応援コメント

a=6 交点」への応援コメント

  • 最後まで読ませて頂きました。

    「私」と「俺」、互いに心を寄せ合い、交わり続けた間柄。でも、今は互いのことをどれほど思っても、それを相手と共有できる手段がない。
    縦と横だけで表す事ができる「二次元グラフ」で交わる点のように傍から見えても、本人たちは「三次元グラフ」にある奥行きのような形で、自分たちを示す「点」が果てしなく遠く離れている事を認識しているのかもしれないですね……。

    哲学的、科学的な文章の中に、ほろ苦い切なさと様々な考察を秘めた素晴らしい作品、ありがとうございました。