが)
作者からの返信
どうお返事をしようかと考えているうちに、日が経過してしまっていました。申し訳ありません。
戦争責任がどこにあるか、というのは議論しつくされてきたものではありますが、責任の源が一つに集約しきれるものでない場合、そして引き起こされてしまった結果がどうにも非可逆的なものであった場合、巻き込まれた者たちはそのあとをどう生きるかしかなすすべがありません。
仮に責任のある「何か」を罰することができたとしても、元には戻らない。前を向くしかないけれど、前を向くこともかなわないような状況下である場合、言われるように「サイコパスにでもなるしか」というような壊れ方を、人はするのだと思います。
コメントありがとうございます。
あとがきへの応援コメント
投稿有難うございました、周回遅れ気味ですが読めてよかった…
すべてを失ったと感じたベンがハンナによって救済され、ハンナもまた同じく、さらにグレッグも最終的に二人に救われていたのだと感じています。戦争というものは命や希望、人間性を奪う象徴ですが、いつか自分が何かを喪失した時に、ベンのように心の中にかすかな灯りとなるものを持っていたいなあ、と希望せずにはいられません。
60年代のアメリカの空気の描写にも驚かされました。トウモロコシ畑、サニー・デイヴィス・Jr.、レイ・チャールズ……そして伝統的な田舎とな反発する若者という構図は、幾多のアメリカン・ポップスが取り上げてきた題材ですね。もちろんベトナム戦争も。洋楽好きなので、レコードを子供の頃に聞かせてもらった記憶が蘇ってきて嬉しいです。(お前いくつだ)
拙いですがレビュー投稿させて頂きました。意に沿わないかもしれませんが、ご笑納いただければ幸いです。
心に残る作品、ありがとうございました!
作者からの返信
諏訪野さん、お返事がおそくなりもうしわけありません!
まずは本当にありがとうございます!もう何から何までかゆいところをフォローしてくださって。
作者としては、ベトナム戦争ものだと思わないで、とは言いづらいですし。最初は「恋愛」カテゴリで登録していたのですが、どうもカクヨムでの「恋愛」は違う!ということに気づき、さてどうするとなりまして、時代としました。
また、後半どっぷり戦争の描写になるため、望まない人の目に触れないよう配慮するには、戦争ですよ?と書かざるをえなかった。
でも、そこを描きたいわけでは決してなく、あくまでこの時代に生きた一人の青年、ベンの人生を描く際に、そこにあった致命的な障害のひとつに「戦争」があったと。そういう構図であって、もちろんのことながら諏訪野さんにはそこが伝わっていることがひしひしと感じられ、うれしくて涙がでそうになりました。
ぎりぎりまで、はたして希望などこれで持てるのか?という流れで書いていますので、読まれた方が実際にどう思われるのか、不安しかありませんでした。
公募には出していましたが、人の目に晒したのは初めてでしたので今回大きな反響?を頂いて驚くとともに嬉しく、また少しは自信をもとう、とあらためて決意を新たにした次第です。
60年代のアメリカについては、当然のことながらその地、その時にその場にはいませんので、調べるしかなかった。
鬱陶しくならないようにモチーフを散りばめ、確かに映画を作るように小物を配置して……一行を書くために、半日調べものをする、そんなことを繰り返して書いていきました。
たとえばバーのシーンで、ビールの栓(王冠)の色を調べるのに、3時間かかった、とかですね^^
時代ごとに変わりますので、服装ひとつ、すべて時間だけはかかりました。
幸運なことにいろいろな論文が手に入りますので、あとがき以降につけた参考資料の他にも膨大なものを閲覧しましたが、あれらの資料がなければかけなかったと思います。
もう暗記するほど覚えきっているので、はたしてこれが世にある戦争映画と何が違うのか、と訊ねられたら、私は答えることができないです。
でも、受け取っていただけた方がほめてくださるので、私はもうそれだけでも、書いてよかったと思っています。
この作品については、正直玉砕の未来しかみえていないのですが、虹乃ノランとしては、ひとえに、頑張りぬく所存です。
本当にありがとうございました。
また貴作にも伺いたいのですが、ぎりぎりになってしまいそうで、もうしわけありません。
