短編ということで速ければ10分から15分程度で読み終わることができます。 ただその短い時間のなかで、二人の人間の絶望が希望へと変わる様を見届けることができ、10分で得られるにしては多すぎるくらいの満足感を得ることができます。 とにかく純粋で優しい二人が愛おしい作品です。
東屋で2人の気持ちが接近していく。素敵な時間を過ごすことが出来て、エンディングに繋がっていく。ドストライクな日常表現、感動でした。
とても気持ち良い読後感に浸れる作品です。心が読める主人公の作品って、その能力を利用してやろう的な展開になりがちです。しかし、蓮見くんは健気で一生懸命、能力を活かします。そこがいいですね!長編化しても面白いと思いました…!