第十五話

「あの―――ミサンガ―――」


 阿久津は喉がちぎれそうになりながらも、なんとか声を絞り出した。


 そのか細い手首にかろうじて引っ掛かっていたものは、阿久津が編んだミサンガに他ならなかった。

 輪っかは切れており、既にその端は血で滲んでいる。


―――ミサンガは切れたとき、願いが叶う


 脳裏に微かに残った記憶が、自分の声となって阿久津の頭に響いた。


「どうしたのさ、阿久津君。ひどい顔色だ」


 口をパクパクさせていた阿久津にいち早く気付いた蘆屋は、すぐに阿久津の元に駆け寄り肩を抱いた。


「―――そうだよな、朝からこんな光景を見続けて、気分が悪くなるのが普通だ。すぐにでも山を下りよう、土御門さんも―――」


 蘆屋が顔を上げると、肝心の土御門も自分の頭を手の平で叩きながら顔を歪めていた。

 蘆屋は困惑して鑑識の男を見たが、彼もその状況に心当たりがないようで、無言で小刻みに首を振っていた。


「ほんとどうしたんですか、二人とも。ほら、はやくここから出ましょう。阿久津君なんていつ吐いてもおかしくないような顔してるし―――」

「ダメです。今、ここを離れたらいけない」

「ええ? なぜですか」突然震えた声を上げた土御門に、蘆屋は訴えかけた。


「私たちは、整理しなくてはならない。今の、この状況を―――彼女の、正体を」


 土御門はそう言っている間も、常に同じ周期で自分の頭を叩き続けている。その姿はまるで壊れた頭を昔のテレビの要領で直そうとしているようだった。


「阿久津君、あのミサンガは、君が作ったもので間違いないね」


 土御門は頭を叩く手を止め、荒くなった呼吸のままに阿久津に尋ねた。

 阿久津は目だけで土御門を見つめると、消え入るような声で囁いた。


「はい―――そうです。俺が、探してたやつ―――」

「なぜあれを作ったのか、誰にあげたのか、覚えてるかい」憔悴している阿久津を前にしても、土御門は口を止めなかった。

「―――あの女の子です、あの日、俺が助けた、小さな女の子―――」


 阿久津はそう良いながら目線を下げた。そこには見るも無惨な姿になった少女がバラバラになって転がっている。


 その少女の顔は恐怖のままに固まり、開いた口はまだ震えているのではないかと思えるほどに躍動感のある形のまま静止していた。


「それはこの子で、合ってるかい? よく思い出すんだ」

「分からない―――なんで、なんで思い出せないんだ、なんで大事なことだって分かってるのに頭に出てこないんだ―――」

「―――私もだ、このミサンガのこと、その前後のこと。思い出そうとすればするほど頭の中が霧に覆われてしまう」


 土御門はそう言って頭を搔くと、阿久津を抱えてぼうっとしていた蘆屋を睨んだ。


「蘆屋警部、最近我々が調べていたことを列挙してください。時系列とかはどうでもいい、とにかく単語を出してください」


 土御門はなんとなく察していた。

 今現在、私と阿久津君は何かしらの認識阻害を受けている可能性がある。こんなに直近のことを二人して満足に思い出せないなんて、普通に考えてあり得ない話だからだ。


 二人の共通点といえば、このミサンガしか考えられない。だとしたら、このミサンガに関わっていない蘆屋警部はその影響が少ないかもしれない。

 

 土御門の縋るような目に戸惑いながらも、蘆屋は宙を見上げて必死に口を回した。


「ええと、まず街中でこんな感じの死体が見つかって、その場に我々で集まりましたよね。その後、土御門さんの指示で僕と土御門さんは魚谷さんの家に向かって、阿久津君は郷土資料館に行ったんですよね。

 それからすぐ今日なんで、僕が知ってるのなんてこんなもんですけど―――」


 土御門と阿久津は"魚谷"という苗字を聞いた瞬間目を見合わせた。

 土御門はその確信が揺らがないうちに、蘆屋に向かって珍しく大声を上げた。


「調査資料、調査資料はどこにありますか」

「ええ、なんのですか。あの不審死に関してですか」

「私がここ一ヶ月、定期的に署の方に送っていたもの全てです。色々とあったでしょう」

「ありますけど、今は車の方にしか―――」


 土御門が顔を向けるより先に、阿久津は蘆屋の腕を振り払って走り出していた。蘆屋は「ええ、おい、阿久津君!」と声を上げて呼び止めていたが、阿久津がふり返ることはなかった。


「大丈夫です、彼はその資料を取りに行っただけでしょうから」

「ああ、そうですか―――でも車の鍵は僕が―――って、無い。あの一瞬で取っていったのか、まるでスリだな」


 空になったポッケを叩きながら蘆屋が呆れている間も、土御門は頭の中の霧を晴らそうと目を瞑って集中していた。


 まず、今の段階で自分は一体何を、どこまで覚えているんだ。それを明確にしないことには、自分の記憶すら頼りにできない。

 土御門はとりあえずミサンガを中心に記憶を探ることにした。


 このミサンガは、さっき阿久津君が言っていたとおり彼が少女のために作ったものだ。それは一体いつ作られて、いつ渡されたんだ?