乱文お許しください。
あとがきへの応援コメント
コメント失礼します。
ベン、ハンナ、グレッグ。彼らの人生、彼らのお話を見届けさせていただきました。その時代を必死に生きるしかなかった彼らの青春と穏やかな日々がとてもまぶしいものでした。
グレッグとハンナが先に逝って、ベンがおいていかれる。ハンナとの別れ際までベンと一緒にいてほしかった。グレッグもベンのそばに生きてほしかったですね。
必要になる身体機能を一部失いながらも彼なりに生きていこうとした。新たに色んな人と出会い、新たな優しい。彼の先が明るいことを願わずに要られません。
また戦闘描写が生々しく伝わり、その当時の雰囲気も想像できて、ベンを通して感じられるのが本当に良かった。よく調べて、練られているなと思いました。
彼らの生きた瞬間と別れ、そして、幸せを願わずにはいられないお話。本当に良かった。素敵なお話しをありがとうございます。
作者からの返信
アワインさん、お返事がおそくなりました!まずは最後までベンに寄り添っていただいて本当にありがとうございました。このお言葉を拝見したとき、あまりに胸が熱くなり、ゆっくりお返事を書こう!として、時間が過ぎてしまっていました……。
後半の現実を受け止めていただくために、彼らにのこった眩しさを、必死にきらきらさせようととにかく頑張りました。
ベンの人生、そしておっしゃられるように、ハンナも、そしてグレッグも、みながそれぞれ互いに感じ合い、世界が変わった――それを描き切るために、必死でした。
世界は眩しく変わり、そして世界は闇に落ち、そしてもういちど光を見つけるまで
喪ったものはあまりに多いですが、それでも生きて行こうとする心のありさまを描きたくて
ハンナもグレッグも永遠で、どこにも悪はなく、
でも今日もたしかに世界では他者による願わぬ死を迎え続けている。
こちらこそ、最後まで本当にありがとうございました!!!!
さよならベトナムへの応援コメント
コメント失礼します。
戦争……やはりきついものがありますよね。戦争というのは本当に人が変わったてしまう。グレッグが長い間に狂気に晒され続けて、豹変したのはショックでした。ベンの心情もよく伝わってくるので合わさって余計に……。自分を守るために保身にはしりや外に牙を向けざる得ないのが、戦争の醜いところですよね……。軍の上層部が勝つための戦争という非道な手段も厭わないのが伝わってきます。人だからこその醜い場面を見たような気がします。そして、ベンは帰国するようですがグレッグは……。
作者からの返信
アワインさん、お返事をどうかかせていただくか、もうあと少しで結末がわかるので、読了後にまとめてお返事差し上げます事おゆるしくださいませ。
私自身、いまでも涙で視界を失いながら原稿にむかっています。
貴重なお時間をいただき、ありがとうございます!!
編集済
夜更けのドランクモアへの応援コメント
私の好きがたくさん詰まっています。素人ですが絵画にも興味があり。時間を忘れました。先読みはしないけど。この作品の中に流れる時間が壊れてしまうのを想像すると。胸が少し疼きます。本当にいい作品です🍀
作者からの返信
六葉翼さんありがとうございます!これは私のために書かれた物語だ!と思っていただけたら本当に嬉しいです!
ベンとグレッグ、ハンナにあとしばらく寄り添ってくださったら幸せです!ありがとうございます!
マイギャング・マイヒーロ―への応援コメント
風景が目の前に広がりました。月並みですが。素晴らしいです🍀
作者からの返信
こちら漏らしており申し訳ありません💦
映像として浮かんでいるものを文章に落とす際、情報が過多になりやすいためいつもそのバランス調整に悶絶しています。消しては戻し、足しては消して。その繰り返しです。
実際にはかなり動きも景色の変化も多いのですが、一番ふさわしく好ましく映るものはどこか
風景を思い浮かべていただくことができたなら、とてもうれしいです。ありがとうございました。
ポイズンド・ポップコーンへの応援コメント
私の実家もかつて農家でした。農薬の功罪については思うことあります。とても読み応えがありますね。しかしお話が情報過多や重くなり過ぎない。文章や表現そして散りばめられたアメリカ的な習俗。相まって楽しく読ませて頂きましたm(_ _)m🍀すごい作家さんです!
