応援コメント

第42話 褒める文化と改善を求める文化」への応援コメント

  • デトロイトのビッグ3が落ちぶれたのは、自信過剰すぎたからと私は確信していますが、もう一つは、労働者(組合)とマネージメントの対立もあると思います。歴史的に米国の労働組合と経営者側は人が死ぬほどの対立をして来ましたから、協力して窮地を脱出というような概念がなかったのだと思います。車の品質など関係なしに、作れば売れていた時代(車を毎年買い替える人も多かった)が自信過剰に繋がり、日本車の品質と燃費の良さに負けた。日本の車産業の成長を監視していれば、追いつき追い越そうとしているのはわかったはずです。しかし、組合との交渉とかにばかり気を払って、あんな小さなくるを米国人が買う訳がないと思っていた経営者側。そして訪れた経営難。会社の経営が厳しくなっても、組合側は自分達の身を守るのに必死ででした。

    私の妻の従兄はフリントのビュイックの工場で働いていました(AUWのメンバー)。GMの落ちぶれは、経営者側だけでなく、組合にも責任はあったと言っていました。私がデトロイトへ行ったのは、就職の面接のためでしたが、採用には繋がりませんでした。車の運転は怖かったです。

    作者からの返信

    おっしゃる通りですね。UAWとJAWの通訳をしたこともありますが、その時、UAWの人は日本の経営者側と組合側の仲が良く、いつも協力していると聞いて驚いていました。