『求めたストーリーに適合してるかどうか』ですよねー。
プロというのは、それができないといけないのですよね。
どこかの作品の二番煎じと言われようが、それが求められているのですよね。
作者からの返信
結局そういうことですね<二番煎じと言われようが
読者が求める展開を、より新しく描けるか。
実際、例えばジャンプ黄金期なんて、似たような話の展開のバトル漫画が続いたわけですが、パターンだと思いつつ陳腐だという人は……いなかったとは言いませんが、それでも人気はあったわけで。
その成功体験が今も出版側にはあるのかもしれませんね。
初めまして、コメント失礼します。たまたまこちらを見つけて興味深く…。
的確な分析の数々、すごいです。嫁コン参加&落選の一人です。あの…もしかしてですが…私の作品、落選側の参考にされてます?(もしお読みになっていなければゴメンナサイw)
と言いますのも、和泉さんの分析の中で、「結婚で主人公の状況が変わるか否か(結婚は必然か)」が最も重視されたのでは、というようなくだりがあったので、どきっ!私の作品か?!と思いましてw。
実は、別の方に感想を頂いた時に、私の作品の女主人公とヒーローは、「二人でいれば素敵だけど、たとえ別れたとしても後どうとでもなる(くらい主人公が強い)」というご指摘を頂いたことがありまして。私は、どうしても主人公(女)を強く書きたい欲求が抑えられずw 和泉さんの分析を拝読していて、「最初から『属性』として主人公を強くするのではなく、結婚『後』に強くさせれば良かったか?!」と考えた次第です。正解かどうかは分かりませんがw
とにかく参考になりました、ありがとうございます。
通過作品の数を考えると、「私全然駄目やん…」と落ち込みますが、このようなお題に沿って書くコンテスト、しかも私のような初心者にも優しい文字数、って初めてだったので、割と楽しかったです。落ちましたけど、実りは多い…のかな?!
本エッセイ、他にも気になるサブタイトルがあるのでちょこちょこ読ませてもらいますね。長文、失礼致しました。
作者からの返信
全文は読んでないですが、一部は読ませていただいたものの一つに入ってました。
大体傾向掴んだ後の、答え合わせ的にでしたが。
でもいずれ読ませていただきます(w
(なのでフォローしっぱなし)
嫁コンはいくつか読んだ限りではっきりしてるのですが、コンテスト側の要望していた話から外れた作品は基本落選するという仕様だったと思われます。
なので、作品の価値と必ずしも一致しないと思われます。
愛崎アリサさまの作品にしても、作品としての出来と『嫁コン』応募作としての評価は一致しないとは思います。
中間で重視されたのは結婚による立場の変化、最終選考ではそこからいかに主人公が(自分の能力で)居場所を獲得していくか、というところだったと思われます。
もちろんその上で、面白いことは前提だったでしょうが。
雑記はホントに気まぐれに適当に書いてますので、趣味が合いそうなものがあれば幸いです(^^ゞ
編集済
分析結果、拝読いたしました!
なるほど~、と納得。
色々条件をまとめて消化して書ききる――これが最近立て続けにカクヨムで行われているコンテストへの解なんですよね。
作家さんを育てて何が出来るかな~と見守るのではなく、角川さん要望のストーリーコンセプトがあって、これに適合する面白いストーリーを出せ!って、書き手の多いこの場所に投下してみる……
って、このカクヨムは蟲毒の壺か!?虎の穴か!??って言いたくなるシステムですが
まぁ、販売側としてはより求める良作を拾い上げるのに都合の良い環境なのでしょう。。
こちらも訓練だと思って色々書いて慣れるしかありませんね!
がんばります(๑و•̀ω•́)و✧
分析、お疲れさまでした!!&ありがとうございました!!
作者からの返信
あくまで推測ではありますが。
ただ、大はずではないかと思ってます。
まあ事実上『お題に沿った話をだせ!』的コンテストで、お題の意味を読み取れるか、というのまで含んでいたというか。
蟲毒とは思わなかったですがあってるかもですね(笑)
プロになるというのは確かに究極的には読者の要望に応えられる話を書ける必要がありますから、そういう意味ではこれも訓練になるのかもですね。
これからも頑張ってください。
私もそれなりに頑張ります(w
とても興味深く拝読させて頂きました。
私の考えとほぼ同一見解でびっくりしました。ウエイト的に『わたしの幸せな結婚』、煮詰めればこれの同タイプで別種だったらいいと思ってました。さらにプロに求められる条件もその通りです。私も編集サイドのオーダーをこなせ器用に書ける人材、さらにはカクヨムでそれなりのPVとフォロワーを持ち、初版の販売部数確保で数字が読め、悪く言えば逆らわないタイプの作家探しです。今回はガチガチの募集要項からそういう推察が容易に出来ました。ですから、全部無視しました(笑)。
異常環境で苦しむ女性が結婚を機に幸福を掴み、いじめた周囲が滅び、ついでにチートだった。綺麗に言ってはいるけど、要約すれば「ざまぁ」です。いい大人が心血注いで「ざまぁ」の選手権するなんて、物書きとしての志が低くなりそうで嫌でした。