作者からの返信
六葉翼さま、この時代の枯れ葉剤の歴史は呪わしいですね💦おほめいただき恐縮です💦ありがとうございます!後半が重くなるため、意識的に時代の要素を散りばめるようにしております!感じ取っていただいてうれしいです!
グッドラックチャームへの応援コメント
主人公の目を通して語られるハンナの描写がなんとも美しい文章だなと思いました。
ベンはどんなハンナの絵を描くんだろう?
編集済
そうして君もへの応援コメント
コメント失礼します。
ベンの返事をハンナが断った理由が気になってここまで読み進めてしまいました。道中の重い真実に言葉が出なくなりそうでした。ハンナの抱えるもの、ベンに届いた喜ばしくない命令。兄貴分のグレッグがベンのためについていこうとする……。
時代が時代だからというのもありますが……彼らに幸せの道がないのか。ここまで読んでそう思います……。
作者からの返信
アワインさんこんばんは、ここまでベンとグレッグ、ハンナに寄り添っていただき、本当にありがとうございます。
ベトナム戦争時代を描いていますが、私にとってはこれが今現在起こっていることのように、今も感じられてしまいます。
もう数え切れぬほど、私自身これを読んでいるはずなのですが、こうして皆さんが彼らの日々を追いかけていただく際に、毎回併走して一緒に読んでしまいます。
そしてやはり苦しくなり涙したり笑ったりします。
希望のない終わりではないと思いますので、ベンの未来を見届けてやっていただけたら、うれしく思います。ご無理のない範囲で、ベンにおつきあいくださいませ。お時間を頂き、また、コメントもうれしいです。本当にありがとうございます。
ファーストスケッチへの応援コメント
虹乃ノランさんの執筆に対する取り組み方ともリンクするのかなあ、とそう思いながら読ませていただきました。
グレッグのくだりがおかしくて笑ってしまいました。
ありがとうございました。
作者からの返信
ほんとですか!?うれしいです~。(*´Д`)
「もっと俺のことを注意深く見てくれよ! さあ! 恥ずかしがらずに!」
かな?
あ、
馬顔のグレッグに、馬顔の馬。グレッグ顔の馬に、グレッグ顔のグレッグ。
かな?
会話で和気あいあいと、くすっと笑えるセリフをひねるのはなかなか骨が折れる仕事で。フランスとかでもそうですけど、アメリカンジョークって日本人あんまり笑えなかったりしますので、そのあたり実は結構悩んでかいています!
ありがとうございます。微笑んでいただけてとってもうれしいです。
たぶんどうしても私の精神や思想はすべてにわたってでちゃってるかとおもいます💦はずかしいです。赤裸々です。
マイギャング・マイヒーロ―への応援コメント
コメント失礼します。
彼らの生きた時代の雰囲気と背景が読んでいて見えてきます。ベンとハンナのやり取りを見て、この先仲が悪くなるのかなと思いきや二人が互いに好感を持って、話せる関係になってほっとしました。
ベンはトウモロコシ畑で働くよりももっと別のことをしたいのでしょうか。ハンナの言葉通り、注目される人になるのか気になります。この先を見届けたい。
作者からの返信
アワインさん、はじめまして!こちらを見つけていただきありがとうございます。人見知りするとXに書かれていたので、フォローしようか迷っていましたが、フォローしてきちゃいました。ありがとうございます。
戦時になりますが、本来であれば恋愛枠でカテゴリ登録したい小説でしたが、カクヨムの恋愛ジャンルは特殊なようだったので、途中で時代に変更しました。
前半はどっぷり三人の友情と愛がはぐくまれます。
よろしくおねがいいたします^^
夜更けのドランクモアへの応援コメント
なんというか、この作品からは確かに『アメリカ』を感じる。そんな気がします。例によって、自分で自分の言っている意味がよくわからないのですが。実際、上質な洋画を鑑賞している感じがしますね。ありがとうございます。
作者からの返信
ハジノトモジさん、こんばんは!およみいただきありがとうございます。バーのシーンは結構時代をきちんと表現できるので、小物を調べるのには時間をかけました。ビール瓶の王冠、時代ごとに変わるので、何色かしら、とか^^
楽しいシーンでした。シーンからかくので、自分の中では、実際に映画を撮っている感じではあります💦そうあれたらいいな。
ありがとうございます!
