自己犠牲に大輪の手向けを

テロリストの人質となった少女と若年で機動部隊の狙撃手になった少女に主軸を置いた物語です。

この作品は犠牲をテーマの主軸に置いており、様々な形で犠牲が発生します。

けれどそれらはスプラッター作品における無名の犠牲者のような扱いではなく、それぞれの犠牲が物語を動かす意味、必要な犠牲であることがとても好感を持てました。

とても完成度の高い作品です。ぜひ読んでみてください。

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