2次創作「沈丁花は井戸端会議を所望する」
柳太郎「初めてのお使いだ、どきどきするなぁ」
りるる「ふるる、ふるる」
柳太郎「ちょ、お姉さん、こんなとこでなんで寝てるんですか?」
牡丹「あっ、貴様、うちの姉さんに何てエッチな事してるんですか! 警察を呼びますよ」
柳太郎「えっ、いや、僕はたまたま通りかかって……」
遊楽「おぅおぅ、てめぇ、俺の女に手を出しやがったな」
柳太郎「ひぃいいいいいいいいいいい」
遊楽「許して欲しかったら、あんぱん買って来い!」
これが、のちに花神巫の中でも有名な「パシリの柳太郎」誕生の瞬間だった( ;∀;)
作者からの返信
ふくやまさん。
あははは、これ大好き!
パン屋「いらっしゃいま……せ……え、泣いてる」
柳太郎「……あんぱん四つください……」
パン屋「あ、はい、十二銭です……あの、お客さん」
柳太郎「は、はい」
パン屋「ほっぺたに……口紅、ついてますよ」
柳太郎「!?」
パン屋「ちゃんと……謝ったほうがいいですよ……」
その後この街では、柳太郎は女泣かせのサクランボウ少年と呼ばれることとなったのである。
格の違いとはこの事。うはぁ、息詰まる、も実感ありますにゃ。
柳太郎くんは御使いだったのですね。やんちゃが過ぎるなぁ、お仕置きされちゃったけど。
作者からの返信
@hikagenekoさま。
遊楽さんと柳太郎くんでは、役者が違いますよね。
しっかりお仕置きされてしまいました。
べそまでかかされて。
りるるの形が絵となって想像することが容易くなるほどの文章表現……素晴らしい!
今回の話を彩ってます。
作者からの返信
西之園上実さま。
ありがとうございます!
このおはなしは、りるる、妖艶のあやかしの仕草、髪、流し目を描きたかったというだけで始まっております……。
りるるの姿、思い浮かべていただけたのなら嬉しいです。