ポイズンド・ポップコーンへの応援コメント
農薬怖い……。
それを食べ物に撒いてるっていうのがなんとも。
作者からの返信
時代を象徴するできごとですが、土壌・作物汚染だけに関わらず、人間への影響も大きく、私たち人類は自分の首を絞めていますね。
そうして君もへの応援コメント
完結おめでとうございます。
結末に泣けてきちゃうんですけど、この涙は冷たくも温かくもあって、ちょっと胸がギュッとしてるので上手くは言えないんですけど、この作品を読めて本当に良かったです。
ベンは視覚という意味での光は失ったけど、この先の人生への光は失っていないし、心ではしっかり光を見ている、と思いました。
失ったものは戻らないし、辛い過去も消せないけど、これから掴めるものもあるし、楽しい過去も胸に抱いていける。
それ以外何もいらないほどの幸せも、泣き叫ぶのでは足りないくらいの絶望も、両方ともを抱えて、きっとベンはこれからも生きていける。立ち止まることはあっても、目指すものを見つけて進んでいける、と思いました。それはとても力強いことのように感じました。
素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
こんばんは、きみどりさん、最後までベンとグレッグ、ハンナに寄り添っていただきありがとうございました!
四章がつらかったとお書きになられていたので、そのあとにつづく短い5章とエピローグのみで希望へ転じることができるのか不安に思っておりました。
このご感想いただき、ほっと胸をなでおろしています。
私も今でも涙なしには読めません。
コンテストには応募していないのですが、あとがきにも書いた『ベイビーちゃん』に、すこしだけですがベンの後日譚がわかるエピソードが含まれておりますので、ご興味がおありになればのぞいてやってくださいませ。
KDPにて発表しているものですが、一時的にカクヨムでも公開しております。
カクヨムコンの中間選考突破は至難の業だと思います。中間が突破しなかった場合、作品は非公開にする予定でいましたので、きみどりさんにお読みいただけて本当にうれしいです。
もうひとつの長編『そのハミングは7』も、魂を込めて描いた作品です。こちらは幼い少年の成長物語。積読されておられる他の作品も多数おありになるでしょうが、もしよろしければ、コンテスト如何に関わらず、きみどりさんに触れていただけたら幸せです。
ありがとうございました。
出会いに感謝いたします。
さよならベトナムへの応援コメント
ひたすらに虚しく、悲しい章でした。
自分であり続けようとするベンと、ハンナからの手紙だけが光でした。
戦争の惨さというのもあるんですけど、一番ショックだったのはグレッグが変わってしまったことです。
自分自身が目的や理由をもって、納得して戦争に参加しているならまだしも、そうでない、強制されただけの人間が自分の精神がバラバラにならないようにするには、
殺しをゲームにしたり薬に溺れたりして現実逃避をするとか、
ただただ何も考えず上からの命令に従って考えるのをやめるとか、
敵は悪で自分は正義である、この戦いにはきちんと意味がある、と自分に無理矢理信じ込ませるとか、せざるを得ないですよね。
訳もわからず人を殺すとか、死の恐怖に四六時中さらされるとか……マトモなままでは耐えられるはずがない。そう思います。
変わってしまったグレッグだけど、混濁した意識がフッと一時だけ明瞭になるかのように、変わる前の彼が浮上するときがあるのがまた切なかったです。
泥水を啜りながらの、色んな戦争の場面。すごかったです。
映像が見えました。実際に映像としても観てみたいです。
作者からの返信
ありがとうございます。公募でのネックは、この作品がベトナム戦争を扱っているというところです……。書いている当時から認識はしているのですが。映像化されたものを私も見たい!!!
