このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(693文字)
出だしの待賢門院のくだりで、文学的な雰囲気? と思っていたら、事件が起こり、恐ろしい物語なのか、と身構えました。そうしたら、まさか2人の日常に、普通に溶け込んでいくとは!こんな人魚の物語は、初めて見ました。個人的には、道満晴明のニッケルオデオンの雰囲気に重なると思いました。面白かったです。