あとがき



さて、このお馬鹿なダーリンとハニーのお話ですが、こんなくだらないコメディにも実は元になった作品がありまして。

『パルプ・フィクション』という映画の冒頭で、男と女がレストランで会話するシーンからイメージを膨らませました。


映画では、男と女が今いるレストランでの強盗を企みます。数分間の会話の後口づけを交わした直後、それまで物騒な会話のわりに和やかに話していた二人は豹変し、店内の人々に向かって銃を向けて脅し叫びます。

ここで、映画のロゴが出てオープニングに入ります。


この一連の会話から強盗に移るまでのテンポの良さ、言葉の使い方、見せ方、演技が素晴らしく、映画史に残る名シーンとなっています。


悪い事を企む男と女。たったそれだけの事を面白可笑しく書けないかなと考えた結果、お馬鹿なダーリンのキャラが出来上がってしまいました。

お馬鹿なキャラを書くのは楽しいです。だって、書いている方も何も考えなくていいですからね!

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罪な男 名波 路加 @mochin7

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