400字に満たない文章でもこんなに人を惹きつけるような文章が書けるんですね。
あまりの衝撃を受け、コメントを書いてしまいました。

本当の暗闇の中で生きる私とはまるで違う、色彩あふれた歴史だから早いのだ。
の一文が特に好きです。

最後まで読ませて頂きました。

「私」と「俺」、互いに心を寄せ合い、交わり続けた間柄。でも、今は互いのことをどれほど思っても、それを相手と共有できる手段がない。
縦と横だけで表す事ができる「二次元グラフ」で交わる点のように傍から見えても、本人たちは「三次元グラフ」にある奥行きのような形で、自分たちを示す「点」が果てしなく遠く離れている事を認識しているのかもしれないですね……。

哲学的、科学的な文章の中に、ほろ苦い切なさと様々な考察を秘めた素晴らしい作品、ありがとうございました。

彼女の思いを、優しく綺麗に表現されてますね！彼も彼女を何をおいても大切だと感じれます😊

コメ失礼します。
a＝4、すなわち四次元。時間軸の概念。
タイトルの意味に共鳴していますね。
合っている自信はありませんが、そう勝手に解釈しました。違っていたらごめんなさいm(_ _)m

神秘的な二人だけの世界。素敵です(*´∀｀*)

そして彼は彼女を　深く愛している。彼の何とも言えない..もどかしさを感じます。次の更新を楽しみ！

　こんばんは。
　これ、彼女と彼の視点。思いの独白でしょうか？
　斬新です。古風とは真逆の世代の印象で自然科学や数学的なものをとり入れているのに、平安の和歌のやりとりを見せられている心地になりました（届いていないのがなんとも言えないです）。

初めまして、橘ミコトと申します！

タイトルで少し頭を使いました。xとyが、それぞれ何を表しているんだろうと。
サブタイがa＝１という事は、x=y=１という事で全て平等。本文中に川と並走するシーンがありますが、誰にも平等に流れている時間と掛け合わせている。
故にa=1で時間と表現した。
そして、冒頭に戻ると主人公は曜日感覚すら曖昧で、看護師さんの声が聞こえることから長らく病院で過ごしている。つまり、重い病に侵されている。これらの事から、主人公に残された時間は少ないのではと感じました。

……みたいな解釈で合ってますかね？
また、川の流れが世界を早く運んでいくというのは、それだけ主人公の世界が代わり映えのないモノクロな世界という事なのでしょう。
約束の場所とは死後の世界なのかもしれないと思うと、その先で待っているのは大切な人なのかもしれませんね。
x=主人公、y=大切な人と仮定すると、反比例という式が表すように、物理的には永遠に交わることがないのかもしれません。