編集済
完結お疲れさまでした。
瑞香さん、憐れに思われる必要のない、強い女性に自らなりましたね。
愛のあるラスト、今後の遊楽先生との関係も想像させてくれて、味わい深いものでした!
作者からの返信
鐘古こよみさま。
瑞香、護ってもらうだけの存在から、自ら選び取って歩いてゆく女性となりました。ですが、もともと、心の中にはあったのです。強い瑞香が、あやかしの心が。身体が弱いのだからそうあるべき、という縛りを解いたのが遊楽だったのです。
瑞香と遊楽、プロローグのようなことを繰り返しながら、ずっと暮らしてゆくのでしょう。瑞香の選んだ、深く昏い闇なのに、この上なく幸福な、あやかしの道。
最後までお付き合い、ありがとうございました!
こんにちは。
ふう、りるるさん、瑞香さん。ふたり、ひとつ。誇り高く、美しい生き物。
主と愛し合い。鬼の力を己のものとし。
最後はドキドキしながら一気読みしました!
牡丹さんも、本当に好きだった。
その気持ちが、切なさとして残ります。
瑞香さんの、「わたしの男に手を出すんじゃ……」の台詞、バチッと決まってました!
完結お疲れ様でした!
作者からの返信
加須さん。
瑞香と、りるる。ふたりでひとつ、どちらも、互い。
このあと瑞香は、あやかし状態のときはりるると名乗ってゆきます。プロローグのようにです。
が、実は自意識は瑞香のままでして、照れ隠しと、遊楽先生に迫りやすいのでそうしている、という裏設定もございますーo(^▽^)o
牡丹も愛してくださってありがとうございます。
わたしもお気に入りキャラです。
幸せになればいいなあ。続き、書いてあげたいな。
最後までお付き合い、ありがとうございました!
編集済
つよくなった瑞香、素敵です。いい腹パンでしたね。遊楽先生、かじられながらも飄々としていそうでちょっと可笑しい。
みずから望む心というのがやはりいちばん強いわけで(私が今載せてるのと、いろいろと被っているんです……方向性はかなり違うけど)
この世界を感じられてよかったなと思います。完結お疲れさまでした!
追記
被っているのは私、嬉しかったんです!
似たような事を夢みるなんてすごいなあ、て。
(私が書いたのは、殺されて生き返らされて所有物のように主張され、溺愛……というのですw)
作者からの返信
山田とりさま。
瑞香さん、いま腕力ゴリラ状態なので、たぶん軽く小突いただけだと思いますが、花神巫でなければ大変まずいことになったと思われます。
ああっ、被ったところ、ありましたか…… (ー_ー;) ごめんなさい、でも、それぞれの世界で、描きたいものが一緒だったというのはすごいことだなって思います!
最後までお付き合い、ありがとうございました!
完結おめでとうございます!
今作はバトルシーン満載で、花神巫とあやかしたちの躍動感が素晴らしかったです。
牡丹さんがじわじわ闇に染まっていく過程とか、瑞香さんが自分の人生とりるるを受け入れていくシーンは、いち様の筆の一番光るところ。うっとりと拝読いたしました。
遊楽先生は最後まで完璧に格好良かったけど、これから瑞香さんに齧られて骨抜きにされていけばいいと思います!
伴走した福山様の二次創作も、ちょっとお変態で、かなりハートフルで素敵でした。利蔵さんは、ここで元気な瑞香さんに会えたからもう本編では触れなくてもいいかなってくらいの満足感がありました。
お二人とも、お疲れ様です。
楽しい物語をありがとうございました!
作者からの返信
月子さま。
先にへんなこと言わせてください。
月子さまのコメントが大好きです。好きっていうのはダメで、ほんとうはひたすらお礼申し上げるところなのでしょうけれど。
とにかく、素敵。言葉えらびも、使い方も、こめられている気持ちの表現も。大好きです。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました!
ふくやまさんのは、本編より泣いたと思うので悔しいほどです!!!
うにゃーっ、御屋形様も遊楽先生もお仕置き……はこの位で。
完結、お疲れ様でした。素敵な物語をありがとうございました!
福山様劇場の大団円と合わせて大満足。贅沢な一時でした~。
作者からの返信
@hikagenekoさま。
祢禰さまも遊楽先生も、楽しんで罰されているので大丈夫ですよ! お財布が続くかぎりは! このあと、くび、齧られますけども!
