カクヨム登録してからのお話
私がカクヨムに登録したのは2023年の4月11日。
これより以前もカクヨムは知ってはいたのですが、ユーザ登録はしていませんでした。
まあどっちかというと『小説家になろう』の方をよく読んでいましたが……あっちもユーザ登録しないで読んでましたけどね。
カクヨムで読んだので覚えてるのは『勇者辞めます』でしたね。
なのですが、Pixiv側で『お隣の天使様』の二次創作がそれなりに好評だった(合計35話で10万PVを越えた)ことで、久しぶりにちゃんと創作小説を書きたくなって、それでより使いやすいサイトを探してカクヨムに来ました。
当然、最大手である『小説家になろう』は最初に考えたのですが、あれのウェブエディタが使いづらいのは知っていた(後述)し改善されていなかったので、次に話をよく聞くカクヨムを見てみたら、非常に使い勝手が良かったので、こっちでいいや、となりました。
んで。
とりあえずあまり何も考えずに書きたいものを書いたのが、『白雪姫の家族』です。実はこれ、カクヨムでは最初に書いたものでした。
ちなみにこれは、プロットというかあらすじとかはちゃんと最初に考えてます。キャラの設定もちゃんと最初にある程度決めてありました。
ただ、結構何も考えずに書いてて、公開するかどうかすら決めずにやってたのですが……。まあやっぱ公開してみたいし感想あったらいいなぁ、と思いつつ。
とはいえ、こんな長い話最初から読んでくれる人いるはずないよね、ということで、それなら、となって公開を開始したのが『絆』です。
これに関しては、未だに私がこれまでに書いた創作の中では一番の出来(文章技法はともかくストーリー的には)な上に、やや長め(コンテスト用でしたからね)とはいえ、きれいに完結している話なので、公開もしやすい。
ただ、WEB特有の記法には未対応だし、そもそもいろいろ修正したいところもあるし……というわけで、そのあたりをちまちま直しながら、一気に公開しました。
と言っても二ヶ月くらいかかってるわけですが……。
まあこれが読まれない読まれない。
今なら、自分が創作を見つける導線考えてもそうだよなぁ、とは思うんですが。
当時はそれが分からず、まあこんなもんかー、と思ってましたね。
完結させてから、自主企画とかで露出すればいいいのかと気付いて、やっと読者が数名ついてくれた、という感じでした。
最初のコメントもらった時はホントに嬉しかった(w
で、とりあえず読んでもらうためにはそういう手法(自主企画等)が必要だとわかってから、さて次は書き溜めた『白雪姫の家族』を、と考えたのですが……。
Pixivで『お隣の天使様』の二次創作が好評だったとはいえ、あれは二次創作。あくまで人気キャラありきです。
で、実は私はこれまで、ラブコメ(というか恋愛を主軸に置いた話)をほとんど書いて来ていませんでした。
長いストーリーの中でそういう感じになる話は当然ありますし、それの短編とかはありますが、そのあたりは設定ありき。
しかも過去に書いてきたのはほとんどが二次創作で、やはりキャラ設定ありきなので、いわばゼロからキャラを描くということは、実は『絆』以外ではほとんどやってきてなかったんですね。
なので、そもそも自分が描いたキャラが読者に受け入れられるかとか、全く未知数で。ただ一方で、それなりに頑張って書いてる『白雪姫』がこけたらちょっと嫌だなぁ、というのがあって……。
それで書いたのが『ナツキとアキナの天体観測』でした。
上記の様な理由から、この作品はプロットもへったくれもない、ものすごい見切り発車で書いてます。
詳細は以下の近況ノートをご覧ください。
某方には呆れられました(笑)
https://kakuyomu.jp/users/masaki-i/news/16817330661267250795
まあ確かに、言われてみればラブコメでヒロインの性格未定とか、普通はないですよね(笑)
まあ勢い『だけ』で一気に書いたので、これに関してはリアルタイムで書いては公開してました。
6/21に開始して6/27に終わってますが、本当にこの期間で全部書いてます(書き始めたのは6/20ですが)
まあ上の近況ノートにあるように五話くらいまでは書きながら話を考える適当っぷりでしたからね。そして全体の流れが決まってしまえば、後はタイピングスピードの問題、というくらいで。
ちなみにSideAの方はもっと簡単でした。なんせ一部はコピペ(笑)
ただ、適当に書いた割には上手いことまとまった話になってくれて、また、自主企画等の宣伝も頑張ったのもあって、読んでくれた人もそれなりに。
とりあえず、私が書くラブコメでも、楽しいと思ってもらえそうだという手ごたえが得られたのが、この作品最大の成果でした。