 阿久津君が私の隣でミサンガを作っている光景。あの些細な音しか響いていなかった、薄暗い空間。よし、覚えている。あれはいつのことだ?


 土御門はそのとき自分の思考が止まるのを確認した。思い出せない。あの空間の前後が頭から抜けている―――というより、霧のようなもので隠されているんだ。

 土御門は目を開けると、顎に手を当てながらそのミサンガを凝視した。


 まだだ、私と阿久津君の間にはまだミサンガに関する記憶がある。土御門はミサンガと阿久津を結びつけて、再び記憶の中に潜った。


 彼がミサンガを編んだ理由。その一つに、このミサンガをもう一度探すためというのがあったはずだ。それは―――そうだ、あの警察犬を使った調査。阿久津君はあれがやりたかったから、ミサンガを編んでいたんだ。


 記憶が繋がった。この記憶は信頼していい。土御門はあの日のことを思い出そうと眉にしわを寄せた。


 あれは―――大門家に聞き込みに行ったときのことだ。

 あの日の目的は二つあった。数年前の不審死と期間が被っていた、犬神の祠の伝承を実際に聞いて不審死との繋がりを探ること、そしてもう一つがその警察犬での調査だ。

 

 大門家での聞き込みでは犬神の伝承と実体験の話を聞いた。伝承はお婆さんから、実体験の話は怜治さんからだ。

 土御門はしばらく頭を回して、小さく頷いた。

 大丈夫だ、この記憶に関してはどれも鮮明だ。聞いた話も全て思い出せる。


 そしてその後で祠に行ったんだ。そう、あのお婆さんと一緒に。

 祠の掃除とかを手伝って、その後で阿久津君と一緒に警察犬での調査を開始した。


 あの時、阿久津君は警察犬に匂いを嗅がせてミサンガを探そうとしていた。あのミサンガは、いくつかの人工的な匂いがついた糸を編み込んだものだとかで―――警察犬なら山の中でも見つけられるはずだと大層意気込んでいたっけ。

 でも、あの時は特に得られた情報はなかったはず―――


 特に引っ掛かることも無くその日の回想を終えようとしていたとき、土御門は唸った。


 あれ―――あの時調査したのって、ミサンガの匂いだけだっけ―――? 阿久津君がそれだけの材料で調査しようとしていたとしたら、きっと私はその期待値の薄さに違和感を覚えるはずだが、当時私が阿久津君にそのように苦言を呈した覚えはない。


 土御門は少し考えて、自分の中で納得した。間違いない、きっと何かもう一つ調査材料があったはずだ。それを自分は忘れている。

 今のところ忘れているのは、阿久津君がミサンガを作っていた辺りの記憶と、ミサンガ以外の調査材料といったところか。


 土御門は改めて阿久津がミサンガを作っていた日のことを思い出そうと頭を捻った。

 集中すればするほど、自らの思考を靄が邪魔してくる。




 そしてその靄に邪魔されていたのは土御門だけではなかった。

 阿久津は岩を飛び越えたり、木をターザンのように掴んで渡ったりして全速力で下山しながら自らの記憶をふり返っていた。


 あのミサンガは俺が作ったやつだ。色合いを見るに間違いない。あれはある少女に渡そうとして、特殊な匂いのついた糸を交ぜて作ったミサンガなんだ。

 そして少女に渡したとき、俺は確かに言ったんだ、俺が守るって。それで守れなかった。だから俺はしばらく凹んでた。


 ―――俺は一体何から彼女を守れなかったんだっけ。


 阿久津は崖を飛び降り、両足で着地すると同時に前転することで受け身を取った。身体中に葉っぱがまとわりつく中、阿久津は身体に走った痛覚に顔をしかめていた。

 やっぱりまだ痛いな、完治したとはいえこんな過度な運動はよした方が良かったか―――そういえば、この傷もあの時ついたものだよな。あの時?


 阿久津は再び走り出しながらも、片手で脇腹を抑えていた。この傷はあの日不審者に襲われて―――その時周りには誰がいた? 

 その時阿久津の脳内には珍しく自分の名前を呼び捨てで叫ぶ土御門の声が響いた。


―――阿久津!!!