でも本当に壁が高いだろうなあと思っています……
ありがとうございます!
ポイズンド・ポップコーンへの応援コメント
なんというか、軽妙で洗練された語り口だと思いました。素直な感想です。読ませていただき、ありがとうございます。
作者からの返信
ありがとうございます!
後半が重い語り口になりますので、これでもかと彼らの青春を…湖の煌めきとともに…
ありがとうございました!
そうして君もへの応援コメント
ベンにとってハンナが新しく吹き込んだ風だったように、ロザリーにとってはベンとグレッグが風で……それ以外にも、この場に集まった全員が、それぞれに相手に希望の光を与えたり、得たりしているんだなぁと思いました。
人生や生き方といったテーマを感じる第三章でした。
冒頭から象徴的なこの湖も、キラキラと輝く水面、吹き抜ける風、揺れる枝葉、青い空、光や色たちのコントラストが視覚や肌で感じられて、より一層光に満ちて感じました。
湖に放り込むシーンでは私も思わず笑ってしまいました。
自然と映像が思い浮かんで、祝福などの温かい気持ちになったんですが、ベトナムに行っちゃうんですよね……二人とも。
これからのことを思うと、色んな気持ちが入り交じります。
作者からの返信
きみどりさん、いつも丁寧なご感想を本当にありがとうございます。読書会でお話していただいているような気持ちになり、うれしいです。
この話で一部が終了です。
後半はとても厳しい状況が待っています。もしもお気分が悪くなりましたら、中断されて、くれぐれもご無理されないようにしてください。とても感受性が高い方かと感じられますので少し心配です。
最終的な読後感は悪くないはずですので、できれば最後までベンのいく道を見届けていただけたら幸いです。
届く通知への応援コメント
ベンとグレッグは本当に良い二人組ですね。
普段はふざけてばかりだけど、お互いにお互いを理解して、信頼して、必要な時には寄り添ったり支えたりして。
しかし、ハンナのために自分のできることをやろう、なんてない時間を一緒に過ごそう、と向かう先を見つけたところで徴兵命令とは……
世界に少しだけ輝きが戻った、というところでどん底に突き落とされました。
運命、罠、絡め取られる、といった言葉が私の心にもピタリとはまりました。
作者からの返信
世界には、自分の力及ばぬ大きな濁流にのまれてしまうことが多々存在するのですよね……。戦争や独裁、権力、その他いろいろなものが、すべてを一瞬にして無に帰させる力をもってしまう。つらい現実です……。
閉ざされた扉への応援コメント
骨折の真相はこれだったんですね。
度々の体調不良も「女の子にはそういう時もある」と濁してましたが、これが原因だったのかなぁ、と想像されました。
作者からの返信
こんばんは。お読みいただきとてもうれしいです。きみどりさんの繊細なお人柄が、どう読まれるかですべて伝わってくるようで、胸が熱くなりました。
ここは勘違いされたままでも構わないと思って書いていましたが、そういった優しい推測や配慮は、うわべの明るさで簡単に消え去ってしまうし、周囲は騙されてしまいます。
本当に苦しんでいる人ほど、苦しんでいる姿を見せない。それは事実だと思います。
そこに気づき、寄り添える人は少ない。
きみどりさんがそんな数少ない方々のおひとりなのだなと感じました。
ありがとうございます!
ファーストスケッチへの応援コメント
絵を描くために対象を注意深く観察する様子が、退屈で見慣れた日々の中から何か今まで気づいていなかったものに気づく、そんな視点のヒントにもなっているような印象を受けました。
洋画を観るような感覚で読ませていただいてます。皮肉やユーモア等も交えながらの物語からは日本とは違う風を感じます。
保守的で、先の決められている暮らしは、退屈だけど穏やかで。
そこにハンナが加わって、輝きや生き生きとした感じが増しましたが、冒頭のことを思うとこれから何かが起こるのだろう、とソワソワしてます。
作者からの返信
きみどりさん、こんばんは!
