第九話
「この夫婦、書類上では娘どころか子どもが一人もいないんですよ」
頭を搔きながらそう話す蘆屋を前に、二人は言葉を失っていた。
「本当に、いないんですか。あくまで書類上では、という話でもなく?」
土御門が食い下がって蘆屋に問い詰める。
「勿論僕も書類だけ見てこんな報告してるわけじゃないですよ。ちゃんと実際に電話しました。初っ端で魚谷だと名乗ってましたし、間違いないです。子宝には恵まれなかったんですって悲しそうに言われて、僕もちょっと申し訳なくなっちゃったんですから」
土御門は唸って少し首をひねると、蘆屋に「最後に」と質問を重ねた。
「彼らの年齢を教えて貰っても良いですか」
「え、いいですけど―――どうだったかな、確か二人とも三十後半くらいだったはずですよ。もうすぐ四十だし、そろそろ一人目ができてくれれば、なんて言ってましたし。ああ、奥さんの方がね」
それを聞くと、土御門はスイッチを切り替えたかのようにすっと顔を上げ、阿久津に「メモ出して」と指示を出した。
「阿久津君、少し調べ物をお願いしたい。私はこれからこの事件の後始末をした後で、蘆屋警部と魚谷夫妻の元へと向かう。その間、阿久津君にはあることを調べておいて欲しいんだよ。それをメモして欲しい、いいかな?
阿久津君にはね、猿山市の郷土資料館に出向いて猿神の伝承について調べて欲しいんだよ。無いなら無いで良いから、とにかく猿山市側になにか伝わっている話があるかどうかを調べて欲しい。それが大門家で聞いたことと同じなら、それはそれで良いからさ」
猿神の伝承―――俺もちょうど気になっていたところだ。阿久津は自分の思惑と土御門からの指示が噛み合って少し心が躍った。
しかし、まだ自分が見つけた歯形の特徴は土御門に話していない。それなのになぜ土御門は自分にそのことを調べさせようとしたのだろう。無性に気になったが、少し考えたところで阿久津は深追いするのをやめた。
「わかりました。その郷土資料館ってのはどこにあるんですか」
「郷土資料館ってのが僕が思ってるので合ってるなら、うちの警察署のすぐ近くにあるはずだよ。ほら、警察署の前に唐揚げ屋さんあるやろ? あそこの道をまっすぐ行ったところの、公園の隣だ―――まあ調べたら分かると思うわ」
蘆屋の説明は雑そのものだったが、それだけでも阿久津は大体の場所を把握していた。猿山警察署は何度か出向いたところがあるし、その度に警察署前の唐揚げ屋さんにはお世話になっている。
「分かりました、ありがとうございます。じゃあ早速―――」
「阿久津君、君免許持ってるだろう? これ、車の鍵。はちゃめちゃに遠いわけではないけど、近くもないから車使いな。くれぐれも事故らないでね」
「じ、事故りませんよ、大丈夫―――大丈夫なはずです。鍵ありがとうございます」
阿久津は目を逸らしながら土御門から車の鍵を受け取った。最後に車に乗ってから少なく見積もっても一年は経っている。阿久津は頭の中で運転席に座ってから発車までにすることを順番にシミュレーションしていた。
「それじゃ、行ってきます、そちらもお気を付けてー」
大きく手を振って車の方へと向かう阿久津を、土御門と蘆屋も小さく手を振って見送った。蘆屋は「僕らより君の運転の方が不安やけどな」と呟いていたが、土御門は聞こえなかったふりをした。
「ってか土御門さん、魚谷夫妻のとこ突然行くって言ったって、無理ですよ。アポも取ってないし」
「今日土曜でしょう? 共働きだったとしても、夫婦のどちらかさえいれば良いんですから。ほら、アポ取るならそれは車の中で私が取るので、まずは現場の後始末だけ手っ取り早く終わらせますよ」
「ええ―――分かりました、分かりましたよ。じゃあここの締めはあいつに任せるかなあ―――」
ブツブツ言いながら警官の束に向かっていく蘆屋を横目に、土御門はそこらの家の窓に目を向けた。先ほどから感じていた視線の主が、土御門と目が合ったことで顔を引っ込めた。
この村の人間にとっての土御門巡査部長は、少し前まで何かあったら真っ先に頼るべき存在だったはず。しかしそんな信頼なんてものは一つの事件をきっかけに泡のように弾け、今はもうどこにもない。
いや、元々泡のように脆弱なものだったのだろう。なんてったって彼らの信頼は張りぼてだったのだから。
土御門は刺すような視線には目もくれず、今やるべき事に注力することにした。
ここら辺だよな―――?