 阿久津ははっとした。そうだ、土御門さんが俺を心配してたんだ。その時俺は―――ああくそ、思考がぼやける。走りながら考えてるからか? 考えがまとまらない。


 第一、少女を助けたってのはいつの話だ。ミサンガを少女に渡したのはなんとなく覚えてるのに、さっきの死体の子かと言われたら、正直自信が無い。

 俺が助けた少女は―――茂みの中から出てきた子で、えっと―――どんな容姿してたっけ―――


「あああああ、くっそ! なんなんだよ!!」


 阿久津がそう叫んで再び走る足のギアを上げると、視界の端には自分たちをここまで運んできた車が見え始めていた。

 阿久津はそのままのスピードで車に駆け寄り、抜き取ってきた鍵を使って鍵を開けた。あの口ぶりからして、きっと調査資料は蘆屋のカバンに入っているのだろう。


 車内の後部座席には三人分の荷物が転がっていた。


 自分のものを除くと、そこには綺麗に形を保ったカバンが一つと中身のせいでパンパンに膨れ上がっているカバンが一つあった。

 こんなにも分かりやすいものだろうか―――阿久津は乾いた笑いを浮かべると、それらを持って車のドアを勢いよく閉めた。


 一応中身を確認しておこうと思った阿久津は鍵を閉めた後で、膨れているカバンの方を開いて大量のファイルをパラパラとめくった。

 どうやら自分たちが関わったもの以外の資料も混ざっているらしく、全く身に覚えの無い情報も多くファイリングされていた。


 蘆屋の雑さに阿久津がため息をついていると、ふとファイルから一枚の紙のようなものが躍り出た。それは資料というより何かの写真のようで、どこかの部屋の壁が写されているだけの殺風景なものだった。


 阿久津は意味も分からず首をかしげ、すぐにそれを適当なファイルに挟んだ。それらをカバンに戻すと大きく息を吸って再び山に向かって走り出した。




「持ってきました! 資料!」


 ものの数分で戻ってきた阿久津は、額や胸元にびっしょり汗を搔いていた。

 息も絶え絶えになりながら、阿久津は二つのカバンをそれぞれの持ち主に手渡す。

 

 土御門は険しい表情のまま無理矢理笑いを浮かべ、阿久津の肩を叩いた。


「ありがとう、あの道を往復してこの時間は流石としか言えないよ。助かった」

「いえ―――それより、資料―――」


 阿久津は何よりも早く、土御門の考察が聞きたかった。自分励ましている暇があったら早く資料を探して、真相にたどり着いてくれ。

 難しい顔をしている二人にそう言い放ってやりたかったが、それが簡単じゃないことが分かっていた阿久津は、黙って肩で息をしながら二人からの言葉を待っていた。


「阿久津君、息を整えてからでもいいんだけどさ、少し聞かせて貰えるかな」

「はい―――?」資料から目を離さず聞く土御門を、阿久津は両手を膝に置きながら見上げた。


「阿久津君が横腹を怪我した日のこと。阿久津君がミサンガを作った前後のこと。阿久津君はどれくらい覚えてる?」

「ええ―――それは、俺が茂みから少女を連れて帰ってきて、その子にミサンガをあげて―――その後で俺がその子を守り切れなくて腹を怪我して―――」

「そうか、やっぱり」


 土御門は一瞬阿久津を見つめた。その目は嵐の前の静けさのような不気味な冷静さを持っていた。


「君の記憶の方が鮮明だね。私はそれらの記憶がごっそり抜けていた。君がミサンガを作っていた記憶、君が怪我して入院していた記憶。それらしか私には無かったんだよ。やはり、実害を受けた君の方がより多くのことを覚えているんだね」

「はあ―――」


 阿久津はその結論が一体何を示しているのかが分からず、腑抜けた声を漏らしていた。


 しかし、二人してこれだけ色々と忘れていることから、きっと土御門さんは何かしら外的要因があると考えているのだろう、というくらいのことは阿久津にも予想ができていた。

 

