考えさせられますね。
私も以前は紙の書籍をよく読みましたが,最近はその時間と余裕が無く…専らスマホ閲覧に流れています。ただ、私はミステリファンなので、好き作家のミステリは紙で読みたかったり。なので、ランキング上位がミステリだらけって納得です。このジャンルは根強いファンがいそうだし、作家買いも多そう。あと、web小説界隈に馴染みのない読者も一定数いそうですよね。私もそうでした。
作者からの返信
ミステリだけはホントに強い。
逆に言えば紙書籍は一部除けばミステリ以外は売れない、くらいの勢いかも知れません。
ミステリに関しては後から明かされる真相に対して、以前の伏線を読み返そうとする場合電子より紙の方がはるかに向いているからとかもあるのかも。
あとは昔から強いジャンルですからね。
多分どの世代にも一定数好きな人がいるから、一部の世代にしか訴求しないジャンルよりやはり売れるのだろうとは思います。
勉強になりました。総じて無料コンテンツの供給過多ですね。職業作家でやって行くのはかなり厳しいと思いました。夢は持つべきですが、現実も把握すべきで、趣味で書くのがやはり平和かなぁ(^ ^)
作者からの返信
特に日本は、WEBに対しては無料であるという考えが強いですからね。そして溢れたコンテンツの影響で、総じて読書の時間が減らされた挙句、それをどこでも閲覧できるようになったスマホというデバイスの存在の影響はかなり大きいと思いました。
多分作家ではなく単に副業で書籍出せる、くらいが一番いいのかなぁ、と思わなくもないですが、出せたら出せたで全然売れなかったりすると相当凹むでしょうね……。
うちの夫も、若い頃はかなり本を読んできた人種だと思いますが、今はずっとスマホでWeb小説ですよ。お前の嫁はスマホなんか。と嫌味を言ってやりたくなるくらい、何やら読んではケラケラ笑ってます。
買うのは仕事用の専門書と、『ハンター×ハンター』くらいかな。
私は、Web小説で自分好みの作品を探すというよりは、お気に入りの作家の本を読みたいタイプなので、たまーに文庫本を買ったりはしますが……そもそも今まで読んでいた時間を書くのにあてているので、読む量はかなり減ってしまいました!時間が足りないわぁ。
作者からの返信
次の雑記ネタにスマホ取り上げてみようかと思うくらい、スマホで色々変わってますよね……正直。
私も文庫はごくわずかに(年数冊)買いますが、WEBで済ませるか、そもそも……私も書いてるか、あとはゲームです(笑)
このゲームも曲者ですしね……コンシューマーならともかくソシャゲって終わりがないし。
実際読書って通勤通学の電車の中がメインだった気がしますが、今そこには……という感じです。
(当時の学生的に「すぐに読み終えるマンガ」よりも
長時間楽しめる読み物ジュブナイル(ソノラマ・少女小説)。
その流れで角川・新潮社ファンタジーノベルからライトSF。
発展形「ラノベ」でメディアミックスして儲かるパチ映像(笑)
※ウィズ製作委員会 みたいな一連の流れかもしんないw
ファンタジー小説的な意味なら始まりは栗本薫先生かもなぁ)
作者からの返信
さすがにソノラマあたりは私も手を出してなかったですね……。
学生の通学時間って30分~1時間くらい普通でしたよね、そういえば。
私は2時間コースだったし。
……やっぱスマホの影響って大きい気がしてきた。
あれで移動時間いくらでもつぶせますよねぇ。
編集済
若い世代の一人ですが、本当におっしゃる通りで、お金がなくて小説がなかなか買えない状況です……。
本は一冊少なくとも500円はするのですが、私の昼食が平均350~450円くらいなので、一食、二食分を本に使うのはちょっと引けます。
私の大学の本屋にもたくさん面白そうなミステリー小説や文学があるのですが、毎回値段を見て「うっ」と唸ってしまいます。
もうちょっと安くならないかなとか思いますが、きついでしょうね……。
というわけで最近は親が昔買ってくれた小説を読み返しています。中学生の時にたくさん買ってもらってよかったです。
作者からの返信
う……さすが大学。昼食代が安い……(そこか)
それはともかく、食費も貴重ですからね……それと引き換えに、というどこの苦学生という感じになりかねず。
やはり図書館が最強でしょうか(笑)
置いてある本はちょっと古いでしょうけど。
自宅にたくさん本があるなら、まずそこからですよねぇ。
編集済
そうだったんですね……拝読させて頂いて本当に驚きましたし、鳥肌が立ちました。
私は不勉強だったので「書籍化された方は夢をかなえて小説で生きていかれるんだな……凄いな。おめでとうございます」と思っていたので(汗)
でも、現実はそんなに厳しく過酷だったんですね。
カクヨムさまでもなろうさまでも書籍化まで行くには相当に書き込み、分析して努力も情熱も注いだのに、その果てにほとんどの人が食べていけないなんて悲しいですね……
私は、ウェブ小説やライトノベルって本当に文化的な意義が大きいと思っていて、これらがなければ小説なんて興味を持たなかったであろう人たちに興味を持たせ、小説なんて絶対書かなかったであろう人たちに書かせた。
そして、プロ作家を多数生み出した。
ウェブ小説やライトノベルが確実に小説文化を引き上げたのかも……と思ってるんです。
なので、その現実を勉強させて頂き何とも言えない気持ちになってしまいました。
せめて才能ある方にそれにふさわしい待遇が叶う世界であってほしいとは思いますが、和泉様の言われるような構造上の問題であれば難しいかもですね……
こんな素晴らしい知識を与えていただき、重ねて感謝いたします✨️
作者からの返信
現実を思いっきり突きつけた格好になって申し訳ないですが、実際夢だけで食べられるわけでもなく。
統計は取ってませんが、実のところ、特にWEB出身の書籍化を達成した人で、『2タイトル目』を出せている作家は相当に少ないと思います。
なんなら、一作目がちゃんと完結した人も少ないかと。
とはいえ、直近……とまでは言いませんが、『薬屋のひとりごと』や『お隣の天使様』はWEB発の小説が乱立する時代に登場した作品で、あの大ヒットです。
チャンスが皆無というわけではないとは思います。
また、本記事の中にも書きましたが、従来の紙書籍と違って、電子書籍版は長く細く売れるので、結果としてトータルでは一万部くらいは売れてるケースもあるとは思いますし。
とはいえ、雑記一つ目の『職業作家の難易度』でも書きましたが、書籍化はゴールではなく文字通りのスタートでしかないのは事実。
そこは本当に厳しい道のりだとは思います。
極論、無料コンテンツが多過ぎるのもありますが……。