阿久津は危うい運転で公園の周りを走っていた。
雑草が生い茂る公園は割と大きく、草野球くらいならできそうなほどの広さだった。現に活発な子ども達が笑顔を貼り付けて公園内を走り回っている。
例の唐揚げ屋さんから横道に入り、まっすぐ来たところで公園を見つけたまでは良かったが、例の郷土資料館がどれかが分からず、既に阿久津を乗せた車は三週目を向かえようとしていた。
とうとう阿久津は無駄に車を走らせることに嫌気が差して、道中にあった猿山市立図書館という建物の駐車場に車を停めた。
レンガ造りの外壁は焦げ茶色で染まっており、それは元の明るい茶色に何年もかけて黒ずみが積み重なった結果のようだった。端の方は蔓のような植物が壁を這ってきており、見ている者にさらに何十年もすれば図書館全体が飲み込まれるのではないかという想像をさせるほどだった。
しかし建物自体はとても大きく、阿久津はもう調べ物はここですればいいか、とさえ思うほどだった。これだけの図書館なら、きっと中にそれっぽい書物もあるはずだ。
そうだ、中に入って郷土資料館の場所を聞いて、そのついでにこの図書館にもそういう資料がないか聞いてみよう。それなら一気に二カ所で調べ物ができる。そう思った阿久津は真っ先に正面出入口を探した。
壁伝いに歩いて行くと、何人かの人が出たり入ったりしているのが視界に入った。
きっとあそこだ。
阿久津が出入口に着くと、思っていたよりも大きな自動扉が阿久津を迎え入れた。警官が図書館に入っていく光景はやはり目立つようで、阿久津にも周囲からの目線が自分に集まっているのが分かった。
中に入って阿久津が首を回していると、受付口の方がざわついているのが目に入った。悪いことをしたな、と思いながら、阿久津は図書館の全体を見回した。
館内いっぱいに敷き詰められた本棚はどれも背が高く、それぞれ本がみっちりと詰められている。それは名前やジャンルで区分けされているようで、新聞などが並んでいる棚の近くには学生が自習で使いそうな机が並んでいた。
二階にもいくつか本棚が並んでいたが、それらは一階のものより高さがなく、その代わりいくつかのコーナーが設けられているようだった。年齢層が低い子らの為だろうか、その一角には飾り付けされたものもあった。
それ以外にも二階には個室のようなものもあるようで、そこには転々と明かりが灯っていた。
「お待たせしてすいません、館長の
小学生以来の図書館に魅入っていると、図書館の責任者が阿久津の前に立っていた。どうやら自分の姿を見たスタッフが急ぎで館長の長尾を呼んできたようだ。
長尾と名乗る男は全体的に丸っこく、短く整えられた白い髪と髭が特徴的な男だった。目元は優しく、地元の子ども達に好かれているところが容易く想像できる。
「ああ、こちらこそすいません。急に驚かれたでしょう、お騒がせしました」
「いやいや、全然大丈夫ですよ。それより、わざわざ警察の方がどうしてこんな図書館に? 何か調べ物でしょうか」
「そう、そうなんです。俺―――いや、僕、この辺にあるという郷土資料館を探してまして、同時にそこで調べたいことをこの図書館でもちょっと調べられたらなーって思ってて―――」
阿久津が自分の一人称を改めながらそう言うと、長尾は驚いたようにのけぞり、その後で阿久津をみて笑った。
「そういうことでしたら、一石二鳥でしたね。郷土資料館はうちの図書館の一角を占めているコーナーのことを言うのですよ。どうぞ、私がご案内します」
目を丸くしている阿久津を置いて、長尾は軽い足取りで二階への階段へと向かっていった。郷土資料館―――確かにこの辺で資料を取り扱っているのなんて図書館くらいのものか。今になって気付いた阿久津はとにかく小走りで長尾の背を追った。
「ここです、うちの市の郷土資料館。人呼んで猿山市コーナー。どうです、ここは結構博物館っぽくて好きなんですよ、私」
そう言って首を回していた長尾の言うとおり、ショーウィンドウのようにガラス張りになっている部分や、資料が並んでいる本棚の隣に置かれた謎の石など、その場所は本当に博物館を切り取ったような空間だった。
そしてこの郷土資料館はついさっき阿久津の目に入っていた、飾り付けされていた一角に他ならなかった。
「ほんとだ、すごいっすね。僕が普段いるのは日柱村の駐在所なんで、こんなに猿山市に溢れた空間は新鮮です」
「そうですか、日柱村の。てっきりそこの警察署の方かと思ってました」
「ははは、そうだったら良かったんですけどねー」
話に花を咲かせながら、阿久津はその空間に並んでいたものに目を通していた。
猿山市の語源などがまとめられた大きなレポートに、既にボロボロになっている書物。部屋の至る所には、何かのキャラクターのようにデフォルメされた大きな猿のようなものまでが、でかでかと飾られていた。
