なんと闇深く罪深いことでしょうか。彼らは深い業を背負うべきでしょう。正視できない所業です。日々これを目の当たりにして神経や精神が狂わないわけがありません。かといってカイセに同情はしませんが。ベクトルは違えど彼も狂人であることには変わりありません。
これほどまでの描写をされた那智様の御心が少し心配です。
作者からの返信
ブロ子さん
いつも応援していただいてありがとうございます。
このお話を書くにあたって取り寄せた参考資料があります。それを読むと環境さえ整ってしまえば元が善良な人間でも命を奪うことに何の呵責も感じない悪魔へと容易に変貌してしまうということがよく分かります。
ちなみに当時のドイツ国内の医師の半数がナチ親衛隊だったようですね。
罪を憎んで……では済まされない大罪ですが、やはり歴史のうねりの中で生じた悪鬼の仕業だったのではと考えてしまいます。
ご心配いただいて恐縮です。
でも那智は大丈夫ですよ。
七倉さんのコメントのお返しにも書きましたが、好きなアニメでも観て癒されておきますので^ ^
キツい話はしばらくお休みですので、よろしければまた読んでやってくださいませ。
編集済
これはすごい……描写がすごい濃密で、当時のドイツの陰鬱な雰囲気がガツンと入ってきました。ドイツ編に入って雰囲気がガラっと変わりましたが、私はこの雰囲気大好きです。
当時のナチスドイツと対比されたことで、カイセの狂気がより鮮明になってきたように思います。第二次世界大戦が始まって、これからどうなるのだろう。
続き、楽しみに待ってます!
作者からの返信
火乃玉様
いつも応援していただいてありがとうございます。
雰囲気を気に入ってくださって嬉しいです。
でもグロな描写の連続で皆様、食傷にならないかとても那智はとても心配しております(なら、書くなよ^^;)
仰るとおりカイセの狂気と当時のナチスドイツ全体の狂気の異質さを醸し出して鮮明さを出すのがこのお話の狙いです。
次回は大戦勃発後のカイセとその出会いになります。
よろしければまたお付き合いくださいませ。