コメントをありがとうございます、お読みいただいているときの応援💛がつくたび、私もいつもそわそわしていました。
別の作品(『銀盤のフラミンゴ』)では、カメラマンの女性が出てくるのですが、写真や、絵を描かれる方たちが世界を見る視点、は少し違っていますよね……。
彼らは、まず、見る、切り取る、分析する、いろいろな観点から、その世界を「見」ます……。
おっしゃられるように、ベンにとって、ハンナという風は、まさに新しい「フィルター」
景色が一変したことでしょう……。
こうして想いをめぐらしていただき、それをこうやって聞かせていただける。最高の幸せです。
ありがとうございます。
3章までは恋と友情模様。
4章以降は戦地になります。
ご無理をなさらないよう。私もきみどりさんと気持ちは併走しつつ、読了まで(勝手に)寄り添います。
書いている間は、客観的になかなか読めないのですが、こうしてどなたかの目を通して、フィードバックをいただくと、その時初めて客観的なものとして、私に届く気がします。
逆輸入、でしょうか。
ありがとうございました!
あとがきへの応援コメント
遅くなりましたが最後まで拝読しました。名前を挙げてくださって恐縮です。
最初に拝読したタイミング、あとになってみれば完結直前でしたね……もう1日遅ければきりがよかったのかも、とも思いますが、こればかりはいたしかたないですね。
結末は、予想していたよりも希望のあるもので少しほっとしました。
未来に希望があるとしても過去の傷が消えるわけではないですが、歩むべき道が標として存在するのは何かしらの救いに思えます。
なるほど、本編が別にあったのですね。
そちらも時間ができましたら拝読してみたいと思います。
他の方への返信を拝見しますと、非常に綿密に資料調査を行われたようで、戦争関連のディテールはそこによるものかと納得いたしました。
精神的に非常に大変な作業だったかと思います。心よりおつかれさまでした。
ありがとうございました。
作者からの返信
>拝読したタイミング、
そうなんですよね、うおお、あとエピローグしかないのに、この時点で、いい結末が予想できない!?そうよね、できないよね?大丈夫なんだろうか!と急に焦りました。そういう面では、お帰りを非常に首を長くしてお待ちしておりました。
きれいごとでは終われない時代に身を置いた人物なので、ハッピーエンドとはいきませんが、なにかしらの希望、救いを感じ取っていただけたとするなら……と胸をなでおろしました。
本稿、といいますか、そちらはずいぶんと明るい雰囲気の短編で、少年たちがわいわい不貞腐れている日常にある日やってきた女性――というお話なのですが、舞台が同じ場所でベンも登場します。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、またこのように丁寧なご感想までいただき、レビューとあわせて心よりお礼を申し上げます。
また貴作にも時間を取って伺いたいと思います。
ありがとうございました。
あとがきへの応援コメント
戦争の描写がリアルで、よくよく調べられた上で書かれたのだろうなと思いました。ベンやグレッグの心を侵したベトナム戦争。こうした作品を読むたびに戦争は最悪だな、と感じます。
ノランさんの作品は常に心象描写をめちゃくちゃ丁寧にされていらっしゃって、憧れます。心に残る作品をありがとうございました。
作者からの返信
最後までお読みいただき本当にありがとうございました!
心理描写に割く割合は、常に葛藤しています。押しつけがましくならず、必要なだけ、できれば控えめに、と心がけるのですが、ベストバランスは神のみぞ知って……。
今回は男性主人公だったのですが、女性主人公だと特にその傾向が強まります。永遠の課題です。
本当にありがとうございました。
あとがきへの応援コメント
投稿お疲れ様でした。
あとがきで、名前をあげてくださり嬉しいです。ありがとうございます。
最後まで目を離すことができない展開で、何度も心を抉られそうになりながら読みました。
描写も、それぞれの登場人物の心の揺れ動きも丁寧で没入感が素晴らしかったです。
また、ベトナム戦争のところは、本当に丁寧に調査されているのだと感じました。
ベイビーちゃんもぜひ読ませていただきます!