ちなみに、気付いている方もいるかもですが、私はいわゆるラブコメにありそうな『浮気』『別れる』といったことを書くのは苦手です。
苦手というか……多分書けません。
物理的には無理矢理書けなくはないとは思いますが、やりたくないというか。
やられた実体験があるのでちょっと……という(。。)
感想で『ナツキとアキナの天体観測』の明菜の過去の恋人が、清々しいほどにクズだったのが意外という話があったのですが、あのくらいクズにしないと書いてられないというのが実情だったりします。
なので、私の話は基本的にそういうのはまず出てこない。そういう盛り上がり方はまずしない話なので、人によっては平坦でつまらないとされる可能性はあるかとは思います。
あるいは、やった側が情状酌量の余地がないほどにクズにされるか。
それはともかく。
そんなわけでそれなりに好評を博した(自己評価)『ナツキとアキナの天体観測』が終わって、Afterでちょっと後日談書いてみたりしましたが、次の話どうしよう……ということで。
それで引っ張り出したのが、五年以上前に書いてた、『竜殺し』でした。
これ自体は、テレビアニメ『異世界はスマートフォンとともに』が実はきっかけです。というのは、それまで私は名前は聞いたことがあっても、『小説家になろう』を見に行ったことはなかったのですが……この作品で初めて見てみて。
それで「あ、こういう場があるんだ」とちょっと書いてみたくなって。
ただ、当時の(今もだが)なろうのエディタは使いづらかったので、確かブログとかの非公開記事で書き溜めました。
実は143話くらいまで、当時一気に書いてます。
まあものすごい改稿してるので、長さが五割増し以上になってますが。
んで、とりあえず修羅の世界と噂される異世界ファンタジーに殴り込んだわけですが……まあその後の結果はご存じの通り。
ちなみにこの作品で一番悩んだのはタイトルでした。
正直今でもこの『転移直後に竜殺し』がいいタイトルかと言われたら……違う気はします(汗)
これに関しては、正直見た目のインパクト重視で設定したのは否めません。
それなら長文タイトルにしろよという説もありますが、私はあれはあまり好きではないので……。妥協点でこのタイトルでした。
ただ、タイトルのインパクトと、多分に運に恵まれたのもあってか、驚くほど多くの方に読んでいただけるようになりました。本当に感謝です。
その後、カクヨムコンに合わせて『白雪姫の家族』も公開。
竜殺しからの導線は期待したほどは成果は出てないですが、それでも面白いと言ってくれる方がいるので、嬉しい限りです。
なお、『白雪姫』に関しては、最後までの流れはほぼ完全に決まってるので、いわゆる『エタる』ことはほぼないです(タイムスケジュール単位で決まってる)
ただ、ストック尽きたら更新ペースは落ちると思いますし、発生させるエピソードの詳細な演出はまだ未定なのも多いですが。
そして『転移直後に竜殺し』についても、最後は決めてありますが、こっちは途中経過は一部未定です。
ただ、全体の流れはある程度決めてありますし、とりあえず『第一部』と位置付けているものは、第五部終了時点(129話)で六割くらいは進んでます。多分。
第二部に関してはどういう感じにするかはある程度決めてはありますが、詳細が未定なので、第一部終わったら休止期間を置く可能性は否定できませんが……そんな未来よりまず第一部ですけど(汗)
ちなみに『ナツキとアキナの天体観測』と『転移直後に竜殺し』の間に挟まって公開された形になっている『聖良の魔女工房運営記』ですが、これはコンテストの条件みてぽーんと思いついたので一気に書きました。
バトルシーンの流れが納得いかなくて何度かやり直したところ以外は、ほぼノリだけで書いたシロモノです。キャラの性格に関しては、コンテストの仕様に合わせればまああんな感じに優しい人たちが多くなるよね、という。
その後ちまちま修正はしましたが、本当に短時間で書いたものです。
なので中間選考抜けた時は驚きましたが、分析した選考条件考えたら、単純に通過要件を満たしていたんだろう、という感じですね。
とりあえず今後は『転移直後に竜殺し』と『白雪姫の家族』の二つの更新を何とか頑張ります。
ペースはダウンするとは思いますが、最後まで書き上げることはします。
落ち着いたら魔女工房の続きも公開したいです。
あとは来年のカクヨムコン用を。
一応書きかけているネタがあるので、それでちょうどカクヨムコンの期間中に完結するような話を作り上げる予定。多分(ぉぃ
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