雪が、降るかな。詩でつづる、尊い愛の物語。

男は、寒空の下を、歩いている。

絶望と哀しみを、知らぬ人生ではない。

まだ、希望を、諦めるような、人生ではない。

愛する妻がいる。
愛する妻は、身ごもっている。


素敵な愛の物語です。詩で仕立ててあります。
すっと読めて、うつくしい冬空の、あたたかさまで、感じ取れるかのようです。

寒い空でも、主人公の心に、あたたかく見える、その瞬間を切り取っています。