「そうだ、ところで警察さん―――」
「阿久津です。巡査ですし、阿久津さんとでも呼んでください」
「ああ、はい。では阿久津さん。ここには一体何をお調べにおいでになったのでしょう」
阿久津はその場にあった"さるのかみさま"という絵本を手に取った。
「猿山市に伝わる伝承―――主に猿神について、詳しく知りたかったんです。日柱村に伝わる犬神様の伝承はある程度聞いたんですが、そこに猿神様の話は少ししかなかったんです。なので、ここに来ればなにか分かるかなと思って」
「なるほどなるほど、そういうことでしたか―――それなら私にお任せください。なんてったって、猿山市に伝わるこれらの文書全てに目を通し、このコーナーを作ったのは他の誰でもない、私ですから」
長尾は胸を叩いてふんぞり返った。ここに展示されている内容については相当な自信があるようにみえる。
これはいい、わざわざ資料とにらめっこせずに済みそうだ。阿久津は長尾には見えないように、にたりと笑った。
「それはありがたいです。ぜひお願いします」阿久津は本を元あった場所に戻した。
「はいはい、お任せあれ。で、お話しするにあたって、先にその犬神の伝承とやらをお聞かせ願いたいのですが、よろしいですか」
「ああ、それは勿論。これは、犬神様の祠を未だに管理されている一族の方に聞いた話なのですが―――」
阿久津が話し始めると、長尾は目をつぶってひたすら頷いていた。所々引っかかるところがあったのか、眉にしわを寄せて首をかしげることがあったが、それでも話を止めることはしなかった。
「―――という訳なんです。今話したのがその怜治さんという方の話でして、これで聞いた話は全部って感じですね」
「そうですか、そうですか。確かに猿神に関して語られている部分はほんの少しでしたね。これでは物足りないのも分かります」
「そうなんですよ。それで猿山市に伝わる猿神の話を聞きたくて」
しばらく首を縦に振り、ようやく目を開けた長尾は阿久津の方を見て嘲るようにして笑った。
「それは勿論いいんですけどね、実を言うとうちの伝承に犬神とかいうのは出てこんのですよ。それでもよろしかったですかね」
「え―――? それってどういう―――」阿久津は目を丸くした。
「そのままの意味ですよ。猿神の伝承は、確かにあります。ですがその中に犬神どころか、犬という文字すら出てくることはないんですよ。一切ね」
どういうことだ、阿久津は内心焦っていた。
犬神に関する伝承が"ほぼ"ない、とかならまだ納得はできた。現に日柱村側では猿神はただ人や獣を喰らう悪神としか語られていなかった訳だし―――しかしそれが全く登場しない、となると、阿久津の中で一気に二つの伝承に対しての信憑性が揺らいでしまう気がしたのだった。
しかし、これらも全て聞いてみないことには始まらない。阿久津は冷や汗を隠しながら長尾に話を催促した。
「分かりました。それでもいいので、聞かせて貰えますか」
「良いでしょう―――あとすいません、もう一つ。一応お聞きしますが、阿久津さんは元々日柱村出身の方ではない、という認識で良いんですよね」
「―――? はい、そうですが」
「なら大丈夫です。日柱村出身の方となると少し胸糞の悪い話も伝承にはありますのでね―――ああ、勿論そんな闇の深い部分はここらに展示していませんよ。こんなことを広めるなんて、猿山市と日柱村の亀裂を生もうとしているようなものですから」
「はあ―――」
疑問が尽きなかった阿久津だったが、それは話を全て聞いてから考えることにして、阿久津もさっきまでの長尾のように話を聞く体勢を整えた。
長尾は少し咳払いをすると、数ある展示に触れながら話を始めた。
「猿神の伝説は非常に古いところから来ています。何百年前、など正確なことは分かりませんが、猿山市と日柱村が二つに分かれていなかったくらい前からなのは確かです。
この地域が猿山、と名付けられたのは猿神の伝説が所以で、日柱村というのは、その伝承のせいで生まれた被害から取った名前ですからね。
そういえば、犬神の伝承を話していただいたときに、猿山という名の由来はお話になっていましたが―――日柱村の名前の由来はご存じで?」
「いや、知りません―――犬神がいるのなら犬系の名前で良いのに、と思ったことはありますけど」
「なるほど、分かりました」
長尾は「そうですね―――」と、どこか話すのをためらっているように展示に目線を外しながら言葉を続けた。
「ある時を境に猿神が猿手山を縄張りにしました。それから猿神の伝承は始まることになります。
猿神が人も喰らう神だということはご存じの通りなのですが、大昔の人達はその被害を―――ある意味で受け入れていたのですよ。文化の違いでしょうか、彼らは猿神による人喰いを"仕方のないもの"と捉えていたそうです。
