12/29 【書く】『日常キリトリ線』より「第139話 さいわいなことり・後」
・『日常キリトリ線』より「第139話 さいわいなことり・後」
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054881796766/episodes/16817330669155983765
イギリスの森の中で暮らす画家の老人は、飼っていたセキセイインコを外へ逃がしてしまい、深く悲しんでいた。 そんな中、インコが十歳の少年の姿になって、彼の前に現れる……。
私自身が主催者の自主企画「同題異話」の九月号の参加作品。よって、こちらをアップしたのは、二〇一八年。
さて、この同題異話のタイトルをどうやって決めたのかは、昨日に記したとおりである。本日は、なぜこのような話になったのかについて。
とはいえ、五年前のことだったので、ぼんやりとしている部分も多い。タイトルが決まった時点で、逃げたインコのふりをして、お爺さんの家に住もうとする家出少年の話というのをぼんやり考えていたのだが、そんな遠回りな話じゃなくて、逃げたインコが魔法によって少年になって帰ってくるという話に決まった。イギリスが舞台だったのは何でだったかな……魔女を自然な形出せるから、だったような気がする。
その魔女なのだが、異形頭である。異形頭とは、身体は人間だが、頭だけがそれ以外の者(主に物品)という見た目の人外で、有名なキャラは、映画泥棒だ。
私は大学生の頃、この異形頭が好きだと気づいて、キャラクターとして出てくるものを見たり聞いたり読んだりしていた。一番好きな異形頭作品は、ウェブ漫画の『アッテンボローの怪人』。今年、久しぶりに再読してみて、しみじみと「いいなぁ」と思った次第である。
ただ、文章として異形頭のキャラを出すのは難しい。やっぱり、ビジュアルが一番強烈なんだよなぁと思いながら書いていた。
でもまあ、好きだから書いちゃうけどね! ペストマスクとかも!
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