12/11 【書く】「あるいは幸運なミステイク」


・「あるいは幸運なミステイク」

https://kakuyomu.jp/works/16817330666590580506


 女探偵・アレクサンドロスは、初老のマダムのローザ・ノイルから、「双子の妹を捜してほしい」と依頼される。だが、その妹・ローズは、姉妹が高校卒業の日に、同級生の少年と駆け落ちしていたのだった。

 香鳴裕人さんによる自主企画「 [第3期] 同題異話SR -November- 『あるいは幸運なミステイク』」への参加作品。実は、アレクサンドロスを主人公に添えたお話は、今回が二回目。最初の登場は、『日常キリトリ線』にも収録しているので、ぜひ。


・『日常キリトリ線』より「第131話 見知らぬ指輪・前編」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881796766/episodes/16817330660112250741


 さて、私は毎回の同題異話には、隠れテーマを決めて参加している。で、同題異話SRの第3期の隠れテーマは、「予告あり」だ。

 実は、今回の同題異話の四月のお題に参加した時点で、「こういう話を書きますよ」「その時の主人公たちはこういう運命をたどりますよ」と書いてしまっている。それから、毎月提示されるタイトルを見て、予告したこの話が当てはまりそうだなと思いながら書き上げて参加している。


 十月まで欠かさず参加して、あまり無理矢理感もなく意外とスムーズに進めてこれたのだが、個人的に気に入っている話をまだ書けていなかった。そんな時に十一月のお題を見て、「これだ!」と思い、当てはめたのだった。まあ、もう一つ候補はあったけれど。

 何よりも、十一月のタイトルが私の好みだったのだ。「あるいは」という接続詞スタートのタイトルの物語は元々大好きだったし、「幸運なミステイク」という矛盾した単語も、深堀すれば色々な物語を内包していて、わくわくさせられる。「いやー、香鳴さん、今回のタイトルも最高っすね」と、居酒屋で手酌したくなるようなタイトルだった。……伝わるかな、この例え。


 そんな風に、とっておきのカードを切ったので、もっと他の人にも読まれたい! と思い、主催者が作品を読みます系の自主企画に本日参加してみた。


・「カクヨムコン9参加作品、一万字まで読みます。」

https://kakuyomu.jp/user_events/16817330667950092870


 主催者の黒月水羽さんは、私が主催した同題異話にもちょくちょく参加してくれて、とても高いクオリティーの作品を読ませてもらった。個人的には、「図書館暮らし。」と「砂漠渡りと長月」が滅茶苦茶好き。

 そんな黒月さんが、拙作に対してどんな感想を書いてくれるのだろうか……と、あまり期待しすぎると、プレッシャーになってしまいそうなので(何せ、参加作が百近くあるのだ)、気長にのんびり待つことにする。コンテスト期間過ぎても大丈夫ですよ!





















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