素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
めいさんありがとうございますー;;
兵士の手記(原文)や研究者論文などをひたすら漁って読みまくりました。時代があるので、武器や装備も変遷しており、やはり大変でした。が、どの作品も必要な作業だと覚悟はしています。
一口にベトナム戦争といっても、当然幅がありますので、何年に置くのか、ベンが現地に行くのは一体何年なのか、というのは本当に迷いました。アメリカ国内での批判や反戦運動の流れによって、周囲の考えもおおきく動きを見せる時代だったので。初稿では、黒人差別についてももう少し踏み込んでいたのですが、今回ベンのストーリーには関係がないと考えてすべてカットしました。迷いましたがこれでよかったと思っています。
最後まで本当にありがとうございました!!!!
あとがきへの応援コメント
人が放り込まれたこの世界で、何を受けとめ、限られた時間でどう生きるか、ということを考えさせられました。ベンが盲目のピカソになるんですね。それは、私にとっては救いに感じます。ハンナ、グレッグが答えを見つけられたのか不安だったから。
10万字を越えたのですね。読んでいるとその長さを感じさせず、あっという間でした。作者様の筆力に感服です。戦争の場面、戦争映画を見るようには読めませんでした。そこに確かに人がいると感じさせてくれたからです。書かれた作者様は、もっと、ずっとしんどい思いをされていたことでしょう。お疲れ様でした。良い作品に出逢わせていただき、ありがとうございます。
作者からの返信
aono-haijiさん、最後まで読了いただけてありがとうございました。救いに感じていただけたなら、私にとってはそこが一番重要なところでしたので、本当によかったです。
初稿では12万文字を超えており、現在は(推敲でぜい肉を落として)11万文字程度になっています。
長さを感じるかどうかは、すなわちダレや冗長性に起因するのだろうと思うのですが、息をつく隙もないノンストップでは疲れますし……バランスは常に悩みながら書いてきているので、そう感じていただけたなら本当にうれしいです。
ベンやグレッグ、ハンナが、たしかにあの日あの時、そこで息づいていてくれたなら……。私の中で彼らは生きています。生きていました。やはり生きています。名前が違っても。
彼らの歴史の上に立っているのだと、私自身も、思い起こさせてくれます。
労いのお言葉、ありがとうございました。
すべてに、心より感謝いたします。
ハンナの手紙への応援コメント
ここまで拝読いたしました。
ブロマンスタグに引き寄せられて来ましたが、ブロマンスというよりもハンナさんとの関係性が中心の話だな、と感じました。三章までの田舎の情景と、四章の凄惨な戦場の光景とが、あまりに対照的であるがゆえに、双方の印象が際立っていたように思います。
情景描写や何気ない会話から立ち上る空気感が濃密で、重く悲惨な部分も含め、堪能させていただきました。
ありがとうございました。
誤字報告ですが、三章以前で「受粉」を「受紛」と誤記されている箇所が複数あるようです。
私自身では2カ所ほど見かけましたが、他にもあるかもしれませんので、いちど全文検索して確認された方がよろしいかもしれません。
作者からの返信
五色ひいらぎ様!コメントとレビューをありがとうございます!ブロマンスタグについては、はじめつけていなかったのですが、恋愛カテゴリにしてはいるものの、ハンナへの思いは、グレッグがいなくては成り立たない彼の人生のベースとして存在しているので、つけました。
多少トリッキーに思われてしまったかもしれません、申し訳ありません。
受粉! 元原稿を検索したところ、ご指摘通り二か所のみ(二章の冒頭と、三章の冒頭)ありました。即座に修正いたしました。ありがとうございます!たすかりました。
すばらしいレビューをありがとうございます。明日にも完結します。実は時系列的に後日談を含む短編が先に存在しておりまして、そちらはあとがきに記載する予定です。
よろしくおねがいします!
