編集済
「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。」
と云うとき、
「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」
老師の格言です。
カナタは去りましたが、これからは彼らの手で平和を続けていくのでしょうね。
完結、おめでとうございます。
読みごたえのある物語をありがとうございました。
作者からの返信
るしあん様、コメントありがとうございます。
「釣り方を教えれば」は老子の言葉ですよね。
奏多はこの世界から去りましたが、釣り方は教えてもらえましたからね。
あとは実践の機会を求めて大陸外へ打って出るか、大陸の平和統治のために兵法を応用していけるか。
完結祝いありがとうございました。
できうるかぎり読みやすい文章を目指しましたが、スラスラとお読みいただけたようで何よりです。
御作『異世界忠臣蔵』に★レビューを付けておきました。
時間がかかって申し訳ございませんでした。
再び開いた空間の歪み。このタイミングでそれが起きたということは、カナタがこの世界でやることは終わったという証拠なのかもしれませんね。
カナタはこの世界から去ってしまいますが、彼の功績、そして残した兵法が、これからも根付いてくれますように。
作者からの返信
無月兄様、コメントありがとうございます。
奏多もこの世界での一定の役割は終えましたね。
ただ、それでもこちらに残る選択肢自体はあったのです。
ですが、やはりこの世界からすれば異物であることに違いはありません。
空間の歪みがいつ訪れるかわからない以上、元の世界へ戻るほうがよいとの判断ですね。
一度この世界に必要とされたのなら、これから先また奏多を必要とするときはまた空間の歪みが発生するだろう。という打算も込みですが。
兵法は四大国に受け継がれ、大陸の平和に寄与するのであれば、奏多がいなくなってもだいじょうぶ。
奏多の成した功績もきっと後世に語り継がれるでしょう。
そしてまた必要となったとき、奏多が選ばれるとは限りませんが、誰かがあちらの世界へと旅立つことでしょう。
最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。
カイ.智水 様
完結おめでとうございます! 雷魔法を水魔法で封じるっていうのは、水属性の敵には雷魔法が効果が高い、という発想と真逆でしたが「なるほどー」と思いながら読んでました。戦い方次第ってこういうことなのかなーと思いました! 面白かったです!
ではでは完結おつかれさまでした!
作者からの返信
冴木さとし様、コメントありがとうございます。
雷属性は水属性に対して漏電で威力を増す。つまり漏電をどうコントロールするかでどちらに有利になるかが決まるのです。
このあたりは陰陽五行説の相剋、反剋の思想を混ぜています。
いろいろな思想を取り混ぜて世界観を構築しています。
ねぎらいのお言葉、ありがとうございました。
まさか、あっという間に帰って終わるとは!
驚きました。空間のゆがみの向こうにあるのが、果たして元の世界なのか、またほかの世界なのか分からないという余韻が良いですね!
世界を渡れるのはカナタだけの模様。すべきこと(兵法を伝える使命)を果たしたら、世界を離れる運命なのですね。
作者からの返信
綾森れん様、コメントありがとうございます。
今回の異世界転移は「張良」にヒントを得たんです。
張良も漢の高祖・劉邦が楚漢戦争に勝利してから、表舞台から姿を消して、二度と現れなかったそうです。神仙の道に進んだとされています。
だから、もし「張良」なら、統一の大仕事を終えたら、その世界には未練がなかったのではないか、と。
ただ、奏多がこれからどこへ向かうことになるのかは誰もわかりません。
そもそも奏多は「空間の歪み」が見えて、そこに踏み込むことができる人間で、その「空間の歪み」はつねに現れるわけではありません。
デュバルのいうとおり、求められているのなら、行くべきではないか。
それが元の世界であっても、まったく新しい世界であっても、そしてこの世界の別の大陸に行くのであっても。
そこは詳しく書かないほうが続編も作れそうでいいかなという打算も込みです (笑)
これまでご声援頂きまして、誠にありがとうございました。
完結、本当におめでとうございます。お身体の調子が本調子でないところ、よく完結されることができたと存じます。その努力に敬服いたします。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
なんとか2本目も完結まで到達しました。
やはりヨム活をしながら3本目は書けませんでしたが。
まあ次回はきっちり準備して三本の矢で挑みたいところです。
まさか旧年に「頭もやもや症状」が出るとは思わず。あれでだいぶ執筆が苦労しました。
一度書いたシーンやセリフが別のシーンやセリフで出てくることが多くて、正直気持ちが折れかけました。
でも、なんとか微修正を加えて全体の物語はなんとか形になったと思います。
今回の反省会をしっかりして、次回作に取り入れられたらと存じます。
これまでのご声援、誠にありがとうございました。
焼き討ちからの水攻め。やられた方はたまりませんけど、これは戦。情けは無用ですし、人的被害を最小限に抑える方法ですね。
奏多の筋書き通り、各国の力を並ばせる事で争いを無くしましたが、今後どうなるか。
願わくばこの平和が、長く続きますように。
最後はあるべき場所に帰る。
本当に帰れるかは行ってみるまでわかりませんけど、例えどこに行こうと奏多ならやっていけそうです。
異世界に降り立った軍師の物語、完結おめでとうございます!(^^)!
作者からの返信
無月弟(無月蒼)様、コメントありがとうございます。
火攻めからの水攻めは、最強コンボかなと思います。
魏の曹操を破った赤壁の戦いが火攻め、呂布を下邳で降したのが水攻め。
中国史を見てもこれだけ鮮やかに計略がハマった時代はないかなと思います。
それも各国に「孫子」の兵法があったればこそ、ですね。
スタニスラフは張良で兵法が止まっていたので、裏をかかれた形になっています。
果たして奏多くんはこちらの世界へ戻れるのか。
新たな世界へと渡り、また兵法を伝授して回るのか。
決めないほうが余韻があっていいかなと思いました。
長編の一気読み、お疲れ様でした。そして誠にありがとうございました。
★レビューも賜り、恐悦至極に存じます。