番外編 スパイス探し後編

目に撃つのはジャガーのパジャマみたいなもの着た青年が虎の肉球が付いている槍を持ちつつスクワットしながら近づく。


『「何だあれ―!?」』


他の皆が驚き焦っているときに青年が近づくのをやめる。


『止まったぞ!』


他の皆が落ち着かせるために青年に聞く。


「君は……」

「俺の名はジャガーマン! 別名テぺヨルトルで破壊神さ!」


観るとガチで神様だった。


〈テぺヨルトル Lv97 属性神、悪 HP820 MP410 PP58 GP68 SP70 IP90 スキル獄炎インフェルノ、乱れ引っ搔き、重低咆哮ヘビーカロン暴風の鉤爪ストームクロー 自動スキル物理激化、即死効果増大 心之悪魔ペルソナスキル破壊と死の鉤爪ブレイクオアデスクロー 弱点電撃〉


「何でパジャマを着てる上にスクワット強いますか?」

「それは何となくだけど?」


適当な理由で僕を含め全員ずっこけた。


「理由それだけ―!?」

「それだけさ!」


あまりのくだらなさに帰ろうとするがジャガーマンが道を塞ぐ。


「お前らが捜しているのはこれだろ」


ジャガーマンが取り出しのは僕たちが捜していたスパイスだった。


「何でそれ持っているの!?」

「普通に地中にあるぞ?」


ジャガーマンは首を傾げながら地面に指さしている。

早速地面を掘ってみると本当に埋まって有った。


「うそでしょ」


普通は気から生えているけどさすが異世界だなと思いつつ帰ろうとするとジャガーマンは手を振って見送った。

それからは勇樹君にスパイスの入手方法を伝えると空を見て「さすが異世界だな」と言っていた。

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普通の高校生なのに呑気過ごしていたらいつの間にか悪魔が居る異世界にいた。 番外編 佐々牙嵯峨兎 @sasakisogato

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