「ん? なんだこれ」


 しばらく資料とにらめっこしていた蘆屋が、低い声で片手に持った一枚の資料に話しかけていた。それは紛れもなく、先ほど阿久津が地面に落としてしまった一枚の写真だった。


「あ、すいません、それさっき俺落としちゃって―――汚れてました?」

「いや、そうじゃなくてね。身に覚えが無いんだよな、この写真。なんか訳分からん所に刺さってたし―――」

「ああ、それは俺が落としちゃって、元の場所が分からなくて適当に入れたからだと思います」

「そういうことか、分かった。気にしなくていいよ。すいません土御門さん、関係ないことで騒いじゃって」


 蘆屋がぺこぺこ頭を下げていると、土御門は「いえ別に―――」と言いながらその写真を目で追っていた。


 土御門は数秒して目を見開くと、血相を変えてその写真を蘆屋から奪い取り、穴があく勢いで写真に視線を集中させた。


 写真を持つ手は震えており、目は大きく開いたり細めたりを繰り返している。


「んんなんですか、欲しいなら欲しいって言ってくれれば渡しますよ―――ああもうびっくりしたなあ」

「阿久津君、この部屋。見覚えあるだろ」


 土御門は手を振って痛がっている蘆屋を気にも留めず、阿久津の顔の前に写真を突き出した。

 さっきも写真を見ていた阿久津はその勢いに気圧されながらも、再び写真に目を通した。


 そしてその場所が分かった途端、阿久津は訳も分からずに土御門を見つめ返した。


「これ―――うちの駐在所の壁だ。あのソファーがある部屋」

「そう、あの部屋だ。あの部屋は最近何に使った?」

「俺が連れてきた少女を介抱しました。身体が汚れてたから拭いてあげたりして―――」

「なるほどね、次に蘆屋警部」


 土御門は唐突に蘆屋に詰め寄った。


「この写真、いつからこのファイルに入っていたんですか」

「え、ええ―――さっき言ったように、この写真自体僕は身に覚えが無いんですよ」

「じゃあ質問を変えます。最後にこのファイルを確認したのはいつですか。ただ資料を追加したとかじゃなく、資料全体に目を通したのがいつかを答えてください」


 蘆屋は「そんなこと言われても―――」と都合が悪そうな顔をすると、少し悩んだ素振りを見せた後でため息と同時に一気に言い放った。


「ああもう、ちゃんと見たのは、一ヶ月くらい前だと思います。時間が無くて、あんまりちゃんと目を通す時間が無かったんです、ほんとです。いつもならもっと頻繁に目を通してますよ」

「そういうのはいいです。じゃあ次。そのファイルを、他の人が触れることなどがありましたか」


「え―――これは僕のファイルだしなあ。保存用のファイルは別にあるし、一時提出用でもこれと違うのを使ってるし。

 多分、誰かが故意に僕のカバンを触ったりしない限りは、僕以外の人間がこのファイルに触れることはないんじゃないですかね」


 土御門は気の抜けた蘆屋をたしなめるように、語気を強めた。


「つまり、今のところその写真はこの一ヶ月の間に貴方が入れたものだと考えて良さそうですね」

「うーん、まあ、そうですけど、本当に覚えが無いんだよな―――しかもこれ、写ってるの日柱駐在所なんですよね? 余計になんで入ってるのか―――」


 土御門はぶつぶつ言っている蘆屋を横目に、再びその場で写真を睨み付けながら集中力を高めた。


 この写真。そして記憶が無いと言い張る蘆屋警部。

 もし自分と阿久津君がミサンガに関する記憶を失っているのだとしたら、もしや蘆屋警部はこの写真に関する記憶が消えているということなのだろうか。


 被写体が日柱駐在所である以上、この写真を提供したのはきっと自分だ。だが、ただ壁が写っているだけの写真を提供するなんて正気の沙汰じゃ無い。

 きっとなにか種があるはずだ。この写真になにか、過去の自分が残したメッセージみたいなものが―――


 ん? 写真? あの時の―――いやおかしい、犬神は―――でももし、そうなのだとしたら。魚谷家―――も説明がつく。待て、それなら―――


 土御門はその時、様々な情報が一つの仮定を元に繋がっていく感覚に襲われた。それは全身がぐらつくほどの衝撃で、土御門はその場に倒れそうになっていた。


「どうしたんですか土御門さん、さっきからなんかおかしいですよ。やっぱり、すぐにでも下山しましょう」


 騒ぎ立てている蘆屋に抱えられながら、土御門は阿久津の方に手を伸ばした。

 阿久津はその手を掴んで土御門を再びその場に立たせると、土御門は両手で阿久津の肩を掴んだ。


 頭はぐらんと下に向いており息は荒く、阿久津はそんな土御門の様子がこれから自分に噛みついてきそうなゾンビのように見えているのだった。


 しかし土御門は正気を保っているようで、少しずつ頭を上げながら阿久津と目が合ったタイミングで細々と声を発した。


「阿久津君、怜治さんの勘は正しかったぞ」

「―――はい? なんで今怜治さんの話が出てくるんですか」

 きょとんとしている阿久津を置いて、土御門は話を進めた。


「犬神は、存在しているんだよ。猿神もだ。そして犬神、こいつは怜治さんの言うとおり、人間の味方なんかじゃなかった」


 土御門は一呼吸置いて、一気に言い切った。


「あいつら二匹の神は、グルだったんだよ! 何百年も、手を組んで日柱村の人間を狩り続けていたんだ! 大門家も、日柱村の人間も、全員騙されていたんだよ!」


 阿久津は狂気的な目で訴えかける土御門を前に、言葉が出なくなっていた。

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