最後までおつきあい、ありがとうございました。
編集済
2次創作「沈丁花は井戸端会議を所望する」 エピローグ
「……俺は幸せ知らない、いや、いらないという方が正しいのかも知れない」
薄く開いていた遊楽の瞼が、下ろされた。
「だが、君が望むなら、俺は必ず幸せを探そう。君が望むなら、俺は生まれ変わり、君も生まれ変わり、幾千万の時を過ごし、いつの日か同じ時代で再会し、互いを見つめ、今とは違う形で、共に気楽に暮らそう……」
「死にゆく男の指は女の頬をなぞる。優しく、ゆっくりと。この世界で最も愛おしい人を、この世界で最も大切な人を、この世界を越えて愛すると誓った人を……」
「ちかっだ……ひとを、と」
瑞香はすっかり慣れた書付を忙しく繰りながらさっと書きあげた。
途端、扉が勢いよく開いた。
牡丹「もう! 先生! こんな日に何を瑞香さんにさせているんですか!」
轟天丸「ふしゃぁあ!」
遊楽「ぬ、何か問題でもあるのか?」
牡丹「いやいやいや、問題しかないですから! 早く二人共準備をして下さい!」
遊楽「せかしい奴だ。なぁ、そう思わないか、轟天丸?」
轟天丸「ふしゃ?」
とそこに表からも声が轟いて来た。
車夫のすけろく「うおおおおぃ、だ、大丈夫か、おとっつあん! 今からそんなに泣いてたら、本番前に干からびちまうぞ!」
利蔵「うおぉおおおおおい、おいぉい、おおおおおおおんん!」
車夫のごんろく「あにきぃ、泣きてぇときは俺の胸を使えって、いつも遊郭でいってるじゃねぇですか、ここはあにきの胸で泣かしてやったらいいんじゃねぇですかい?」
車夫のすけろく「おっし、おとっつあん! 俺の胸で泣いてくれ、ってこの馬鹿野郎!」
車夫のごんろく「いてっ! あにきぃ、思いっきり殴ったよぉおお!」
利蔵「うおぉおおおおおい、おいぉい、おおおおおおお、ぶえええええん!」
柳太郎「あの、祢禰さま……」
祢禰「なんじゃ?」
柳太郎「変じゃないですか? なんで僕と祢禰さまが仲人でいいんですか? おかしくないですか! 何か間違ってませんか!」
祢禰「なにがじゃ? 男が小さな事を気にするでない、狼狽えるな!」
柳太郎「だって! 百歩譲って仲人としても、なんで僕だけ河童の恰好なんですか! 僕は普通に紋付き袴の正装が着たいです!」
祢禰「何を言う! 瑞香の笑顔がみたいじゃろうが! 余興じゃ、余興じゃ、いいか、必死で盛り上げねば、死にたくなるほどの折檻をするからのぅ、にゃははは!」
柳太郎「ひぃいいいいいいいいいいいいいいい!」
再び室内では牡丹の剣幕も落ち着き、いそしそとせわしなく動いていた。
牡丹「では、私は一足先に行って段取りの確認をしておきますから、先生も瑞香さんをしっかりエスコートして、すぐに来て下さいね、轟天丸、二人を頼んだぞ!」
轟天丸「ふしゃぁあ!」
慌ててかけてゆく牡丹の背を見て、遊楽は肩をすくめた。
遊楽「せわしない奴だ。だが、そうだな、瑞香君、そろそろ行くとするか」
瑞香「はい、先生」
睦まじくを遊楽が瑞香の手をそっと優しく取り、二人は表に待たせてあった俥に乗り込んだ。今日はめでたき門出の日。祝いの空はどこまでもすっきりと澄んでいて、穏やかな陽光がぽかぽかと降り注ぐ。出会いから数か月、5月の爽やかな風を帯びた鬼灯亭が、幸せそうな二人をそっと見送る様に佇んでいた。
2次創作「沈丁花は井戸端会議を所望する」 完
壱さんへ
完結おめでとうございます。
僕の勝手な我儘で始めた2次創作を残してくれて、ありがとうございました。そして物語へのコメントを申し訳ないけど、ここにまとめて記します。
「すごく、良かった、さいこー!」
愛してしまう素敵な世界をありがとう、そしてお疲れ様でした。
2024,1,29 福山典雅
作者からの返信
福山さま。
そして、エピローグ。
本編より泣けるコメント欄ってわたしはどうかと思いますよ(泣)
なんかもう構成めちゃめちゃうまいし、みんな本編より性格が良く描けて個性的で、最後の瑞香の台詞とか鬼灯亭とか、もうほんと綺麗で。
なんかこれ、独立した作品としてなんとかなんないかなあ……小説として掲載したら規約違反だしなあ。うーん。
……。
そして最後の、ご感想。
えへへ。シンプルなさいこー、ありがとうございます。
しっかり、響いてますよ。
長い物語、最後までお付き合い、そうして素晴らしい二次創作、ありがとうございました。
ゆっくりになってしまいましたが、完結まで読ませていただきました。
面白かったです!
瑞香、牡丹さん……に限らず、もう最終的には登場人物みんな好きです!
そして、これほど完成度の高い作品を書ききった壱単位さんはすごいです!
素敵な時間をありがとうございました。
作者からの返信
西之園上実さま。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
途中でなんだか、えっ、という展開になっていたかと思いますが……よくぞ我慢してお付き合いくださいました。感謝申し上げます。
完成度という点では、あははは、という感じではありますが、登場人物はみんなみんな、わたしは大好きです。瑞香も牡丹も、遊楽も、柳太郎も祢禰さまも。彼らを動かして、エピローグまで連れていってあげられたことが今作の収穫かなあと思っています。
ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました!