応援コメント

第3話 選択」への応援コメント

  • 「どうか、願います、娘を、瑞香を、救ってください……」


    名シーンですね。
    というか今回は名シーンしかないw!

    噛みつかれる瑞香に問いかけるところとかほんとゾワゾワしたし、
    りるると唱えた瞬間には確かに鳥肌が立ちました。
    この回はほんと格好いいです。

    作者からの返信

    菅野 事案さま。
    わーい!
    なにかというと、作者自身が、瑞香の「り、る、る」の台詞、ぞくぞく鳥肌立てながら書いてたのです! 伝われ伝われ、って!
    伝わってよかったー つД`)
    ありがとうございます!

  • コメント失礼します。
    第2話まで、と思ったのですが思わず次の話まで読んでしまいました。
    遊楽の雰囲気といい、利蔵の娘思いといい、それぞれの思惑が入り混じっていて、とても惹きつけられるものがありました。おそらく、舞台が明治だからというのも妖が現実味を帯びているんだと思います。
    続きが気になるのですが、本日はここまで。
    また読ませていただきます!

    作者からの返信

    名無之権兵衛さま。
    おっしゃるとおり、わざわざ明治を舞台としたのは、描こうとしたあやかしの艶、夜の昏さ、空気の重さが、明治の夜に合っているのではないかなあと思ったためです。
    そのことがお心に響いたのであれば嬉しいです。
    ぜひ、続きもお付き合いくださいませ!


  • 編集済

    洒脱な文章で雰囲気に溢れ、それでいて長くなく読みやすくって。
    描かれる色々なものへの知識、なじみがあり、それが端的さをともなう風情を作ってらっしゃるのだなと感じました。これはもう、自分にはとても真似できないやつ。
    お話として推されていくだろう情感の、その仔細の部分が自分の好むところとはまた異なったのですが、それでも、自分が及ぶところでないお達者さには敬服いたしました次第です。
    文面の、艶のある端正さもさることながら、序盤のここまでの展開も最高と感じました。風情の個性を全面に出しつつもツカミとして強力で、どんなお話かもよくわかる。
    評の★、心からのものですので、さしつかえなければ受け取ってやってください。

    作者からの返信

    伊草いずくさま。
    たくさんのお言葉、お星さま、ありがとうございます。
    本作はもう、わたしが好きな世界、空気、色を、全力で置いてきています。どろり蕩けて、匂いが立ち上がり、花は視界ぜんぶを覆うのです。読者さまを、そうした世界に置かせていただくことが、わたしの役割と思っております。
    そうした世界に、すこしでも堕ちていただけたのなら無上の光栄です。

  • ほおあああ、、、
    心臓、ぞわぞわします。すごい。

    作者からの返信

    ぴこさん。
    へへ。ありがとうございます。
    けっこうこの回の最後のとこ、好きなのです。

  • 小説書きならではの頭の中の世界で自由に動いてくれる者。自分自身を思い描くって、いいですね。うん、つよい。

    作者からの返信

    矢口こんたさま。
    りるるは、瑞香のなかにずっといた、もうひとりの瑞香です。
    ずっと、ずっと、眠っていました。
    そうして、呼ばれ。


  • 編集済

    瑞香のつぶやきは、そのまま
    壱さんの魂の叫びのように聴こえてきました。

    瑞香が、壱さんの分身であるかのように。

    作者からの返信

    結音さま。
    そう、なのかもしれません。
    瑞香さんが理想とする姿は、わたしの理想でもある。
    勁い身体、鋭い爪、美しい瞳。

  • 物書き志望であるというプロフィールが、こう活きるんですね。
    りるるは彼女自身の想像力から作られたと。

    作者からの返信

    雨蕗空何さま。
    はい、りるるは瑞香がずっと想い描いていた、つよい自分です。
    つよい生き物は、彼女にとっては、尖った耳と長い尾をゆうする、あやかしだったのです。

  • みずから創った姿なんだ!

    作者からの返信

    山田とりさま。
    身体が弱く、自由に走ることすらできなかった瑞香の求める理想の姿なのでした。あやかしと妖異譚好きの、明治のオタク女子ですから。

  • おもしろいですー!!
    やっぱり一気読みがいいのです。
    ためて、また最初から読みます。りるるー!!!!

    作者からの返信

    しまこさん。
    うれしい (´;ω;`)
    うんうん、お好きなときに、お好きな読み方で……!

  • 生かしたい!生きたい!気持ちの強さが見えますね。新しい生命を得て何がこれからおこるのか……(*^^*)

    作者からの返信

    カエデネコさま。
    父と娘、どちらも際のきわで、生命を選び取りました。
    まちがっていようが、自然でなかろうが、生きる。
    それを、選びました。

  • 格好良い。

    随所に香りのエッセンスがあり、3Dないしは4D体感出来る小説。 先生は天才ですか?

    作者からの返信

    かごのぼっちさま。
    わあい、香り感じていただいたのならすごい嬉しいです!!
    そのお言葉は、わたしの文章からいろいろ感じ取ってくださる読者のみなさまにお贈りしたいのです!!

  • ああ…りるるとは、瑞香の自らの望んだ姿だったのですね……

    さあ遊楽先生!彼女の名前を!
    りるしゃんと愛称で!\(^o^)/

    作者からの返信

    八月 猫さま。
    りるるは、瑞香が描いた、ある意味で理想の姿なのです。
    自由に奔って、跳んで、好きなことができる、理想の自分。
    ……りるしゃん!! かわい (^m^)

  • 遊楽との駆け引き。
    瑞香の運命が変わる瞬間。
    その煽動的かつ妖艶に流れるような描写が素晴らしいですね。

    作者からの返信

    刹那さま。
    利蔵は迷いました。
    彼は、なんの心得もない、ふつうの人間です。
    ただただ、娘を失いたくない、それだけの思いでこの状況を招いた、ふつうの、男親です。
    それでも遊楽は迫りました。
    選択しろ、と。
    正しい死を望むのか、摂理を外れた生を、とるのか。

  • おおおおおっ!

    作者からの返信

    とうりさん。
    +:。ヾ(o・ω・)ノ゜.+ ドドドーン!!!

  • ぎりぎりの状況で、魂が生きる事を望んだ。己の姿も描いた、名も決めた、そして……。運命は彼女に何を与えたのだろう( ;∀;)

    作者からの返信

    ふくやまさん。
    瑞香は、選択しました。
    薄れる意識のなかで、明瞭に遊楽のことばを理解していないなかで。
    それでも、新しい生命を受け入れるか、そのことを問われていると、彼女は理解していたのです。
    選んだ、生命は。

  • うわぁ~( >д<)、;'.・
    壮絶で、新たな命が誕生するような光。
    りるる誕生ですね!
    凄いっ。遊楽さんかっこいい!

    作者からの返信

    浬ちゃん。
    あたらしい生命。
    ほんと、その感じです。
    瑞香が描いた、瑞香が望んだ、あたらしい身体。
    それをまとって、生まれ落ちるのです。
    遊楽さん、美麗のおとこですが……実は。