ありがとうございました。
夜更けのドランクモアへの応援コメント
まだ途中なんだけど、あんまり素晴らしいからこの部屋に来ちゃいました。ほんとに映画を見てるみたい、臨場感がすごい。「ワイエス」の名前を出してくれたから、ハンナの目指してる所がよく分かりました。じゃ、また映画館に戻ります。
作者からの返信
aono-haijiさま、あまりにうれしくて震えました。ベンとハンナたちを見に来てくださって本当にありがとうございます。
どなたに読まれなくとも、ただ一人でも、読んでよかった!と思っていただける作品となることがもしできるなら、今はこれ以上うれしいことはありません。
手元原稿では完結しておりますが、気を引き締めて更新していきます!ワイエスのこと、彼の絵画のこと、この先も出てきます。補足を近況ノートに近々入れたいと思います。
年内をめどに完結させられたらいいな、と考えております。
最後まで読了するに耐えるものになっているといいのですが、冷や汗垂らしながら毎日見直します……。
ありがとうございました!
プロローグへの応援コメント
おお、長編ですね。
読みます、読みます。
作者からの返信
わらけんたろうさん、こんばんは。そしてありがとうございます!
これは11万文字程度の長編になります。カクヨムへの公開は考えていなかったのですが、わらさんにあたたかいお言葉をいただき、他にも読んで下さる方がいらっしゃったので、悩みつつも……。
本作、後半から、ド直球で戦争を描いている作品なので、おそらく星はいただけないだろうと期待はしていないのですが、公開処刑に耐える気力が続けば^^;最後までUPしていくつもりです。
フォローされている書き手さんが相当いらっしゃると思いますので、ご無理なさいませんよう。でもそう言っていただけるだけでもとてもうれしいです!
ありがとうございました!
そうして君もへの応援コメント
『ベイビーちゃん』も含めて、楽しく拝読させていただきました。
上手く言葉に出来ないのですが、本当に素敵な作品をありがとうございます!
虹乃ノラン作品を読んでいると、絶望の中でも温かさや希望を見出す彼ら彼女らに勇気づけられるような気持ちになります。それでいて、描写の一つ一つが魅力的で、小説を読む楽しさも実感できます。
現在カクヨムで公開されている長編3作は本当に全部すばらしかったです!
短編はまだ読めていないので、おすすめがあったら教えて欲しいです!(片っ端から全部読むという手もある……)
作者からの返信
ありがとうございます!
&So Are Youを読了されたのち、ベイビーちゃんへいかれるまでに20分ほど要しておられたので、ああ、参考資料をご覧になられているのかな、と感じておりました。あそこへあげたものは一部ではありますが、随分と生々しいものも含んでおります。特に最後にあげた卒論(兵士の日記)は資料としての価値がとても高い物でした。
絶望から再生へ続く物語、そうあれたらよいなと願っています……。ありがとうございます!
短編ですか、興味を持っていただいて恐縮です💦
秋田さんの興味をひきそうかな?と思うものを上からざっくり。簡単な説明と共に。
あんまりありませんので💦
①~④くらいまででよいかもしれません。あとはご興味があれば。という感じでしょうか。神さまのワンピースは、ショートショート的なものですが、なぜか人気をいただいて中間突破してしまいましたが想定外でした💦
Edgeは外れもあるかもしれませんが、あたりもあるかもしれません……
①パーテルノステル エンタメサスペンス 短編
②骨を孕む 日記文学・エッセイ 掌編
③月は孤独に散歩する。大人童話掌編
④月の帰り道 中学年以上~おとな 童話 中編
キリグ 童話です。低学年。
はとのくつやとねこ 絵本シナリオです。
神さまのワンピース 掌編です。さらっとしたものです。
Edge of yourselves. 詩などです。ココア共和国への投稿を始めておりまして、雑多なものになります。かなりばらつきがありますので、拾い読みでも良いかと思います。
4月くらいになったら長編の掲載を検討しておりますので、ご無理なさいませんように!
つづけてよんでいただいて、本当にうれしいです、ありがとうございます!