だから、逆にパワフルな主人公をぶっこんで、お仕事視点を中心に書きました。結婚して、家庭に仕事に姑に苦労する、そんな中でも頑張る女性。私は現代女性はこうだって思い書きました。もちろん落ちる事はわかっていましたが、オーダーとは違うけど無視できないと思われたい、そんな有り得ない理想で書いてます。まぁ下読み段階の審査で想定通りの結果でしたけど(笑)。でも自分とは相いれないコンテストでも、参加する事で修行になると思ってます。違う視点で独自コンセプトを作り、独りよがりにならず創作エリアを拡大する、そんな理想を追いかけてます。長々と偉そうですいません、負け犬の戯言ですね、きゃん(笑)( ;∀;)
作者からの返信
あの要綱から推測するとまあ似た見解にはなりますよね。
私の場合は素直に『お題』と考えてぱっと思いついて書いただけですが。
まあそこまでうがった見方はしなくても、要望に応えられる能力を持つ作家を探す目的は確かにあるかもですね。
実際、オーダー通りにやって逆ハーレム状態になる話だとどうだったんだろうとかは考えますが(笑)
それに記載の通り、オーダー通りの話で当落が決まるとするなら、逆に言えば嫁コンの中間の当落は、作品の良し悪しとは違うということですから、その意味ではこれの当落にはそれほど落胆する必要もないとは思いました。
やや予想外だったのは、重視されたのが最初の主人公の立ち位置の方だったことですね。
『セカンドライフ』が始まり切らなくても中間突破してる作品があったので、そういう判断になりました。
今回のコンテストは、レギュレーションにどれだけ沿ったものが書けるかってのは感じてました。
商業作家で、主催側の要望をこなせる人を欲してるような感じさえしましたね。
逆に私にはそう言った方が楽なんですけどね、だってプロットとネタが苦手なんで(笑)。
他にも縛りが多く、30~40代女性をターゲット、でも異世界風潮で現実世界から離れた内容。
確かに、氷河期時代から少し落ち着いた世代。
女性の社会への進出が促進された時代。
その時代を生き抜いて、人によっては既婚者も含めてのターゲット。
これ、かなり厳しいですよね?
たぶん、既婚でないと分からない苦労とかをいかに緩和させるか、現実逃避させるか、物語に没頭させて幸せ成分補充したいかってのが狙い?
または、「結婚しても悪い事ばかりじゃないんだよ~」で婚姻促進が狙い?
はっ!?
まさかこれは人工減少対策なのか!!!?
……いや、小説にそこまでは要求はないですよね~。
「嫁コン」、分析凄いですね!!
私、そこまで考えて書いてないですよ~。
もらったプロットをいかに小さくても「くすっ」て笑ってもらえる事しか考えてないですもん。
ただ、長編に比べて書きやすい中編なんで参加しただけでして。
まさか中間通るとは思ってもいませんでしたもんね。
正直中間発表あるまで、すっかり忘れてたほどでしたし……
しかし分析見てると「なるほど」ともの凄く納得してます。
なるほどね~。
そうだったんだ。
あれ、意図して無いのに要求満たしてた?
驚かされてます。
はい。
作者からの返信
今回のはホントに条件厳しめだったとは私も思いました。
でも、ターゲット層に対してそこまで意識はしてなかったです……が。
今頃気づいたのですが、そのターゲット層(それ+α)って、私の会社が客層としてターゲットにしてるとこドンピシャだった……。
私自身は商品の企画・提供に関わる部門ではないのですが、それでもその客層に対するマーケティング分析はよく聞くので、実は有利だったのかもしれません。
嫁コン分析は実際に作品を読ませていただいた結果、ああいう結論に達しました。
ぶっちゃけ、最初はちゃんとテーマを描いてないとダメかと思ってたのですが、突破作品のいくつかは明らかに途中で終わってる(周りから認められる状況にまで至ってない)ものもあったことから、おそらく『落差』が描かれることが前提になってしたんだと判断しました。
(無論そうなるでろうということは提示されているのは条件ですが)
その点、さいとう様の作品はそもそも主人公がターゲット層ドンピシャに近く、かついろいろ重なるところもある点も評価されての突破だったとは思います。
まあ私も突破できるとは思ってなくて、落選してから落選理由分析のために『元嫁コン作品募集』という自主企画の準備までしてたのですが……まさか自分のが抜けるとは(さすがにその立場でそういう企画はどうかと思ったので頑張って元嫁コン作品を探しました)
編集済
大変興味深く拝読しました。
応募要項から求められている要素をあてる力だけでなく、それを流行りの作品と結びつけて考える視野の広さも必要なんだなーと気付かされました。
ありがとうございます。
さてさて、『運命の恋』はどうなることやら。
作者からの返信
あくまで私の推測ですが。
ただ、推測通りなら、まずこの『前提条件』をクリアしない限りは、作品それ自体をまともに評価すらしてもらえないのかもしれない、と思いました。
流行りの作品は推測ですが、どちらもある意味コンテストの内容にあまりにもマッチしすぎているので、大外れではないと思います。
……よく見たら『運命の恋』は参考作品並んでますね。
『運命の恋』は……2月ですか。
良い結果が在らんことを……(ー人ー)
テンプレなのか、様式美なのか、色々と言い回しはございますが、ともかく女主人公の場合は、最初が「とんでも環境」は外せないのかな? とは思ったりします。
作者からの返信
このコンテスト作品の場合は、元々がそういう設定だったので、そうならざるを得なかったのでしょうね。
コンテストの主旨として『結婚前は不遇だったのが結婚を機に周囲に認められていく女性主人公』を描くことが前提だったので……。
女性主人公だからといって、必ずしもそういうものばかりとは思いませんが……。