しかしそんな彼らも自分らの中から頻繁に人が喰われるのは厄介だったそうで、猿神の被害を抑えるためにあることを思いつきます。それが
「生け贄―――」阿久津は口から漏れるように呟いた。
時代が違うとはいえ、その響きは現代に生きる阿久津にとっては気持ちの良いものではなかった。
「そう、生け贄。しかし実際生け贄を取るにしても、当時の猿山市の人間達はあることに困ります。それは"誰が人質になるのか"という問題です。誰だって人質になるのなんて嫌ですよね。それがきっかけで猿山市を取り仕切る人間達が揉めたんです。
―――ここからが胸糞の悪い部分なんですが、上の人間はある非人道的な方法でこの問題を解決したんです。それが身分の低い人間達で人質用の村を作り、猿山市を二分化するというものだったんです。その村、というのが今の日柱村というわけです。
今では日柱村、と呼ばれている村は当時、
阿久津は言葉を失っていた。日柱村をひはしら、ではなく、ひばしら、と読む違和感の正体を知ることができたのは嬉しいことなはずなのに、阿久津の気分はまるで商業用の蚕の生態を知ったときと同じような、どこにもぶつけることのできない怒りのような気味の悪さでいっぱいだった。
「ですがこれも昔の話。ここから時が流れ、人々の価値観も変わっていきます。それから何年経ってからなのかは分かりませんが、いつの日か日柱村の人々はその待遇に不満を持ち、猿山市の人々もその風習に疑問を持つようになったそうです。
そうして猿山市と日柱村の人々は結託し、その風習に歯止めをかけた。そうしたことで起こるだろう災厄は、お互いで慰め合おう。そう誓って。
しかしどうでしょう。それから被害はあるにはあったものの、どんどんとその数を減らしていったのです。そしてあるとき、ぱたりと猿神による被害はなくなったのだとか。市の人間はそれを猿神の慈悲と捉えました」
なるほど、大門家に伝わっていた犬神の登場がちょうどこの時期なんだな。阿久津は大門家での話を思い出しながら長尾の話に耳を傾けた。
「それはそれは皆喜んだそうですよ。市をあげてお祭り騒ぎだった、なんていう伝承すら残っているほどにね。そりゃそうなりますよね、それまでの記録はただ怯えるものばかりだったのですから。
いつ誰がどこで喰われるのかも分からず、道を歩けばどこにボロボロの死体が落ちているかもわからない。そんなの狂気の沙汰です。
それからというもの、猿山市の人々は猿神を恐れつつも、怒らせないようにこうして親しみやすい形として広めていったのです―――まあ今の市民の中で知っている人の方が少ないでしょうけどね」
阿久津はその"祭"という言葉が引っかかり、長尾の話に待ったをかけた。
「すいません、そのお祭り騒ぎとやらは日柱村の村人と一緒に行ったりしなかったのでしょうか。だって一度は結託したんですよね、なら―――」
「阿久津さん。この時代の人々には、まだ過去のあのことが言い伝わっていた、と考えればどうでしょう。被害がなくなった、とはいっても、一緒に喜ぶ訳にはいかないのではないでしょうか。
まあ猿山市と日柱村の軋轢がいつなくなったのか、は私にもよく分かりませんけどね」
「確かに、それはそうですよね。抜けてました」
つまり結託したその一瞬以外、猿神の被害がなくなるまで村と市ではほぼ交流がなかったわけだ。犬神の伝承が市に伝わらなかったのはそれが所以なのだろう。
しかし被害がなくなった原因が猿神の慈悲、とはなんとも都合の良い解釈なことだ。これならまだ、実際に被害に遭った怜治さんの話の方が信憑性があるような気がしてくる。
阿久津はそう思いながらも、気になったことを続けて聞いた。
「あと、もう一つ。数年前に、猿神による被害と似たような不審死が起きたのを知っていますか」
「ああ、日柱村でそのような被害が繰り返された、と。私も耳にしていますよ」
「その件については、どのようにお考えなのでしょうか」
阿久津の問いに、長尾はまるで関係のないことで責任を負わされた政治家のように、そっぽを向いて答えた。
「まあ、あの事件の前に土砂崩れがあったそうじゃないですか。それで山が削れて、猿神も大変だったのでしょう。被害が出たのは心が痛みますが、猿神のすることに我々が口を出すことは無意味ですのでね」
阿久津はその瞬間、疑いだったものが確信に変わった。
なるほど、この市の中核を担っているもの達は今も昔も、狂っているのだ。自分たちを守るために人質用の村を作り出したときと変わらず、今でもどこか自分たちは安全だと思っている。だから猿神に対して親しみを抱くなんてことができるのだ。
それに気付いた途端、阿久津はすぐにでもその場所から離れたくなっていた。
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