最終話

「やっと王妃様の身体をこの手で堪能できるわ……」


早速わたくしは王妃様の大きく実っている二つの胸のふくらみを両手で優しく堪能し始める。

わたくしの手に収まりきらない大きさとずっしりとくる重さを感じながら、ゆっくりと揉み始める。


「やっ……うんっ……」


わたくしの手の動きに反応して、王妃様が声を漏らしている。

その様子に更に昂ってきたわたくしは、王妃様の果実のように熟れた唇にわたくしの唇を合わせる。


「!?……ん……っ!」


間髪入れずに下を入れて王妃様の口内の味を堪能する。

王妃様の唇はなんだか甘い味がしますわ。

とってもおいしい……


と急に背中をバンバンと叩いてきたので唇を離した。

王妃様の呼吸が荒くなっている。

ついついやりすぎて息できなくなってしまったのね。反省だわ。


「申し訳ありません。今度は優しくしますわね」


「――かしい」


「?」


「……恥ずかしいから。場所、移しませんか?」


と涙目でわたくしを見つめる王妃様を見て、何かがプツンと切れた音がした。

そんな目で見つめられたら、私……


「あ、ちょっ……サラ!?」


「私……もう我慢できません!」




王妃の息子である王子が国王に即位したと共に、王妃は王宮を後にした。



サラ・エヴァンス女公爵の妻として。

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頭のおかしい婚約者が婚約破棄を宣言してきた Ryo-k @zarubisu

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